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宗教・哲学・思想を語るスレッド
404
:
脱洗脳願望
:2012/06/20(水) 19:07:31
「影」の理論とヘーゲル弁証法を統合した考え。私の考え。
価値観は弁証法的に発展する。
人間が努力するのはある価値観にしたがってである。人間は「私
はこうあらねばならない」という理想像と共に、「人間はこうあってはな
らない」という否定的像(kkなら煩悩)を抱いて成長する。しかし、否定
像は無意識の中にあって、意識へと割り込もうとする。人格の発展は、
どこまでも理想と否定像の分裂を大きくすることによってではなく、言
い換えるならばどこまでも否定像を抑圧することによってではなく、
否定像を自己の中に取り込むことによって、なされる。「こうであって
はならない」とされた自分が実際には「こうである」ということを受け入
れることによって、価値観は発展して行く。
最後には否定面を自我に統合することによって人格が成熟して行く
が、途中に理想を目指して否定面を抑圧することが無意味になる訳
ではない。それは、価値観の弁証法的発展の途中過程として必要な
ことである。否定面の自己への統合は精神的に苦痛である。プライド
は捨てねばならない。しかし、これを乗り越えることによって人格が
成熟して行く。
最初の理想を描く前が「正」の状態、理想を描き、自己が理想像と
否定像に分裂する状態が「反」あるいは「対立」の状態、否定像を自我
に取り込む状態が「合」あるいは「止揚」の状態である。「正」「反」「合」
の過程を弁証法的発展という。
そして、否定像を自我に統合したあと、新しい価値観ができそれ
によってまた努力して行く。新しい価値観によって、また自己が理想
像と否定像に分裂してゆく。価値観の弁証法的発展は一度だけでな
く何度も繰り返す。
価値観の弁証法的発展を促進するためには、今の自分の抱いて
いる価値観は絶対的なものではなく、今まで自分が経験した限られた
範囲の認識に基づいた相対的な価値観であると認識しておくことが
要求される。
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