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宗教・哲学・思想を語るスレッド

40玄道 ◆xvhaSPKbVw:2011/01/15(土) 18:30:21
玄學として捉へた「歸幽の直後」の状況

しばらく中斷して居りました玄學シリーズを再開します。
出典は同樣に『紫龍仙道人 修道之玄意』です。

「死の關門を通過した死者當人も、死と言ふ道程による物質的肉躰より離脱の衝撃と、
靈質系靈躰人類に化生(なり)たての靈躰意識が不明瞭のために、暫くの間は朦々朧々たる
夢心氣の状態であるが、在世中に正眞の信仰心を有せる死者の靈躰意識は、當人の靈格高下
相應に明瞭の場合もあるが、普通一般の死者の靈躰意識は全く不明瞭の状態である。」

ここから古神道獨特の捉へ方になります。

「歸幽者・個人的の色々な事情によつて、各人相應の遲速の差異もあるが、普通一般的には、
靈躰と肉躰の分離後、歸幽者は直ちに當人の在世出生地、又は在世住地を司る産土司命神の
幽宮に伴はれて、歸幽後、約十日間は産土司命宮に於いて、當人の在世中に於ける諸種の
善惡の行積は、如何なる微小なりと雖共、絶對に過誤なく洩れ落つることなく、破魔顯正の神鏡に
あたかも映畫の如く映像されて調証されるのである。・・・が、・・・是れは當人の心に記憶の有無に
關係なく、出生以來、歸幽時に至るまでの間の人生の行路に於ける諸種の善惡の行積を、照魔の
神鏡の面前で當人自ら自己を裁くものであるから、現世人類界の裁判の如く、アリバイの工作や
證據物品等の必要はないのである。」

最後の部分は面白いです。まあ當然でせう。誰かさんみたいにショウコ、ショウコと言ひまくる必要は
ないといふことですね。笑

<次囘につゞく>


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