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宗教・哲学・思想を語るスレッド

174タム ◆M/L2k2Eq72:2011/07/14(木) 20:35:50
しばらく前に、購入した後、ずっと積読にしておいた本を、開いてみたら、
「正しき心の探究・四正道」と似てる考え方を見つけた。



>ヴェーダーンタ哲学によれば、人間はマーヤーによって奴隷の状態に陥っている
>アートマンであり、人生とはマーヤーないし自然ないし無知に対する闘いである。
>そして科学と宗教は人間の自由への道を切り開いている二つの並行的な企てで
>あり、ヴィヴェカーナンダは後者によって自由に至る道を探究し、それを四つの
>ヨーガに体系づけたのである。すなわち、カルマ・ヨーガ、バクティー・ヨーガ、
>ジュニャーナ・ヨーガ、ラージャ・ヨーガである。〜(略)〜

>カルマ・ヨーガとは、仕事によって自由に至る道である。〜(略)〜

>バクティー・ヨーガとは、神への熱烈な愛によって自由に至る道である。このヨーガ
>は、人間の内にある愛をついには神への愛として普遍化することによって、愛の
>ための愛へと拡大することをめざす。諸ヨーガ中でもっとも快適で自然なこのヨーガ
>は、段階的におこなわれる。まず、何であれ、自分のこれと思ったものへの熱烈な
>愛から始めて、徐々に集団、国、人類全体へとその対象範囲を広げていけばよい。
>〜(略)〜

>ラージャ・ヨーガは、精神統制によって自由に至る道である。〜(略)〜

>ジュニャーナ・ヨーガとは、知識によって自由に至る道である。〜(略)〜


これって、ひらたくいえば、「人には神性が宿っている。この神性を顕現させるためには、
四つの道がある」という主張ではあるまいか。
「正しき心の探究・四正道」が説かれる百年くらい前に、すでに、こんなことが説かれて
いたんだね。それを知らなかったとは、不勉強でした……反省。
ちなみに、上記は、「普遍宗教への階梯 スワミ・ヴィヴェカーナンダ講演集(大野純一編訳)」
からの引用です。


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