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観心本尊抄解読
1
:
AXZ-814
:2014/06/06(金) 04:49:17
此時地涌千界出現本門釈尊為脇士一閻浮提第一本尊可立此国
上記を何と読むのか。
2
:
AXZ-814
:2014/06/06(金) 05:39:32
この文の前後はこうなる。
問曰仏記文云何
●問うて曰く仏の記文は云何
答曰後五百歳於閻浮提広宣流布
●答えて曰く「後の五百歳閻浮提に於て広宣流布せん」と、
天台大師記云後五百歳遠沾妙道
●天台大師記して云く「後の五百歳遠く妙道に沾おわん」
妙楽記云末法之初冥利不无
●妙楽記して云く「末法の初冥利無きにあらず」
伝教大師云正像稍過已末法太有近等云云
●伝教大師云く「正像稍過ぎ已つて末法太だ近きに有り」等云云、
末法太有近釈我時非正時云意也
●末法太有近の釈は我が時は正時に非ずと云う意なり、
伝教大師日本記末法始云
語代像終 末初 尋地唐東 羯西
原人則五濁之生 闘諍之時
経云猶多怨嫉況滅度後 此言良有以也
●伝教大師日本にして末法の始を記して云く
「代を語れば像の終り末の初・地を尋れば唐の東・羯の西・
人を原れば則ち五濁の生・闘諍の時なり
経に云く猶多怨嫉・況滅度後と此の言良とに以有るなり」
此釈闘諍之時云云 今指自界叛逆 西海侵逼二難也
此時地涌千界出現本門釈尊為脇士一閻浮提第一本尊可立此国
月支 震旦 未有此本尊日本国上宮建立四天王寺未来時以阿弥陀他方為本尊
●此の釈に闘諍の時と云云、今の自界叛逆・西海侵逼の二難を指すなり、
此時地涌千界出現 本門釈尊為脇士 一閻浮提第一の本尊此の国に立つ可し
月支震旦に未だ此の本尊有さず、
日本国の上宮・四天王寺を建立して未だ時来らざれば阿弥陀・他方を以て本尊と為す、
或聖武天王建立東大寺華厳経教主也
未顕法華経実義
伝教大師粗顕示法華経実義
雖然時未来之故建立東方鵝王不顕本門四菩薩
●聖武天皇・東大寺を建立す、華厳経の教主なり、
未だ法華経の実義を顕さず、
伝教大師粗法華経の実義を顕示す。
然りと雖も時未だ来らざるの故に東方の鵝王を建立して本門の四菩薩を顕わさず、
所詮為地涌千界譲与此故也
此菩薩蒙仏勅近在大地下正像未出現
末法又不出来大妄語大士也
三仏未来記亦同泡沫
●所詮地涌千界の為に此れを譲り与え給う故なり、
此の菩薩仏勅を蒙りて近く大地の下に在り正像に未だ出現せず
末法にも又出で来り給わずば大妄語の大士なり、
三仏の未来記も亦泡沫に同じ。
3
:
AXZ-814
:2014/06/06(金) 05:56:56
末法闘諍、自界叛逆・西海侵逼の二難が起こる時に、地涌千界が出現するとも読めるが、
それはおかしい。何故なら地涌の菩薩である日蓮大聖人は既に出現しているからである。
ここで言うところの地涌千界出現とは本尊の内容の事である。
観心本尊を図顕したところの文字曼荼羅を見てみると、四菩薩が釈迦多宝の脇士となっている。
四菩薩が脇士となっている時の釈迦は久遠実成釈尊という内証を顕現している。
釈迦多宝二仏は首題の脇士という事でもない。
首題は宝塔であり、釈迦多宝二仏はその中で並座しているという事を表している。
宝塔であるところの首題・南無妙法蓮華経は真実であると証明する為に多宝仏はそこに座しているのであり、
四菩薩を代表とする地涌千界は多宝仏の脇士ではない。
従って「此時地涌千界出現 本門釈尊為脇士」との文に於いては多宝仏は含まれず、
地涌千界が本門釈尊の脇士となるのである。
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