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604名無しさん:2015/01/31(土) 12:28:27
>>603
■史上最低の金利はマイホームを持つチャンス?

さて、ここから話は、現在の日本の大問題に移る。それは、アベノミクスの異次元緩和により、日本の金融市場がマヒしてしまっていることだ。現在、日本の長期金利は0.2%台という史上最低をつけている。その結果、住宅ローン金利も低下し、銀行に行くと「金利が低いいまがマイホームを持つチャンス」などと盛んに住宅ローンの借り入れや借り換えを勧められる。

なにしろ、固定金利でも、最低のものは1.5%を下回るようになっている。そこで、賢い人間は変動より固定を選び、さらに賢い人間はローンを組んでまでマイホームを買わない。固定を選ぶのは、将来の金利アップが必然だからであり、マイホームを買わないのは、サラリーマン向けのマンションや戸建ては資産価値が下がるのが必至だからだ。

最近は、東京通勤圏内の中古マンションで、500万円を切る物件も多く出ており、新築はまったく売れなくなっている。

これで、どうしてアベノミクスが道半ばで、景気は回復に向かっていると言えるのだろうか?
住宅が売れないのだから、当然、クルマも売れない。そして、一般のモノも売れない。

■「逆ザヤ」に陥って苦しい銀行の経営

いま、日本の多くの銀行は「逆ザヤ」に陥っている。とくに地銀は稼ぐことができなくなっている。すでに昨年9月中間期で、銀行の国内での収益力の目安である「総資金利ざや」は全国112行のうち11行が逆ザヤになっている。

逆ザヤの原因は、資金需要がない、借り手がいないのがいちばんの大問題である。それなのに、異次元金融緩和で貸出金利や国債利回りが急低下し、住宅ローンなどで稼ぐこともできなくなってしまったというわけだ。いまや銀行は投資信託の販売手数料や ATMなどの手数料ぐらいしか主たる収入がなくなってしまっている。

銀行経営の基本は、資金運用利回りにある。これが低下すると、銀行業そのものが危機に陥る。全国銀行協会の調べでは、2013年度の資金運用利回りは1.10%である。これは、5年前から0.55%も低下している。異次元金融緩和で預金金利がほぼゼロに張り付く一方で、貸出金や国債など資金運用利回りの低下幅の方が大きいためだ。

アベノミクスが始まってから、銀行経営が苦しくなっているのだから、金融緩和の意味がない。

■手持ちの国債を売るに売れない銀行の事情

一般の銀行の経営が圧迫されているなか、日銀経営も危機レベルになっている。というのは、国債を買いすぎて、市場に国債がなくなってしまったからだ。昨年暮の『週刊ダイヤモンド』が国債特集で警告していたが、現在、日本の国債市場(868兆円)はこのままいくと麻痺するという。

それは、国債の買い手が日銀だけになっているからだ。昨年10月までGPIFも買い手だった。それが債券から株にシフトしたため、いまや日銀だけが買っている。もちろん、売り手は銀行・生保・郵貯・簡保などである。

しかし、これらの金融機関にはもう売る国債がない。なにしろ、日銀は1年間で80兆円もの国債を購入することになっている。ということは、新規国債40兆円(今年度予算は36兆円)のすべてを買ったとしても、まだ40兆円足らないということだ。では、金融機関間は既発行の国債を日銀に売るだろうか? 多くの銀行関係者は「売らない」と言う。その理由は、こうだ。

「すでに5年債の利回りはほぼゼロです。コストを考慮すれば、マイナス金利状態です。ということは、いま手元にある高クーポンの国債を売っても、売却で得た資金を回す投資先がないのです」




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