レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
世界的不良債権問題の解決は日本の覚醒から 2
-
◆派閥連立内閣だった自民党◆
財務官僚が与党の幹部を籠絡し、与党をほとんど“支配”できたのは、中選挙区制度が70年間も続いたからだ。
中選挙区制度というのは一つの選挙区で3〜5人が選ばれる。当然、同一政党から複数の立候補者が出るから、
党内に最大五つの派閥ができるはずだ。自民党は総裁をこの五つの派閥からたらい回しで選んだ。このため、派閥単位の合従連衡が起こる。
一方、親分は数がものをいうから子分たちを年功序列で遇し、時期が来たら閣僚に押し込む。盆暮れの資金も多いほど子分が増える。
こうなると官僚は重要政策を通そうとすると、親分か代貸しクラスの幹部を説得し、派閥をまとめてもらう。
幹部には担当の係を付け、係が業界に頼んで政治献金をさせる。政・官・業の癒着はこういう持ちつ持たれつの関係で生まれた。
たとえば、旧宮沢派に親中派が多いという特色がある。官房長官を務めた加藤紘一氏、河野談話を出した河野洋平氏がいる。
新人議員はこの親中派閥に楯突くような人は入ってこない。派閥によって色が違うから、自民党はつねに派閥連立内閣だった。
政策は派閥ごとに出すため、官僚に付け込まれやすい。
安倍首相は7回当選で、初回は中選挙区制だったが、2回以降は小選挙区制に変わった。
初回とそれ以後の金の掛かりようはケタが違ったという。政治資金は政党助成金によって党が配分するから、派閥の力は弱まった。
ちなみに、2012年総選挙は自民党当選者294人のうち119人が当選1回。当然、派閥色も薄まる。
『読売新聞』の調査では町村派92人、額賀派52人、岸田派44人、麻生派37人、二階派29人、石原派15人、大島派13人で合計282人。
現有議席が衆参で408人だから派閥に入っていない人が120人程度いることになる。
総裁の任期は3年で、20人の推薦人がいれば、誰でも立候補できる。最近はほかの派閥に属していても、自分の好みの人物の推薦人になる傾向がある。
これを「新人類」と呼ぶとすると、昔ながらの派閥的発想しかできない人がいる。
これを「守旧派」と名付ける。派閥をいっさい考慮しないで一本釣りで閣僚を決めるようになったのは、小泉純一郎内閣が最初だ。
ところが、守旧派はこういうやり方が納得できない。
財務省は税制改正に当たって民主党の菅直人氏、野田佳彦氏を口説き落とし、当時、野党だった自民党の谷垣禎一総裁に
「増税を主張するのは責任ある野党のあり方」といわしめた。
今回、8%へ引き上げたことについて、安倍氏は「2020年のオリンピックが決まって、つい脇が甘くなってしまった」と後悔している。
まして景気が下向いているときに10%への二段上げなど、とんでもないというのが安倍氏の心境だった。
8月5日、麻生財務相は官邸に財務省の香川事務次官、田中一穂主計局長、佐藤慎一主税局長を引き連れて、首相に直談判に来た。
要は「消費税の二段引き上げをやらないと日本の財政再建について、国際的信用を失う」との言い分である。
しかし安倍首相は景気が鈍化している実感を語り、麻生氏らの申し入れを強く拒んだ。
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板