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上海雑伎団スレ【第五十幕】

817 葵光:2012/11/24(土) 10:43:01 ID:efznbEw20
そしてハイスクール時代から興味をもっていた日本に行くことを決心し、
子供ふたりと同じく日本に興味を持っていた友人とバックパックひとつでやってきた。
不動産会社に就職した。後を追いかけてふたりの弟もやってきた。
ビルやマンションのメンテナンスをするということで同じ会社で働くことになった。
やがて彼女はドイツ人の男性とバーで知り合って恋におちた。
彼は二人のこどもを自分の子供のように可愛がった。
ボクのオフィスの近くにある幼稚園に子供を迎えにくる彼をよく見たし、子供を連れて立ち寄った。

そしてふたりは結婚した。
ドイツとオーストラリアでそれぞれ結婚式を挙げた。

やがて彼女はオーストラリアに子供や母親のことを考えて帰国した。
彼はいまも日本で働いていて2〜3ヶ月に1回オーストラリアに向かう。
夏季休暇はポルトガル語を修得するためにふたりしてポルトガルで過ごしたりする。
ふたりは離れていても同じものを同じ角度から同じ視線で見ているのだ。
弟は某企業のラグビーのコーチをして、末っ子はアフリカに行った。
そこでたまたま乗ったバスで、隣に座った老人からガスが出るという話を聞かされた。

そして会社を興した。
いま末っ子が社長になり、彼女と上の弟は重役になった。
彼女はいまオーストラリアの大邸宅にふたりの子供と母親と住んでいる。
旦那さんはいまも日本で働いていて相変わらず2〜3ヶ月に1回オーストラリアに向かう。
ガンは?どこかへ消えたのだ。

ウソのようなホントの僅か4〜5年の話。
彼女は川の流れに身を任せているだけなのだ。
しかし溺れずにきれいに流れているのは、心をニュートラルにして、
自分を信じて、しっかり抱きしめているからなのだ。

だからガンさえも飛んでいってしまったのだろう。たとえ再発しても、
最初から覚悟してパートナーになってくれたドイツ人の彼なら自分が亡くなっても
子供を守ってくれると思ったから決意したのだ。

他人のネガティブな物差しに惑わされずに、他人にリスクを背負わすこともなく、
ひとりひとりがリスクを自分のものとして受け入れて生きるからこそ、

”賢者は云う、愚か者のみ、愚か者のみが事を急ぐと
だが私は、だが私は、
恋に落ちるのをどうすることも出来ない”

というフレーズがとてつもなく素晴らしいのだ。

本物のロマンティックはおむつやガーゼの匂いに包まれている。
エルヴィスの傑作バラード<好きにならずにいられない>はこういう人の歌であると思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上此処からの抜粋です^^
http://www.genkipolitan.com/elvis/best03/best03_7_cant.html


昔カラオケでよく歌ったなあ〜〜^^

♪Can't Help Falling In Love (好きにならずにいられない)
http://www.youtube.com/watch?v=5V430M59Yn8


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