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上海雑伎団スレ【第八幕】

574もぎりの名無しさん:2009/12/08(火) 22:19:37 ID:8yBeUdbg0
957 :ボール・マーフィー:2009/12/08(火) 01:05:47 ID:G2Q7eSSL0
禅についてのお話が出ました。
折角ですので、この願望実現と身体、世界との関係についてかいつまんでお
話をしたいと思います。
願望実現を「波動」というタームを用いて説明しようとする人々もいます。
疑似科学的な表現ではありますが、あながちこの考え方を否定することもで
きません。これまでこのようなことは意図的に書いてこなかったわけです
が、実際にこのスレに書かれていることは完全に科学なのです。
皆さんはロジャー・ペンローズという科学者をご存知でしょうか。車椅子の
科学者ホーキング博士と一緒に宇宙論を研究してきた方です。彼の著書に
『皇帝の新しい心』という本があります。非常に難解な大著ですが、ごく簡
単に要約すると「人間の意識は脳内の神経細胞内で波動関数が収縮すると生
起する」というものです。これを「量子脳理論」と言います。



958 :ボール・マーフィー:2009/12/08(火) 01:09:28 ID:G2Q7eSSL0
ちょっと難しいのですが、要するにこれがいったい何を表しているかという
と、人間の意識が量子論によって「非決定論的に」生起しているということ
です。
人間の可能性というものは、決定論的なものではないのです。ただそれが量
子論によって保証されているのはある程度明らかになっています。ともあ
れ、ペンローズ氏によれば量子論はまだ不完全なものです。世界は「波動関
数のユニタリ発展」と「波束の収縮」のセットによって記述されるべきであ
るのに、いまだに量子論は「波束の収縮」という非線形な過程について満足
な記述ができない。
非常に直感的に言うなら、この「波束の収縮」というものこそが人間の願望
実現と実に密接な関わりがあるのです。願望の実現とは、ある個人の意識が
世界を変えていくことに他なりません。たくさんの可能性の中から、ある特
定の「波束の収縮」(ペンローズ氏は「R過程」と呼んでいます)を獲得す
ること、つまり世界を選び取るということです。願望実現の理論がこれまで
片手落ちであったのは、量子論的な世界観をまったく取り入れてこなかった
ことなのです。


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