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上海雑伎団スレ【第六幕】

17NASA局長:2009/10/14(水) 14:56:15 ID:6qaLjB1YO
>>12
いやはや、>>12さん、映画や芸術など人それぞれ好みや自分と合う波長がありますから、
>>12さんのインスピレーション的に「私には無理かも‥」と感じたら無理して見ることはないですわ。
芸術の表現方法はそれぞれですよね、>>12さんの言われるように、例えば性描写をわざと一切しないで表現する場合も、逆に露骨に表現して、いやらしさを感じさせない映画もあります。
「空気人形」はあえて露骨な性描写をしないで、完全なメルヘンとして表現する選択もあったでしょうが、
監督は現代の都会の闇みたいなのを描きたく、それによってラストシーンがおもいっきりメルヘンに感じられるように対比としてどぎつい性描写を入れたんでしょうな。ですからこの映画はR-15指定になっています。
ここらへんは難しい問題でしょうな。うちのおじいちゃんは戦争に行って敗戦後捕虜としてシベリアに抑留され、生きて日本に帰ってきた壮絶な人生体験を
よく風呂に入った時私に話してくれて、目の前で人が死ぬことはどういうことか話すんです。
私が聞いたわけじゃなく、勝手に何度も話してくるし子供としては目の前で人が死ぬ話なんて話あんまり面白くなかったのですが、
家族で夕食などかこんでいる時、テレビで戦争映画なんかやっていると、じーちゃんは決まってチャンネルを変えるか、どっか行ってしまったりするんですわ。
ですから子供心にじーちゃんは見るに耐えないんだろうなぁ‥なんて思いましたわ。
「空気人形」の是枝監督はたぶん自分の撮る映画のテーマとして人間の人生における死みたいなものを常にテーマの根底においているようにいつも感じるのですが、
前作の「歩いても歩いても」は、「空気人形」とは対象的に一切過激なシィンを使わずに素晴らしい映像を撮っていますので、こちらは>>12さんが好きなタイプな作品かもしれませんわ。
「私の中のあなた」も私の見たい作品にチェックリストに入っていますので、観賞しましたらぜひ感想などなど書いてみたいと思いますわ、いやはや‥


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