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みんなの夢日記帳 Rewrite!
955
:
幽体かもしれない名無しさん
:2016/06/27(月) 05:32:44 ID:.0s.Nyag0
家にいると、揺れがわかる程度の地震が起きる。
部屋の中を見回すと、父親と弟がいっしょにPCを見ている。PCはウイルスに感染しているようで画面はド派手なポップアップで埋め尽くされている。
テレビを付けてみると地震速報が表示されている。番組では男顔の女のアナウンサーが他愛もないニュースを読み上げている。しばらく見てもつまらないニュースをやっているだけなので消す。
しばらくすると、前回よりやや大きな地震が起きる。
なにを思ったのか父親が窓に駆け寄って開ける。すると外は薄暗く、雨が降り出したかと思うと、見る間に突風を伴う土砂降りに変わる。
自分が「いよいよこの世の終わりだな」と口走る。
すると土砂降りは吹雪に変わり、風は一層強くなる。
慌てて窓を閉め、またテレビを付けると、今度は緊急地震速報とL字テロップが表示されているが、番組は相変わらずつまらないニュースのままである。
テレビを消そうとする間もなく、吹雪が一際強くなり家を揺らす。この時の吹雪の音はまるで男の怒声か、気合を入れる声のように聞こえる。
自分の心は恐怖よりも興奮で溢れている。部屋の中で吹雪の音の真似をして騒ぎ始める。
声を伴った強い吹雪が何度か繰り返されるうち、一際大きな声がして強い風が吹きつけ、家が一瞬にして崩れる。
巻き込まれた自分の視界は真っ暗になる。
ついに死んだかと思う。その瞬間視界が戻る。
自分はドラム缶の中にいて、家の倒壊を生き残ったようだ。
そんな馬鹿なことがあるかと首を振ると、目の前の光景は消え去る。
暗黒の空間の中で、自分の存在だけを感じる。
自分の置かれた状況を想像すると、それが現実であるかのように視界に現れる。その状況を否定すると、暗黒の空間に戻るということを何度か繰り返す。
血まみれで死んでいる自分を想像しようとするが、これは上手くいかない。
そのうち想像する気も失せて、暗黒の空間にしばらくとどまる。
とても退屈で、自分が死んだのなら考えることもやめさせてほしいと思う。
ここで目が覚めて、ベッドの上にいた
前半の終末感もすごかったけど、後半の死後の世界?の寒々しさがとてもリアルに感じられて、目が覚めてもしばらく、自分が死を受け入れられずに生前の生活を妄想しているんだ、としか思えなかった
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