したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

歓喜の泉(体験談・活動報告スレッド)

6公爵(旧ハンネ):2009/01/11(日) 22:09:57
これも昨年末に「若鷹の掲示板」で公開したものです。再掲します。

【沖浦問題を考察する】 その2・自分の都合で信心をするな!

今年08年秋、ある本から感動的な話を読んだ。
アメリカ合衆国第16代大統領・エイブラハム・リンカーンという、奴隷解放の功績で有名な大統領だ。彼が大統領に当選してからの最初の仕事は、政府の役職人事の決定だった。その国防長官のポストに彼は意外な人物を起用する。
「この仕事は、あのスタントンがふさわしい」
彼がこう言うと、側近はこう言った。
「大統領、本気ですか?彼はいつも貴方の悪口を言っていますよ」
リンカーンは政府の仕事の一部をスタントンに白羽を立て、スタントン自身もそれまでリンカーンの政策に反対であったが、引き受けることになった。実は二人とも弁護士であり、大都会弁護士だったスタントンは、いつもリンカーンのことを「田舎弁護士めが!」とバカにしていた。

後にリンカーンが銃で暗殺されると、スタントンはリンカーンの遺体が置かれてある棺の横で、大泣きして悲しんだ。リンカーンの悪口を言い続けた自分に対して、政府の仕事のチャンスをくれた恩人だったからである。スタントンはリンカーンの仇を討つが如く、「犯人逮捕!」と強く訴えた。

リンカーンはなぜ、スタントンの心をつかむことが出来たのか?
それは彼には卓越した指導力と、自分の感情をコントロールする能力に長けていたからである。もし彼が仏法を信じていたら、「煩悩即菩提」が完成するだろう。反対にリンカーンが、好き嫌いの感情が激しい人物だったら、ずっとスタントンとケンカしていたはずである。

私自身も、指導者とはこうでなくてはならぬ、と痛感した。と同時、沖浦教祖のように、自分のやり方に文句の言わない人間ばかり集め、自分に意見をはっきり言う学会員を罵倒する根性ではいけないと思った。
戸田先生は「学会に派閥を作ったら悪だ」と厳しく言われた。ところが沖浦教祖は戸田先生のこの指導に反し、自分に都合のいい人間としか付き合わない。「派閥作りの本質は、信心がない」からだ。
 学会の組織がもし一部の人間の「ご都合主義」で運用されたら終わりだ。好きなもの同士での組織運営は、馴れ合いにしかならず、自立できないし、派閥ができれば対立関係が生まれ、悪口・いじめ・ウソ・デマが平気で飛び交う世界になってしまう。組織がまったく成り立たない。
 沖浦教祖のように、信心指導をまったく受けない根性も、本質的な謗法であり、ご都合主義といえる。

 一方、私も沖浦教祖ほどではないが、自分の都合で動く傾向があり、好き嫌いも激しい方だった。その代表例が「選挙活動」なのだが、去年までは選挙活動に消極的であったのに、今年の衆院選が想定された時は、嫌だった公明チラシの配布を自分から志願した。もちろん苦い薬を飲む想いである。最初は嫌々やっていたが、学会員以外の方で、公明党を評価する人・褒める人が現れて、すごく嬉しくなった。「こういう風に理解する人もいるんだな〜」ということも知った。また、「沖浦教祖のように、自分の都合で信心をしてはいけない。選挙が嫌いだからといっては、沖浦のようになる」と自分を言い聞かせ、また地元組織の幹部にも、「好き嫌いで活動しては、学会の組織は崩壊します。選挙は好きではありませんが、現実の問題を変革するのも信心だと考えており、自分の宿命転換のためと考えてやっています」と言うと、幹部も喜んで「その通りだね!」と言ってくれた。好き嫌いが激しいと、必ず信心がおかしくなる。

 私はこれで、「対人」「組織活動」や「批判的だった人材グループ(見解の違いは残るが)」に対する好き嫌いをきっぱりやめてしまった。沖浦教祖の例があるからである。そして、学会の発展のため、我を殺して会員のために尽くそうと決意できた。

■ 好き嫌いの感情や欲望を信心根本に、「煩悩即菩提」でうまくコントロールすることによって初めて、様々な組織のメンバーとの調和を保つことができるのである。折伏でも同じである。また、それらの感情や欲望がいかに自分にマイナスをもたらすのかを知ることができれば、他の人を導くことができるのである。残念ながら、ご都合主義の人間はそれがわからないから不幸になるしかない。好き嫌いが激しい人間は成仏できないのだ。

だから、沖浦一派や法華講のように、好き嫌いが激しく、他人の欠点・過失・失敗を批判・バカにするような「あら捜し」はしてはいけないのである。

■ アンドリュー・カーネギーは言った。人間の根本的な失敗として、「協力する能力が欠如している人間」をあげた。個人の能力がいくら高くても、協力することができなければ、それは独り善がりであり、最後は必ず失敗するのである。自ら協力することによって、相互に協力関係ができあがり、異体同心の団結ができるのである。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板