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音楽スレ(2021~ )

437korou:2023/01/07(土) 17:20:10
〇ベートーヴェン「交響曲第3番」(テンシュテット指揮 北ドイツ放送響)
フルトヴェングラーを連想させる東ドイツ出身の奇跡の指揮者と言われたテンシュテット。
1970年代になって西側に亡命し、数年後には米国で圧倒的な成功を収め
いきなり世界有数の名指揮者として名を馳せた。
しかし、1980年代の終り頃から体調不良になり、1998年に死去、つまり
世界的な名声はわずか10年ほどで終わったわけだ、
以上のことは、今、Wikiで調べて知ったが
道理で自分は全くその活躍を知らないわけだ。
NHKFMのクラシック番組でのライブ中継については
ヨーロッパの音楽祭を中心に放送されていたが
Wikiの記述によれば、テンシュテットは欧州のオケとは折り合いが悪かったということなので
その頃にテンシュテットに熱狂した日本のファンは
来日時と、時々発売されるCDを買い求めることにより
その存在を知り、その中から神格視するファンが現れたということなのだろう。
考えてみれば、カルロス・クライバーもその全盛期は短かったし
その意味で70年代後半から80年代にかけての”幻の2大指揮者”と言えるのかもしれない。
この演奏に関しては、さすがにフルトヴェングラーを比較するのはムリだが
音の意味深さ、次第に造型を深くしていくトータルな音楽の大きさなど
確かに、この時期に活躍した指揮者のなかでは、圧倒的に深い演奏をしていたと
認めざるを得ない(「聴き比べ」ではザルツブルク音楽祭での演奏が推薦されていたが、これはその2年前の演奏)。
定評のあるマーラーも聴きたくなってきた。


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