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音楽スレ(2021~ )

343korou:2022/09/12(月) 14:59:11
(1964年の新譜から)
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 作品90
カラヤン指揮 ウィーンフィル 1961年9月5日~22日録音
★★★★★★★★☆☆

なかなか評価が難しい。
多分、この3年以内にこの演奏を再確認したことがあったはずで
その時に以前のような圧倒的な感銘がなかったという記憶が残っているので
今回もそれほどの感銘がないことについて
それほどの驚きはないのである。
かといって★7つの平凡な演奏かというと
このVPOの重厚な響きとカラヤンの充実した指揮ぶりを耳にして
その評価はないだろうということでもある。
まず録音が中途半端、やはりVPOのスタジオ録音というのは難しい。
それにカルショーという人の録音の特徴が自分の嗜好と合わない(ユンク氏にはぴったりのようだが)。
だからオケの重厚さは伝わっても、それ以上の味わいはない。
またカラヤンの指揮も、そうしたもやもやした音質のせいもあって
イマイチ徹底しない。
ワールドワイドにスタイリッシュにキメるのか、伝統的なドイツ風味にするのか
中途半端だ。
ただひたすら音響のかたまりが、スムーズに横に横に流れているだけのようにも聴こえる。
これがBPOだと、もっと縦の響きも透明で綺麗なのだが
VPOの響きはそういう透明さを目指していないので(録音の傾向もそうだが)
ますます具合が悪い。
平凡でもなく推薦盤でもないという意味で★8つ・・・ということで。


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