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音楽スレ(2021~ )
305
:
korou
:2022/07/27(水) 17:17:04
(1962年の新譜から)
マーラー:交響曲第4番
ゲオルク・ショルティ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 (A)シルヴィア・スタールマン 1961年2月録音
★★★★★★★★☆☆
ショルティのマーラーなどは今までなら聴くことはなかったのだが
こうして自分で企画して聴き続けることで新しい発見も出てくる。
この演奏に関しては
思ったより聴ける演奏だったので驚かされた。
細部までニュアンスがみっちりというタイプではないが
全体を深く造型するというベートーヴェンを演奏するような感じのようでいて
実はそこまで全体をイメージしているのではなくて
もう少し小さい単位での造型をくっきりと創りあげていくような演奏だった。
その積み重ねから見えてくるものは
全体が無造作につながっているとはいえ
一方で、細部のイメージは明確なので
まさにコラージュの形態でマーラーになっているということ。
これは意外とマーラーの本質を突いているのかもしれない。
ワルター、クレンペラーなどの世代の共感、啓蒙の演奏から一歩抜け出して
かたやバーンスタインの内面的な掘り下げの演奏、かたらショルティの外面を正しく彫琢する演奏、
こういったことが1960年代に行われていたのだということが分かる。
もう少し細部まで創りあげた演奏が本当のマーラーだと思うので
★9つまでは出せないが
十分に★8つに値する演奏だと思った。
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