したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

音楽スレ(2021~ )

285korou:2022/06/27(月) 14:11:16
(1961年の新譜から)
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年1月2日~3日&5日録音
★★★★★★★★☆☆

誤解を恐れずに言えば、ケンペは凡庸な指揮者である。
しかし、それと同時に比類なき誠実な指揮者であり、何よりも紳士たる人間だったはずだ。
このブラームスからは、感動を生む何も伝わってこない。
ひたすら耳に心地よい響きだけが鳴り響き、
普通なら★6つの空虚な演奏と評価したいところだが
さすがにケンペの人柄が★8つの評価に変えてしまうのである。
こういう指揮者も居てよいのではないか?
ドイツのオーマンディ?
大戦前のまだ平和な時代の美風だけを信じて
新しい演奏様式には一切興味を示さなかった人らしい。
それはそれで独自の音を伝えてくれる。
常に感動を求めるのも一考ものだ・・・そんなことを教えてくれる演奏。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板