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音楽スレ(2021~ )

272korou:2022/06/15(水) 17:34:07
(1960年の新譜から)
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1958年10月27日録音
★★★★★★★☆☆☆

ミュンシュの豪快な直線的な指揮ぶりと
ブラームスが楽譜の奥底に秘めた繊細で細心を極めた境地とが
合うはずもなく
その意味では全然聴くに値しない演奏なのだが
ミュンシュという指揮者に敬意を表して
無心に聴けば
これは見事なまでに創りあげられた佳演であると言える。
どこまでもミュンシュであり
どこまでもボストン響の音であり
それは、例えば第3楽章のような賑やかな舞曲風の曲調であれば
無類の魅力を発揮する。
これ以上の第3楽章には、なかなかお目にかかれない
しかし、先ほどヨッフムの演奏を聴いて
やはりブラームスはこれでなくてはならないと再認識させられた。
やはり、どんなに佳演であっても
合わないものは合わないのである。
よって総合的に判断して★7つの平均点。


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