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音楽スレ(2021~ )

252korou:2022/05/20(金) 15:12:00
(1959年の新譜から)
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 作品30
ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1958年4月15日〜17日録音
★★★★★★★☆☆☆

いかにもベームらしい、それも最上の部類のベームの好演だ。
テキトーに作られた印象すらあるR・シュトラウスの交響詩を振って
ここまで精密に組み立てて
音楽が内部から光り出すような感じにまで仕立て上げられる指揮者は
カール・ベーム以外に考えられないだろう(もしクレンペラーが振っていたら、ベームと匹敵するのだが)。
もちろん、そこに張ったりとか聴衆への聴き易さへの配慮などといったものは見当たらず
集中力が欠けた場合には
こういうタイプの演奏からは何も聴き取れないということにもなる。
やはり、いつでも安心して聴けるR・シュトラウスの交響詩となれば
カラヤンになるのだろうが
きっちり鑑賞できる状態であれば
このベームの演奏で深く音楽の核心に迫ることもできるのである。
迷ったが★7つとした。
この曲自体、ほぼ通して聴いたことがないので
評価そのものが難しいので。


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