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音楽スレ(2021~ )
251
:
korou
:2022/05/19(木) 15:29:40
(1959年の新譜から)
マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
ワルター指揮 ニューヨークフィル エミリア・クンダリ(S) モーリン・フォレスター(A) 1958年2月録音
★★★★★★★★☆☆
聴くだけで1時間半近くかかる大曲なので
全部通して聴こうと決断するまで数日かかってしまった。
聴き終わった今、マーラーの若い時期の初々しい感性がぎっしりと詰まったこの曲が
脳裏をかけめぐっていて、もはや批評不能なのだが
一応整理の意味で書いておくと
「やはり、長すぎる」と言わざるを得ない。
それでももう聴くのを止めようとまでは思わないのは
細部にひそんでいる儚いまでの和声の美しさと
神経を適度の強さで揺さぶるリズムの独創性、ひいては全体の構成のユニークさなど
他の作曲家の楽曲では聴けない不思議な魅力を有しているからなのだ。
ワルターは、そんなマーラーの細部の美しさを最大限に引き出していて
その分全体の見通しは不十分なのだが
たとえば、それがベートーヴェン「第9」のような楽曲を仮定したとして
他の指揮者による造型の厳しい演奏から
「第9」の構成をイメージしつつ
ワルターの細部の美しさを愛でるという聴き方も可能なはずで
たまたま自分が、この曲の構成を直感的に把握させられる演奏に出会っていないだけだろうと思えば
そうした造型の緩さについては、今後問題なくなるはずだろう。
★9つでもいいのだが、以上のような他の指揮者との比較が全くできないので
暫定で★8つにすることにした。
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