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音楽スレ(2021~ )

241korou:2022/05/08(日) 14:50:04
(1959年の新譜から)
ベートーヴェン「交響曲第4番」(ワルター&コロンビア響、1958年2月8&10日録音)
★★★★★★☆☆☆☆

「英雄」であれほどの名演を見せていたワルターが
ここでは、基本的に時代遅れのリズムの取り方で失敗しているように聴こえる。
「運命」でも冒頭の動機部分のリズムを他の指揮者と全く違う取り方をして
結果的に失敗の演奏になっているのを連想させるのだが。
ニュアンスの出し方とか、各楽器の統率ぶりとか
まさに大指揮者たる風格が感じられるのに
全体を通して、リズムを単調かつ素朴に取ってしまっているので
いかにも鈍重で聴き映えのしない演奏になってしまっているのが
あまりにも惜し過ぎる。
20世紀冒頭だと、このようなリズム感でも問題なかったのだろうけど
20世紀も終わりになった頃とか21世紀の今の時期にこのリズムを聴くと
どうしても思わざるを得ない。
残念ながら★7つの標準レベルさえもあげられない。
ワルターに失礼な話なのだが仕方ない。
(リズムが強調されない部分だけを堪能するしかない。そういうところは比類なく美しいので)


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