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音楽スレ(2021~ )
232
:
korou
:2022/04/22(金) 13:54:23
(1957年の新譜から)
モーツァルト「交響曲第29番」(ベイヌム&AC管、1956年5月録音)
★★★★★★★☆☆☆
第1楽章出だしの響きは素晴らしい。
こんなに爽やかに、しかも魅力たっぷりにモーツァルトが奏でられたら
世界は一気に歓喜に満ち、幸福この上ないものになる。
心底から楽しいと思わせてくれたのだが
第2楽章になると、その楽しさは一転退屈に変わってしまい
一体どうしたことかと、ナクソスのクリップスの名演で確認したくなった。
クリップスが引き出している第2楽章は
実に細かくニュアンスがつけられていて
爽やかなだけでは表現し得ない深遠な世界であることを暗示していた。
壮年期に達したばかりのベイヌムでは
この表現はムリだっただろう。
納得して、第3楽章以下も聴く。
クリップスは、第3楽章でもニュアンスを引っ張り出そうとしているが
さすがにこれは功罪相半ばする指揮ぶりで(個人的には好きだが)
こればかりはベイヌムのスタイリッシュで爽やかなタクトのほうが
圧倒的に聴き易い。
というわけで、全体的に非常に素晴らしい演奏なのだが
この曲のキモが、実は第2楽章にあることを(クリップスの指揮で)知った以上
そこが表現し得ていないこの演奏に
★8つ以上をつけるわけにはいかない(多分、クリップス以外全員★7つ以下ではないだろうか)
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