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音楽スレ(2021~ )

224korou:2022/04/05(火) 17:05:50
(1956年の新譜から)
モーツァルト「交響曲第36番”リンツ”」(ワルター&コロムビア響、1955年4月26,28日録音)
★★★★★★★☆☆☆

ワルターがアメリカでの成功を直線的な演奏で収めて
引退後にまたコロンビア響の提供を機に曲線的な穏やかな演奏を始める
その中間期にあたる時期の演奏で
演奏の印象もその中間のような、やや直線、やや曲線、といった感じである。
このコロムビア響は、いわゆるコロンビア響とは別の団体で
おそらくニューヨーク・フィルのメンバーが中心ではないかと言われているが
確かにモノーラルで多く録音されたワルター&NYPの演奏による音色に酷似している。
ただし、上述のように多少は細かいニュアンスが入り込んでいて
そのあたりがステレオ時代の演奏を彷彿とさせるわけである。
ただし、演奏そのものが感銘深いかと言われると
全くそうでないのは
やはりオケがあまりにソリッドな響き過ぎて
モーツァルトの音楽にふさわしくないからだ。
ワルターがいかに親しみを込めてニュアンスを出そうとしても
この音色ではどうしようもない。
よって★7つの普通の出来とする。


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