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政治・経済スレ

35korou:2021/12/06(月) 10:21:16
(続き)
結局、戦後すぐのオールド・リベラリストたちの立ち位置は
現状維持ということで「保守派」あるいは政治的には「右翼」ということになるとしても
軍部も共産党も共に嫌だ、つまり自分たちが立場を築いている学問・芸術の世界に土足で踏み込んできて
無知であるのに干渉してくる・・・つまり、政治は政治だけしていろ、個人主義・自由主義が原則の世界にまで入ってくるな
という政治への嫌悪感、ひいては無関心ということ、政治的には右翼でも何でもないこと、ただ単に現状維持ということ、
軍部台頭以前の世界に戻ったので、どうかこのまま過ぎてくれという立ち位置なのだろう。

それに対して、同じ学問の世界であっても
丸山真男などの世代は、一世代上のそれらの”オールド”世代の人たちと違って
実際に兵役の恐怖にさらされ、兵役後は別世界でしごかれ、別階級ともいうべき普通の一般大衆の人間と同等に扱われ
なおかつその一般大衆たる人間の実像を知っていく世代だった。
厳しい体験をした丸山世代は、そのことから政治に無関心というわけにはいかなかった。
どうしても二度とそういうことにならないよう、どこかで努力することは当たり前に思え
そのことは”オールド”世代との差異となっていく。
(一方で、一般大衆のレベルを見て、丸山はまだまだ日本国民は未熟で未完成だと悟り、明治維新は市民革命だとする立場とは
 距離を置くようになる。明治維新そのものが未完成で、それを完成させるだけの環境は、その後の自由民権運動の時期には
 存在していたが、それは結果的に挫折となり、つまり明治維新は市民革命として成就しなかったという立場)
”オールド”世代は、その育った時期・環境から、大正時代に理想を置く。
丸山世代は、以上の考えから、明治時代初期の自由民権運動の時代に理想を置く。


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