ちんけな掲示板やな（笑）

278：名無しさん：2021/07/28(水) 18:28:39: もっとも、小説の中身が文体とマッチして
いないので、草むらの露を見ているようだ
った。純粋で、透きとおってはいるけれど
ひとつひとつに個性がなく、反射したり屈
折させたりする光とか、葉っぱの上を転が
っていくようすとかでしか区別できない。
そしてそれらの露は、転がるうちにほかの
露と融合したり、下に落ちて砕け散ったり
して、やがて太陽が昇ると、ものの数分の
うちに蒸発し、消え失せてしまう。

劉慈欣　三体2　黒暗森林　上巻　98p

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