したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

丸廉法器研究班(先ずは錫杖伝)

965でんべえ:2003/12/27(土) 00:14
【前転換】
錫杖伝における体の転換方法の一つ。
屋内などの狭い場所で錫杖を持ったまま移動を行うと壁などにぶつかるために
徒手に比べて体の向きを変えるのが難しい。
そこで錫杖自体は動かさずに、それを飛び越えたりくぐったりすることで
スムーズな移動や転換を行う技術があり、前転換はその一つである。
(現在失伝している飛龍拳は、この技術を徒手に応用したものという説もある)

前転換の動作は、錫杖をまたぐようにして側宙を行って移動するが、
起き上がり様に攻者に襲わないように片手で錫杖を振り回してから
忍者刀のように背中越しに構え直し、攻者に対して備える。
(この構えは薙刀術でいうところの「浦波」と呼ばれる技の構えである)

この転換は比較的高度な転換方法で、練習方法としてはマフラーをして自転車に乗り、
技とその端を前輪に引っ掛け、前につんのめったときに大車輪で地面に立ち、
そのまま倒れてくる自転車を受け止めるという荒っぽい方法である。
しかし、全国でけが人が続出したため現在では全面的に禁止となっている。
(Syami氏は禁止になる前にこの練習方法で”前転換”を会得したらしい)

なお、練習中に「前を見ろ」と注意されるのは、
未熟な者が「全転換」を書き間違えたときに
「前転換をやってみろ」
と怒られて恥を書いたという逸話が元になっているかどうかは定かではない。

民明書房『チャート式錫杖伝』より。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板