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丸廉法器研究班(先ずは錫杖伝)

482138B:2003/05/27(火) 11:52
鳥さん昨日はチャットであえて顔も見たことないのに親近感が
わきました。
昨日のチャットで受けが良く分からないとの事でしたので・・・
あ!それとビデオのお礼を言うのを忘れてしまった。

<上受け蹴り>
攻者:左前逆手持(両親指が前を向く)
守者:左前、逆手で中段に横一字で構える
これは法形を学ぶときの構えで、通常は両者左前逆手持ち
(正眼の構え)になります。これだと間合いが遠いので、
順の突きで間合いを詰めて何かが始まるわけです。
このことは横受蹴りや下受蹴りの法形にも言えます。

1.攻者:上段の打ち込み(棒術では面打ちと言います)
棒の軌跡は攻者の右側面から縦に(守者から見ると向かって左より)

2.守者:右手で上受けするように棒を突き上げます。
真っ直ぐ突き上げると一旦引き寄せた形になります。
×:弧を描いて上に上げる
○:最短距離で上に上げる
このときに棒が水平だと、攻撃のベクトルが左上からのため
棒が滑って我の右手を打ちます。そのため、右上がりとなるよう
突き上げてください。重量上げのイメージかな?
棒は十字に(クロスして)ぶつかります。
ただし、そのままの腰では蹴りが出ませんよね。
「拳士たるものいつでも蹴り込みができる体勢でなくてはいけない」
と御先生が常々仰るように、このときも然りであります。
攻者も同じ事考えているわけで、両者とも蹴りが出る体勢です。
そこで、守者は左前に差し込んで上受けをします。
すると、インパクトの瞬間、攻者は腰のひねりが不完全のため
蹴ることが難しいという状態を作ってあげてください。

3.守者:中段に蹴り上げ

これに見るように、少林寺拳法?では腰のひねりを用いて打ち込みます
これは、次の攻撃に蹴りを想定しているからなのだそうです。
棒術では順の打ち込みです、鍬で畑を耕すように。
この状態は非常に安定しているので上記の受けでは崩れませんが、
もともと蹴りが出せないです。石がごろごろした荒れた土地や、
ぬかるんだ田んぼなんかで育ってきた技法だからだと思います。
この部分が少林寺拳法?と棒術の違いでは???
そんなわけで、打ち込んだり振ったりしたあと蹴り上げる練習も
すると良いですよ。


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