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丸廉法器研究班(先ずは錫杖伝)
1693
:
Syami@Office
:2005/08/17(水) 15:40:37
>しかし羯磨と独鈷を谷に落としてしまわれたとは…
うわっ!ひ、拾いに行きたいっ!!
…空様。失礼をば致しました。
あの三鈷杵は雑密の忿怒型三鈷杵と言うそうです。
国内には類例が三つしか無くその内のひとつは現在盗難に会っているとの事です。
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/oshirase/tonan/
初めて奈良博物館で見た時は「これは杵と言うよりは銛だなぁ?」と感じたものでした。
「本当にこれは密教法具なんだろうか?何か別の道具では?」とも思ったものでしたが
後に高野山に上がってみたら恵光童子が同じものを持しておいででした。
もしかしたら、空海大師以前の雑密の時代には加持に際して実際に(物理的に)法具を振るった事もあったのでしょうか?
そうでもなければあの意匠は必要ないのではないかとも思えます。
金剛杵は仏智の象徴と申しますが、実際にこれを持して相手に対すると非常に「殺傷力」の在るものとわかります。
当門や修験由来と言われる一部の古流武術では五寸程の独鈷杵を用いますが、これは古流では「手の内」と呼ばれる事もあるそうです。
当門に伝わる「独鈷伝」と言う金剛杵を用いる伝承では打突や切ると言った使い方よりも逆技(当門では「柔法」と申します)の補助や急所への押圧による攻防(当門では「羅漢圧法」と申します)に用いると学びました。
この中に双手に一尺程の金剛杵を持ち、独りで動きを練るものがありますがこのまま人に対して使ったら怪我では済まない動きで構成されております。
以前善光寺に赴いた時、加持祈祷の修法を見せていただいた事がありますが、その時は独鈷杵を用いて壇上の供物の入った器を打って清めていました。
一連の所作は流れるようで真言の念誦と伴なって大変美しいと感じました。
ビスキュイも書いておりますが、長文などとお気になさる事無く、お気が向いた時に気軽にお書き込みください。
今回も私的に以前から知りたかった知識が得られ大変に勉強になりました。
ご教示ありがとうございました。
再拝 結手
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