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Z ドラゴンズニュース

1オレ竜@劇場版:2004/06/27(日) 17:11
スポーツ新聞の活字、ドラゴンズ情報番組
中スポでWEBに載らない気になったニュース
をピックアップ
*毎日できなかったらごめんなさい。

皆さんも ドラゴンズの気になったニュースソース(発信元も添えて)
をどんどんレスしてちょ。

>>2=スポーツ紙
>>3=ドラゴンズ情報番組

前スレ2004年:ドラゴンズニュース MK−Ⅱ
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/4593/1065544780/
前々スレ2003年:ドラゴンズニュース
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/4593/1036525477/

42910・17オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 04:01
(中スポWEBなし)
・オレ流VSレオ流<第一戦>引くに引けない男の舞台 児玉光雄
日本一をかけたシリーズは男の舞台だといわれてきた。知恵と度胸。どちらがかけてい
ても勝てない。誰もが甲子園球児のように一心不乱になり、そしてグランドが戦場化す
るぐのがシリーズだ。延々と続く抗議。戦場だから伊東勤は引けなかった。普段の伊東
からすると信じられるような形相も日本一を奪いあうという戦場だったからだ。引いた
ら負ける。だから延々49分伊東は粘った。記者席にかつて1時間19分にわたって猛抗議
を続けた上田利治が評論家として座っていた。1,978年ヤクルトとのシリーズ第7戦。大
杉勝男の左翼ポール際に運んだホームランを阪急ブレーブスの将だった上田は涙を流し
てファウルだと訴え続けた。延々と続く抗議に周囲は「駄々っ子みたいだ」「大人気な
い」と非難した。だがシリーズいう戦場が上田のプロ野球の監督ではなく、戦火の真っ
只中にいる将に変えさせていたのだと思う。命をかけての戦いだから上田は引なかった
のだ。だから上田はシーズンが終わると黙ってユニホームを脱いだ。今、上田はどんな
思いで記者席から西武ベンチの伊東勤を見ていたのだろうか。◇試合前メディアの間で
中日の先発投手が話題となった。サプライズ野球といわれるオレ監督落合博満がだれを
第一戦の先発に持ってくるのか。たが心配することはなかった中日の先発はシーズンの
勝ち頭エース川上憲伸だった。西武の投手もダイエーとの決戦プレーオフで初戦に使っ
た石井貴だった。2人に共通していたのは共に気の強さである。短期決戦の初戦がすべ
てを制するというシリーズ。だからこそ相手に気後れすることが最大のタブーなのであ
る。だから先陣を任せられるのは保守の強気なリードにも耐えられる度胸と勇気を持つ
タイプでなければならないのだ。かわして勝てるほどシリーズはヤワではないのだ。第
1戦は西武投手陣が中日をわずか2安打に抑える完封シャットアウトで終わった。だがそ
の裏ではげしいしのぎあいが続けられる。それも第一戦の重要な戦術なのだ。大事な役
割を任されていた男は谷繁元信と野田浩輔殿だった。両チームとも捕手である。彼らの
任務は相手の弱点を探し出すことである。激しく燃える中で彼たちだけには冷静でいな
ければならないのだ。特に責任重大だったのは中日の谷繁だったろう。カブレラ、和田
一浩。骨のきしみが聞こえてきそうなほどのフルスインガーの弱点をどうさがしあてる
か。彼はどんなコースでも芯に命中すればピンポン玉のように飛んでいく。1打席目、
川上の外角ストレートを右翼フェンスまで飛ばし、2打席目はインコースのシュートを
ポール下までライナーで打ち込んだ和田。2年前のシリーズで15打席ノーヒットに終わ
った傷心だった男がすさまじく成長している。が、谷繁も負けていなかった。和田の3
打席目以降、谷繁は緩いカーブを大胆に投げさせ打ち取っていった。第一戦が終わった
。短期決戦という戦場の中で勇気と知恵がぶつかり合っている。
・「大差がついたわけじゃない大丈夫」 信子夫人敗戦にも動揺なし
悔しすぎる敗戦にも動揺はなかった。ナゴヤドームに駆けつけた落合監督の夫人・信子
さん(60)は「大差がついたわけじゃないから大丈夫」と力強く話した。背番号66の
ユニホームに身を包み、バックネット裏の貴賓席で観戦。「私も緊張しているのよ。」
。初めて監督の妻として迎える日本シリーズに試合前から胸を高ぶらせていた。審判の
判定をめぐり49分間の中断というハプニングもあったが「中日が指摘したことが正しか
ったのでよかった」とにっこり。胸元には落合監督から掛けてもらったというリーグ優
勝を記念して発行されたネックレスが光っていた。「そりゃ、明日取りますよ」と明る
く話した信子さん。「明日も、西武ドームにも行きますよ」と中日の戦いを見届けるつ
もりだ。

43010・17オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 04:01
・加藤晴彦 収録後ドーム直行
熱血D党の加藤晴彦(29)も中京テレビ「PS」の収録後午後8時ごろナゴヤドーム
に駆けつけた。当日中に東京に帰らなければならず、1時間少々の観戦だったが「今日
は仕方ない。石井貴のボールは思った以上にすごかった。でも最後にはドラゴンズが勝
つ!」と言い残してドームを後にした。
・中継アナ途中交代
日本シリーズ第一戦で実況中継を担当したCBCの塩見啓一アナウンサーが体調不良を
訴え試合途中の7回から同局の久野誠アナウンサーに交代した。塩見アナはドーム内の
診療所で安静にし病院に行くことはなかった。
・D党信じる「これからだ!」
悲鳴とため息がドームを包み込んだ。「バン、バン!」と悔しまぎれにメガホンで壁を
叩く音がつんざいた。中日の最後の打者が立浪がセンターフライに倒れたとき多くのド
ラファンがガックリと肩を落とした。名古屋市昭和区の幸村育雄さん(27)は「憲伸で
落としたのは痛い」としばらく絶句。気を取り直して「明日はドミンゴが勝ってくれる
」と自分に言い聞かせるように話した。試合後のグランドにはライオンズの選手のヒー
ローインタビューが流れる。そんな中、帰る気力も失せたようにぼう然とへたり込むド
ラはも目立った。鈴鹿市の棚岡純子さん(22)は大ファンの英智がエラーあり、ノーヒ
ットと散々だったこともあって涙目。「ショック、悔しい。でも明日は頑張ってくれる
と信じています」「1、2番が打てなかったのが・・・」との声も多く聞かれた。「まだ
まだこれから!」誰かが叫んだ。
・マスドラ会も参上
東京で活躍するD党のマスコミ関係者が名を連ねる「マスコミドラゴンズ会」も女流漫
画家の、ひたか良さんら8人がナゴヤドームへ応援にやってきた。いつもなら外野自由
席練習で一緒にメガホンを振るところ、全席指定とあってやむなし。各人が別々の席で
祈るような気持ちで戦況を見守った。同会事務局長の校條真さん(44)は高速バスで駆
けつけたが東京が大渋滞であわや遅刻?の憂き目に。途中、静岡で新幹線に乗り換えよ
うかと思ったそうだが、なんとかプレーボール直前に到着。「投手と守備力でドラゴン
ズの方が1枚上。普段着の野球をやれば必ず日本一になれる」力強く言い切り自分の席
へ急いだ。
・花柄ナナちゃんも応援 ロゴは金色に
名古屋駅前の看板娘、名鉄セブン前のナナちゃんが16日、花柄のドラゴンズユニホー
ム姿になった。マジック点灯目前の9月15日からユニホームを着用しているがこの日
は王子製紙のティッシュ「エリエール」と提携し青い花柄入りの女の子仕様に着替えた。
併せて背番号や胸のロゴも金色に変更。名古屋駅前から日本シリーズにエールを送る。
エリエールは2年前にデザインを一新。テーマカラーもブルーになり5箱入りのパッケ
ージで青が一番上。縁起のいい応援でドラゴンズもプロ野球界のトップを目指す。花柄
のデザインは28日まで。期間中の17、23、24日はサンプル配布や各種イベント
を展開する。

43110・17オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 04:01
・デパートも「日本一」へ一丸 応援セール開催
名古屋市内の百貨店では16日、中日ドラゴンズの日本一に備え、準備を着々と進めた。
ドラゴンズが初の日本一に輝いた1954年開業の名鉄百貨店は同日朝、「記念の年に
ぜひ日本一を」と12人の関係者がドラのユニホーム姿に、約400人の社員は法被の
ようなドラゴンズローブを着て客を出迎えた。松坂屋も同日朝から「中日ドラゴンズ応
援セール」を開催。優勝が決まれば50年前に日本一になった当時のペナントやサイン
色紙を展示するという。丸栄は落合博満監督の背番号66にちなんだ660円のネクタ
イなどを用意して応援セールを実施。三越、JR名古屋高島屋も優勝記念の袋詰めを完
了するなど各百貨店ともあとは日本一の瞬間を迎えるばかりとなっている。
・谷沢信長 絶対やってくれる 彦野秀吉 7試合勝負だ 今中家康 竜打線を恐れている
竜OB 3英傑がナインへエール
縁起がいい!?こちらも「50回」名古屋まつりに華を添えた
「ドラOBと名古屋市長による3英傑トークショー」が16日の名古屋市東区のオアシス
21で行われ、第50回名古屋まつりで郷土3英傑にふんしたドラゴンズOBの谷沢健一さ
ん(57)彦野利勝さん(40)今中慎二さん(33)がこの日始まった日本シリーズで50年
ぶりの日本一に臨むドラゴンズナインにゲキを飛ばした。織田信長役の谷沢さんは「シ
ーズンとは違いますからね。いくら力を持ってても乗り切れる選手と乗れない選手がい
る」と力むナインの心情をおもんぱかったが「でも絶対にやってくれます今年は!!。
みなさん応援してくれますから」ときっぱり。会場から大きな拍手が起きた。中日の強
さついては「ボールを投げる、打つ、楽しさを思い出した少年のよう」と分析した。豊
臣秀吉役の彦野さんは「ナゴヤドームで4試合あるのは有利。開幕戦の大逆転で今年の
ドラゴンズは違うと思った。自分としては7試合やってほしい」と粘竜に期待していた
。徳川家康役の今中慎二さんは「今日、西武が先発に松坂を持って来ないのは中日の打
線を恐れているから川上で初戦を勝てば90%くらいの確率です」と分析していた。大の
ドラファンという松原武久市長(67)は「絶対にいける!コツコツがんばる野球でピン
チを何とか逃れてほしいと熱いエール」を送っていた。

43210・17オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 04:21
・サンスポ
http://www.sanspo.com/baseball/nihon/2004/nihon.html
・スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser3/ser3.html
・報知
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/conts3.htm
・日刊
http://www.nikkansports.com/osaka/od/od-top.html

*シリーズ関連 他紙以外特に特集記事はこちらで

43310・17オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 04:24
・立浪「昨年トラブル」告訴される(日刊なにわWEB)
立浪和義内野手(35)が昨年10月、大阪市内でトラブルを起こし、相手側が告訴状を
大阪府警曽根崎署に提出、受理されていたことが16日、分かった。今週発売の週刊ポ
スト誌が報じている。中日の西川球団社長は「(立浪の)弁護士を通じて話は聞いて
いるが、あくまで個人的なことで球団としてタッチはしない。司法の手に委ねられた
わけだから、その判断を待ちたい」とし、個人的な見解として「シリーズ出場に関し
ては問題ないと思う。弁護士の話を聞く限り、犯罪性はないと思う」と話した。立浪
は日本シリーズ第1戦終了後に「悪い事はしていない。(週刊誌は)記事を出すなら
出して下さい。(法的措置などの対応は)シリーズが終わってから考えます」と話した。

43410・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:24
・立浪、松坂粉砕 こん身の力こめスタンドへ!待ってたぞ
落合督監もドームもシリーズ初勝利 オレ流マジック(中スポ)
・谷繁が決めた 「気合だけ」立浪に続いた(中スポ)
・山本昌「次こそ」先発も5回途中KO(中スポ)
・井端、4安打 シリーズタイ(中スポ)
4発の弾丸を西武に撃ち込んだ。8回1死、井端弘和内野手(29)が、森から中前打し、
シリーズタイ記録の1試合4安打。相手のエース松坂からは、4打数3安打で反撃の起点
をつくった。「昨日は、(結果的に)シーズンの延長のような感じでしたから。気合を入
れ直しました」黒星スタートを切ったチームの呪縛(じゅばく)を解き放つかのように、
思い切りバットを振った。松坂の力がある球をセンター中心にはじき返した。「松坂君を
打って自信になります。真っすぐを狙ったのが良かった」。決して数だけではない。2本
目以降を放った3、7、8回の各イニングは、チームも得点。値打ち十分だった。打撃だ
けではない。8回の守備でも内野安打になったがセンターに抜ける打球を気迫で止めた。
「これで乗っていけます。次は5安打を目指します」。攻守の要・井端が、シリーズ1勝
目を見事に演出した。
・救世守・井上(中スポ)
5回表2死満塁 抜ければ大量失点…「最後は感性で飛んだ」
満員のスタンドから絶望のため息が漏れた。5−2と逆転を許した5回表2死満塁、西武
・野田の打球は、左中間へ一直線。走者一掃の長打を覚悟した瞬間、井上一樹左翼手(3
3)が白球に飛び込んだ。一瞬の静寂、そして大歓声。3万7969人の視線の先で、背
番号9はフィールドに倒れたまま、右手のグラブを上げていた。抜ければ絶体絶命のピン
チで、打球と照明が重なったという。イチかバチか、飛んだ。取ったのかどうか分からな
い。しかも、腹に変な感触が…。「ベルトのバックルがボールだと思った。最後は自分の
感性で飛び込んだよ。しらけた試合になるところだったから」。救世主はニヤリと笑った。
開幕時こそスタメンだったが、今は決して出番に恵まれているとはいえない。それでも練
習で懸命に汗を流す。落合監督についていく覚悟を決めたからだ。「監督は『色眼鏡で見
ない』と言っていたけど、ホントだった。僕たちが色眼鏡を外したんだ」。さりげない心
遣い、気配り。自然とやる気が起きる。腐っていたら、この日の活躍はなかったかもしれ
ない。日本シリーズは1999年10月28日、ダイエーに優勝を見せつけられた第5戦
以来、1816日ぶりの出場だった。この年は13打数無安打。この日も快音はなかった
が、あのスーパーキャッチは自分で自分を褒めていい。「ヒットはなかったけど、勝利に
貢献できたかな」。試合終了後、ナインを出迎えた井上の背中が大きく見えた。

43510・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:24
・シリーズを斬る!!「引っ張るつもりだった」3回打席が呼んだ同点3ラン(中スポ)
燃えた、ふるえた。ベンチが、スタンドが。日本シリーズ第2戦(ナゴヤドーム)、中日
は立浪和義内野手(35)が7回に西武の松坂から同点3ラン。こうなれば勢いは止まら
ない。シリーズでは球団史上最多得点で逆転勝ちした。硬さが取れたら、実力はこんなも
の。さあ、50年ぶり日本一、もらいます。
松坂の98球目が、天空に舞った。立浪も松坂も、打球の行方を目で追った。149キロ
。捕手・野田が外角に構えたミットとは逆方向、内角への球道が、すべてのシナリオを書
き換えた。中日は3点を追っていた。1死一、三塁。あと8個のアウトを奪われるまでに
追いつかねば、悪夢の本拠地連敗が確定する。このケース、西武バッテリーが考えること
はただ一点。『本塁打だけは避けるべし』。外野フライでもOKだ。そして、松坂はそれ
ができる投手である。「引っ張るつもりだった」539打数で7本塁打。両リーグの規定
投球回数到達者の中で、最少の被本塁打だ。なおかつ、すべてがソロもしくは2ラン(プ
レーオフで3ランが1本)だ。つまり『投手のタブー』をほぼ完ぺきに実践できる存在だ
った。一方の立浪は523打数で5本塁打。『12球団で最も本塁打の少ない3番打者』
とのカップリングから、シリーズ史に残る劇弾が生まれたことになる。力の松坂と読みの
立浪。ドラマの伏線は張られていた。「チャンスで引っ張ることはあまりないんですけど
、あそこは引っ張るつもりでした。ヒットでつなぎたかったんです」松坂にすれば、外角
にさえ投げておけば一発はない。しかし、逆球。しかも、立浪がめったにやらない“引っ
張り”で待ちかまえていた。そう踏ん切らせたことにも理由がある。時間を3回に巻き戻
す。1死満塁。松坂のカットボールに詰まり、二塁への併殺崩れとなった打席への“悔い
”と“功名”だ。「センター返しにいって、詰まってしまった。今度は詰まるのが嫌だっ
たから引っ張りにいったんですよ」その二ゴロで、シリーズ用に新調したバットは折れて
いた。代わって使ったのがシーズン中にも用いていた黒塗りのバット。フィットした。「
そろそろ大きいのも欲しかったから」。笑っていた。7月28日の阪神戦(甲子園)で放
った5号から、実に81日ぶりの快感。ともに春夏連覇で沸かせた甲子園のヒーローが演
じた名勝負。引き立て役に回った後輩・松坂の口は、ベンチに向けて「すいません」とだ
け動いていた。
(中スポWEBなし)
 ・逆転信じて投げた 平井
三番手平井が中日での日本シリーズ初マウンドに立った。「2点差だったけど抑えれば逆転
してくれると思って投げた」。1イニングを無失点で抑えその言葉通り劇的な逆転勝利を引
き出した。
・ミーが勝利投手ネ バルデス
劇的な逆転勝利で白星を手にしたのは4番手バルデスだった。7回和田にソロ弾を浴びリード
を広げられたが直後に打線が逆転。「自分としてはまあまあのピッチングだった。今日は打
撃陣が実力を見せた日だった」と転がり込んだ白星を振り返っていた。
・勝利の方程式だ 岡本−岩瀬
岡本−岩瀬の勝利の方程式コンビが連投で無失点に抑え試合を締めた。5番手の岡本は8回
の1イニングを一安打だけで乗り切り、続く岩瀬は9回最後の打者カブレラを三振に打ち取
って満面の笑みを浮かべた。気迫あふれる投球で場内を沸かせた岡本は逆転してくれたので
絶対に抑えてやろうと思っていた。抑えられてよかった」と顔を紅潮させていた。
・一樹ありがとう!! 落合英
二番手の落合英は先発山本昌が後を受け4−3と逆転された5回一死2塁手今シリーズ初登板。
2度の満塁策で何とか反撃を1点で留めた。満塁策の1度目は和田に痛打されたが2度目は井
上のファインプレーでチャンジに。試合後の落合英は「一樹(井上)のおかげです。勝て
てよかった」と感謝しきりだった。
・森野大当たり2死球
5番に抜てきされた森野は松坂から2死球。2度とも太ももに当たった。「あたって得した。2
度とも同点につながったし、もうけもの、松坂にしたら”避けろよ”でしょうが避けられま
せんよ」。無安打とあって「次はバットのしんに当てます」と苦笑いしていた。

43610・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:25
・荒木が狙われている
荒木が連夜のヒヤリだ。3回左手付近にあたる死球を受けた。初戦では守備でカブレラに体当
たりされたばかり。落合監督が指摘するように狙われている格好だ。それでは荒木は前を見る
。「自分もそれぐらいの狙われる選手になったんだ思って頑張るだけです」。打って走って
守ってひたむきに勝利に貢献するつもりだ。
・大西が同点打呼んだ
立浪の起死回生同点弾が飛び出した7回。その突破口を開いたのが大西だった。代打で打席に
立つと3球目をたたき付け1塁に全力疾走。1塁手が打球を取ったときはペースを駆け抜けて
いた。「どうやって塁に出るかだけを考えてました。ラッキーボーイじゃないけどビックイ
ニングのきっかけになってよかったです」。
・オレ流語録
<ヒーローインタビューで>
▼プロ野球は滅びない
そうです。こういう試合をしていけば決して滅びません。
▼2戦目までは慣らし運転
初戦は選手が雲の上でいるようなふわふわした感じだったと思う。私も経験があるけど、この2
試合でやっと落ち着けたじゃないのかな。西武ドームからの三連戦でもきちんとしたうちの野
球ができると思う。
▼立浪はうちの軸
日本シリーズで何をしなければいけないかも、このシリーズの持つ意味も最もよく知っているが
立浪です。立浪と谷繁という責任感の強い2人が点をとるのがうちのパターン。それできた。
▼松坂でよかった
逆転できたのは松坂だから。うちの選手は松坂を打って勝つという意識が徹底している。他の
投手だったらあれだけの負けん気はでなかった。
▼帰ってこない?
ナゴヤドームに帰ってこない可能性は大いにあります。期待してて下さい。
<通常の監督会見>
▼マサはへばった
マサ(山本昌)の出来はこの1年の中でも1、2の出来。よかったよ。でも最後はちょっとへばっ
たな。よく投げてくれた。
▼西武ドームからきちんと
とにかくこの2試合は選手の動きを見たかった。それで野手も投手も全部使おうと思った。全部
出したかった。だから仮にあのまま3−6で負けてもダメージはなかったよ。残り5試合でどう勝
つかを考えていたから。もちろん勝つに越したことはないんだけど。
▼この試合のポイントは1つだけある
この試合のポイントは3回の荒木への死球だ。初戦といい、あの四球といい、荒木つぶしがうち
の選手たちに火をつけたな。
▼うちが上
西武の動きよりうちが上だ。でなければセ・リーグの強いチームを倒してトップになれないよ。
▼4つ勝つつもり
シリーズ初勝利っていったって。最初から4つ勝つつもりでいるからな。ただ1つ目がなければ2
つ目はないし2つ目がなければ3つ目もないということだ。とにかくうちの選手は頼もしい。
それだけ。

43710・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:26
・めざせ日本一 竜50年の夢 一振りの男 光信代打タイムリー
このときを待っていた。高橋光信内野手(29)の日本シリーズ初打席は2戦目の7回一死2、3塁
。西武の左腕星野のスライダーを中前に弾き返しリードを2点に広げる貴重な走者を迎え入れ
た。代走に土谷を送られ笑顔でベンチに戻った高橋光。3塁ベンチにはじっと悔しさをかみし
める松坂がいる。偉大な後輩と同じ土俵に立っているそれを実感した瞬間でもあっただろう。
高橋光にとって松坂は横浜高校の5年後輩。「後輩といっても実績が全然違う。向こうは横綱
ですからね」対戦するはずだったオープン戦が雨で流れた今年の春、高橋光は照れくさそうに
こう笑った。相手は日本のエース。一方、高橋光はライバルたちと開幕一軍を争いに身を置い
ていた。守りに難がある高橋光が生き残るには打撃でアピールしかない手はない。1球1球打
席に集中するためさまざまな作業行う。試合前の練習ではアメリンノックを志願し入念に汗を
流す。試合が始まればベンチでしっかり戦況を見つめ、流れを体でつかむ。仕込みはグランド
だけではない。必ず自宅にバットを持ち帰り、部屋でバットを振り込む。体の切れを作ると同
時にイメージを作り上げるためだ。ある日いつものように部屋で素振りをしていたところバッ
トが壁に当たり折れたという。「もう周りが見えなくなっていた」高橋光がこう振り返る。二
軍落ちを経験し1軍に戻ってきたのは8月。代打の切り札の座は一心不乱にバットを振り続けよ
うやくつかんだものだった。19日から舞台は西武球場。DH(指名打者)での起用も十分予想
される。「いつも通り自分の準備をするだけですよ」春のオープン戦から半年、いま高橋光も
竜の一員として横綱を倒す立場にいる。
・なかなかストライク入らんな〜 中利夫氏 苦笑始球式
日本シリーズ第2戦の始球式には盗塁王と首位打者のタイトルを獲得するなど俊足巧打の外野手
として名をはせた元中日OB中利夫氏(68)が登板。ワンバンドながら勢いのある球を投げ込み
満員のナゴヤドームから歓声を浴びた。前日の杉下氏に続いて大役を果たした中氏は「角度があ
るところから投げるれるのは慣れてないからなぁ」とワンバンドに苦笑い。
・勝利信じていた!竜党歓喜のウエーブ 全員総立ち
全員総立ちになり、お互いに抱き合い、飛び跳ね、メガホンでハイタッチした。7回表にドラゴ
ンズが大逆転した17日の日本シリーズ第2戦。ライオンズの先発松坂が降板するとウエーブが
巻き起こった。「松坂から7点取ったんだからすごいの一言。山本昌にはもうちょっと頑張って
ほしかったけどほんとに勝ってよかった」と興奮気味に話したのは豊田市の平崎誠さん(38)。
名古屋市中村区の女性(35)は「絶対に勝を信じていた」としてやったりの表情「根拠?きょう
の松坂は初回からボールがよく見えなかった。オープン戦、オールスターで見た時と明らかに
違っていた。内心頂きと思ったわ」と胸を張った。紙吹雪が舞う中グランドには勝利監督インタ
ビューに答える落合監督の姿があった。「信じていたぞ!」のかけ声が飛び交った。

43810・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:26
・信子夫人 勝利に絶口調
じっとしていられなかった。中日が反撃を開始した7回、ホームベースのブースで観戦していた
落合監督夫人の信子さん(60)は沸き返るバックネット裏のスタンドへと飛び出した。「落合に
は他のお客さんに迷惑がかかるから止められていたけど・・・。でも私は箱入り娘をやってちゃ
いけいけないって思って」その直後、立浪の劇的同点3ランが右翼席へ突き刺さった。そして狂
喜乱舞の竜党とともに最高の瞬間に酔いしれた。その後は親交のあるタレント研ナオコらとスタ
ンドで観戦。試合終了間際に再びブースに戻り落合監督のインタビューに聞きほれた。「うれし
かった選手は爆発したね」夫の監督として初勝利に信子さんの口調も弾んだ。前夜の黒星発進に
何とか流れを変えようとマンションの模様替えを行い落合監督の服装も白のジャケットから青の
セーターに変えさせた。そんな努力も実り「きょうは弾けたわよ」と満足顔の信子さん。「所沢
でもしっかり応援します。よろしくね」と言い残しナゴヤドームを後にした。
・研ナオコも応援
落合監督と家族ぐるみで親しいことからを熱烈にドラゴンズ応援している歌手の研ナオコ(51)
が17日、ナゴヤドームに駆けつけバックネット裏内野席から熱い声援を送った。今シーズン、
中日のM1で迎えた神宮球場のヤクルト戦をはじめ、横浜スタジアムの横浜戦など足を運んだと
いう研はドラゴンズの見事な逆転勝利に「野球は面白い!!」とほうを紅潮させた。研は「選手
も頑張っているし絶対優勝してほしい」とドラにエール。テレビの人気者と知名度随一の監督夫
人のツーショットとあって試合そっちのけで2人の姿を見に行くファンの姿も見られた。
・熱烈D党 鈴木ヒロミツがエール 最高!ドラ野球の勝利だ 死ぬ気で頑張れ 落合さい配に感心
西武D行くぞ!
熱狂的なドラゴンズファンとして知られるタレントの鈴木ヒロミツ(58)は17日、日本シリ
ーズ第2戦をテレビ観戦。目の覚めるような逆転勝利に「見事なものですもんですねー。こんな
おもしろい野球を見せてもらっていいのかと思った。最高!!」と喜びを爆発させた。鈴木は同
日夜、横浜市内でレコーディングの打ち合わせをするはずだったが「どうしても試合が見たい」
とスタッフに懇願。テレビで見られる場所を急きょ確保しドラゴンズの戦いぶりを食いるように
見つめた。西武にリードされた場面では「西武をなめていた。4勝3敗でいい。とにかく日本一に
なってほしい」と弱気な面も見せた鈴木だが、逆転してからは「(山本昌と落合英が打たれた)
悔し泣きがうれし泣きに変わった」とえびす顔。「勝負を決めたのは立浪があり谷繁だと思うが
、昨日信じられなエラーをした英智に「昨日の分を取り戻せよ」と打たせ結果を出させた落合さ
い配が顕著に出ていたと思う。やっぱり計算ができるんだなった」と感心した。「高橋光のタイ
ムリーで落合監督が笑った。「やっと全員で目指しているドラゴンズ野球になった」という笑顔
だった。これは勝ったなと思った」と細かいところまで見逃さない鈴木。「昌、落合英が打たれ
た分をみんなで補った。さわやかでスカットする野球。こんなに気分のいいことはない。(第3
戦のある)火曜日まで飲み続けてもいいくらい!!」と愛する竜の勝利に興奮気味だった。もち
ろん西武ドームでは毎日駆けつける。「名古屋で優勝を決めて欲しいという名古屋のファン声の
気持ちも分かるが、申し訳ないとで4勝1敗で中日の日本一。西武ドームの試合でビール掛けがで
きると確信してます!!」と早くも美酒を夢見ていた。

43910・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:26
・井端お兄ちゃん 日本一になってね 2年前から交流 やった!4安打
和進館児童ホームの子供たちが大声援
「井端お兄ちゃん、やったぜーッ!」子供たちの歓喜の雄叫びがドームを揺らした。ナゴヤドー
ムからほど近い名古屋市守山区の廿軒家の和進館児童ホームの子供たちだ。17日の日本シリー
ズ第2戦。前日の第1戦と合わせ井端選手から40枚のチケットをプレゼントされた子供たちは感謝
の気持ちを込め、胸が熱くなるまでメガホンを打ち鳴らした。それが届いたのかこの日井端選手
は4安打の大活躍。感動をありがとう。みんな大好きな僕らのヒーローはグランドでキラキラと
輝いていた。
「ヤッターッ!」。全員で立ち上がり小さな子は椅子の上に上ってぴょんぴょん飛び跳ねた。メ
ガホンが割れんばかりの勢いで喜びを全身で表した。山下雅樹さん(16)は「4安打なんて井端
選手はやっぱりすごい!」と目を輝かせるか。思いが通じた。井端選手はドラゴンズを逆転に導
く大活躍。なかでも7回表の3安打目は立浪選手の同点3ランを呼び込んだ。脇元沙織さん(13
)は[昨年クリスマスプレゼントをもらったから恩返しに一生懸命応援した。絶対日本一になっ
てください」と笑顔で話した。引率した職員の西本智至さん(32)も感激の面持ち。「みんな大
満足していた。応援に行った甲斐があった。最後は周りのお客さんとハイタッチして帰ってきま
した」井端選手の交流はサイクルヒットがきっかけだった。一昨年9月21日ナゴヤドームで井端
選手のバットが火を噴いた。賞金100万円。井端選手はこれを親と一緒に暮らせない子供たちが
いる児童養護施設に寄付した。そのとき窓口になったのはが和進館児童ホーム。これが縁で翌年
から開幕チケットが井端選手から届くようになり度々遊びにも来てくれた。慰問という語感から
はほど遠いイメージ。それが井端選手の人柄。「近所のお兄ちゃんお遊びに来るびたい」子供た
ちは口をそろえた。今年は何と開幕前日に来てくれた。ホームの職員たちの方が「こんな日にい
いんですか」と気をもむが井端選手は平気な顔。子供たちもピンポン大会をやった。それも真剣
。右へ左へ走り回った。「無理しないでください」職員が重ねて声をかけたが聞かなかった。ホ
ームには2−18歳の45人が在籍。幼い子は井端選手に「おんぶ、だっこ」と次々にせがむがいつ
も「よし、よし」今夏は猛暑中、ホームの庭でセミ捕りをした。高いところには網が届くように
と子供たちを喜んで肩車した。日本シリーズの応援はもちろんみんな井端選手のTシャツでキメ
た。それらすべてがかけがえのない宝物になった。

44010・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:41
・英智“お返し!”タイムリー三塁打(日刊なにわWEB)
なりふり構わずボールに食らいついた。8回2死二塁。英智の放った打球は右中間を深々
と破った。汚名返上のため、とにかく必死だった。俊足を飛ばして、二塁も蹴った。三塁
へ気迫のヘッドスライディング。べっとり泥がついたユニホームで顔を上げると、ドーム
の割れるような大歓声が包んでくれた。前夜に味わった地獄とは、180度違う世界が待
っていた。「打ったのはフォーク。全部打ちにいくつもりでいきました」。コメントにひ
たむきさがにじみ出ていた。前夜はどん底だった。守備力を買われてスタメン起用された
のに、5回に失点につながるまさかの落球。2回にもクッションボールの処理を誤るなど
、硬さが本来の伸びやかな動きを奪っていた。大舞台で犯した致命的なミス。しかし、何
とか気持ちの切り替えに努めた。「反省はしますが、引きずっても勝ちにはつながらない
。前向きにいきます」と宣言して2戦目を迎えていた。この日はスタメン落ち。7回に代
走から出場し、8回に巡ってきた名誉ばん回の打席は落合監督に一言ささやかれ、背中を
ポンと押されて向かった。そして結果を出した。9回の守備ではフェルナンデスの打球が
頭上に飛んだ。天井へ届かんばかりの高いフライだった。が、もう心配はない。難なくつ
かみとった。落合野球を象徴する守備の職人は、チームの流れに乗ってキッチリ借りを返した。

44110・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:41
・オレ流逆転の影に…信子夫人が夫婦の秘密公開!(夕刊フジ)
 立浪はスキャンダルも飛ばす3ラン
「(西武ドームで3連勝して)ナゴヤに戻らないことは十分あります!」。落合監督が日
本一を宣言した。中日は日本シリーズ第2戦(17日)、松坂から放った立浪の起死回生
の3ランが効いて逆転勝ちし、タイに持ち込み、ムードは最高潮。その舞台裏では落合監
督、立浪の2人に意外な共通点があった。事情は異なるとはいえ、女の影が見え隠れして
いる。異常なまでの盛り上がりを見せるナゴヤドームで、妙齢の女性が、ファン以上に大
興奮。落合監督の信子夫人だ。徹底した情報操作を行い、チーム内部のことになると、「
何もしていません」「わかりません」と、シラを切る落合監督に代わって、スポークスマ
ンを買って出ているのが、信子夫人。50歳の監督より、10歳年上女房だ。“恐妻”と
して知られる信子夫人。球界では、野村元阪神監督夫人サッチーと双璧(そうへき)をな
す。ただし、信子夫人のいいところは、とにかく明るいところだろう。それが落合監督の
マイナス面を補っている。プライベートなことは全くしゃべらない落合監督に代わって、
「今朝のご飯はアサリのみそ汁と白いご飯、それにサラダ」、「私が新幹線に乗っている
と、何号車なのかなどと、すぐにメールを送ってくるのよ」と、知られざる(知りたくも
ない?)夫婦の秘密を公開してくれる。今季、ペナントレースでは、18試合を観戦し、
8勝10敗に終わった。特に、東京ドームや神宮など関東地区では勝ちなしの7連敗と、
応援どころか足を引っ張っていた。が、落合監督は観戦を大歓迎していた。担当記者にで
さえ、ときにはウソまでつく落合監督が徹底した攻撃を受けないのは、ただ試合に勝って
いるから−だけではない。信子夫人のフォローがあるからだ。一方、落合監督に初勝利を
プレゼントするきっかけとなった一発を放った立浪にも、ある女性の影が…。一部週刊誌
に、女性スキャンダルが掲載され、とても日本シリーズに集中できない状況なのだ。その
スキャンダルとは、昨年の日本シリーズ第3戦でテレビでゲスト解説した夜、知り合った
女性と関係を持とうとしたことだという。後にこの女性から謝罪の要求があると、立浪は
暴力団関係者に依頼して脅迫。そのため、この女性は立浪を告訴し、警察が受理したとい
う。立浪は、「絶対に僕は何もしてない。そんな事実はあるわけない」と否定し、「どう
対応するかは、シリーズが終わってから考える」。35歳のリードオフマンが、もやもや
の中で迎えた大一番。松坂から放った3ランは、気持ちの上ではスキャンダルを完全に吹
き飛ばす一発だった。「今年はあまりホームランを打っていない(5本)ので、行くかな
と思った。珍しく会心の当たりだった」試合後、立浪は満面の笑顔だった。若いときから
意外にも女性関係が派手だったとされる立浪。今でも、プライベートは平坦(へいたん)
ではない。関係者の中には、「今回のスキャンダルもそのひとつ。報道が事実なら、どう
してきちんとした人に解決を頼まなかったのだろう」と言い切る。一通り、ヒーローイン
タビューを終えて、ナゴヤドームを引き揚げる際、「もう僕をあんまりいじめないでくだ
さいよ」と弱音を吐いた立浪だが、その悪いムードを吹き払うには、願ってもない一発だ
ったことだろう
・本紙に胸中告白 立浪レイプ疑惑の核心を直撃!!(東スポ)

44210・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 17:42
・サンスポ
http://www.sanspo.com/baseball/nihon/2004/nihon.html
・スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser3/ser3.html
・報知
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/conts3.htm
・日刊
http://www.nikkansports.com/osaka/od/od-top.html

*シリーズ関連 中スポ以外特集記事はこちらで

44310・18オレ竜@劇場版:2004/10/18(月) 18:05
ミヌターD忘れてた
・オレ流VSレオ流<第ニ戦>スタンドが打たせた立浪の同点弾 児玉光雄(中スポ)
この耳のつんざくようなけたたましい応援は何なんだ。ここはいったいどこなんだ。
あの甲子園の阪神ファンの応援がうらやましかった。どことなく静かだったドラフ
ァンの応援がうらやましかった。けど、それは間違いだった。間違いなく言えるの
は松坂が立浪に投げた1球はファンが投げさせたように思えるのだ。◇あの怒涛の
のような攻撃に入る前、中日は敗色濃厚だった。立ち上がり不調だった松坂は4回
からギアチャンジに成功していた。ストレートは見せ球か決めるための1球に使う
だけ。150キロの速球が中日のミート打法に通用しないと見るや、変化球投手に
様変わりしていた。序盤のストレート中心の配球は消えスライダー、カットボール
さらにカーブ、チェンジアップを中心にした配球に変わっていった。再逆転された
あとの5、6回中日は3番立浪からの打順を3人ずつで片付けられた。実はこの方
が松坂はやっかいなのだ。この日森野、井上、森と左打者を登用した。右の松坂に
左打者を定石に思える。が中日は大きな間違いを犯していた。証明する記録がある
松坂は今シーズン、パ・リーグの投手陣の中で左打者被打率が2割ちょっとの、打
たれない投手ナンバーワンなのである。この日の6回まで中日が放った5安打のう
ち左打者のヒットは森の1本だけ。左打者の内角に、縦から落ちるように食い込ん
でくるスライダー、カットボールは左打者の方が攻略が困難だったのだ。そして松
坂にとって魔の7回がやってくる。◇投手バルデスの打順で大西が代打に起用され
た。大西の放った打球は大きなバウンドで松坂の頭上を越えて内野安打になった。
松坂の表情がしかめっ面になると同時にそこで嵐のような中日ファンの応援が始ま
ったのだ。ナゴヤドームの9割以上を占めたファンの驚くほどのけたたましい応援
の中で井端のヒットが飛び出し1死1、3塁になった。そこで立浪が打席に入る。
立浪が果たしてあの食い込みながら若干落ちるカット系のスライダーを打てるのだ
ろうか。そう思った直後、信じられないような光景が起きるのだ。1、2球が外角
のボールになった松坂はなんとあろうことか内角にカットボールではなくストレー
トを投げ込んでしまうのだ。乾いた快音が聞こえ打球は大観衆の中右翼席に飛び込
んでいた。初めて感じることだが怪物と言われる松坂は意外にナイーブな性格をし
ているようだ。3回の失点もできる併殺ができなかったことから始まってるし、押
し出しまでやった。7回は大西の内野安打を引きずっていた気がする。そして何よ
り松坂を攻め続けたのは球場全体から怒涛のように押し寄せてきた中日ファンの大
声援だったように思う。だから、あの3球目は「中日ファンが投げさせた1球」だ
ったのに違いない。◇ナゴヤドームで耳を劈くようなこれほどの応援は知らない。
名古屋のファンも捨てたもんじゃない。

44410・18オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:29
・基本に戻り田上1号 よさこいリーグ ファーム情報
中日の2軍は17日、高知の2軍教育リーグ(よさこいリーグ)で社会人JR四国と対戦。
4投手の完封リレーにより2-0で勝った。決勝点をたたき出したのは3年目の田上秀則捕手
(24)。五回の第2打席でバックスクリーン右へ、今リーグ1号初本塁打放った。「基
本に戻ってセンターを中心に打ち返すことを意識して打席に入りました。それが良かった
と思います」と田上。今季は変化球で空振り三振に仕留められるケース多かった田上。3回
の第一打席でもやはり変化球に空振り三振に倒れていた。その反省を踏まえ、基本のセン
ター返しを心がけとりあえず結果を出した。勝負となるこの秋、田上が懸ける。

44510・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:29
・憲伸、沢村賞受賞!! リベンジ、あすは勝つ(中スポ)
・小笠原、“煙幕”抜け出し敵地先陣(中スポ)
・DHで初先発、ドラ光信 打撃練習で7HR(中スポ)
・落合監督「お休み」でも敵地チェックはしっかり
真剣勝負で戦う16年ぶりの西武の本拠地。落合博満監督(50)は西武ドームに着くなり
、隅々まで目を光らせ、チェックした。「まだ何も決めてないよ。(相手の先発が)右か左
かも分かってないのに、何も決められないじゃないか。これからだ」。バスから降りるなり
取り囲む報道陣にそう笑いかけて、グラウンドに降りていった。練習の前半は投手陣。ドミ
ンゴを呼び寄せ、約5分程度、通訳を交えて話をした。後半は守備練習と打撃練習。セ・リ
ーグの人工芝球場とは比較ができないほど独特の弾み方をする西武ドームに慣れようと、ノ
ックを受ける選手をじっと見守った。特にケージの後ろで打撃のチェックをしたのは指名打
者としての期待が大きい高橋光。その合間にも審判と話をしたり、コーチと練習についての
打ち合わせをしたり、球場内を動き回った。その行動とは裏腹に、練習後、出てきた言葉は
「きょうはお休み」。それだけ言うと、帰りのバスに乗りこんでいった。その背中からは、
敵地に乗りこんだという緊張感はみじんも感じられなかった。 
・ドラ野手陣、弾む人工芝を徹底チェック(中スポ)
中日は18日、翌日からの日本シリーズ3−5戦の舞台となる西武ドームで全体練習した。
高代延博野手総合チーフコーチ(50)が重要視したのは、外野陣の打球処理だった。
「バウンドが高くて長いんだよ。クッションも速い。今日はそれに慣れること。そのための
練習なんだ」硬いゴムマットのような人工芝を敷き詰めた西武ドーム。打球は高く弾み、落
下点までの距離も長い。さらに外野フェンスに当たってはね返ってくる打球のスピードも、
ナゴヤドームより速い。ビジターならではの不慣れな要素。何の準備もせずに実戦に臨むわ
けにはいかない。早速、外野陣はグラブを手に打球を追い始めた。長嶋打撃・外野守備走塁
コーチのノックを受けること約20分。英智は「クッションが独特」と警戒心を強め、左翼
でのスタメンが予想される渡辺も「結構、跳ねる。難しいね」と苦笑い。だが、そこは12
球団トップクラスの守備陣。いつもと違う感覚の打球とはいえ、対応策はきっちり思い描い
ている。渡辺が明かす対策の一端は、想像力と判断力。「バウンドが弾む分、状況判断が大
切。点差、走者の足を判断して(バウンドを)待つか、突っ込んで捕るか。頭の中で打球を
イメージしておいて、瞬時に判断しないと」慣れない球場。だが、頭をフル回転させて、敵
地でも「守り勝つ野球」を遂行する。 
(中スポWEBなし)
・番記者のちょっといい話  サイ・ヤング賞って何?
沢村賞といえばメジャーのサイ・ヤング賞(19世紀末から20世紀初頭にかけて大リーグで511
勝を挙げた名投手サイ・ヤング賞をたたえ各リーグ年間最優秀投手に贈られる賞)」に相当
する投手の最高峰だ。「おめでとうジャパニーズ・サイ・ヤング賞」練習後のバスに乗り込
む際ベテラン報道陣からの祝福に川上は「サイ・ヤング賞って何ですか?」と逆質問。岩瀬
は「こいつ知らないんですよ」と説明した。テレビでチェックするなどメジャーに精通して
いる選手の多い中、珍しいタイプといえる。周囲の下馬評をよそに沢村賞についても全く頭
になかった。宿泊するホテルに到着した際、記者会見を知らされて驚いたという。会見中に
「本当に凄い賞ということが認識してきて、今、率直には言い表せない・・・」というのは
本音がだった。己の道を突き進む川上、恐るべし。エースらしい豪快さがにじみ出ている。
・先輩お祝いコメント
▽小松辰雄氏(本紙評論家1,985年受賞)
「今年の活躍をみれば当然。この打高投低の中ですべて先発で17勝目は文句のつけようがない」
▽今中慎二氏(同93年受賞)
「今年の川上は成績もよかったが内容も素晴らしかった。優勝して沢村賞なんて最高。次は
ぜひ日本一を目指して頑張ってほしい」
▽中日山本昌広投手
(94年受賞)
「僕のときはすぐに表彰でいただいた金杯をもってアメリカに飛びました。お世話になった
アイク生原さんの墓前へ報告へ行き、ビールを注ぎました。投手にとって最高の賞。今年は
憲伸しかいないと思っていましたよ」

44610・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:30
・普通に空振り 荒木
竜の不動の一番・荒木には試合前、大投手との対戦が待っている。第三戦の始球式はハリウ
ッド俳優のトム・クルーズ。「打つの?」という報道陣からの問いかけに。「ちょっと無理
でしょ。普通にやります」。こればかりはオーソドックスに空振り宣言した。
・立浪動き軽快
第2戦で劇的な同点3ランを放った立浪が敵地・西武ドームでの練習でも軽快な動きを見せた
。「ちょっと寒いですね」と言いながらもノックやフリー打撃などで大量の汗。「皆も緊張
感をもっているし、いい状態で3戦目に臨めると思う。何としても敵地での初戦を取りたいで
すね」と気合いを引き締めていた。
・ナイス2死球?監督と世間話 森野
練習終了直後、打撃ケージ裏で落合監督と森野がニコニコと談笑。「世間話ですよ。「ナイ
スデッドボール」と言われましたけど」と森野。第2戦でシリーズ初出場初先発。もらった2
死球がともに得点につながり監督からお褒めの言葉を受けたようだ。ただ一塁手での先発に
は「まさか」と思ったそうで競争が続くチーム内の雰囲気に「ひとまずシリーズを経験しよ
かったが、これからがんばりますよ」と笑顔だった。
・第5戦先発?ドミンゴ気合
当初第3戦の先発の本命とみられたドミンゴ。しかし今月1日の広島戦(ナゴヤドーム)以降
、実戦のマウンドはなし。この日もキャッチボールなど軽めの調整で早々に切り上げた。森
コーチも「常識なら実績のあるやつだからだが、でも中日は普通じゃないところがあるかな
」とコメントしていることから第三戦の先発の可能性は低い。12日にもブルペン入りしてお
り、本人も「準備はできているよ」と気合い十分。シリーズのカギを握る第5戦での先発が
予想されている。
・第三戦の当日券4000枚発売
日本シリーズ運営委員会は18日、日本シリーズ第3戦以降の当日券発売要項を発表した。第三
戦は19日午前10時から「西武ドームチケット発売窓口」「チケットぴあ」で指定席A、Bを
計4000枚程度発売。第4,5戦も予約流れチケットなどがの残席が出た場合、同様に当日発売す
る。詳しい問い合わせは西武ドーム℡042(925)1151まで。
・20人が席取り 外野自由席入場口
決戦前日の18日夜西武ドーム周辺には熱戦を心待ちにするファン約20人が訪れた。球場敷地
内で徹夜することは禁止されているため、外野自由席への入場口に段ボールを引いて段取り
して球場の外へ。夜は肌寒い所沢だがファンの熱は早くもヒートアップ。
・オレ流語録 指名打者は調子のいいやつを使う
<練習前>
▼指名打者は誰?
指名打者も何もまだ何も決まってない。これから調子のいいやつを使っていく。
▼所沢は寒い
そうか、寒いのか?じゃあパッチをもう1枚余分にはこうかな。
<練習後>
▼練習日は話さないんだって
今日はお休み。だから話しません。選手の皆は練習しているけど俺はお休み。だからみんな
報道陣も早く帰れよ。

44710・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:30
・信子夫人のオレ流歳時記 神様はいる・・・一生忘れられない第2戦
なんていうゲームでしょう。17日の西武戦は私の中で一生思い出に残るような気がします。
初戦そして2戦目と球団の配慮で観客席ではなくバックネット裏の関係者席で試合を観戦さ
せていただきました。本当はファンの皆さんと一緒になってスタンドで落合率いるドラゴン
ズ応援したい。でもそれをするとどうしても周りに迷惑がかかる。サインを求められれば応
じるし写真にも一緒に入りたい。私にできることなら何でもしたいドラゴンズ協力したいの
ですが。大変な混雑になる。球場にも、引いてはチームに迷惑がかかると思ってバックネッ
ト裏の部屋をとっていただきました。初戦では白井オーナーはじめ西川球団社長、伊藤球団
代表ら日ごろお世話になっている方々にあってあいさつをすることができて、それだけです
ごくよかったと思っていました。負けはしましたが落合にあまりショックはあまりなかった
ような気します。負けたその夜も名古屋市内のマンションで2人で遅い食事をとりましたが
、いつもと全く変わらず落合は穏やかな表情でした。「ちょっと硬くなっていたな。仕方な
いよ、こんな大舞台なんだから」なんて言って焼酎を飲みながら苦笑いしていましたけど。
硬くなっていたのは選手だけでなく本人も相当に緊張していたじゃないかしら。言葉にはい
っさい出ないし表情にも出なかったけどやっぱり夫婦。夫のピリピリとした緊張感は伝わっ
てきました。初戦の朝は食事もほとんど喉を通らなかったみたいです。それが1戦を終えた
ら,いつもの落合に戻っていました。これで第2戦は勝てるという確信を持てました。でもま
さかあんな劇的な試合になるなんて。神様はやっぱりいます。必死に勝とうと思ってるもの
に神様は微笑んでくれるのですね。選手たちが必死に戦っている姿を見ると涙が出そうにな
りました。もう我慢ができませんでした。観客席に出てファンの皆さんと一緒になって応援
したいという気持ちを抑えることができませんでした。最高の気分というのはこういうこと
を言うのでしょう。さあ一勝一敗です。シリーズはこれからです。敵地での3戦。声をから
して応援を続けるつもりです(中日監督夫人)

44810・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:30
・めざせ日本一 竜50年の夢 「殺意」強い方が勝つ
たった1つの白星が最高の栄養剤になったようだ。JR名古屋駅に現れた竜戦士はみんない
い顔をしていた。11時47分発ののぞみでいざ敵地へ。決戦の舞台は所沢へと移った。そ
んな一夜明け高代延博野手総合チーフコーチ(50)が改めて絶賛したプレーがある。ただし
終盤の猛攻のインパクトが強すぎるためほとんど報道されてはいない。「井端には明確な殺
意があったね。井端の素晴らしいスライディングと中島のミス。逃げすぎたんや。それであ
の3点が入ったということですよ」最初の逆転は3回。一死満塁から立浪は2塁ゴロを打った。
高木浩がトス。それを受けた遊撃・中島は一塁へ・・・投げられなかった。併殺ならチェン
ジ。松坂の顔は露骨に不満の色を浮かべていた。その代償が3点だった。なぜ西武は併殺を
とれなかったのか。送球すらできなかったのか。派手な接触ではなかったため気付かなかっ
た方も多いだろうが一塁走者の井端が激しくスライディングをしているのだ。高代コーチが
使った殺意という表現。野球用語には物騒なものが多い。刺殺、補殺、挟殺に憤死。塁は盗
むし死ぬ球なんて言葉もある。誤解を恐れずに書けば短期決戦では殺意の強い方が勝つのだ
。つぶしたいた打者がいれば内角をえぐる。守りたい塁があれば体を張る。そして防ぎたい
併殺があるば激しく滑りこむのだ。「あれは僕の中では会心のスライディングでした。あれ
以上やると守備妨害になる。スパイクの歯だけがスポと入って中島はウッと言ってましたも
ん」井端が言うようにルールの範囲内での殺意はプロのテクニックだ。殺意の応酬。スタン
ドでリビングでもちろん記事で。ファンもとくとお楽しみあれ。

44910・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:30
・オレ流VSレオ流 児玉光雄 燃える試合で冷めている人を呼び戻せ
名古屋から新幹線に乗って東京駅で山の手線を経由して池袋から西武の電車に乗り換えた。
西武球場駅前駅まで約3時間15分。車窓から見える空は雲がち切れて流れていく。すっかり秋
の空だ。かつて日本シリーズは昼間に行われていた。日本晴れのさわやかな秋空の下で始ま
った試合はいつしかうちに寂しさが漂いはじめ感傷が覆っていた。その中でグランドだけは
熱く、ドラマが演じられていた。とも意地を張り合って戦う日本シリーズは秋の風物詩でも
あった。昔を思いながら着いた西武球場はここまたドームに覆われていた。そうなんだ、い
ま野球は室内競技になってしまったのだ。ちょっぴり感傷に浸りながら22年前のあのシーン
が浮かんできた。この西武球場で起きた審判の”石ころ事件”だ。2勝2敗で迎えた第五戦。
打者平野謙の1塁線を抜いた打球は1塁塁審に当たり先制打になるはずが前の走者が刺された。
あれがなかったら・・・と今でも中日ファン間で語り草なっている思いで話しでもある。16
年前はこの所沢でシリーズに負けた星野仙一監督の号泣を見た。そういえば中日ドラゴンズ
にとって6度のシリーズ出場のうち4度まで(昭和29年は西鉄)がライオンズなのだ。なんと
いう因縁だろう。小耳に挟んだ話がある。西武ドームのチケットが売れ残っているというの
だ。「今年はマイナーなシリーズだから」という声も聞いた。腹が立った。竜もレオの選手
もファンも怒れよ。ナゴヤドームの2試合を見たのかと。腹の底から怒れよ。ナゴヤの試合
は熱かったじゃないか。野球の面白さがドームいっぱい詰まっていたじゃないか。感動した
ファンが涙を流していたではないか。君はそのことを知っているか。野球を見る目が冷めて
きたといわれる。球界も揺れている。ふたつのチムが日本一をかけて勇気と技術を意地をぶ
つけてせめぎ合う野球本来の楽しみより、グランド外の話がまかり通る。このことってある
のかい?。がっぷり四つの一勝一敗。オレ流で淡々としているように見える落合博満監督の
体の中を割ってみろよ。流々と燃え盛っているはずだ。生え抜きで大宮、中尾、中嶋と次か
ら次にぶつけられたチーム内のの刺客たちをことごとくケチらしてて捕手の座を守り通して
きた伊東勤にも22年生き抜いてきた自負がある。派手さではないが野球というスポーツを吟
味し戦いに生かしてきた本当の野球を追及してくれる。こんな2人の戦いが面白くないわけが
ないのだ。巨人ファンも阪神ファンもそしてこの場にいるはずだったダイエーファンもテレ
ビの前でじっくりとどんなの野球をやるか見て欲しい。さあ竜もレオも燃えてくれ。冷めか
けている人たちを野球に呼び戻してくれ。

45010・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:31
・竜日本一へ各県の観光事務所も燃える(中スポ)
さあ、50年ぶりの日本一へ向けてばく進だ!。日本シリーズで1勝1敗となった中日ドラ
ゴンズの応援に、中日ビル4階(名古屋市中区栄)に入っている各県の観光事務所のドラフ
ァンは、力こぶを入れている。17日、ナゴヤドーム一塁側で大声援を送った長野県名古屋
観光情報センターの所長代理・小島茂さん(64)は、熱烈なファン。「勝った瞬間は知ら
ない隣同士抱き合った。ドームがあんなに燃えたのは記憶にないほど」といまだ興奮さめや
らぬ様子で、さらに「2勝1敗でナゴヤドームに帰ってきて、23日に優勝」とVストーリ
ー予想を披露した。もちろん、小島さんはあらゆる手を尽くして23日の夢キップは入手し
ている。16日に球場に足を運んだ飛騨・美濃観光名古屋センターの林艶子所長は「悔しか
った。でも球史に残る中断を見せてもらった。いらいらしたけど…。17日は快勝したし、
最高。ぜひ優勝して、中部地域活性化の起爆剤になってほしい」と。また落合監督の“ナゴ
ヤドームに帰って来ないかも”宣言に、「ドームで胴上げが見たいわね。でもチケットが手
に入らない。どうにかならないかしら」と、複雑なファン心理を見せた。
・<竜党の店「大豊飯店」きょうオープン>(中スポ)
劇的だった17日の日本シリーズ第2戦。ドラゴンズの逆転勝利は、多くのファンに勇気と
希望を与えた。2002年にドラゴンズを引退し、19日に名古屋市中区錦2で「中華料理
・大豊飯店」をオープンさせる大豊泰昭さん(41)も「よく頑張ってくれた。この勢いの
ままいって」と、後輩たちにエールを送った。試合の大きな分岐点として「(西武・野田の
左中間への打球をダイビングキャッチした)井上の好捕が大きかった。あれがあってこそ大
逆転に結びついた」と指摘。「あとは立浪が引っ張ってくれればいい」と結んだ。「大豊飯
店」は、「ドラゴンズを そしてプロ野球のすべてを 応援します」がキャッチフレーズ。
店内はさながら野球記念館の趣で、「文化の勉強にもなります」と大豊さん。野球を心から
愛する人たちの新たな集いの場になりそうだ。北京料理で、自慢はカラスミ、あんかけチャ
ーハン、フカヒレ。月−土曜はランチ11時30分−14時、ディナー17時30分−24
時。日曜、祝日はオーダー形式の食べ放題で11時30分−21時30分。店は錦通長者町
交差点のすぐ北。
・三沢あけみ「竜劇場」にくぎ付け(中スポ)
歌手の三沢あけみ(59)が18日、新曲のキャンペーンで中日新聞社を訪れ、「昨日(1
7日)はホテルの部屋で日本シリーズを見ました。すごいですね」と“逆転竜劇場”にく
ぎ付けになったことを笑顔で話した。17日に名古屋入りした三沢。タクシーでホテルに向
かったが、運転手がドラゴンズのラジオ中継に夢中だったという。「あまりにも一生懸命だ
から、私も一緒になって聞いていた。すると、逆転して…」運転手は興奮しすぎたためか道
に迷ってしまったが、「“料金はいいから”とメーターを倒してくださって、ドラゴンズに
ついていろいろ教えてくれました」と笑顔で振り返った。チェックイン後、続きが気になっ
た三沢も自室でテレビ観戦。試合終了まで応援し「テレビに向かって拍手しました。感激し
ました!」と満喫した。18日はNHK名古屋の生番組に出演予定だったが、国会中継のた
め中止に。待ちわびたファンに「近々また来ます」とメッセージを寄せた。新曲は7月に発
売した「天国と地獄」。AKEMI名義で初めて作詞に挑戦。あこがれの美空ひばりさんの
ように、ちょうネクタイとパンツスタイルを披露した“限定盤”。「皆さん“?”と思って
くださってうれしい。デビュー40周年を過ぎ、新しいことに挑戦した人生の応援歌です」
とPRした。

45110・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:31
・視聴率、瞬間最高42.3% 日本シリーズ第2戦(中スポ)
落合ドラゴンズがナゴヤドームで日本シリーズ初白星を挙げた17日の中日−西武第2戦の
平均視聴率が名古屋地区で27・4%を記録したことが18日、ビデオリサーチの調べで分
かった。瞬間最高は、8回裏2死三塁の場面で谷繁捕手が打席に立った午後10時1分で、
42・3%にまで上った。第2戦は東海テレビが中継を担当。1回表、山本昌投手がいきな
り西武・フェルナンデスに先制2ランを許した午後6時33分、数字は26・2%に。「も
しや連敗か…」と一瞬不吉な予感がお茶の間に漂った…。エース松坂の好投が続き、午後7
時すぎには10%台に落ち込んだが、3回裏にアレックスの同点右前打で再び26・6%に
上がった。西武が5回表に3点を入れ再逆転、続く7回表にも和田のソロ本塁打で1点を追
加し、ドームに悲鳴が…。その裏、感動の逆転劇が始まる。1死一、三塁から立浪がアッと
驚く同点3ランを放った午後9時9分、31・9%と30%超えを果たし、谷繁の二塁打で
勝ち越した同16分には、32・3%に。勢いづいた強竜打線のように視聴率もグングン上
がり、追加点を挙げ、勝利を確信した8回裏には40%超え。2死三塁で谷繁が打席に立っ
た午後10時1分に瞬間最高42・3%に達した。16日の第1戦(31・4%)より平均
視聴率の数字が低かったが、同局では「第2戦はNHK衛星第1でも生中継されたので、視
聴者の方が分散した結果、第1戦よりも低くなったのでは」とした。
(中スポWEBなし)
・第1戦は平均 31,4%
中日が敗れた16日の第1戦はCBCが中継し平均視聴率は31.4%で第二戦を上回る結果となっ
た。瞬間最高は試合が中断し審判は誤審を認めた場内アナウンス後、試合再開に動いている
午後8時42分で41.2%だった。同局編成部は「ドラゴンズとって50年ぶりの日本一がかかった
シリーズでさらに地元開催は16年ぶりとあって、特に第一戦に関するファン関心が高かった
のでは」と分析した。
・第三戦 始球式トム・クルーズ
米人気俳優トム・クルーズ(42)が18日、映画「コラテラル」(30日公開)のPRのため成
田空港にプライベートジェットで到着。約700人のファンの出迎えに笑顔で答えた。19日に
は日本シリーズ「西武−中日」(西武ドーム)で始球式を行う。ハリウッド俳優のシリーズ
登板は初。トムは次回作「宇宙戦争」のクランクインが急遽決まり、21日の記者会見とジャ
パン・プレミアに出席せず20日に帰国するが20日昼には東京日比谷シャンテ「合歓の広場」
に初めて外国人スターして手形を残す。
・落合本売れ行き好調
落合監督が3年前に著した「コーチング−言葉と信念の魔術」(ダイヤモンド社1,575円)が
今、三万部突破のベストセラーになっている。名古屋市内の主要書店で好調な売れ行きを示
し中区錦の書店マナハウスでは優勝決定日の今月1日を境に拍車がかかり、実用書籍部門で
1位をマーク。中村区名駅の三省堂書店名古屋高島屋店でもビジネス書部門でトップに立っ
た。各方面から注目されている落合監督のリーダーシップ。その原点はすでに書籍で語られ
ていた「選手自身が身体でつかみ、自分で考えることのできる人に育てることが大切だ」。
それらの落合語録はドラゴンズリーグ優勝で正しさが証明された格好。それが同書の人気再
燃につながったようだ。マナハウスの書籍館リーダー江口晃さん(32)は「内容がリーダー
シップ論なので通常男性ビジネスマンが購買層ですが、ここまで売れているのは女性客も買
っているのではず。オレ流監督への関心がかなり高まっている証拠」と分析する。

45210・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:31
・沢村賞初ゲットの川上「中4日」で第5戦に緊急登板へ (スポニチ大阪)
◆ きょう先発のドミンゴはノースロー ◆
17勝右腕がスクランブル発進だ。18日、発表された今年度の沢村賞を初受賞した中日の
川上憲伸投手(29)が当初の予定を1日繰り上げ、中4日で第5戦のマウンドに登る可能
性が出て来た。チームはきょう19日の第3戦に備え、名古屋から立川市に移動。午後4時
過ぎから西武ドームで入念にチェックした。きょう先発予定のドミンゴはノースローで引き
揚げた。
◆ 連敗なら先発、王手なら待機 ◆
50年ぶり日本一のためなら、エースのスクランブル投入も辞さない。1勝1敗のタイにし
て西武ドームに乗り込んだ落合竜。第3戦はドミンゴ、第4戦は小笠原が控えるが、敵地最
終戦となる第5戦にはジョーカーとして、川上をスタンバイさせる。「4戦目までは先発を
伝えてあるけど、第5戦はまだ決めていない。その試合は、憲伸もいけるだろ」森投手コー
チはニヤリと笑った。そうなれば中4日。連敗して土俵際に追い込まれた場合はもちろん、
第5戦はエースに先発を任せるしかない。逆に連勝で王手をかけた場合には、ブルペンで待
機させ、胴上げに持ち込む計算だ。この日、川上は大エースの代名詞でもある沢村賞を受賞
した。中日では94年の山本昌以来8人目となる快挙を素直に喜ぶとともに、7回2失点で
敗戦投手となった第1戦のリベンジへ意欲をみせた。「歴代の素晴らしいピッチャーばかり
の中に自分の名前も入って、自信になります。次の登板に生かしたいですね」 最多賞、最
優秀バッテリー賞にこの沢村賞。もちろん、MVPの最有力候補でもあるが、最大の目標は
日本一だ。「できれば敵地だけど、西武ドームで決めたい。いつでも行けるように準備だけ
はしておくつもりです」 機運が高まるなか、エースもその気だ。
・ドミンゴ第3戦先発へ「準備できている」(日刊なにわWEB)
第3戦の先発投手にもオレ流カーテンが張られた。西武ドームで行われた練習では有力候補
のドミンゴと小笠原が同一行動。2人そろってランニング、遠投、ノック、ダッシュのメニ
ューをこなした。練習前、落合監督と約5分密談したドミンゴは「準備はできている。西武
打線はあまり見たことがないからよく分からない。それよりこっちががいいピッチングをす
ることが大事」と話した。だが、リーグ優勝が決まった1日の広島戦(ナゴヤドーム)以来
、実戦登板はない。右肩故障説もくすぶっている。そこで対抗馬として浮上するのが左腕小
笠原。森投手コーチは「ふつうで考えるなら、シーズンの実績重視。4戦目までの先発は伝
えてあるよ」。日本シリーズは「何でもあり」が持論の落合監督。さて、第3戦の先発は?
・ドラフトで地元中部大の149キロ右腕鈴木獲りへ(日刊なにわWEB)
中日が今ドラフトで地元中部大の149キロ右腕鈴木義広投手(4年=多度津工)の獲得を
目指すことが18日、分かった。右横手からの剛球が武器の同投手は2年時にリーグ戦で無安
打無得点試合を達成。早くからリストアップしてきた中日は、将来性を重視し獲得の方針を
固めた。同日、愛知大学リーグ最終戦に抑えで登板した鈴木も「プロでやりたい」と話して
おり、4巡目以降での獲得を目指す。また、自由獲得枠も含めた上位指名候補として、JR
九州の即戦力左腕樋口龍美投手(28=九州国際大)が浮上。樋口は今夏都市対抗で活躍した
最速147キロの直球が武器の社会人屈指の左腕。中日は宇治山田商(三重)の江川智晃投
手(17)も1巡目候補としているが、江川サイドが現時点でプロ志望届を未提出。このため
、樋口を含めた即戦力投手の調査を続ける。

45310・19オレ竜@劇場版:2004/10/19(火) 18:32
・50年ぶり日本一へ落合早くも祝宴シフト 「いつもの赤坂」でオレ竜美酒 (夕刊フジ)
中日に50年ぶりの日本一を約束した落合監督が、目標達成の暁には、サプライズなご褒美
を用意した。シリーズ第5戦の21日の宿舎が、東京・立川市内のホテルから、23区内の
ホテルに変更になった。西武を4勝1敗で破り、日本一になれば、日本を代表する夜の街で
栄光に酔うことができるのだ。落合監督が約束した通り、西武ドームで3連勝して日本一に
なると、気になるのはビールかけなど、当日深夜の祝賀イベントをどこで行うかだろう。も
ちろん、敵地の西武ドームで宴というわけにはいかない。普通なら、宿舎にしている立川市
内のホテルに。当然、取材する方も、そうなるものとして準備を進めていた。だが、15日
になって、球団からホテル側へ祝賀会場の変更が伝えられたという。シーズン中に利用して
いるホテルに変わったのだ。突然のことに球団の説明では、「翌日22日の名古屋への移動
の便を考えてのこと。立川から東京に行って、新幹線に乗るのに時間が読めない。いつもの
赤坂のホテルだと、動きやすいからね」。50年ぶりの日本一になれば、22日の移動は地
元名古屋への歴史的な凱旋(がいせん)。立川から東京駅へのバス移動で、朝の首都高の渋
滞に巻き込まれて、予定の新幹線に乗り遅れるようなことがあれば、末代までの恥となって
しまう。なるほど、球団の説明には一理ある。とはいえ、これとは違った理由を挙げる関係
者がいた。「落合監督の日本一へのご褒美じゃないかな。赤坂のホテルだと、公式の祝賀セ
レモニーが終わった後、パーッと夜の街に繰り出せるからね。日本一になった夜くらい、派
手に遊んでこい、ということだね。もちろん、赤坂だと落合監督も何かと便利だしね」リー
グ優勝でも、何度も東京でチャンスがありながら逃してしまい、その夜を楽しみ損ねている
。日本シリーズでも、本拠地ナゴヤドームで連敗の危機に陥り、最後の機会まで消える寸前
だった。「急にホテルを変えることができるなんて、落合監督の発案があったからとしか考
えられない。どうしても、日本一になりたいんだね」(前出の関係者)こんなご褒美は効果
がないというムキもある。「最近の若い選手はなかなか夜の街に出ていかない」というボヤ
キの声をよく聞く。だが、竜戦士は例外なのだ。その代表が選手会長で2番の井端。取材陣
に平気で、「錦3丁目(名古屋の飲み屋街)はどう行ったらいいの?」と聞いてくるほどで
、日本シリーズが始まっても、連夜の午前様。試合時間が長かったから当然といえば当然だ
が、それでも午前3時過ぎとなれば、プレーに影響しないともかぎらない。それが、第2戦
にはシリーズ19人目の1試合4安打。夜の街がエネルギー源になっていた。日本一になっ
て、日本最大の繁華街でパーッと騒ぐ。来季への励みになるのは間違いない。地元ナゴヤで
リーグ優勝が実現できなかった。でも、名古屋での宴会はいくらでもできる。井端じゃなく
ても、「東京で優勝したい」と潜在意識が出てくる利点も。落合監督が、「ナゴヤに戻って
こないことは十分にある」と宣言したのは、したたかな計算があってこそ。まあ、西武ドー
ムで1敗でもすれば絵に描いたモチ状態だが、こんな粋なプレゼント、オレ流のアイデアは
泉のようにわいてくる。

45410・19オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:34
・佐藤充 6回好投 3−2でサヨナラ勝ち ファーム情報(中スポ)

45510・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:34
・落合監督「オレのミス」 マウンド上で突然の変心(中スポ)
・谷繁、勝つまで打つ!! 「切り替えるしかない」(中スポ)
・ドミンゴ3回まで完全…痛恨2被弾5回4失点
 中17日 空きすぎた登板間隔 ツメが…(中スポ)
大一番は、中17日の実戦マウンドだった。日本シリーズ第3戦の先発を任されたドミンゴ・グス
マン投手(29)は、5イニングを投げ被安打4の4失点。「きょうは最初から調子は良かったと
思う」と振り返ったように、立ち上がりはまったくブランクを感じさせなかった。豪腕のイメージ
を逆手に取るように、チェンジアップを多投。3回まで1人の走者も許さない、完ぺきなピッチン
グを披露した。しかし二回り目に入った4回、先頭の佐藤に初安打を許すと、フェルナンデスの左
前打で先制点を献上。続くカブレラに2ランを浴びた。「フルカウントだったし、歩かせたくなか
ったので勝負にいくしかなかった」。ガチンコ勝負に敗れた長身右腕は、続く5回にも中島にソロ
を浴び、マウンドを降りた。あまりにも空きすぎた登板間隔。試合後、その理由を森投手コーチが
明かした。「登板をさかのぼって、よく考えてみろ。無失点で抑えている投手を降板させて、その
後は登板間隔を空けさせているんだ。何かあったんだ」9月10日の広島戦、ドミンゴは被安打1
の無失点ながら、6イニングで降板している。その後、同20日の巨人戦まで中9日、さらに最終
登板の10月1日の広島戦まで中10日と間隔を空けている。「ツメがな。投げられないわけでは
なかったが、また割れたら大変だろ」。無理させず、慎重に慎重に調整をさせていたのだった。試
練を乗り越え日本シリーズのマウンド立った右腕。「登板間隔が空いたことは問題なかった」と言
い訳はなかった。
・トム・クルーズ、熱投始球式(中スポ)
主演映画「コラテラル」(マイケル・マン監督、30日公開)のキャンペーンで来日しているハリウ
ッドの人気俳優、トム・クルーズ(42)が19日、西武ドームで行われた日本シリーズ第3戦「西
武−中日」の始球式に登板した。投球は一塁側にそれたものの、ノーバウンドで捕手に到達。ハリウ
ッド仕込みの鮮やかな身のこなしで、セレモニーを華やかに盛り上げた。米国ニューヨーク州出身の
トムは、大のヤンキースファン。小学校のころに野球チームで三塁を守っていたほか、プロ野球選手
のエージェント役を演じた「ザ・エージェント」でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど野
球との縁が深いトムだが、始球式に臨むのはこの日が初めてという。分刻みのスケジュールをこなす
ため、当初はヘリコプターで球場入りするというスターらしい登場を予定していたが、台風の接近に
よる降雨のせいで車で移動。駐車場で約10分肩慣らしして、始球式に臨んだ。長袖シャツにジーン
ズというラフな格好でマウンドに上がったトムは、はにかんだ様子で投球。球が捕手・野田のミット
に届くと、トレードマークの白い歯をのぞかせた。トムはスタンドのファンに向かって「ここに来る
ことができて、最高にうれしいよ」とメッセージを送り、「コラテラル」の中で演じる非情な殺し屋
とは180度違う笑顔で野球ファンをとりこにした。始球式を終えたトムは、不本意な投球に「もう
一度投げたいよ。あれは、審判のストライクゾーンを試す“肩慣らし”だ」とジョークで言い訳。2
万3000人の観客を前に「緊張はしなかったけど、球場のライブの熱気はすごいね!!」と満足そ
うに話した。この後、トムは、テレ朝系の野球中継にもゲスト出演。「スポーツはドラマ。感動を得
られるという点では、映画と通じている」などとコメント、親日家らしいサービスぶりで、日本シリ
ーズに華を添えていた。

45610・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:36
(中スポWEBなし)
・続投の岡本 カブレラに満塁被弾
つかみかけていた勝利が一瞬にして場外へ消えていった。6−6の同点に追いつかれた7回、なおも二死
満塁から2番手・岡本真也投手(29)がカブレラに勝ち越しの場外満塁弾を浴びた。「全くの失投で
す」カウント1−1から約146キロ速球をフルスイングされた。インハイを狙った球が低く入った。試合
が動きだした中盤から自慢の投手陣を惜しみなくつぎ込むのが落合野球。逆転した直後の6回からいつ
ものようにドミンゴに代えて岡本送り込んだ、だが勝利のたすきをつなぐことはできなかった。逆点
を許した7回は石井義に四球、続く高木浩に四球を与える場面も。公式戦とはまるで別人だった。公式
戦ではチーム最多の63試合に登板し防御率2.03。リーグ優勝の立役者の1人がシーズン中でもなかった
六失点。推定150メートルのカブレラの満塁弾の飛距離よりも中日ベンチに与えたショックの方が大き
い。だが岡本は前を見る「明日ですよ」シーズンとは異なる短期決戦。時間はない。日本一には不可
欠な中継ぎ右腕は次回登板にリベンジを誓った。
・リナレス「シリーズ一号」 意地は見せた
不屈のキューバ魂をバットに込めた。大逆転を食らった直後の8回表、先頭打者のオマール・リナレス
内野手(36)が西武四番手・大沼から左中間にシリーズ初アーチをかける。「まだまだあきらめるわ
けにいかなかった」反撃ののろしを上げる1発に竜党で埋め尽くされた左翼スタンドは沸き上がった。
16日の初戦以来2試合ぶりにフィールドで味わう真剣勝負の緊張感、高揚感。5回にシリーズ初安打を
放つとビックイニングとなった6回には谷繁の満塁弾の直後に右前に二安打目。仕上げの本塁打でリナ
砲の恐ろしさを西武投手陣に植え付けた。キューバ代表で短期決戦は何度も経験した。先を越されて
ひっくり返すことは1度や2度ではない。「きょうは多く点を取られたが試合は毎日違うもの、自分の
ことよりチームが勝つことだけを考えたい」その目は鋭かった。10月1日落合監督が宙に舞う姿を見て
感動した「生で見るのは初めてだったから印象的だった。監督がいい指揮を執ったからセ・リーグを
制したんだ。もちろんもう1度監督の胴上げをするよ」あの歓喜の輪を再現するたびにリナ砲は最後ま
で戦い続ける。
・雰囲気が違った 朝倉
朝倉が9回から4番手で登板。1イニングを3者凡退できっちり抑えた。ただチームの敗戦に言葉少な。
初めての日本シリーズのマウンドに「雰囲気が違った。次もチャンスがあればしっかり結果を出した
い」と語った。総力戦の気配もある今年の日本一決定戦。朝倉の好投は今後の収穫だ。
・よく追い上げた 白井オーナー
8回裏西武の攻撃が終わった時点で中日の白井オーナーがネット裏の関係者席から出てきた。「いい試
合だった。選手はよく追い上げたじゃないか。日本シリーズでも勝つということはそれだけ難しいと
いうことだ」とだけ言って球場を後にした。
・分かりません・・・ 高橋光
5番・指名打者(DH)で今シーズン初先発となった高橋光は試合後、首を横に振りながら「DH?
分かりません・・・」と一言。2回第一打席で左前安打、6回のビックイニングには6番谷繁の満塁弾
を呼びこむ四球を選んだが7回は無死満塁で三振、9回には三振で最後の打者になってしまった。よ
ほどショックだったのかバスに乗りこむ寸前高橋光の目はうつろだった。
・うれしさも半減アレックス
5−4と中日が1点リードで迎えた7回。無死満塁からアレックスが中前敵時打を放ち差を2点とした。
「あそこはランナーを返すことだけを考えた。うれしかったけど、でもチームが負けてはね」と敗戦
に悔しそうな表情を浮かべていた。

45710・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:37
・観客15年ぶりに2万5千人割る
有料入場者数は2万3,912人と最近では異例の少なさだった。入場者数は2万台だったのは1,998年の横
浜−西武戦で横浜スタジアム3試合すべてが2万9,000人だった時以来。さらに2万5,000人以下となる
と収容人員が少なかった藤井寺球場で行われた1989年の巨人−近鉄戦以来15年ぶり。最少記録は53年
の南海−巨人第6戦6,346人。
・台風直撃の場合開催は今日の午前中に結論
超大型で強い勢力の台風23号が関東に接近していることを受け、主催者の日本プロ野球機構は19日。
20日の第4戦を開催するかどうかは前日午前に判断することを決めた。長谷川一雄コミッショナー事
務局長は「お客さんが西武ドーム到着後、または途中で鉄道が止まらないよう午前中に結論を出す
ことになるだろう」と話した。ドーム球場を使用の日本シリーズが中止になれば初のケース。20日
の試合が中止なった場合、日程は1日ずれ込み21、22日に第4、5戦(西武ドーム)24,25日に第6,7戦
(ナゴヤドーム)となる。
・オレ流語録
<試合前>
▼指名打者やオーダーは
まだ何も決めてないこれからだ。
▼この1戦はどうしても勝ちたい
そういうのはないって言ってるだろ。7戦のうちの1戦。緊張も何もない。やるのは選手だから。
<試合後>
▼すべては監督の責任
今日の試合は動かなくていい場面(7回一死2塁)で動いたベンチのミス。それ以上でもそれ以下でも
ない。動いて選手に余計なプレッシャーを与えてしまった。ベンチのミスということは監督の責任と
いうことだ。高橋聡への継投?それはあなた方に言うべきことではない。継投をするしかかしないか
、岡本と本人が投げたいとか投げたくないとか、そんなことじゃないんだ。こっちが動かなくていい
ところで動いたことがミス。選手はよく追い上げてくれただけどな。それ以上言うことはないよ。
▼ドミンゴは
ドミンゴは悪くなかった。よく投げてくれたよ。
・めざせ日本一 竜50年の夢 孝介のために・・・英智の決意
もやに煙る西武ドーム。一回表が終わると英智外野手(28)は西武の大応援が陣取る右翼に向かって
走り出した。秘めた思いがこみ上げる。頂上決戦前夜の10月15日。物静かな男が約束した。負傷でシ
リーズ欠場を余儀なくされた福留孝介外野手(27)のためにも戦うと。今季開幕時、福留は不動の4番
で右翼手。英智は主にレフトの守備固め要員だった。ナゴヤドームでは試合後もマシン相手にスイン
グを繰り返す努力家はシーズンが進むにつれ、打撃で結果を残し始める。五輪開幕のころには定位置
をつかみ、福留の穴を埋めるにふさわしい存在となっていた。「五輪から孝介が帰ってくるまで必死
に守ろう。いい形でバトンを渡そう」そう心に決めた。福留不在のあいだの活躍は言うまでもない。
8月28日バトンを渡した。しかし不測の事態が起きた福留が復帰4試合目の9月1日、死球で左手人さし
指を骨折し今季絶望。再び右翼を任された。英智自身も9月30日、マジック1で迎えたヤクルト戦(神
宮)で左ひざを負傷。優勝を決めた翌10月1日の広島戦から今季最終戦の横浜戦(12日)まで欠場し
た。「僕もけがをしたので気持ちは分かる。日本シリーズは孝介が「オレが出ていれば・・・」とい
う気持ちにならないようにしたいんです」ととつとつと言葉を繋げた。初めての日本シリーズいきな
り地獄を見た。第1戦でタイムリーエラー。翌日の第2戦の前にひげをそった。練習では関係者から
「上を見ろ」と言われた。顔を上げると見慣れたドームの天井。心が落ち着いた。先発は外れたが途
中出場で3塁打を放ち、汚名を返上した。積極果敢な守備の代償で体は悲鳴をあげる寸前だ。「痛く
ても最後ですから。人間生きて100年。こんな機会は一生に1度かもしれない。後悔だけはしたくない
」孝介のためにも頂上決戦を制す。英智はこの思いが天に届くと信じている。

45810・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:37
・オレ流VSレオ流<第三戦>岡本を続投させた落合監督の頑固さ 児玉光雄
熱い戦いがカブレラの度肝を抜くような特大満塁ホームランで終わった。今年の日本シリーズもまた
ひとつの語り草を作った。1人の男の頑固さである。落合博満を語る上でなにおいても欠くことでき
ないのは彼の性格である。のらりくらり、淡々のように見えて実は頑固一徹。決めたら石のように動
かないのが落合博満と思えばいい。秋田工時代の逸話がある落合少年はこの高校時代、7度退部を繰
り返してその都度復帰している。納得のいかない先輩のいじめに落合少年は黙って部を離れた。とこ
ろが落合のいない野球は弱い。だから大会が始まると監督が呼びに来た。野球が好きだったから落合
もまたいつの間にか戻っていた。そしてケロリとした顔で打つのだ。東洋大はわずか3カ月でやめた。
球拾いを強要されることに嫌気がさして自分から大学を去った。25歳でロッテ入りした落合は2軍で
打ちまくった。入団2年目にはファームで5試合連続ホームランを放った。が、一軍からのお呼びはな
かなかかからない。彼のアッパー気味に振るスイングでは1軍投手の球を打てないと言われたのだ。
当時はダウンスイング主流で落合のスイングでは奇異に見られていた。「お前なあ、そのスイングを
治さない限り、俺はお前を使わんぞ」。当時の山内一弘監督は言うと落合はプイと横を向いた。当時
の高畠コーチが間に入って落合を説得に行くと落合が言った「高畠さん、俺の打法が嫌だっら使わな
くて結構です。私の好きなようにやらせてくれませんか。それでもダメならやめさしてくださいよ」
その2年目のシーズン後半から1軍に上がった落合は翌年3割2分6厘で首位打者を獲得すると3年目には
史上最年少の28歳で三冠王に輝いた。自分自身で考え出した打法はいつしか神主打法と言われ褒めた
たえられるようになった。彼の頑固さが生んだものだった。中日監督になってからも補強なしで「日
本一になる」と公言しリーグ優勝を決めた。無死からでも状況によって走れせる勇気も結果を考える
監督ならできないことだろう。これも落合博満の頑固さから来ていると思う。7回の場面でなぜ岡本
を代えなかったのか。ここもまた説明する必要はないだろう。1度代えに行って代えなかっただから
押し通しただけである。落合博満の後ろを見せない性格がそうさせただけである。第三戦もまた互い
に持ち味をぶつけあう熱いゲームだった。。西武の主砲を迎えたときの谷繁の神経はいかほどのもの
だっただろうと思う。神経を研ぎ澄まし一球たりとも抜けない極限状態。谷繁は眠りにつけるのだろ
うか。すばらしいきなり竜とレオの日本シリーズ−。

45910・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:37
・監督待ち受け激闘ねぎらう 信子さん
予告通り、落合博満監督夫人・信子さんが西武ドームにも応援に駆けつけた。落合監督と同じく映画
ファンの信子さんは始球式をトム・クルーズが務めることを聞くと「えっ本当?大好きなのよ。(長
男の)福嗣も連れてくればよかった」と試合前はニコニコ顔。連勝はならなかったが関係者入り口で
落合監督を待ち受けて手をつないでバスまで歩き激闘ねぎらった。
・熱烈応援バス・クルーズ 0泊2日ツアー同行記 酸素吸入しながら・・・ 車いすの女性も
「負けたのは残念だったけどこのシリーズは本当に面白い勝負はこれからだ。ドラゴンズが打ち負け
た19日の日本シリーズ第3戦。西武ドーム三塁側内野席1角に名鉄観光サービスが企画した応援ツアー
の一行のの姿があり、こんな声が上がった。高速バス2台に65人が乗り込んで朝、名古屋駅を出た。
負けた悔しさをかみしめながらも「きっと日本一なれる落合監督なら大丈夫」と口々に言い帰りのバ
スに乗り込んだ。
後8時半すぎバスは名古屋駅の名鉄バスセンターを出発。記者も同乗した。第2戦のドラゴンズを逆転
勝利を受け参加者は気合十分。中日スポーツを広げたり、両軍選手のデータを吟味したり、仲間どう
しで野球談議に花を咲かせた。決戦を前にした熱気が伝わってきた。バスならではの参加者も見られ
た。酸素吸入器を鼻から通して参加したのは名古屋市の杉浦典子さん(60)。今年と同じカード1988年
の西武球場での日本シリーズにも観戦にきた大ファン。ところが5年前に病に倒れ、常に酸素ボンベを
置く生活に。以来試合のある日はテレビ、ラジオで応援。ドラ選手の活躍が闘病生活の支えになった
。そんな杉浦さんにとってバスツアーは何よりの助けだった。「もう一度人生の思い出づくり西武ド
ームに行ってみたい」息子の秀樹さん(31)はバスとはいえ0泊2日の遠出に不安を覚えたが母の気もち
を知って反対はできなかった。一緒に付き合うことにした。瀬戸市の女性(30)は車いすを両親に押
されて参加した。実は5年前に日本シリーズ第3-5戦をナゴヤドームで観戦した2カ月の悲劇に見舞われ
た。運転中に追突事故に遭い左の手足の自由を失った。本来明るい性格だったがそれから3年は落ち込
んだ。それでも母の献身的な介護で前を向き始めた。ナゴヤドームにも再び観戦に出かけるようにな
った。そこにはいつもの立浪選手の戦う姿があった。心に熱い力がわいてきた。しかし母への感謝の
気持ちも。今回、応援バスツアーを知り母を誘った。「バスなら母の負担もかからないし始めていく
西武ドームで歴史的な試合を見せてあげたかったから」手に汗握るスリリングなゲームを全員が堪能
した。愛知県幡豆郡の壁谷英洋さん(51)は落合監督男と同じ1953年生まれ「監督は最初から日本一
を公言した。苦労人だからこその手腕は見事。きっとやってくれる」と話した。
・大人気!完売です。
今回の西武ドームへの応援ツアー(チケット付き2万6,000円)はあす21日の第5戦まで完売。第3,4戦
はバス2台、第5戦はバス3台をチャーターした。「ドラゴンズが第二戦で逆転勝利し西武ドームでの
胴上げもあるとの落合監督の発言で一気に売れた。すべては第二戦に勝ってくれたおかげ」と名鉄観
光名古屋中央支店の神谷始さんもホクホク顔だ。

46010・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:38
・田山&升 ネット裏で声からす
ドラファンの俳優、田山涼成(53)と升毅(48)はバックネット裏で並んで観戦。敵地に乗り込んできた
ドラゴンズナインを声援を後押しした。田山と升は今年4、5月の舞台で楽屋はたまたま一緒にお互い
がドラファンであることを知りD党仲間としてペナントレースを応援してきた。名古屋市緑区鳴海出
身で根っからのドラゴンズファンである田山は「厳しい練習があってのことだろうが選手が失敗して
も表情が変わらない。ゆとりのある落合野球はたまらない」とオレ流野球に陶酔。小学生のこのころ
から竜党の升も「落合監督と誕生日が一緒なので現役のときから応援してきた」落合ドラゴンズに声
援を送った。この日は残念ながらドラゴンズ敗戦に終わったが「今日の粘りはなかなかのもの。特に
8回に2点取ったときには”何か"あると思う」と前向き。升も「朝倉が投げられることが分かったし、
色々試しているところだと思う」と冷静に分析。「これでナゴヤドームに帰れるからいいと思う。日
本一?もちろん信じてます」と逆転優勝を確信していた。
・ダイニジ大谷 外野で応援団と一体
芸能界を代表するドラゴンズ応援団として知られる人気お笑いコンビ「ダイノジ」の大谷ノブヒコ
(32)は3塁側外野席に駆けつけ応援団とともに熱い視線を送った。相方の大地洋介(32)をはじめ吉本
興業のドラ仲間は夜の仕事があってくることはできなかったがドラゴンズ愛あふれる大谷は居ても立
ってもいられず1人で敵地に入った「もっとドラゴンズファンの数は少ないと思っていた。熱いですね
〜」と外野席を埋めたドラファンに感激した大谷。「ドラゴンズをもっと全国区にしたい。そのため
に少しでも力になれたら」とドラファンの増加に一役買う事を真剣な表情で誓いながら応援団と一緒
になってオレ流野球を満喫していた。
・阿川「落合采配泣かせてくれます」
シンガーの阿川泰子(54)が19日、本社を訪れ11月15−18日に名古屋市中区の名古屋ブルーノで行わ
れるライブをPR。名古屋椙山女学園出身の阿川は「保落合さんはすてきですよ。日本シリーズまで
きて本当によかった」と応援メッセージを送った。高校生時代は中日球場までよく見に行ったという
いい、現在も中日動向には注目。「落合さんがあんなにうれしそうに、楽しそうにしている。選手を
前に出してるけど、あなたこそ一歩前に出なくちゃ。もう本当に泣けちゃいます」と優しい目で見守
っている。「やっぱり日本一になればうれしい。心からおめでとうと言いたいです」(以下割合)

46110・20オレ竜@劇場版:2004/10/20(水) 18:38
・立浪4打数1安打「仕方ないよ。気持ちを切り替えます」(サンスポ)
第2戦で劇的な3ランを放った立浪は、この日は4打数1安打。九回の先頭打者でも、守護神・
豊田の前に空振り三振に倒れた。「仕方ないよ。気持ちを切り替えます。そうはうまくいかない
のが、野球。岡本が打たれたんなら、仕方がない」。セットアッパーの不調をかばうと、うつむ
くことなく、前を向いてバスへと乗りこんだ。
・小笠原は軽めの調整 きょう第4戦先発(スポニチ大阪)
きょう第4戦は小笠原が先発する。もちろんシリーズ初登板だ。この日はブルペンには入らずノ
ースロー調整。「もし投げるチャンスがあれば頑張りたい。自分のピッチングをするだけです」
。パ・リーグにはあまりいないタイプの先発型左腕だけに、西武打線をほんろうする可能性は十
分にある。

46210・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:36
・台風接近で、まさかの中止順延 ライト井上、レフト森野で 落合監督(中スポ)
・アレックス「集中すれば大丈夫」“逆転の先輩”きっぱり!(中スポ)
・憲伸スライド オレ竜は正々堂々 中3日→中4日(中スポ)
・レオ中軸への攻め方変えない 3試合で5発 揺るがぬ信頼(中スポ)
シリーズ3試合で5本塁打。中日の投手陣が西武のクリーンアップに喫した被ホーマー数だ。予
想通り、いや、予想以上の手ごわさ。だが、中日スコアラー陣に焦りはない。パのプレーオフか
ら情報を収集してきた田中スコアラーがこう明言した。「打たれたのは全部、ミーティングで『
ここにボールがいくと、やられる』と言っていたところ。気にする必要はないと思いますよ」投
手陣に伝えられている敵の打者の得意と苦手コース。確かに5発を浴びた。だが、田中スコアラ
ーは「打ち取れるはずのコースに投げて打たれたわけではない」と分析。つまり、苦手コースに
本来のボールを投げ込めば、カブレラといえども、そう簡単にアーチはかけられないはず。集め
てきた情報と、投手陣への信頼は揺らいではない。同じくプレーオフから西武打線を見つめてき
た都スコアラーも「打たれる確率の低いところはある」と断言。そのうえで「もちろん、全球を
同じコースに投げるわけにもいかない。内角を攻める必要も出てくるが、3人とも内角をさばく
のがうまい。だから、もっとボール1個、2個、3個分と内を攻めなければ」とさらなる内角攻
めをポイントに挙げた。
・台風で初のドーム球場中止日程はすべて1日ずれる(中スポ)
日本シリーズ運営委員会は20日、大型の台風23号が接近しているため、西武ドームでナイタ
ーで予定されていた西武−中日第4戦の中止と21日への順延を決めた。ファンの安全性に配慮
し、午後1時に決定した。4戦以降のシリーズ日程はすべて1日ずれる。日本シリーズが台風で
中止になるのは初めて。ドーム球場のシリーズ中止は1998年西武−横浜第3戦(西武ドーム
)の例があるが、当時はグラウンドを覆う屋根がなく、完全ドーム化されたのは翌99年からだ
った。長谷川一雄コミッショナー事務局長は「試合中にも台風が上空に差し掛かるということで
、残念ながら順延します。お客さんの安全と帰りの足を考えると、不安があるのでやむを得ない
」と説明した。第5戦は22日で、優勝決定が第6戦以降にもつれ込んだ場合、移動日を挟んで
ナゴヤドームに舞台を移し、第6戦は24日(日曜日)、第7戦は25日(月曜日)に行われる
。第4戦のチケットは21日に使え、第5戦以降も1日ずつずれて有効。

46310・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:36
(中スポWEBなし)
・24日は第6戦のチケットが有効 第7戦切符では入場できません
日本シリーズ第4戦が21日に順延になったため、ナゴヤドームで予定されている同第6戦は23日か
ら24日、同第7戦は24日から25日に順延となりました。このため24日は第6戦のチケットの有効と
なり第7戦のチケットでは入場できませんのでご注意ください。入場券は券面に表記された試合
(第○戦)に有効。また払い戻し交換もできません。ただシリーズがお持ちのチケットの試合前に
終了となった場合は払い戻しとなります。
・過去3戦は♪笑って許して 谷繁今日こそ和田止めます
西武の大砲トリオに苦しむ正捕手・谷繁だが闘争心はおう盛だ。「へこんだままで終わる年齢じ
ゃない。やられたらやりかえすよう頑張るだけでしょ」。自身の打撃も絶好調だがやはり気にな
るな守備面のよう。配球パターンをもう1度練り直し、脅威のクリンアップに歯止めをかける。
・変わらず変える 荒木
中日打線の切り込み役を担う荒木は1日順延で勢いを取り戻すか。今季、チームトップの146安打
したが、シリーズ3試合では14打席でわずか2安打。2番の井端当たっているだけに得点力アップ
に荒木の出塁は欠かせない。この日打撃練習で感覚を確かめるように左右に打ち明けていた荒木
は「特に変わったことはせずに流れを変えたい。先に点をやるとうちの流れにならない」。
・分宿仕方ない 井端
台風による中止の影響でチームが分宿なることになることについて井端選手会長は「仕方がない
こと、相部屋で逆に結束を固められればいい」と話した。
・第5戦先発も?山本昌
この順延によりを山本昌の先発か第5戦(22日)に繰り上げる可能性が出てきた。この日練習前に
西武ドームのマウンドに上がって土の硬さなどを確認。「あれは憲伸に頼まれて付き合っただけ
。中4日?それはシーズン中でもやっているから大丈夫だけど」。16年前に散った因縁の球場で
果たして登板があるのか・・・。
・休めてよかった 立浪
台風によって中止となった第四戦。前日(19日)の逆転負けショックを洗い流してくるくれるよう
な雨に立浪は「1日休めてよかったかもしれませんね」とほっと一息。西武ドームでフリー打撃
やノックを軽めにこなし「反省するところはして切り気持ちを気持ち切り替えていかないと。い
い雨だったと思えるようにしたい」と立浪は気持ちを引き締めた。
・オレ流語録 ホテルの確保が大変?何かしてくれるのか
<練習前>
▼この大雨は
どうだろう。選手には関係ないじゃないの。どうなるか分からないよ。ただ昨日(19日)の負け
は監督のミス。選手に取っては引きずるような負けじゃないよ。台風で中止は予想してなかった。
<練習後>
▼日程の順延でホテルの部屋を抑えるのが大変
あんたたちには関係ないよ。何かしてくれるのか。まあそれほど困ったとというほどもない。
ホテルの部屋は何とでもなるよ。
▼2,004年は
ほんと、2004年はいろんなことがあるな。台風で試合ができなくなるなんて想像もつかなかった。
屋根がある球場なのにな。(大雨を見上げて)これじゃ無理だな。ただ雨天順延で選手への影響は
何らないよ。この時期まで野球ができる喜びをかみしめているんじゃないのか。

46410・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:37
・めざせ日本一 竜50年の夢 神野マネジャーに台風直撃 ホテルはない!?
 きょう宿泊予定地は西武ドームからへ100分の赤坂  それでは第5戦(22日)に影響必至
 立川に何とか20部屋確保!赤坂と分宿に 1年生反省「前もってやっとくべきでした」
竜の1年生マネージャにとってこの試合中止は試練だった。その顔立ちに険しさがありありだった
。昨年まで現役選手だった神野純一一軍マネージャー(愛知・享栄高-愛工大出)だ。「これまでで
最悪の事態です」。危惧していたことが現実になった。台風23号接近の影響で日本シリーズ第4戦
の中止、順延が決まった。第四戦以降の日程は1日ずつスライド。所沢遠征は急きょ1日延びること
に・・・。選手が泊まる宿の手配に追われていたのだ。東京都立川市内のホテルに遠征しているチ
ーム。第五戦が行われるはずだった21日は翌22日の名古屋移動に備えて都心・赤坂の定宿ホテル
に泊まる予定だった。ところが予想だにしていなかった順延・・・。赤坂から所沢までバスで向か
うとなると所要時間は約100分。交通渋滞に巻き込まれる可能性も拭えない。あらゆるリスクを考
えるともう1日、西武ドームの近くの宿舎に泊まるのが望ましい。緊急指令を受け神野マネジャー
はチームが泊まっている立川市内のホテルの部屋の確保に奔走した。ところがである。首脳陣、選
手、裏方さんらチームスタッフ分をすべて手配すると70部屋を超える。困難を極めた。「日本一の
ため選手がより戦いやすい環境にしてあげたい」神野マネージャの携帯電話は鳴りっぱなし。ホテ
ル関係者も動いた。一般客はもちろん年間で部屋をキープしている旅行会社にツアーのキャンセル
が出ないかどうかなど情報収集した。何とか20日までに約20部屋を確保。報告を受けた落合監督は
GOサイン。春季キャンプ以来相部屋という形を1部採ったがチーム全体76人中、主力選手29人ら計
37人が立川で宿泊できるめどがたった。残り39人は赤坂に分宿する「できればチームはひとつがい
い」が苦肉の策だった。今後、部屋が増え次第立川に宿泊させるという。屋根付きのドーム球場が
当たり前の昨今。台風による中止は想定外。「でも前もってやっていかなければないけないことで
した・・・」と神野マネージャー。最善の環境に近づけるためあらゆる手段を尽くす。

46510・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:37
・オレ流VSレオ流 特別版 似たもの同士の両監督、血液型もO、違うのは外面のみ 児玉光雄
水入り。前夜の試合で意地を貫いて負けた落合博満はこの台風による中止順延をどう受け止めてい
るのだろう。記者たちに聞かれても素直な本音ではまずいわないだろう。いつも、本音は胸にしま
い込んでいる。そこが面白くないという人が多い。ファンの立場から見ればやっぱりかわいくない
監督かもしれない。ただ中日ファンのみなさん、人の性格は生まれながらに決まっているといわれ
るではないのないですか。喜怒哀楽を出せない人っているんじゃないですか。そう思ってください
。さて今日は伊東勤について書いてみようと思う。落合博満が補強なしを宣言してセ・リーグを制
した。伊東勤の野球もまた自前の選手を鍛えあげてパ・リーグの優勝を勝ち取った。そういう点で
両者は似ている。リーダー的存在だった松井稼頭央が米国に渡ってしまった新監督として不安だっ
たはずだか伊東はぼやかなかった。ぽっかり空いた大きなの穴をぼやくことより自前の選手を登用
し鍛え上げることに専念した。佐藤、中島、野田ら伊東が監督になって登用した選手である。遊撃
の中島は守備に難点があったが松井の後釜に育てるため我慢して使った。その結果が2割8分7厘、
27本塁打、90打点。守備にはまだ難点があるが、もともと無名の伊丹北高(兵庫)から投手として入
団した選手を内野手としてここまで作り上げてきた。捕手の野田は打撃打撃が弱い。が、打撃を無
視し守りで1番重大事なポジションを日々教育しながら使えるようにしてきた。わずかに補強した
フェルナンデスにしてもロッテを自由契約になった選手だ。穴の多かったフェルナンデスを成長さ
せたのも伊東の粘り強さだったのだろう。かつてコーチとして伊東を見てきた本紙評論家の広野功
氏はこういう「よく、元監督の森祇晶さんに似ているといわれるがそうじゃない。森さんは最悪を
いつも考えるタイプ。しかし伊東は肝心なところになるとあっと驚くような攻めるさい配をした。
勝負師だよ」タイプは違うが自前の選手を鍛えあげてリーグを制したという点や投手を平気で続投
させたりするところは落合監督と似ている。2人はともにこまかなことにこだわらないO型。違うの
は外部に対しての表現の仕方ぐらいだろう。伊東はこのシリーズでも球場につくと律義にも毎日10
分ほど記者たちの質問を受ける。それが仕事のひとつでもあるかのように、きちょうめんに行う。
シャイでしゃべりの苦手な落合は心を許せる相手にしか語らない。その違いはあるが・・・。プロ
野球は今、変革の時代に遭遇している。本筋から離れていく中でこの2人は昔ながらのやり方を選
択しリーグを制した。そしていま日本一をかけ、おもしろい野球を展開している。

46610・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:38
・「せっかく来たのに・・・」ファン激怒 日本シリーズ第4戦台風の影響で中止の発表遅れる
「明日は仕事で観戦できないし、本当にむかつく」
台風の影響で20日プロ野球日本シリーズ第4戦(西武ドーム)の中止が決定すると球場まで駆けつけた
ファンからは[せっかく来たのに中止なんて・・・」とため息の声や怒りの声が漏れた。西武ドーム
で中止のアナンスが流れたのは午前1時すぎ、日本野球機構は前日午前中に決行の有無を判断して発
表するとしていたが午後にずれ込んだ。「ちょっと無理かなと思ったけど、朝9時にきた。台風では
しょうがない。昨日負けて西武ドームで落合監督の胴上げが見られなくなったのは残念」と話した
のは東京都板橋区の伊藤僚さん(21)。雨脚が強まる中21日の3塁側外野自由席の場所取りだけし
て帰っていった。名古屋市名東区出身の内田聡明さん(20)と同市北区出身の長谷川豊康さん(19)
のコンビは今は東京都内の大学に通う筋金入りのドラ党。試合決行を見込んで駆けつけたが「往復
の電車賃1,400円損した。学生には大きいっすよ」とぶつぶつ。怒りが収まらなかったのは名古屋市
から来たカップル。女性が「午前中に中止の発表がなかったからやるものだと思って新幹線に乗っ
てきたのに。午後に発表するならなんで午前なんて言ったのよ。明日は仕事で観戦できないし本当
にむかつく」。それでも彼氏が「ドラゴンズが優勝できれば、まあいいか」とポツリと言うと彼女
は「それとこれとは別でしょ!」とかみついた。
・関東で過去最低 日本シリーズ大3戦 ナイター視聴率14.2% 名古屋は見たぞ28,9%
プロ野球日本シリーズ西武−中日の第3戦を19日中継したテレビ朝日系列=メ〜テレの関東地区で
の平均視聴率は14.2%で日本シリーズのナイター中継の集計を始めた1994年以降過去最低だったこ
とが20日ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの日本シリーズ・ナイター中継の最低視聴率
は2001年のヤクルト−近鉄第3戦が記録した14.3%だった。19日の中継は中日の本拠地である名古
屋地区では28.9%、関西関西地区では16.4%だった。
・現場発
ドラゴンズのリーグ優勝にほっと胸をなで下ろしている人がいる。応援歌「燃えよドラゴンズ!」
の作詞、作曲を手がける山本正之さん(53)だ。心にひっかかっていることがあった、それは一昨
年のこと。「燃えドラ2002」バージョンを作り歌手は水木一郎(56)に初めて以来した。山本さん
にとって水木はアニメソング界の先輩。「元気が出る歌を歌わせたらアニキ(水木の愛称)が日本一
」と常に称賛する存在だ。だからこそいつか優勝できる年はアニキに歌ってもらおうと決めていた
。ところがいけると思った一昨年のドラゴンズは結局3位止まり。ガックリきた。次こそはと心に
誓った。そして今年シーズン前半をドラが首位で折り返しチャンスがめぐってきた。だが山本さん
には2つのプレッシャーがあった。それはもし今年も優勝を逃すようなことあったらアニキが歌っ
た年は優勝できないというジンクスなってしまう。それでは申し訳ない。だから絶対に大丈夫と確
信がわくまで待ち8月後半になって正式にゴーサインを出した。この山本さんの配慮は水木もよく
わかっていた。水木も20年来のD党だ。優勝が決まった翌々日緊急来名しミニライブで叫んだ。「
これで2年前のリベンジができた。こんなうれしいことはない」。

46710・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:38
・山井はちょっぴり残念(サンスポ)
20日の先発が予想されていた山井は、ちょっぴり残念そうな顔をしていた。台風による中止で登
板が飛び、とぼけながらも悔しさをにじませた。「準備はできてたんじゃないですかね。調子はい
いッすよ。早く投げたい? 投げる機会があれば…」。中止の影響で先発があるとすれば第6戦以
降のナゴヤドームか。大舞台のマウンドを楽しみに待つ。
・岡本は人生節目の日に悪い流れを断ち切る(サンスポ)
前日(19日)、自ら続投志願しながら痛恨の逆転負けを喫した岡本は、21日が30回目の誕生
日。人生節目の日を機に、悪い流れを断ち切る決意を固めた。「あしたで30歳になるんですよ。
変化? ないよ。でも、流れが変わる。たぶんね」。20代最後の登板は無残にKOされたが、3
0代は最高の投球ができるはず。誕生日を人生最高の日にするためにも、リベンジに燃えていた。
・小笠原「自然には勝てません」第5戦先発へ (スポニチ大阪)
第4戦の先発予定だった小笠原には無情の台風だった。満を持して待った大舞台のマウンドが持ち
越し。「自然には勝てません。試合中止はシーズン中でもあることですから…」と苦笑いに隠した
。この日は自身の背番号に合わせて43球の投球練習。スライド登板ではなく、あす22日の第5
戦先発へまわることが濃厚で「出番が待ち遠しい?それはありますね」と、はやる気持ちを抑えて
いた。
・リナ砲キューバシリーズ8度V/ドラ番日記(日刊なにわWEB)
日本シリーズの大舞台。取材をしていて感じるのはやはり経験者は落ち着いているということです
。シリーズ制覇の回数は川相が4度、谷繁、平井が1度ですが、さて全選手の中で最も優勝回数が
多いのはだれでしょう?答えはリナレスです。「キューバにも日本シリーズのようなプレーオフが
あるんだよ。僕は8回優勝した。短期決戦で勝つ秘けつはすべてを出し切ることだ」。4つのリー
グがあるキューバでも最後は2チームが7試合制での“キューバシリーズ”を戦うそうです。日本
シリーズは今回が初出場ですが、第3戦でソロ本塁打を含む3安打の活躍。国は違ってもやはり経
験者は頼りになります。

46810・21オレ竜@劇場版:2004/10/21(木) 17:38
・中日・森投手コーチ、オレ流隠密作戦の主役  投手起用でかく乱口撃(夕刊フジ)
中日・落合監督の懐刀といえば、森投手コーチ。「僕は投手のことはわかりません」と、現役時代
、相手投手の心理を読むことには自信を持っていたにもかかわらず、起用は全面的に任せている。
日本シリーズでも、オレ流隠密作戦の主役に躍り出た。その理由は平気でシラを切れることを、落
合監督が買ったこと−。落合監督が、「2004年はいろんなことがあるねえ。日本シリーズも何
かあると思っていたけど、台風とは考えてもみなかった」と、珍しく白旗。20日の第4戦の中止
で、宿泊するホテルの部屋が確保できず、ベンチ裏では大慌てになっていたことを知り、普段は報
道陣にそっけないのが、「何とかしてくれるんか」と頼み込むシーンもあった。で、思いもよらな
い1日順延に、ただでさえ分からない落合中日の投手起用が、皆目不明に陥った。森コーチは、「
現時点では当初の予定は変わらないということ。あくまで、現時点だよ。オレが向こうに行ったら
、変わっているかもしれないな。ところで、お前ら、当初の予定を知っているのか?」。親会社の
スポーツ紙まで、投手起用の予想を何度も外している。日本シリーズでも第3戦で痛い目にあった
。森コーチの何気ない「予定通り」の一言が間違いの元。そもそも、森コーチが落合内閣に入閣し
たのは、落合監督が尊敬している森祇晶氏からの助言があったからだ。投手部門はもともと、生え
抜きの鈴木コーチがヘッド格で受け持つことになっていた。だが、二軍担当に2階級降格。「情報
が漏れる」という理由だ。その点、森コーチの口は森氏からの推薦通り、非常にカタかった。時間
がたつごとに、落合監督が信頼していったのも当然だろう。落合監督と森コーチはグラウンドで話
をすることが多い。が、これは大半がポーズである。報道陣もだまされてはいけない。
・中日不吉ジンクスだらけ(東スポ)

46910・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 06:55
・竜猛打 ドカ〜ン3発!11安打8点(中スポ)
一樹、感激3ラン その瞬間バンザイ 前回の屈辱バネに 負けなんて考えん
・山井、ウルトラでかした!!6回0封初勝利(中スポ)
シリーズ前に任されていた第4戦での初登板初先発
・落合監督、用兵ズバリ(中スポ)
・谷繁、4戦までで9打点 シリーズ記録あと1 走者一掃まかせなさい(中スポ)
・リナレス、先制弾!!アレックス、中押し弾!! 今季初の競演 日本一へ気合(中スポ)
・ヒロミツ、絶叫「爆竜たまんない」 リナ砲&アレ砲でリナックスできた!?(中スポ)
熱狂的なドラゴンズファンのタレント、鈴木ヒロミツ(58)が21日、西武ドームに登場。
竜の本塁打攻勢に「“つなぎのドラゴンズ”なのに、花火が続々打ち上がる。でも、こうい
うドラもたまらない。この勢いで2連勝して、間違いなく日本一です!!」と、勢いに乗っ
ての日本一を予言した。1999年のリーグ優勝記念ジャンパーを羽織った鈴木は「リナレ
ス、アレックスとホームランが続いただけに、“リナックス”(リラックス)して見ていら
れた」とだじゃれが飛び出すほどノリノリ。井上の3ランが飛び出すと、周りのドラファン
とハイタッチして喜びを分かち合った。鈴木は「落合監督が第3戦で、(ピンチに)岡本を
続投させたことで、選手たちも『監督は本当に信頼してくれる。よーし』と思ったんじゃな
いかな。あの1敗が逆に良かったのかもしれない」とオレ流さい配に心酔。失点したリリー
フ陣にも「ちょっと西武ファンにサービスしちゃったね」と余裕しゃくしゃくで、「落合監
督は『名古屋に帰ってこないかもしれない』と言ったけど、その予定が一つ狂っただけ。こ
のまま日本一です」とキッパリ言い切った。
・竜党アンナ大興奮(中スポ)
人気タレントの梅宮アンナ(32)も、立浪の背番号3の入ったジャンパーを着て声援を送
った。“勝利の女神”に応えるべく、竜打線も大爆発。立浪、井上ら多くの選手と親しいと
いうアンナも大喜びし、「ぜひ日本一になってほしい」と願いを込めていた。アンナ自身も
目ざといファンに発見され、イニングが変わるたびにサイン攻めにあう人気ぶりだった。
(中スポWEBなし)
・審判説き伏せた 落合監督
2回二死1塁で落合監督は栄村球審、友寄3塁塁審を呼び抗議した。西武・張のモーションが2段
と通常を使い分けているのはルール違反ではないかという内容だった。「セ・リーグではダメ
だけどパ・リーグではどうなんだという確認でした」と友寄塁審。今シリーズではセ・パ問わ
ず使い分けはNO。落合監督の主張通り栄村球審が西武ベンチに向い、どちらかに統一するよう
指導して落着した。
・失点の雪辱誓う 落合英&平井
落合英、平井の2,3番手がそろって失点。自慢の救援陣が今ひとつぴりっとしない。「ボク
のサイン間違い気合を入れ直します」フェルナンデスに痛打された落合英が反省すれば。中島
に被弾した平井も右に習え。「球はよかったけどその分緻密さがなかった。次はしっかり低め
に投げます」
・満塁に仁王立ち 岩瀬
6点差とはいえ3番・フェルナンデス。8回二死満塁のピンチを岩瀬が断ち切った。ラストボー
ルは宝刀・スライダー。外角いっぱいに決めてF砲のバットを動かさなかった。「点差はあっ
ても「いくぞ」といわれていました。(2死だから)打者だけに集中できた。内角か外角かシゲ
さん(谷繁)の感性に任せましたよ」不安が募る救援陣にあってただ1人無傷。シーズン中も満
塁での被打率は2割という勝負強さを大舞台でも発揮した。
・荒木シリーズ初盗塁
荒木が初回いきなり中前打で出塁すると井端への4球目にスチール敢行。日本シリーズ初盗塁
を決めた。「3戦目までなかなか走れなくて・・・。出たら行こうと決めていました。こうい
う攻め方がうちの攻撃ですから」得点には至らなかったがらしい攻撃に満足な笑みを浮かべて
いた。

47010・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 06:55
・一部は相部屋の分宿に
台風23号接近による20日の試合の中止、順延の影響で滞在期間が1日延びたため総勢約75人の
中日の選手、スタッフはほぼ半々に分散して宿泊した。選手で引き続き立川のホテル宿泊する
のは川上、井端、荒木ら主力組み約20人で一部相部屋になる。赤坂のホテルに泊まるのは朝倉
、長峰ら若手を中心とした約10人。試合後に2台のバスに分かれてそれぞれ球場を出発した。
22日は再び立川に集結してミーティングを行い西武ドーム入りする。
・さあリベンジ! 川上
2勝2敗のタイに持ち込み王手をかけたい第5戦。先発マウンドで上がるのはエース・川上が濃
厚だ。初戦は7イニングを投げ2失点。チームに白星をもたらすことはできなかった。「前回は
それなりに投げられたけど、負けたことが不満。今度投げるときは相手もさらに研究してくる
だろうしこっちもそれ以上に頑張りたい」。リベンジのマウンドで沢村賞右腕の実力を見せつ
ける。
・オレ流語録 ファンが後押ししてくれる
<勝利監督インタビュー>
▼最後の最後まで気が抜けない試合
野球ってのはこんなもんでしょう。そう簡単に勝たしてくれない。
▼選手の気持ちが出た
うちはレギュラーシーズンからこの試合だけは絶対に落とせないというゲームをことごとく拾
ってきた。選手が勝ちたいという気持ちを前面に出して戦ってくれた。
▼雨で頭の中を整理
順延は選手にとっては関係ない。でも監督の頭の中を整理するのはちょうどよかったんじゃな
いですか。
▼山井は満点
山井の投球?満点じゃないですか。
▼ファンが後押ししてくれる
(優勝がかかった試合の)神宮球場でもあれだけのファンが応援に来てくれた。この球場もきっ
と3塁側は中日まで埋まるとそう思っていた。ファンの声援が私たちの背中を押してくれるん
です。
<試合後>
▼リナレスの集中力
リナレスは一発勝負の世界で生きてきた男。短期決戦での集中力はものすごいものがある。打
線はずっとよかった。前の試合だって悪くなかったんだ。だから状況を見ながら選手をはめて
いくだけ。本当は固定するのが1番いい。けど短期決戦というのは状況を見ながらということ
になる。ただ選手はこっちの期待以上のものを見せてくれている。
▼山井で迷いなし
山井の起用は最初から決めていた。迷い?どうして迷う必要がある。いい投球をずっとしてた
。きょうもよかった。そうじゃなきゃ0点で抑えられないだろう。
▼名古屋に戻れる
これで名古屋に帰ることができるな。みんなが待ってるからな。
・めざせ日本一 竜50年の夢 竜ひとすじ33歳 大西シリーズ初先発
その名前がアナウンスされると左翼席からは大きな歓声が沸き起こった「9番、レフト、大西」
。大西崇之外野手(33)大逆転勝ちを決めた第2戦立浪の同点3ランはこの男の内野安打から生
まれた。あきらめない姿勢と勝負強さを併せ持つ背番号「58」が初めて日本シリーズの先発メ
ンバーに名を連ねた。「今年悔しいと思う時もありましたよ。でも、それは仕方ないこと。そ
の代わりどんな時でも全力を尽くしてチームの勝利に貢献したい。僕はこのチームが好きやか
らその気持ちが1番ですね」今季の出場試合数は80試合。昨季より39試合減った。英智ら台頭し
ていた若手に出番を奪われがちだった1年。だが大西は決して下を向かなかった。右翼でも左翼
でもどこでも出られるよう常に臨戦態勢を整えてきた。「出るかどうか、それは自分の決める
ことじゃない。でも準備だけはしとかないかんでしょ」11日から高知で始まったよさこいリ
ーグ若手のための教育リーグに大西は自ら志願して4試合出場,した。理由は「生きた球を見て
おきたかったから」最善のプレーができるよう最善の準備を整えておく。コツコツと地道な努
力がプロでの10年間を支えてきた。「僕がこうして今でもドラゴンズのユニホームを着て日本シ
リーズ出ているなんてね」1,995年、入団当時、社会人で金属バットに慣れていた小柄な男は木
のバットでは打球を前に飛ばすのも苦労した。以来人知れず筋トレを積み重ねてきた。あれから
10年。今や大西よりもドラゴンズ歴が長いのは6人しかいない。「いいチームやなと思います。
出ていなくても負けて負けるとめちゃくちゃ悔しいですもん。勝ちたい。絶対に勝ちたいんです
」身も心もドラゴンズブルーに染まっている33歳。グランドでベンチで竜一筋の男はチームの
勝利を願い続けている。

47110・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 06:56
・シリーズを斬る!! 刺した山井投げさせた荒木・・・握ったけん制の主導権
獅子の足を1球でくぎ付けにした。1回一死一塁。直前にも逆をつかれていた走者・赤田は2球連
続にもかかわらず塁間が間に合わなかった。山井大介投手(26)のけん制球。下半身だけが最初
にターンして遅れて上半身が動いていく。左肩が内に向けて動くと投球モーションに入ったと
みなされボークになる。だが実は山井の両肩は不動。「動いた」と思わせる目の錯覚が赤田の
判断を狂わせた。おそらくレオの頭脳にはインプットされていなかった山井の得意技。「早い」
ではなく「うまい」。すなわちボークと裏表。すれすれの1球で奪ったのは単なる1個のアウト
だけではなかった。降板するまでに山井が投じたけん制はこの2球を含めて3球だけ。しかしこ
れ以降許した走者の両足はアンツーカーからはみ出すことはなかった。セーフティーリードを
大幅に縮める効果があったのだ。「西武からすればスライダーが邪魔になって攻略できないから
、何とか機動力を使いたかったはず。でも点差がついた上にあのけんがあったから、それもやり
にくかったんじゃないかな」長嶋1塁ベースコーチが語る獅子の足封じ。その一方で竜の足は西
武の先発・張誌家を4回途中でKOするまでに7回のけん制球を投げさせた。うち6球は走者・荒木
に向けられたものだった。「僕としてはとにかく初回に塁に出なかった。けん制もそうだし、井
端さんも粘ってくれた。点にはならなかったけどよかったと思います」。荒木が出る。けん制の
連投をかいくぐりシリーズ初盗塁を決める。さらに井端が10球粘る。刺した山井と投げさせた
荒木。互いに得点は入らなかったが投手VS走者の戦いはいずれも竜が主導権を握っていた。

47210・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 06:56
・オレ流VSレオ流 第四戦 児玉光雄 一樹おめでとう!素晴らしい精神力だ
第三戦のスタンドに空席があって、さみしい思いをしていた。こんなにいいゲームをしている
のにどうして感動を味わいに来ないのかと何度も心の中でつぶやいていた。野球が好きだから
。悲しかった。球場について西武ドームのセンター後方の入場券売り場に行ってみた。やはり
当日売りのA席、B席が多く残っていた。また寂しくなった。それからしばらくして僕は何度
も目をこすっていた。窓口にズラリと並ぶファンが列。試合が始まってしばらくするとスタン
ドはほぼ満員になった。どんなもんだい。すげえだろ。僕は俄然嬉しくなった。点差は中日の
大勝だが終盤、ゲームはすさまじく荒れた。ハラハラ、どきどきのシーンの連続、もし西武に
ここ1発が飛び出していたら勝負はどうなったかわからなかった。西武の残塁13。中日の投手た
ちが必死になって耐え抜いたからこの点差になっただけだ。たいしたもんだ。しのぎ抜いた落
合博満の胃はキリキリと痛み、伊東勤のを心臓もまたチャンスに来るたびバクバクと鳴いてい
ただろう。もし僕が監督だったら心臓は止まり、目をしばたかせながらうろうろとしていただ
ろう。それほどシリーズというのは怖い。人の心と心のぶつかり合いだから怖い。ちょっとし
た油断が信じられないことを巻き起こすから怖い。◇ひとり選手に少しだけあえて言いたい。
中日の指名打者・高橋光信にである。君は1球で決めてやろうという気を抱いて打席に入ったか
?死に物狂いの気持ちで目ん球をカッ開き1球たりとも甘い球は見逃さないぞという気概をもっ
て挑んだか。シリーズは戦場と書いてきた。だからわずか1球で流れが変わる。そのことを肝に
銘じて1打席、1球に賭けてほしいのだ。ペナントで先発出場をめったにしたことはない選手に
こういうのは酷だろうと思う。だがプロで生き抜くにはもっと熱くなれ。熱い姿を高い金を払
って見に来てくれるファンに見せてくれ。井上一樹に「おめでとう」と心から言いたい。彼は
過去の日本シリーズ一本のヒットも打っていない選手だった。いくらペナントレースに打って
きてもシリーズで打てなくて「心の弱い選手」と見られてきた。実はそうでなくても、そう見
られるものなのだ。初安打が負ければ王手をかけれるという追い詰められた大事な場面での素
晴らしく1発になった。慌てず仕留める。まるで剣術のような切れ味があった。技術よりもその
たくましくなった精神力に「おめでとう」と言いたい。ベンチウオーマーで耐え続けた男の心
に「おめでとう」と言いたい。◇勝負はがっぷり四つの2勝2敗明日はどんな戦いになるだろう。

47310・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 06:56
・負けるかっての!! 信子さん喜び爆発
台風の影響で1日順延となったが落合監督夫人の信子さんはいつも通り気合い十分。白星を挙
げた第二戦と同じく、リーグ優勝記念のTシャツ姿で西武ドームに現れた。日本シリーズに入
り落合監督らから1日3回くらい電話がかかってくると明かし「メールよりも電話。その方が元
気が出るからね」とニコリ。敵地の初勝利に「よかったぁ。負けるかってのよ!」と喜びを爆
発させた。
・竜党ぎっしり「さあ名古屋で胴上げだ」 西武ファン上回る
思いが通じた。ドラゴンズが2勝2敗のタイに持ち込んだ。台風23号で順延になった21日の日本シ
リーズ第4戦。応援で圧倒した。ここはホントに西武ドーム?と目を疑った。3塁側でスタンドを
埋め尽くしたドラファンの数は西武ファンに劣らない。「きのうの順延で流れが変わった。名古
屋に帰って胴上げだ」と声が渦巻いた。
「1,2戦のナゴヤドームの応援に行ったけれどきょうの西武ドームはとてもビジターとは思えな
い。応援の迫力が凄い」と目を見張ったのは東京都北区の菅原一範さん(37)・多栄さん(35)夫妻
。2人そろってドラゴンズブルーのかつらをかぶって派手ないでたち「皆で選手を後押しすれば
きっと日本一になれます」岐阜県関市から来た坂柳宏樹さん(20)ら5人グループは「岐阜の星 
英智」の応援ボードを掲げて声をからしていた。「いつもはボードは作らないんですが今日はせ
っかく来たから岐阜をアピールしようといつもより気合が入った。勝ってよかった」と坂柳さん
。立浪選手らドラ戦士のサインがびっしり書かれたTシャツを着きていたのは名古屋市瑞穂区の
亀井圭一郎さん(25)「今年のキャンプで立浪さんに応援に優勝してくださいといったら、頑張る
とこたえてくれた」と亀井さん。試合して終了の瞬間「絶対日本一!!」と叫んだ。ナゴヤドー
ムでアルバイトをしている4人組。愛知県西尾市の清水美里さん(30)は「明日はディズニーラン
ドで遊ぶ予定でしたが、まさかの順延。もうディズニーどころではありません。明日王手をかけ
て地元で胴上げが見たい。私たちは仕事中ですけど」と笑った。
・竜日本一胴上げ 50年ぶり見るぞ 南区の73歳深谷さん
50年前の日本一を知る伝説の男を発見!。ドラゴンズ応援団の1角に陣取っていた名古屋市南区
の深谷一好さん(73)だ。伝説とは50年前、1,954年の日本シリーズ第1戦、徹夜で並んで中日球
場(現ナゴヤ球場)に一番乗りを果たした。以来2度目の日本一を待ち焦がれてきた。年金生活に
なってからは昼はナゴヤ球場で夜はナゴヤドームでペナントレースを応援する日々。「50年前
の天知監督率いるチームと比べても今年は外野の守備が素晴らしい。これで福留がいれば打力
も50年前を上回るんだけど。でも日本一なれるチームだ」と深谷さん。2勝2敗のタイとなり。
これで「名古屋で胴上げが見られるな」。竜の生き字引は言い切った。

47410・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 17:45
・谷繁、4戦までで9打点 シリーズ記録あと1 走者一掃まかせなさい(中スポ)
塁が埋まれば、この男の打順が回ってくる。頼れる6番・谷繁元信捕手(33)。猛威を振るい続けて
いるバットが、またも西武投手陣を打ち砕いた。「日本シリーズですからね。得点はいくらあってもい
い。え? 記録?そうなんですか?」5点リードの5回。2死一、二塁から左中間を深々と破り、2人
の走者をホームへ迎え入れた。勝負を決める一振りに笑みを浮かべる谷繁。だが、この一撃にはもう一
つの意味がある。第2戦が3、第3戦が4、この日が2。つまり、計9打点。1978年の大杉勝男(
ヤクルト)、そして84年に現中日の長嶋清幸打撃・守備走塁コーチ(当時広島)が打ち立てたシリー
ズ記録「計10打点」へあと1と迫ったのだ。「リナレスとかみんなが塁に出てくれますからね。記録
だとは…。ま、勝てたのが一番ですよ」勝利を追い求めるうち、知らぬ間に王手をかけていた日本記録
。ちなみに78、84年ともに10打点を挙げた男のいるチームが日本一に輝き、大杉、長嶋両氏はM
VPを獲得している。残り2試合。塁上の走者を一掃する心強い“スイーパー”がいる限り、50年ぶ
りの悲願はより現実味を帯びてくる。
・リナレス、先制弾!!アレックス、中押し弾!! 今季初の競演日本一へ気合(中スポ)
世界の頂点を極めた男たちの競演。目の覚めるような一発攻勢で、負けられない大一番の主導権をがっ
ちりとつかんだ。先陣を切ったのはオマール・リナレス内野手(36)。2回、西武の先発・張から、
2試合連続のソロアーチを左翼スタンドへたたき込んだ。「追い込まれていたが、バットがうまく出て
、真っ芯(しん)でとらえられた」と満足そうなキューバの至宝。そうなれば竜の主砲も黙っていられ
ない。4回、アレックス・オチョア外野手(32)も、負けじと右中間へソロアーチをかけた。「いい
スイングだったし、とにかく追加点が取れてよかったよ」。4番の豪快弾が打線を誘発。この回、井上
の3ランも飛び出し、白星へ大きな追加点を奪った。シーズン中にもなかった、両外国人のアベック弾
。迫力満点の2発が、黒星先行の重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。リナレスは五輪、アレックスはワー
ルドシリーズで“世界一”を経験。短期決戦の極意を知る2人がいよいよフル回転だ。特にリナレスは
、3打数無安打だった第1戦から大変身。第3戦は4打数3安打、この日も3打数2安打と大暴れだ。
「1試合では、相手のことが分からないからね。短期決戦だから、もっともっと集中力を高めていかな
いと」。通算14本塁打をはじめ、ほとんどの五輪打撃記録を持つ英雄が、見事なまでの修正を見せつ
けた。これで対戦成績をタイに戻し、本拠地への帰還を決めた。「名古屋で決着をつける」と気合十分
のリナレス。優勝請負人たちが、50年ぶり日本一への起爆剤となる。
・無安打も再三の好守をみせた中日・井端(サンスポ)「打てないときはこんなもの。毎日毎日打てるわ
けじゃないですよ」

47510・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 17:46
・山本昌「状態いい」ブルペンで35球(日刊なにわWEB)
中日山本昌が試合前にブルペンで投球練習を行った。ストレートにカーブなど変化球をまじえて35球。
練習後は報道陣の問いかけにも「状態はいいですよ」とひと言だけ言い残し、足早にロッカーへ消えた
。全身にぴりぴりムードを漂わせたが、次回先発は中6日で24日の第6戦(ナゴヤドーム)が濃厚だ。
・オレ査定もありうるゾ!井上印象度で昇り龍 シリーズベアだ(夕刊フジ)
日本シリーズは年俸にどれだけ反映されるのか。一般的には、年俸の査定は公式戦、今季は138試合
の成績で判断され、シリーズは加味されない。だが、中日では査定担当の弾き出した数字に球団代表、
社長、オーナー、さらには落合監督まで、ポイントを上乗せしてくる。シリーズで攻守に活躍する井上
を例にとって、その実情を見てみよう。第2戦で流れを引き寄せる超美技を見せた井上が、21日の第
4戦では、勝利を決定づける一発を放った。シリーズ21打席目の初ヒットが3ラン。「結果がすべて
だから。僕は印象が薄いんで、それを強いものにしたいだけ」と、井上は喜びいっぱい。今季の井上は
、113試合に出場し、打率は2割7分6厘にとどまった。スタメンで出てもチャンスに代打を送られ
ることも多かった。査定を厳密に適用すると、4500万円の年俸は現状維持がやっと。球団ブースで
観戦していた西川社長、伊藤代表は、敵地西武ドームの勝利に酔っていた。この2人の目の前で一発を
打ったことが重要なのだ。「日本一になったとしても、選手の査定ポイントがアップするわけではない
。あくまで公式戦の成績でしか数字は出さない。いくらシリーズでデッカイ仕事をしても、10%アッ
プの査定が変わることはない」竹田査定担当は断言した。これでは、「日本一」という思いだけで、必
死に戦っている選手が浮かばれない。が、カラクリがあった。「査定担当が提出したポイントが、契約
更改までに、代表、社長を経るとアップしている。10%だったのが倍増になっている」(球団関係者)
どこかの国家予算の復活折衝と同じことが起こるのだ。「井上の場合は、あのダイビングキャッチのフ
ァインプレーと3ランで、公式戦の不出来を取り返したと思う」さらには、落合監督の後方支援が存在
する。白井オーナーの全幅の信頼を得ているだけに、監督査定はありうる。中日の財政事情は、日本一
になっても支出の増大で、赤字額は10億円を超すといわれる。印象度満点、井上は昇給を勝ち取った。

47610・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 17:47
・川岸5イニング無失点の好投 よさこいリーグ ファーム情報(中スポ)

47710・22オレ竜@劇場版:2004/10/22(金) 17:50
・おっかあ”エリート軍団”伊東西武挑発「正々堂々戦え」(東スポ)

47810・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:47
・憲伸男だ!!エースだ気合だ魂の127球 5回まで完全 できすぎです(中スポ)
Road to Victory 50年ぶり日本一 さあ!あすナゴヤドーム胴上げ 
・・シリーズを斬る!! 荒木、勝っ飛び!! 17年ぶり!!伝説の走塁が出た(中スポ)
・落合監督、ウルウル 一番いい試合だ(中スポ)
・谷繁、日本一の砦 執念!これがオレたちの野球だ!!(中スポ)
・立浪、とどめの弾丸 9回2ラン…読み勝ちだ(中スポ)
(中スポWEBなし)
・アイツとオレ 報道陣をもあざむく洞察力
今年の日本シリーズは「エース川上がどこで投げるか」ということが最大の関心事だった。も
ちろん川上本人も「報道陣が自分がどの日に投げるか知りたがっている」と分かっているはず。
18日の沢村賞選出の記者会見では「今年最後でひと踏ん張りとしていつでも投げられるように
したい」とヒントとも受け取れる言葉を残した。シリーズ2度目の先発はいつ?記者の導きだし
た結論は「台風直撃による順延のため中4日で第4戦」だった。その日の試合前、先発に備えた
め投手陣の練習の輪からひと足早く引き上げてくる演技もなかなかだった。記者と視線があっ
たときに一瞬ニヤリとしたのは気のせいだろうか・・・。果たして、マウンドに上がったのは
山井。相手の心理状況を見透かす洞察力にすっかりやられた。
・6死球でも「大丈夫」
8回にリナレスが西武が二番手・長田に投球を当てられた。これでチーム通算6個の死球とな
り、75年の阪急の日本シリーズ記録に並んだ。それでもリナレスは「死球は大丈夫。それよ
りも今日はみんなで力を合わせて勝てたことがすごくうれしい」と気にする様子はなかった。
・サイン見落としも
7回二死2塁あわや大ピンチがあった。打者・平尾のときに遊撃・井端がスルスルと2塁に。
だが川上は「けん制」のサインを見落として投球した。平尾は見逃さずがら空の三遊間を破
った。「あれは絶対にアウトにできたと思う」と井端。走者・和田が3塁で止まり後続も断
って無失点だったが危ないシーンだった。
・明日は第6戦のチケットが有効
日本シリーズは第6戦からナゴヤドームに舞台を移して行われますがチケットには注意が必要
です。当初20日に予定されていた第4戦が21日に順延されたため、第6戦も23日から24日、第7
戦は24日から25日に変更されています。チケットには「23日・第6戦」「24日・第7戦」と記
載されていますが有効なのは日付ではなく「第○戦」。従って24日に「第6戦」、25日「第7戦
」のチケットをご使用下さい。また払い戻し、交換もできません。ただし第6戦でシリーズが
終了した場合は第7戦のチケットは払い戻しとなります。
・優勝球団は1人当たり243万円 日本S分配金
日本シリーズ運営委員会は22日、今年のシリーズ第4戦までの入場料収入で決まる選手への
分配金を発表した。勝利チームは9701万372円、敗戦チームは6467万3581円で
、日本シリーズ出場有資格40選手で割ると、1人当たりはそれぞれ約243万円、約162
万円となる。分配金は、入場料収入から共通経費を引いた額の28%(勝ちが16.8%、負
けが11.2%)が所属球団を通じて渡される。

47910・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:47
・オレ流語録
<グランドでの勝利監督インタビューで>
▼ついに王手
そうです。名古屋に帰ります。必ず決めます。川上の先発はローテーション通り。いい形で決
められてよかった。バッテリーでよく西武の打線を研究して抑えてくれた。研究通りできるピ
ッチャーをほめてあげたい。たいしたもんだ。川上の気持ちが乗り移って立浪やアレックスの
ホームランにつながったと思う。川上があの本塁打を打たしたんだ。打った立浪とアレックス
もすごいけど。
▼ファンに感謝
選手もすごい、けどここにきて応援してくれた観客のみなさんの声援が我々の背中を押してく
れるんです。ありがとう。
<ベンチ通路で>
▼1番いい形
エースが投げて、主軸が打って抑えるべき投手が抑える。1番いい形で野球がやっとできた。
うちの野球ができる兆しは前からあったけどな。
▼次の試合に全力
これで優位に立ったなんてこれっぽちも思っていない。とにかく4つ勝たなきゃいけないんだか
ら。あと1勝。4つ勝つまでは落ち着けないよ。ここまできたら次に全力を尽くす。2つのうち
1つをとればなんて思わない。とにかく目先の一勝をどう取るかだ。野球の監督というものは誰
だってそうなんだ。次の試合を全力で取りにいく。それしか考えていない。負けてもいい試合
なんてない。
▼ナゴヤドームに帰る
ドームに帰ればドーム全体がドラゴンズ応援になるよ。こんな励みになることはない。あと一
勝だ。選手は頑張ってくれる。ウチの選手はすごい。このシリーズでもものすごい勢いで成長
している。とにかくすごいよ。
・めざせ日本一 竜50年の夢 運命の糸で結ばれていた竜とアレックス
追いすがる西武の首根っこを完ぺきに抑え込んだ。9回表、3番立浪の2ランの興奮が冷めやら
ぬ中、続く4番アレックス・オチョア外野手(32)が左中間に2試合連続のアーチを打ち込み、
その裏、王手をかけるウイニングボールも難なくキャッチ。「勝ったのが何よりさ。これで名
古屋に帰られるし自分たちの仕事をしてできれば次の試合で決めたいね」クールにサラリと言
ってのけた。史上3人目の日米両リーグ制覇を目指す竜の主砲は来日2年目。実は今ごろ米大
リーグのナショナル・リーグ王者・カージナルスでワールドシリーズを目前に控えていたかも
しれない。2,003年1月、中日はマーリンズ(当時)のケビン・ミラー外野手の入団を発表。20
04年までの2年契約だった。しかしそこへレッドソックスからの横ヤリが入り、中日は最終的
に大リーグ残留の意思が固いミラーの獲得を断念。その時リストアップされたのが02年エンゼ
ルスでワールドシリーズを制しをフリーエージェント(FA)宣言したアレックスだった。8
年間のメジャー生活で1度もマイナー経験がない実力派の移籍先はカージナルスが有力だった。
中日が契約したのはそのカージナルスがキャンプインするわずか数日前だった。ミラー問題が
なければアレックスは複数年契約でカージナルスに移籍し、今年は田口壮とポジション争いを
しながら自身2度目の世界制覇を目指していていてもおかしくはなかった。一方で今年のカー
ジナルスがワールドシリーズで対戦するレッドソックスには今年も中日在籍していたはずのミ
ラーが主力でプレー。日米で因縁が渦巻いている。「今年は違うチームに移籍していたかもし
れないし、大リーグのポストシーズンに興味はあるけどもうカージナルスとはつながりは何も
ない。今は僕のすべてがここにある。日本一になるために集中して全力を尽くすだけだよ」。
改めて日本一を誓ったアレックス。1年8カ月前、すれ違うはずだった中日との運命の糸は重な
り合い、頂点に向かって真っすぐに伸びている。

48010・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:48
・オレ流VSレオ流 第五戦 児玉光雄 サムライの魂
魂に誘発された、もうひとつの魂の一撃が一直線に右翼スタンドに飛び込んで勝負がついた。
1球目のストレートを全身全霊をかけて振ったこの立浪の一撃こそがまさに魂の一振りという
のかもしれない。が、何もかも川上憲伸という今時珍しい侍の心を持つ若者の魂をかけた姿
が乗り移ったともいえる。命をかけて投げる。古めかしいと思われるかもしれないがそう思
いたくなるほど川上の1球1球には心が入っていた。投げた127球のすべてに魂がこもっている
ように思えた。だから憲伸は武士道を持ったサムライだと言いたいのだ。でなければあれほ
ど投げて1球の四球もなかったことが不思議ではないか。象徴する三ヶ所の場面があった。
最初は3回の先頭打者中島を迎えた場面だ。川上はこの中島に粘りに粘られた。が逃げること
なく11球目に一飛に打ち取った。2度目は2点差に追い詰められたあとの8回。ここも先頭打
者だった。本来なら7回でのお役御免になるはずだが前日、平井の不調があった。たぶん監督
・落合博満は川上の持つ男気にかけたのだろうと思う。祈る気持ちでつらさを承知で川上に
かけるしかなかったのだろうと思う。試合後の落合博満監督の涙はそのことを如実に証明し
ているのではないか。川上は0−3から始まったこの細川との勝負を逃げることなく5球を要
してニゴロに打ち取った。さらに2死後にもフルカウントから粘る佐藤に10球を費やして遊
ゴロに切って取った。すさまじいばかりの精神力。エースとしての魂がなければとても耐え
切れなかっただろう。賭けた落合博満。そして応えた川上憲伸。泣くことはないと思ってい
た落合博満が泣いた。信じられない情景に体が震えた。◇川上憲伸が好きな言葉がある「1球
入魂」そして自分で作った「肝っ魂」である。ともに魂の文字がある。そしてうれしそうな表
情を見せる時が「真のエース」といわれたときである。はにかみながら本当にうれしそうにす
る。彼が思うエースというのは大事なときに頑張れるだと人。チームを第一に考える人。例え
試合に負けようが相手に後ろ姿だけは見せない。そう思っているからうれしいのだ。川上の彼
の普段の生活を表すひとつの話をばらしたい。オフのゴルフ、川上を誘った知人が感心してい
た。「ゴルフの後にも必ずトレーニングに行くから食事が遅くてねえ」。プロとしての鍛錬だ
けは欠かさないのだ。◇この日先発メンバーに西武の捕手野田の名前はなかった。修羅場の戦
いに悩みそして傷ついていないだろうかと気になった。なあに谷繁だって眠れない夜を過ごし
てきたのだ。それにしても谷繁はすごい。谷繁もまたすごいサムライになったものだと思う。

48110・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:49
・守護神・岩瀬きっちり 見事中軸斬り
小さくガッツポーズをつくる岩瀬仁紀投手(29)に満面の笑みがこぼれた。王手をかけたマウ
ンド。最後を守ったのはこの日もまたこの左腕だった。一死からフェルナンデスには中前打
されたもののカブレラをスライダーで空振り三振。和田は中飛に打ち取る。これでシリーズ5
戦中4試合の登板。打線の奮起がセーブを奪う結果となっているが4イニング1/3を2安打
に抑え。きっちり守護神健在ぶりを見せ付けている。「クリンアップにはイメージ通り投げら
れました。シリーズも長くてあと2試合。あと1つ勝てば・・・と考えられるところまできまし
た。ここまでくれば何としても日本一になるたい」50年前の竜日本一のマウンドには鉄腕・
杉下茂が守った。半世紀後の今年・・・。恐らく今度は現代の鉄腕がその瞬間のマウンドに立
っていることだろう。
・井上シリーズ男だ 追加点ならこの男!2打点だ!!
ふわっと浮いた打球は2塁と右翼の絶妙の間で落ちた。この日もスタメン起用された井上一樹
外野手(33)がやった。大歓声の中アレックスとリナレスが相次いで本塁を踏んだ。1−0で迎
えた4回一死2、3塁で右前2点適時打。第2戦の3ランに続いて連夜の追加点をもたらした。「
シゲさん(谷繁)のバントで燃えました」前の打者・谷繁はシリーズ最多打点の10打点にあと
1と迫る9打点と絶好調。無死1、2塁からその強打者が目の前できっちり犠打を決めお膳立て
をしてくれたのだ。燃えないわけがなかった。カウント0−2から西口のスライダーを振り抜い
た「相手が前進守備だったのでうまく落ちてくれた」高めに甘く入った球を逃さず打ち気迫で
落とした「何とかしたかった」今季の公式戦の得点圏打率2割2分7厘と勝負弱さを指摘されて
いた男が大事な場面で結果を残した。第2戦のダイビングキャッチ同様、守りでも貢献した。
6回、代打小関のフェンス直撃の打球を捕って素早くカットマン・荒木に返球。追撃を阻止し
た本塁封殺のビックプレーを導いた。井上は「あれは大きかったね」とニッコリ。決して華麗
ではないが体を張ったプレーは熱さが伝わってくる。これで2試合連続フル出場。前回1999年
の日本シリーズは無安打に終わったが今やシリーズ男になりつつある「泣いても笑ってもあと
少し。もうひとつ勝つことしか考えていない」落合竜の隠れた自慢は個性豊かな下位打線。シ
リーズでその中核的存在を担う33歳はラストスパートを誓った。
・監督から信子夫人に「♥メール」
勝ってもポーカーフェースの落合監督。しかしこの日も西武ドームに駆けつけた信子夫人によ
ると第4戦の大勝に機嫌は最高に良かったらしい。「ハートが5つも来ちゃった」と信子さん
が見せてくれたのは、試合後、落合監督から届いたメールだ。
「♥♥これからアカプリ(宿舎の赤坂プリンスホテル)に行く 明日もガンバる
 とうちゃん かあちゃんへ♥♥♥」赤色のハートマークが5つも並ぶ愛
情たっぷりのメッセージに信子さんも「あんな落合は初めて。よくやった、頑張ったと返事し
たのよ」とうれしそうに笑った。敵地で連勝しいよいよ日本一へ王手。「名古屋が待ってるん
だろうね。明日行きますよ。新幹線に遅れないようにしないと」と落合監督と一緒に名古屋入
りし歓喜の瞬間を見届けるつもりだ。

48210・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:49
・西武ドームでドラゴンズ愛 王手にD党「6戦で決めろ」「最高」「来て良かった」(中スポ)
「キャーッ」「やったーっ」。誰かれなく、みんな総立ちになってハイタッチした。9回表に
立浪、リナレスの連続ホームランが出て王手をかけた22日の日本シリーズ第5戦。三塁側内
外野席を埋め尽くしたドラファンの大フィーバーは、第2戦のナゴヤドームの逆転劇をほうふ
つ。ビジターとは思えない。「一気に胴上げだーっ」。歓喜の雄たけびが西武ドームの鉄傘を
揺らした。“ホーム”も負けていない。ドラファンが集まることで有名な名古屋市千種区の「
ピカイチ」では、もう日本一を決めたかのような盛り上がりだった。
「バンザーイ、バンザーイ!」。D党が両手を何度も振り上げた。グラウンドをはさんだ一塁
側に目をやると、ライオンズファンがぞろぞろと帰り始めた。9回表の2発のホームランが明
暗をくっきり分けた。涙を浮かべ抱き合って喜んでいたのは、埼玉県の中垣美波子さん(32)
、東京都江戸川区の林陽子さん(32)。開口一番「今日は来てよかったーっ」と林さん。中
垣さんは「あとは第7戦のチケットしか持っていないけど、この勢いのまま第6戦で決めてく
ださい」。2人とも声はガラガラ。ドラを愛する心があふれていた。名古屋市守山区の水野雅
之さん(25)は、感極まって言葉がすぐに出てこない様子。ただ「最高っす」を繰り返すだ
け。50年ぶりの日本一を、みんなどれほど待ちこがれているか。その姿にありあり。最後は
「中日バンザイ」を叫んでいた。王手は必ずかかる。川上憲伸の好投に、予感は回を追うごと
に確信に変わった。千葉県習志野市の天野武仁さん(21)は憲伸ファン。「第1戦も良かっ
たけど、打線の援護がなかった。今は打線も絶好調。今日は負ける気がしなかった」。一緒に
来ていた千葉市の境浩樹さん(26)は「相手が西口なら、勝って当然でしょ」と涼しい顔で
振り返った。一橋大学商学部にあるファンクラブ新龍会の猪飼英仁さん(21)は、仲間7人
とガッチリ握手。実家は和歌山県海南市にあり、父親は岐阜県出身。「東京ではドラゴンズ対
ライオンズというと地味なカードと思われがちですが、これだけ面白いゲームが続くシリーズ
は珍しい。落合監督の『こんな試合やっていれば野球は滅びない』との言葉通り、シリーズも
1試合ごとに盛り上がってきた。それが野球ファンとして何よりうれしい」と満面の笑みで話
した。勝利監督インタビューに答えるオレ流監督の目に、きらりと光るものがあった。これに
は思わずジーン。悲願達成をみんなが確信した。

48310・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:50
・応援団 「気合」勝ち(中スポWEBなし)
西武ファンを圧倒するD党の応援。そのけん引車もちろんドラゴンズ私設応援団だ。応援スタ
イルはどちらかというとオールドファッション。今シリーズも「西武を倒せ!おおっ!」とい
ったフレーズを主に攻めている。レギュラーシーズンにないのは6回表にトランペットで「六
つの星」。これは西武ドームで流れているパ・リーグ応援歌の「白いボールのファンタジー」
に対抗した。東京のD党は名古屋より応援が熱烈という声も多い。その理由について東京竜心
会の石塚享幸会長(25)は「東京では周りにG党が多く自分がドラファンであることを球場で
しか発散できない。だから爆発するんだと説明した。西武ドームは自軍の選手をオルガンなど
のぴ大音響で後押しする。「それに負けないようトランペット、声、気合いで立ち向かう。絶
対王手をかけて名古屋に帰る」と石塚会長。見事、気合いはオルガンに勝った。
・熱唱届いた万歳3勝(中スポWEBなし)
さあナゴヤドームで胴上げだ。落合ドラゴンズが50年ぶりの日本一に王手をかけた22日の日本
シリーズ第5戦(西武ドーム)には「燃えドラ」を歌う歌手の水木一郎(56)が駆けつけ勝利
の大合唱を展開。さらに川上のテーマソングを歌うロックバンドの「LEGOLGEL(ルゴ
ルジェ)」のボーカルHILUMA(23)とギターKAKEL(24)もエースの熱投に大
興奮。鈴木ヒロミツ(58)も「次で決まる」と熱いコメント。竜党芸能人もドラゴンズ劇場の
ドラマに感動しながら日本一を確信していた。
・水木アニキ、西武ドームで生燃えドラ(中スポ)
ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ!2004」を歌う歌手の水木一郎は、外野席応援団
のど真ん中で「燃えドラ」を熱唱。50年ぶりとなる日本一に王手かけた大勝を熱唱で援護し
た。19日の西武ドーム初戦では、ライオンズの応援歌を歌う歌手の松崎しげる(54)がオ
ープニングセレモニーに登場。そのバックアップもあってか、ライオンズが勝利を収めた。同
じテーマソングを歌う水木も負けてはいられない、と西武ドームに行くことを決意。外野応援
団に程近い三塁側スタンドに陣取って、歌同様の熱い応援を繰り広げた。「今日、絶対に王手
をかけてほしい」と力を込めた水木は7回表、外野席に移動。「燃えよドラゴンズ!」を応援
団、ドラファンとともに高らかに歌い、ドラゴンズナインにパワーを注入した。“生燃えドラ
”を耳にしたファンも普段以上の大声で歌い、スタンドは異常なほどの盛り上がりを見せた。
水木は「ここは名古屋かな、と思うぐらい。気持ち良かった」とご満悦。「50年ぶりの日本
一の年に『燃えドラ』が歌えて誇りに思うと、もう言っておきます!!」と、早くも日本一気
分だった。

48410・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:51
・憲伸の好投に大満足 テーマ曲提供ルゴルジェ(中スポWEBなし)
中日ドラゴンズ川上憲伸投手の打席登場テーマ「トキ色の未来へ」を歌う人気上昇中のロック
バンド「LEGOLGEL(ルゴルジェ)」のボーカルHILUMAとギターKAKELは西
武ドームに駆けつけ先発・川上のに声援を送った。見事な勝ち星に2人は「MVPは憲伸さん
で決まり!この場にいることができてうれしい]と笑顔をはじけさせた。2人は川上投手と親
交が深く名古屋へ来た際は一緒に食事をする仲。その縁もあって今年5月にはナゴヤドームの中
日−横浜戦でHILUMAが初めてが始球式に登板。ますますドラゴンズとのきずなを強めて
いる。この日は川上の先発を予期しバンドのリハーサルを終えてドームに直行。その思いが通
じたのか先発には川上が起用。2人は声援を振り絞って川上のピッチングにエールを送った。
「敵地なんで「トキ色−」が聞けないのは残念だけど僕らがスタンドで歌いながら応援する」
と熱のこもった川上の投球に2人とも「沢村賞をとって憲伸さんもさらに気合いが入っていると
思う。スタンドまで気迫が伝わってきた」と感動を抑えきれずにいた。2人の応援に川上も快投
で呼応。日本一まであと一歩まで近づいた。「憲伸さんの勝利を見ることができるなんて運命
的なものを感じる。このまま次のナゴヤドーム戦で日本一を決めてもらいたい」と祈りをこめ
る2人。今月31日に名古屋・ELLで開くワンマンライブでも「お客さんと一緒にドラゴンズ
の日本一と憲伸さんのMVPをお祝いしたい」と瞳を輝かせた。
・「中日ファンでよかった」 鈴木ヒロミツ(中スポWEBなし)
「今まで夢見てきたけど、やっと日本一が現実になる」タレントの鈴木ヒロミツは20日都内で
行われたドラマのロケ先で日本シリーズ第5戦を観戦しながら「こんなに感動した試合は今まで
にない。選手は本当にたくましくなった。ドラゴンズは本当に素晴らしいチームになった」と
ドラの日本一王手に感動しっぱなしだった。鈴木は今シリーズで本紙の取材を受けた日は2戦2
勝とドラゴンズの勝率は100%。この日もその勢い?に乗ってドラゴンズが快調な出足をみせた
。ゲンのいい取材に鈴木もご機嫌で「今日は先制点をもぎとってエースで逃げ切るというパタ
ーン」とニッコリ。最終回のダメ押しに「ライオンズの伊東監督も「とてもかなわんぞ」と思
ったような表情をしていた。彼の長いキャリアの中でも今のドラゴンズは相手として最強のチ
ームとなったのでは」と敵将を思いやる余裕すらのぞかせた。鈴木が長い応援キャリアの中で
も今のドラゴンズは理想的なチームのようで「競争し合いながらお互いを尊敬し合うこんな1つ
にまとまったのは歴史があるドラゴンズでもなかったことだと思う」と絶賛。「「中日ファン
でよかった」と思った。今日の試合では野球という枠を飛び越え「人間って最高だな」と感じ
た」とあくまでもドラゴンズ礼賛が止まらなかった。ドラマのロケで日曜、月曜のナゴヤドーム
観戦は微妙というが鈴木は「今日の試合をテレビで見てなんとしても日本一をドームのファン
と一緒にみたくなった。何とかしていきたい!!」と熱望していた。

48510・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:51
・名古屋ヒートアップ さあ50年ぶり日本一の美酒だ。 ピカイチ(中スポWEBなし)
中日が日本一へ王手をかけた瞬間、中華料理店ピカイチでも大声援が沸き起こった。ファン同
士の抱き合い喜びを分かち合えば拍手喝采は試合終了後もしばらくは鳴りやむことはなかった。
この日は中日が日本一王手をかけているわけではなかったため店内はテレビ1台で試合を放映。
それでも試合開始前には約40人のファンで満席となった。早い人は開店30分前の午後5時半に訪
れ戦闘態勢に入った。店員が1人も「こればかりは50年ぶりの特別な日本一がかかっていますか
ら」とうれしい悲鳴を上げるほど。実際、試合中も各選手の応援歌や「燃えよドラゴンズ」が
鳴り止まなかった。小牧市から来た堀尾秀昭さん(28、公務員)は「6戦目で優勝決定です。す
ごく盛り上がってます。一気に決めますよ」と怪気炎をあげれば、名古屋市在住の志村佳衣子
さん(28)は「火曜(19日)もピカイチに来たけど負けたんです。くる道や方角も変えまし
た。効果があってよかった」とにっこりだった。第6戦が行われる24日は同店の定休日だが臨時
営業する。
・余裕の勝利宣言 名古屋栄のD党(中スポWEBなし)
ドラゴンズが日本シリーズで王手をかけたこの日の夜、名古屋の中心地、栄の噴水広場で道行
くドラファンは静かな中にも喜びを表していた。名古屋市千種区在住の会社社長は「やったな。
これで優勝間違いない。監督のミスを公表して負けたがそれが今日の勝利つながったのではな
いか。失敗は成功の元」と話した。名古屋市熱田区の会社員は「50年ぶりの日本一なったも同
然。あと2つのうち1つ。まあ勝つでしょう」と余裕の表情だった。

48610・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 08:51
(中スポWEBなし)
・中日は静観 西川球団社長
元明治大学野球部の一場に関して中日西川順之介球団社長は「静観?もちろんです。なにがあ
ったか報道される内容では判断できないから。すでにうちはドラフトの戦略もあり変更できな
い」と話した。さらに「これをいい機会にドラフトの完全ウエーバーへの流れができるかもし
れないね。完全ウエーバーに関しては中日はかねてからそういう主張してきた」と同球団社長
は思い切ったドラフト改革の必要性を示した。
▽中日・伊藤一正球団代表
「ここまできたら一場君の進路について、うちが口をはさむべきではない。本人が決めるべき
。現段階では彼をドラフトで指名する方針はない」
▽中日・井手峻編成担当
「中日のドラフト方針はすでに決まっており、それを壊わしてまで一場君を指名することは今
のところない。検討するかももまだわかりません」
・近鉄・古久保コーチ中日へ 谷繁に続く捕手育成期待
中日は22日近鉄2軍のバッテリーコーチの古久保健二氏(40)の入団を発表した。現場の意向
をくみ「谷繁に続く捕手を育ててくれる人材」(井手編成担当)を探していた中日は合併球団
での仰木体制から漏れた古久保氏の指導力に着目。シリーズ中にもかかわらず合意を取り付け
た。担当もちろん捕手コーチ。振り分けは未定だがすでに入団を発表済みの秦新コーチは2軍、
古久保氏は一軍が有力だ。「自分は近鉄一筋だったので球団が消滅することはとても悲しいで
すがこれからはセ・リーグの野球を勉強し、ただただチームのために働きたいです」古久保氏
は現在の近鉄コーチとしてよさこいリーグに参加中。全日程終了をもって正式に退団し秋季沖
縄キャンプ(11月1日)からチームに合流する見込みだ。

48710・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 18:07
・谷繁、日本一の砦 執念!これがオレたちの野球だ!! (中スポ)
本塁に突入する西武・高木浩。微妙なタイミング。腹をくくって待ち受けた谷繁元信捕手(33)
のミットに、ストライクの返球が吸い込まれる。「1点をどう防ぐかですから。ホームランで取
る1点も、守備で食い止める1点も同じ」。鋭いスライディングを完ぺきブロックでシャットア
ウト。微動だにしなかった正捕手が、レオの反撃をはじき返した。迫力の場面は3点リードの6
回。2死一、二塁で、エース・川上が代打・小関に右中間への二塁打を浴びた。二塁走者が生還
し、一塁走者も本塁を狙ったその時だった。3人の男が、2点目阻止へ心をひとつにした。クッ
ションボールを処理した右翼手・井上が、素早く中継へ返球する。「握れなかった」。受けた二
塁手・荒木に、ボールを握り直すヒマはなかった。あとは気合だけ。振り向きざまの送球は、ド
ンピシャリのタイミングで、谷繁の構えたミットに突き刺さった。井上−荒木−谷繁とつないだ
執念のバックホームが、川上を、そしてチームを救った。「ウチらしい野球」と谷繁が胸を張っ
た通り、真骨頂の守り勝つ野球で、勝負の分岐点を制した。
・立浪、とどめの弾丸 チームリーダーがまたやってくれた(中スポ)
目の前に飛び込んだ弾丸ライナーの衝撃に右翼スタンドのレオ党は静まり、左翼、三塁側の竜党
からは地鳴りのような大歓声が沸き起こった。9回2死一塁。立浪和義内野手(35)が西武3
番手・小野寺の初球を狙い打ち、獅子をねじ伏せる弾丸ライナーを右翼席にたたき込んだ。「初
球は直球だと思っていた。フォークだったら空振りしてもいいと。本塁打とは思わなかったけど
、初球からいくつもりだった」。これこそベテランの味。百戦錬磨の35歳の読み勝ちだった。
勝つために何をすべきか。短期決戦のために、ひとつの決断をした。「引っ張ろうとしているん
です。(ペナントレース中)打率を残しているときは長打は考えづらかったけど、今はその意識
がいい方向にいっていると思う」。5試合2本と超ハイペースの本塁打はシリーズ仕様の打撃法
から生まれたのだった。過去2回完敗した日本シリーズで、初めて王手をかけた。「王手をかけ
られるのとは全然気分が違う。名古屋に戻れるし、あと1試合で決められるように全力で戦いま
す」。立浪の気迫あふれる打撃とともに24日、昇り竜は一気に50年ぶりの頂点に立つ。

48810・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 18:07
・三回の遊ゴロが野選を誘い先制点を呼んだ中日・井端 「追い込まれたから三振しないことだ
けを考えた。ゴロさえ打てば、荒木も分かっているはずと思っていました」(サンスポ)
・まるで凶器!?“飛ぶボール”/ドラ番日記(日刊なにわWEB)
「やっぱり飛ぶよな〜」。試合前、中日の打撃投手陣からこんな声が聞こえました。本拠地ナゴ
ヤドームでは“飛ばないボール”を使用していますが、西武ドームの使用球はいわゆる“飛ぶボ
ール”。フリー打撃ではカブレラ、フェルナンデスだけでなく、荒木、井端までスタンドに放り
込んでいました。何より怖いのはボールの反発力が強いため、投手へのライナーが猛スピードで
飛んでくること。「本当に恐ろしいね…」と身震いする打撃投手たち。ボール一つで、これだけ
違うとは…。当然、試合になれば野球の質も変わるはず。使用球の統一など、共通のルール適用
がスポーツの原則だと思いますが、この点、コミッショナーはどうお考えなのでしょうか。
・中日が一場獲りも、落合監督救済の意向(日刊)
巨人に続き、横浜、阪神入りも消滅した明大・一場靖弘投手(22=桐生一)を中日が「救済獲
得」に動く可能性が出てきた。落合監督は一場の野球人生が危機に陥っているとし、救済の必要
を指摘した。一時期、獲得に動いていた経緯もあり、フロントも慎重に言葉を選びながら前向き
な姿勢を見せた。来季の投手補強に懸命な日本ハムも関心を見せる一方、道義的な問題からヤク
ルトなどは消極的な反応だった。西武との日本シリーズ第5戦の試合前、一場問題について落合
監督が口を開いた。「巨人もそうだったけど、横浜も何で最後まで面倒を見てあげないのかな。
あの子(一場)の野球人生が終わっちゃうよ」と感想を明かした。獲得に関しては「今は何も決
まっていない」と話したが「どの球団も獲得に乗り出さなかった場合に獲得に乗り出すのか」と
いう問いには「それは考える」と答えた。一場は巨人、阪神、横浜の時系列で、それぞれ自由獲
得枠での入団をほぼ確実にしていた。それが金銭授受のためすべて消滅。道義的な理由で一場獲
得を敬遠する球団も多く、アメリカなど異国を選ぶ以外は行き場を失う恐れがある。落合監督の
発言は、袋小路にはまった一場の「救済」を強く意識してのものだ。現在は静観のスタンスを崩
さない球団サイドも、条件次第では獲得に乗り出す準備を整えている。西川球団社長は「このま
ま選手生命を絶たれるようなことになれば本人だけでなく、球界の損失。一場投手が正当ならば
(獲得を)考えることもある」と話した。井手編成担当も「ウチは最初から救済するという形で
あれば(獲得を)考えると言ってきた。それが実現しつつあるということ」と話した。中日は8
月に巨人からの金銭授受問題が発覚した際、獲得に向けての調査を開始。阪神入りが濃厚となっ
た時点で断念した経緯がある。今ドラフトでは自由獲得枠を含めた上位で大学、社会人の即戦力
投手を獲得する方針を固めているが、具体的な方向性は固まっていない。今後の動向次第では一
場獲得に再び動き出すことになりそうだ。

48910・23オレ竜@劇場版:2004/10/23(土) 18:07
・谷繁、ガッチリ球界NO.1捕手へ (夕刊フジ)
日本一の捕手になる! 守りが持ち味の中日の要、谷繁がナンバーワンにこだわる。最初で最後
の挑戦に打って出る。01年オフに横浜からFA移籍。チームではナンバーワンでも、リーグ全
体では古田(ヤクルト)、プロ球界では城島(ダイエー)を超えることができず、ナンバーツー
の座に甘んじてきた。「与えられた立場でやるしかない」だが、自身6年ぶりの日本シリーズは
、日本一捕手にスケールアップする絶好の機会。34歳の年齢は最後ともいえる。22日の日本
シリーズ第5戦、エース川上と守護神・岩瀬の鉄壁リレーと、硬軟織り交ぜた攻撃で敵地で連勝
し、落合中日は王手をかけた。落合監督をうるうるさせたのは、正妻・谷繁のリードと六回の好
ブロック。パのプレーオフ第1ステージから西武の戦いを探ってきた田中スコアラーは、「こち
らの求めた通りの攻め方をしてくれた。スコアラー冥利に尽きるというもの。それに応えた投手
もすごいし、リードした谷繁もすごい」と脱帽した。シリーズに入って、谷繁とスコアラー、森
投手コーチの情報交換は都合、何時間に及んだだろうか。球界最高の捕手になるのは、谷繁の大
きな夢。これまで差をつけられてきた古田は来年40歳を迎え、一時の力はない。城島もダイエ
ーの身売り余波で、来季にもメジャー挑戦がうわさされる。谷繁が正真正銘、日本一になる可能
性は十分。「ブロックはギリギリのプレー。1点をどう防ぐか、どうアウトを取るかを考えてい
るよ。エッ、シーズン中と違うリードをしているって? 内容は今は言えないよ。まだ日本一ま
でひとつあるからね。でも、終わっても言えないかもね」今季は、落合体制になって屈辱的な幕
開けを迎えた。愛着のあった背番号「7」を奪われ、「捕手にあった番号は27」と押し付けら
れた。しかも、正妻の座も「自分で奪え」とゼロからのスタートを余儀なくされた。さらに、中
日はこの日、近鉄から古久保コーチをバッテリー担当として入団させ、「谷繁に代わる捕手を育
てたい」と語った。日本一の捕手になるには、時間がない。
・王手の立役者 川上 次の次 監督だ(東スポ)
・堂上 またマルチ安打 ファーム情報(中スポ)

49010・24オレ竜@劇場版:2004/10/24(日) 14:30
・さあ泣かせてくれ!!落合竜 50年待った(中スポ)
名古屋が一番熱くなる日 指揮官ピリピリ 終始無言
・谷繁「主役はオレ」最強“打点王”だ MVP最有力 記録より優勝(中スポ)
・昌、偉大なアンカー「今年の総決算」みんなに感謝 レオ対策十分(中スポ)
・“世界一”コンビも準備万端 「両親の前で」(中スポ)
残り2試合。だが、アレックス・オチョア外野手(32)に3敗目を喫する余裕はない。
王手をかけた第6戦。それが両親が見守る2004年最後の戦いとなるのだ。「そう、
2人とも25日に帰ってしまうんだよ。何とか両親が見ている前で決めたい。第6戦で
日本一になるつもりだよ」日本シリーズ開幕前日の15日に来日した父・カルロスさん
と母・マリアさん。24日に行われる予定だった第7戦まで観戦できるよう、滞在スケ
ジュールを組んできた。だが、20日の第4戦が台風で中止。1日ずれたことにより、
3勝3敗にもつれると両親は最後の結末を見届けることなく帰国しなくてはならない。
「せっかくの機会なのだから、やっぱり2人にはその瞬間を見てもらいたい。特別なシ
ーンを見ていってほしいんだ」03年に中日へ移籍した時、「失敗してもいいじゃない
か」と最後の決断を後押ししてくれた両親。恩返しの意味も込め、竜の一員として達成
する歓喜の瞬間は大切な家族の前で迎えたいとアレックスは思っている。この日、東京
から名古屋に戻るアレックスの左手薬指にはめられていた特大の指輪。エンゼルス時代
の02年、ワールドチャンピオンとなった際に製作したチャンピオンリングだ。「今回
も優勝したら個人的には何か記念品を作りたい。将来、子どもが生まれたら日本一の証
しを見せてあげたいんだ」残り2試合。だけどアレックスにとってのリミットはあと1
試合。両親のため、未来の子どものため、竜の4番は第6戦で日米制覇を成し遂げる。
・仲沢外野守備に磨き よさこいリーグ ファーム情報(中スポ)
(中スポWEBなし)
・両親練習を見学
日本シリーズ前日に来日したアレックスの両親、カルロスさんとマリアさんはこの日、
ナゴヤドームでの練習を見学した。「どうしても明日(24日)勝ってほしいの。月曜日
(25日)に私たちは帰らなければならなくて。雨で日程が伸びなければ・・・」とマリア
さん。アレックスが史上3人目の日米両シリーズ制覇を目の前にしていると聞くとマリ
アさんは「それは知らなかったわ。素晴らしいことね。息子にもチームにもぜひがんば
ってもらいたい」と試合が待ち切れない様子だった。
・さあ!1日遅れの誕生日パーティー リナレス
23日はリナレスにとって37歳の誕生日だった。妻・ジャネリスさんら家族ら国際電話で
お祝いのメッセージを受け取ったキューバの至宝は練習でもアレックスと冗談を飛ばし
合うなど上機嫌。台風による中止がなければこの日は優勝決定になってかもしれないが
「それは仕方のないこと。あす1日遅れのパーティーを待ってください」と第6戦での爆
発を誓っていた。

49110・24オレ竜@劇場版:2004/10/24(日) 14:30
・ロープで規制も
この日午後1時40分ごろ名古屋駅に到着したが中日ナインを約500人のファンが出迎えた。
リーグ優勝を決めた今月1日には東京から戻ってナゴヤドームに向かう際、特別出口を
使用した。今回も同様ルートでバスに乗り込んだが出口付近からバス周辺までわずかな
スペースは大混雑。警察、警備員がロープを張って通路を確保するなど対応した。
・ナゴヤドーム敷地内は入場規制
日本シリーズ第6戦と第7戦が行われる24、25両日はナゴヤドームは来場者の安全確保の
ため敷地内への入場規制を行う。両日とも午後3時以降は該当試合のチケット持っている
人以外のドームの敷地内への入場が制限される。
・投手は総動員 森コーチ
森コーチが総動員令を発令した。「残り最大で2試合。もちろん全部注ぎ込むよ」。日本
一のためあと1勝をつかみ取るため自慢の投手スタッフをフル回転する。また7戦目まで
もつれた場合に川上、山井をリリーフ待機させる選択肢もあるが「もちろん考える。み
んなベンチに入れるよ」と同コーチ。12球団随一の投手陣は最後の戦いに備える。
・声援を力にする 落合英
強竜救援陣もスタンバイOKだ。投手陣の精神的支柱になっている落合英二投手(35)
は「西武ドームも盛り上がっていたが名古屋の人たちの力を借りてあとひとつ勝ちたい」
とナゴヤドームで地元ファンと一緒に戦う決意を口にした。救援陣は短期決戦に日本シ
リーズでもペナントレースと同じようにフル回転。第3戦で黒星を喫した岡本真也投手
(30)も「連勝でチームも「このまま行くぞ」という雰囲気。僕もいつでも用意はでき
ている。優勝すればいいけど少しは投げたい」と戦闘モードだ。登板4試合で無失点で胴
上げ投手なる可能性の高い岩瀬仁紀投手(29)も「ここまできたら疲れなんて関係ない。
あと一つなんでいつでも行けるように準備する」と意気込んだ。日本一をつかむその瞬
間まで鉄壁救援陣は出番を待っている。
・森 居残り特打
森が居残り特打をした。高代、石嶺、長嶋の各コーチからスイングの軌道について熱い
指導を受け「バットが外側から回っていたからです」と森は話した。天下分け目の日本
シリーズ中に指導を受けたことについては「光栄です。松坂?打ってやろうという気持
ちで向かっていきます」と気合を入れ直していた。
・熱血抑えられぬ 井上
井上が竜ファンに感謝、感謝だ。7番に座り2試合連続の追加点をあげる活躍に「ファン
に背中を押されたというか・・・。こんなことってあるんですね」としみじみ語った。
名古屋に戻ってからの練習では鼻血が出たため鼻に栓を詰めてグランド入り。日本一ま
であと1勝、熱い血はどうにも押さえ切れない!?。
・めざせ日本一 竜50年の夢 荒木を支える2人の先輩
王手をかけて帰ってきたドラナインを約500人のファンが出迎えた。あと1勝。みんなが
待っている。厳戒態勢の名古屋駅を出てナゴヤドームで全体練習。荒木雅博内野手(27)
は痛めた左ひざの状態を確認しつつ軽く汗を流した。「何が起こってもあと2試合。ど
こが痛いのはみんな一緒です。やるしかないですよ」今さら止まれるわけがない。痛く
ても走る。それがプロだ。前夜に22日はシリーズ史に残る走塁で男を上げた。そこに
は秘話がある。1987年の第6戦。西武・辻が秋山の中前打で1塁から一気に生還したプレ
ーは語り草となっているが、その時の体験談を直前に聞いていた。「シリーズ中に食事
しているときに川相さんからたっぷり聞かせもらったんです。僕、自身守る時に肝に銘
じておかないといけないことだし、あの場面では走る側としては役に立ちました」当時
の荒木は10歳。伝説の走塁は生ではなく後々にビデオで知った。そのときのカットマン
は川相だった。打者走者を優先して体を右回りしたことで辻の突入に気付くのが遅れた。
野球の神様の導きか・・・。当事者から2度にわたって苦い話を聞き出していたことがい
きなり生きた。川相だけではない。ゲスト解説で顔を合わせたヤクルト・宮本からもこ
んなアドバイスをもらったそうだ。「緊張は解こうとするな。逆効果になる。持ったま
まうまく付き合っていく方がいいぞ」日本一3度の名手から直伝された大舞台の極意。チ
ーム内と外から荒木を支えてくれる先輩がいる。そして家庭には心の支えが・・・。12
日に生まれた長女。名前はまだない。2つある候補の中から悩んでいる。ただどちらの
名にも同じ字がつく優勝の「優」。さああと1つだ。

49210・24オレ竜@劇場版:2004/10/24(日) 14:30
・オレ流VSレオ流 特別版 児玉光雄
 壊れゆく「シリーズのマナー」/大舞台で成長し続ける竜戦士
東京駅に着いてホームの売店に行った。案の定だった。東京中日スポーツ(中スポの姉
妹紙)を除いてどのスポーツ紙も”裏金”の文字が躍っていた。日本シリーズの話題よ
り1人の大学選手をめぐる金銭授受の問題で横浜、阪神のオーナーが辞意するというシ
ョッキングなニュースが報じられ、シリーズをぶちこわしている。いくつかのスポーツ
新聞を買って、ペラペラとめくってまた驚いた。プロ野球に新規参入しようとしている
楽天が球団名を堂々と発表しているではないか。おいおいこんなことってあるかい。か
つて、いや、これまで球界にはあるマナーが残っていた日本シリーズの試合日は邪魔を
しないために発表は控えるという仁義である。野球という文化を守るために誰もが道筋
だけは守ってきた。だが、それもお構いなし。新規参入を本気で考えているならその辺
も勉強してくれよ。野球のことが好きなら、1日ぐらい待ってくれよ。いたたまれない
気持ちで新幹線に飛び乗った。名古屋駅に着くと改札口付近にファンがドラゴンズの帰
りを待ち受けていた。昔と比べるとわずかに思えるがいてくれることが無性にうれしか
った。昔は選手が人の群れの中を選手が歩いたもんだなと思いながら、売店を見るとス
ポーツ新聞は売り切れていた。やっぱりここは名古屋だ。◇激しい戦いがまたナゴヤド
ームに帰ってきた。王手をかけた中日ドラゴンズと追い詰められた西武ライオンズ。中
日が勝てば50年ぶり日本一だが実は3勝したのも50年ぶりだ。一方西武は西鉄ライオン
ズから生まれ変わってシリーズに14回出場、8度日本一なっているチームだ。勝負はま
だ分からない。天国と地獄の間を行ったり来たりしながら第6戦まできたようにわずか1
試合で変化するのがシリーズだからだ。めぐりめぐって39歳のベテラン投手出番が回っ
てきた。山本昌は野球人生の中で野球選手みょうりにつきるこんな舞台が味わえると思
っていただろうか。夢には見ていたかもしれないがその夢の舞台がまさに現実にやって
きた。追い詰められた西武の瀬戸際を守る投手はだれだろう24歳の松坂か、あるいは気
持ちをぶるけられる33歳の石井貴が順番通りくるのか。西武の将、42歳で伊東勤が選ん
だのはさてどちらだろう。中日では山本昌が、西武では伊東勤の思いが気になる。◇シ
リーズという舞台は人を育てるという。ここまで戦いを見る限り中日の選手の成長が著
しい。10%の成長どころかもっとたくましくなっている。選手は監督を引っ張っている
ように思えるほど勝負に強い男たちに成長している。1,982(昭和57)年のシリーズしか
知らないがこんなにたくましい姿を見たことはない。今夜がどんな試合になるか待ち遠
しい。

49310・24オレ竜@劇場版:2004/10/24(日) 14:31
・「ダイヤモンドより輝けドラゴンズ」(中スポ)
 お笑いコンビ・スピードワゴンが名古屋でトーク
愛知県出身のお笑いコンビ、スピードワゴンの小沢一敬(31)、井戸田潤(31)が
23日、名古屋市中区のHMV名古屋栄店で、DVD−BOXの発売記念トークショー
を行い、日本一に王手をかけたドラゴンズに対して「明日、決めてくれ〜。ダイヤモン
ドの上でダイヤモンドより輝くものを見せてくれ〜!!」と最終エールを送った。14
日付の本紙で「ドラゴンズ」ネタ漫才を披露したが、会場には同日掲載された写真をオ
リジナルうちわに張っている女性の姿も。「この間の中日スポーツ、見てくれた?」と
ファンに問いかけた2人は「見たよ〜」と大勢の反応にご満悦。ドラゴンズファンの井
戸田は「西武に負けた時なんか、涙ぐんじゃったもん」と打ち明けると、小沢が「いや
ー、コイツ、名古屋には足を向けて寝られないって言ってるけど、いつもシャチホコの
格好して寝てるよ」と“暴露”された。巨人ファンだった小沢だが「マジで徐々に中日
ファンになってるんだよね。今の巨人に愛情持てないし…」と“衝撃!?発言”。「と
いうか、落合監督にすごく魅力を感じるんだよね。日本シリーズの初戦で負けたけど、
ベンチ入りしている野手、全員使ったでしょ。これで、この監督すごいなと。勝利監督
インタビューで泣きそうになってるところとか、ジーンとくるんだよね」と“オレ流”
にゾッコンの様子。24日は、関東地区3校の学園祭に出演、夜には仕事が入っている
ため、ナゴヤドームで応援することはできない。「本当に応援したいんだけど…。悔し
い〜」と井戸田。小沢も「明日の学園祭ではドラゴンズのユニホームを着て、全校でド
ラゴンズネタ漫才やって、自分たちなりに応援したい」と意気込んだ。
(中スポWEBなし)
・名古屋は厳戒態勢 愛知県警 リーグ優勝時の2倍動員
ドラゴンズの日本一達成を前に愛知県警とナゴヤドームは日本シリーズ第6、7戦が開か
れる24,25両日ファンの混乱を防ぐため警戒態勢で臨むことを23日までに決めた。栄など
繁華街の警戒に当たる中署は警官85人に機動隊を動員、計300人態勢を敷く。これはリー
グ優勝した今月1日の2倍以上にあたる。栄の噴水広場、中日ビル前、堀川の納屋橋など
を重点配置する。「1日のときは栄の噴水に警官20人を派遣したが優勝特番のテレビ中継
スタッフに気を取られた隙に警戒線を破られ池の中に数人入られた。群集心理をあおる
ような取材は問題と考える。今回はこのような事態が起きないよう増員を決めた」と同
署の広報担当官。
・ドーム警備員を増員
ナゴヤドームで行われる日本シリーズ第6戦はペナントレース中の警備員420人から600人
に増員して対応にあたる。日本シリーズ第一戦の500人より100人多く、1日のリーグ優勝
と同じ態勢。ドーム完成後初の日本シリーズ開催となった99年の優勝時は800人態勢で警
備した。

49410・24オレ竜@劇場版:2004/10/24(日) 14:31
・激励メッセージファンから続々 松坂屋のコーナー
名古屋市中区の松坂屋本店南館北入り口に設置した昇竜Vメッセージコーナーには買い物
ついでのドラファンが23日も応援コメントを寄せた。スバリ「第6戦、松坂負けろ!」
と書き込んだのは名古屋市瑞穂区の江崎春海さん(29)。江崎さんは日本シリーズをテレ
ビで楽しんでいるがドラゴンズの守備を回を見てると必ず打たれるいう。「子供を風呂に
入れたりして見ないようにしています。僕は疫病神ですからね。験を担いでいます」と複
雑な表情。一方「日本一になったら髪を切ります、頑張れ!」と過激なコメントを書いた
のは京都市の丹波拓さん(21)。24日のナゴヤドーム観戦のために急きょ帰省した。「5
年前は見ることができなかったので気合が入ってます。9ミリの丸刈りにしますよ」。同
行の三鼓春香さん(24)は証拠物件としてカードをちゃっかり撮影していた。
・テレビ各局「日本一特番」を準備
東海テレビは24日にドラゴンズが日本一決定となった場合、翌25日のゴールデンタイム、
午後7時から8時に特番「栄光のオレ流、感動をふたたび!中日ドラゴンズ50年ぶりの日本
一スペシャル!!」を放送する。峰竜太を司会に迎え、放送当日の夕方に生放送形式で収
録。ゲストは落合博満監督、立浪、川上、山本昌、井端を予定している。CBCは優勝翌
日の朝の情報番組「ウォッチ」の午前7時30分-8時22分ごろをローカル特番「祝!日本一ス
ペシャル]に差し替えナゴヤドーム前から生放送する。「ユーガッタ!CBC]でも午後
3時50分-6時55分に祝勝特番「おめでとうドラゴンズ!50年ぶり日本一祝勝会]を放送。つ
ボイノリオとともに「MVP予測」など盛りだくさんの内容で送る。NHK名古屋も「お
はよう東海」の枠を拡大して特別番組を放送する。
・福留がナゴヤD訪問「ナインにエール」(日刊なにわWEB)
死球による左人指し指骨折で日本シリーズ出場を断念している中日福留がこの日、リハビ
リのためナゴヤドームを訪れた。王手をかけて帰名したナインを激励したが、帰宅する際
には、故障中とあって複雑な表情も…。「胴上げには参加? やらない、やらない。オレ
は40人枠に入ってないから」と遠慮がちに話していた。
・祝勝会も準備万全!ビール2000本(日刊なにわWEB)
地元Vに向けナゴヤドームも準備万端だ。勝てば日本一が決まる今日24日の第6戦を前に
「祝勝会はリーグ優勝の時と同じ規模で考えています」と関係者。10月1日のリーグ優勝
時と同様、ドーム内の駐車場に会場を設置。ビール2000本を用意して「歓喜の瞬間」
を待つことになっている。

49510・25オレ竜@劇場版:2004/10/25(月) 20:25
負けてますね。。。
試合とは関係ないですが、今日が最終戦なので勝っても負けてもここ
で止めたいと思います。大変申し訳ないです。
4月にも書いたけど本当は4月で止めようかなと思ったんですけどドラ
が調子がいいので続けてきましたが、やっぱ私にも生活があってちょっ
と寝不足になって体調管理も難しいので。。。

今日と明日分で終了ということで・・・読んでくれた人は大変申し訳ない
ですが。ドラは今年は頑張ってくれでいい思い出でした。ではでは。

496ドラファンさん:2004/10/25(月) 22:39
本当に1年お疲れ様でした。
中日が日本一になったら時に是非頑張って下さい。

497J.F.(管理人)★:2004/10/26(火) 00:29
ありがとう。
本当にお世話になりました。

498一読者:2004/10/26(火) 17:47
今まで、ありがとうございました。国外にいるので、ほんとに助かりました。
ゆったりとした毎日を過ごしてください。

499オレ竜@劇場版:2004/10/27(水) 22:25
>>496-498
ありがとうございます。管理人さんにはお世話になりました。
>>498さん 大変申し訳ないです。

惜しくも敗れた6,7戦は週末までにやりますね。
プラス1954年ネタでこのスレ締めたいと思います。

500千葉ドラファン:2004/10/29(金) 03:02
いつも拝読しておりました&どうもありがとうございました。

501ドラファンさん:2004/11/05(金) 17:40
いつも拝読させて頂いていました。日シリに前後して帰国したため
バタバタし、更新停止の報をしらなかったんですが、姉妹版の優勝
記念も含め、本当にお世話になりました。
また、来年、忘れ物をとりにいく旅を楽しみにしています。

502オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:17
どうも、久々登場です。ありがとうごさいます。

残りやりますね、あとちょっとなんだけど。。。

50310・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:18
・竜、絶対勝つ 日本一かけきょう決戦(中スポ)
松坂に完敗・・・3勝3敗タイに すべて予定通り
・井上、もう一丁吠える!!(中スポ)
3戦連続打点!33歳のラッキーボーイ 松坂から2安打
・岡本、さらに倍返しだ 第3戦カブレラに逆転満塁弾(中スポ)
・マサまた勝てず 痛恨の逆転被弾(中スポ)
その瞬間、思わず顔がゆがんだ。高々と上がった打球の行方を確認すると、竜党の悲鳴の中
、悔しさをかみ殺すようにうつむいた。1点リードの6回、和田に痛恨の逆転2ランを浴び
た山本昌広投手(39)は「ホームランだけはいけないところだった」とうなだれた。まさ
に痛恨の1球。先頭のカブレラに二塁打を浴び無死二塁。ここで和田に粘られる。10球目
。それまでの徹底した外角攻めから一転、谷繁は内角にミットを構えた。「インコースにし
っかり投げればよかった」と悔やんだ山本昌。緊迫の場面、指先にも緊張が走ったのか、ス
ライダーは真ん中高めに浮いてしまった。大きな放物線を描いた打球は、そのまま左翼席に
飛び込んだ。第2戦の再現となった、球界屈指の右腕・松坂との投げ合い。50年ぶり日本
一を託された大ベテランは、自身4度目となる日本シリーズの先発で、初白星に向け必死の
戦いを続けていた。初回にカブレラに先制打を浴びたが、その後は伝家の宝刀・スクリュー
ボールを軸に、要所を押さえる熟練のマウンドさばき。打線も奮起し、4回に逆転に成功し
た。1点を争う接戦。ようやく勝利も見えてきそうな、まさにその時だった。やってはなら
ない、一発での失点。続く平尾にも三塁打を浴びたところで、落合監督がマウンドへ向かっ
た。96球、無念の降板だった。「やっぱりリードしたまま、次の投手につながないといけ
なかった」プロ21年間で、通算173の勝ち星を積み上げてきた鉄腕。しかし日本シリー
ズでの1勝は、またしても遠かった。
・出塁率5割超!「勝ちたい気持ちだけ」中日の至宝リナレス(中スポ)
目をカッと開いてボールを見極めた。一塁に走った。2点差を追う8回2死一塁。オマール
・リナレス内野手(37)が、松坂からこの日2個目の四球を選んだ。4回の二塁打を含め
て3出塁。シリーズでは6戦を終えて、21打席で出塁は実に12度。出塁率5割7分1厘
は驚異の数字。キューバの至宝が、打線の核になりつつある。「勝ちたいという気持ちだけ
だ」恐るべき集中力を発揮している理由について答えるリナレスの表情は次第に殺気立って
いく。逆王手をかけられたが、まだ負けたわけではない。勝つしかない、という強い気持ち
の表れだった。気迫が伝わってくる。4回の守りではフェンスに激突しながら、ファウルフ
ライを捕った。塁に出れば全力疾走。2、4回に先制と追加点のホームを踏んだ。「明日は
戦うよ。自分を含めみんなが勝ちたいと思っている」。今、打席に立って期待の拍手が大き
いのがリナレス。泣いても笑っても今季最後の戦い。こんなときに激戦を勝ってきた経験が
物を言う。もう、なりふり構わない。とにかく塁に出て勝利をつかみ取るつもりだ。

50410・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:19
・きょう先発ドミンゴ「自分で決める」 初回から飛ばす 最高の年を飾る(中スポ)
最後の砦(とりで)になる。第7戦に先発するドミンゴ・グスマン投手(29)は、球場内
のモニターでゲームセットまで観戦。試合後すぐに、翌日の大一番に備えて帰宅した。「も
う、こうなったからには自分で頑張るしかない。決めるしかない」リラックスした表情で、
そう語った。気負いは感じられない。21日の第3戦では5イニング4失点で降板。打順が
2回り目に入って打たれるのはシーズン中でも見られた光景。だが、剛速球とチェンジアッ
プのコンビネーションで3回までパーフェクトに抑えたのも事実だ。森投手コーチは投手の
起用法について「全部注ぎ込むよ」と総動員を示唆。第4戦で先発して勝利した山井らのリ
リーフ待機が予想される。ドミンゴは、先のことを考えず飛ばしていくピッチングができる。
「今年は野球人生で初めて2けた勝利ができた最高の年なんだ。いいピッチングをするだけ
だよ」とドミンゴ。泣いても笑ってもあと1戦。もちろん勝利で飾るつもり。10勝を挙げ
た外国人右腕に今季最後の戦いのプレイボールは託された。
(中スポWEBなし)
・無失点も反省 朝倉
第三戦に続いての登板となった朝倉9回の1イニングを無失点で切り抜けた。だが、2死から
赤田を四球で歩かせるなど内容的には満足いかなかった様子。「少し力んでしまいました」
と反省点を口にしていた。
・「勝つしかない」井端
第2戦では松阪から3安打を放った井端がこの日は一転3三振。だが試合後は前だけを向い
ていた。「もう松坂とあたることはないですから」。愛車に乗り込んだのはチームで最後。
1人最終戦先発予定の石井貴のビデオを見ていた。「勝つしかないでしょう」と選手会長は
気合十分だ。
・表情厳しいまま 立浪
今シリーズ5試合連続安打中だった立浪はこの日ノーヒット。松坂の前に4打数1三振1四球
と沈黙した。試合後は「泣いても笑ってもあと1試合。先制して流れをつかみ明日はもう勝
つしかない」と厳しい表情だった。
・「気持ちの勝負」谷繁
逆転負けにも気持ちは切れていない。この日も二安打と気を吐いた谷繁は「終わったことは
仕方がない」ときっぱり。運命の第7戦へ「勝ちたいという意志の強い方が勝つ。ここまで
きたら技術じゃない。気持ちの勝負です」と気合十分だった。
・被弾の借り返す 英ニ
「申し訳ない・・・」がっくりと肩を落とし一言だけつぶやいたの落合英。代わりっぱなの
8回、和田に二打席連続の1発を浴び、ビハインドを2点に広げてしまった。このシリーズは
2戦目,4戦目と登板した試合でいずれも失点。3度目の登板でも無念の失点を記してしまった
。だが最後の第7戦は総力戦。これまでの借りは最後のチャンスで返すしかない。

50510・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:19
・オレ流語録
▼泣いても笑っても25日は最後の試合
そうだな。145試合か。予定通りだ。あと1試合野球が出来ることってことだな。総力戦?当
たり前だ。これまでだって総力戦で戦ってきた。
▼マサはまあまあ 和田への1球?
そういうことを言うな。ぞんなこと言ったらパーフェクトで勝たなければいけなくなる。結
果論でものをいうな。野球ができなくなるだろう?選手に硬さはなかったけどな。
▼相手も必死
相手がだって必死なんだ。そう簡単に勝てないよ。最初から勝負が分かっていたらやる必要
がない。わからないから勝負ってのは面白いんじゃないのか?。
・めざせ日本一 竜50年の夢 土佐から来たラストサムライ川岸
土佐から送られてきた秘密兵器。6戦目のベンチ入り登録選手の中にドラフト7巡目ルーキー
川岸強投手(25)=トヨタ自動車=の名があった。高知で行われている二軍教育よさこいリ
ーグに参加していたが急きょ名古屋に呼び戻された。フェルナンデス、カブレラ、和田と右
がそろう西武クリンアップを封じる1枚のカードだった。山井が力投した第四戦から中日の
配球にある変化があった。外角で徹底的に勝負して好結果が出ている。いわゆる「外の出し
入れ」に攻略の活路を見いだしているのだ。第五戦の川上しかりだ。「それまではインコー
スにくる球を待っていたのかのように打たれた」と分析する都スコアラー。西武の本塁打を
見ると第一戦の和田(川上)第3戦のカブレラ(ドミンゴ)など打たれた球はインコースだ
った。もちろん相手だって考えてくる。イタチごっこだが外角攻めが成功しているうちはそ
れを貫くのが短期決戦の常套手段。そこで”しかした合うのでは”と期待を抱かせる戦力と
して川岸の存在が浮上してきた。森コーチは「カブレラ対策?あると思うよ。あるでしょう
」と右サイドスローへの期待を口にした。もちろん川岸本人の状態もいい。よさこいリーグ
では本来の中継ぎではなく先発投げた。一本調子ではなくカーブなど緩い球を投げられるよ
うにより多くの打者と対戦させるためだった。1試合10イニングを投げ1失点。「課題を持っ
て投げてきました。緩い球を使う自信はあります」。外角低め。落合竜が探し当てた鉱脈を
掘り続けられるか。新人七選手の中でただ1人シリーズベンチ入りを果たした川岸はカブレ
ラ封じという大仕事にすべての力を出し切る。

50610・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:19
・オレ流VSレオ流 第六戦 児玉光雄 勝つために速球を捨てた松坂
川上憲伸がサムライなら松坂大輔は何と形容すればいいのだろう。さしずめ若武者というの
だろうか。24歳。が、彼はもう老成しているかのように見える。そりゃそうだろう。若者は
少年時代には甲子園で鍛えられ、入団1年目の18歳からエースになった、いや西武のエース
というよりパ・リーグの番を張り続けているのだ。この若武者は第二戦で痛めつけられた。
得意の速球を弾き返されたそのイメージは想像以上に重かったはずである。さらに松坂には
もう一つのプレッシャーがのしかかっていたのではないかと思う。第5戦ですさまじいばか
りの気迫のを見せた敵のエース川上憲伸の存在である。エースは相手のエースが気になると
いう。川上の怒気にも似た投球を松坂はどんな心境で見ていたのだろうか。意地と意地。エ
ースとして負けられないチームの責任とは別にこの日の松坂には相手のエースに負けられな
いというムラムラとするようなプライドがあったのだろう思う。大したものだった。そう思
うのは松坂が自分を捨ててきたことである。立ち上がりから松坂は勝つ為にプライドの速球
を捨てていた。まるで変化球投手の姿だった。タイミングを抜く大きなカーブ、速いスライ
ダーとカットボール。そしてチェンジアップとすべて投げられる変化球を渾身の注意を払っ
て両サイドに投げてきた。ストレートよりはるかに多い変化球の数−。彼が本来の配球にや
や戻したのは中盤に入って自分の世界に入ったときからだった。しかもこの24歳はキャリア
がない捕手のリードに首を振りながら8回まで投げきったのである。初戦で投げた石井貴を
飛ばして松坂を持ってきた伊東勤の心がなんとなくわかった。責任を感じられる男。そのた
めにはどういう手法を選択してもエースとしての仕事を果たしてくれる男。だからこそ後が
ないゲームには松阪だったのだ。あの童顔にの裏にこのたくましさが住み着いているとは、
いやはや驚いた。◇39歳の山本昌広もよく投げた。なになに、和田一浩がすごかっただけだ
。あんなくそボールを伸び上がるように上からつぶしてくるような男がいる方がおかしいの
だ。じゃあ、どんなボール投げればいいんだよと怒ればいい。落合英ニしかりだ。さぁ大決
戦の時がやってきた。不謹慎かもしれないがもう1日野球が楽しめる。いや、そう思うこと
にするのだ。◇すさまじいファンの歓声の中、ゲームがくるくると変わってきた。一球のミ
スが命取りなり、一個の打球で流れがコロリと変わる。さぁ、どちらも逃げ場をはなくなっ
た。3勝3敗。死ぬか生きるか大一番はやってきた。

50710・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:20
・峰竜太、必ず!必ず!!栄光もぎ取れぇ〜 きょうも強行観戦(中スポ)
芸能界を代表する熱狂的ドラゴンズファンのタレント峰竜太(52)が24日、ナゴヤドー
ムの日本シリーズ第6戦を観戦。目前での日本一を祈ったが、歓喜の瞬間は25日に持ち越
しとなった。峰は「今日は何がどうこうというのではなくて、松坂が素晴らしかった。昌も
頑張った。いずれにせよ拍手です」と、真っ向勝負をした両チームを称賛する一方「明日は
、ドラゴンズと心中するつもりです!!」とドラゴンズ愛を爆発させ、最終戦での日本一を
熱望した。峰はこの日、TBS系=CBCの「アッコにおまかせ!」の生放送を終えて名古
屋に直行。ドラファン人生始まって以来の日本一王手に「50年ぶりですからね〜。もちろ
ん大喜びしているんだけれども、『おいおい、来ちゃったよ…』という感じ。本当に日本一
になったらどうするんだろう?」と正直な感情を吐露。 最後まで逆転を信じた峰だが、ゲ
ームセットの瞬間は「はぁ〜、もう立ち上がれないよ」と悔しさをにじませた。最終戦に臨
むドラ戦士たちに、峰は「難しいとは思うけど、普段着野球をやってもらいたい」とエール
を送る一方、「この50年、7戦まで見せてもらったことがないんだから、勝っても負けて
もいい」と選手にプレッシャーを与えないよう気遣う優しさをのぞかせた。25日は、司会
を務める日本テレビ系=中京の「ザ!情報ツウ800」出演のため、午前6時に日テレ入り
しなければならない峰。深夜に名古屋から車で帰京し、同番組出演後に名古屋に舞い戻る、
という強行軍を強いられるが、気にしてはいられない。「日本一になってくれれば、寝なく
てもいいです!!」とキッパリ言い切り、「ビールかけを信じて、明日の試合に臨みます」
と、夢の瞬間に胸をときめかせていた。 
・信子夫人もう一日声枯らすワ!(中スポ)
貴賓室から、ネット裏スタンドに“乱入”し応援
動揺はまったくなかった。日本一達成は“お預け”になったが、落合監督夫人・信子さん(
60)は、第6戦の敗戦をプラスに考えていた。「もともと、3勝3敗になると思っていま
したんで…。私は、ファンが声をからして応援できる日が1日、延びたんだと理解しています」
この日、信子さんは長男・福嗣さんと貴賓室で観戦していたが、6回、西武が逆転すると、
居ても立ってもいられなくなったのか、ネット裏スタンドに“乱入”。お手製の「日本一」
と書かれたボードを掲げて、選手や落合監督を鼓舞し続けた。もちろん、第7戦も応援に駆け
つける予定。夫の日本一を心から願うだけに、ボルテージは上がる。「落合には『もう1試合
、試合ができるね』と言いますよ。私は明日は声がかれるまで応援します」。監督の胴上げを
心待ちにしているようだった。

50810・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:20
・D党集結 ピカイチ100人ため息(中スポ)
 午後10時23分、店内を渦巻く歓声がため息に変わった。ドラゴンズファンが集まること
で知られる名古屋市千種区の中華料理店「ピカイチ」。この日の日本一決定を信じて中日のユ
ニホームを着込んだファンが集結したが、残念ながら声援は届かなかった。通常この日は定休
日だったが、優勝に王手をかけた大事な一戦とあって特別に開店した。「これもお客さんサー
ビスです」と同店の海野忠雄さん(56)。店内は試合開始前から約100人のファンで立す
いの余地もないほどぎっしり埋まった。試合が進むに連れてその数は増え、店の外にまで人が
あふれる状態。警官が出動して近隣の警戒に当たった。4回裏に井上の適時打で勝ち越した際
に店内のボルテージは最高潮を迎えたが、6回表に和田の本塁打で逆転されると意気消沈。そ
の後は気を取り直して再び盛り上げるも、追い付くことはできずに試合終了。店の外には振る
舞い酒用のたるが用意されていたが、それもすぐに店内に収められた。名古屋市瑞穂区の薬剤
師、鎌倉康隆さん(27)は「がっくりですが、よく粘ってくれた。あすは総力戦で絶対に勝
ちます。またあすも仕事が終わってから来ます」と前向きに話した。 
・岩瀬後援会40人大声援 祖父、両親も同行(中スポ)
岩瀬投手の地元、愛知県西尾市から「岩瀬仁紀後援会」の一行40人がバスで応援に駆けつけた。
祖父・賢夫さん、父・富美夫さん、母・道代さんも同行した。「後援会のツアーは縁起がいいん
ですよ」とは広報担当の筒井輝一さん(58)。「今年のペナントレースは3回来たんですが、
全部勝ちました」と胸を張った。王手をかけているだけあって、行きの車中は大いに盛り上がっ
た。「きょうは岩瀬投手に締めてもらって、日本一の胴上げ投手だ!」の声が相次いだ。「そう
なれば最高ですよね」。富美夫さんは期待を込めていた。
・「マスドラ会」の森山周一郎も参上(中スポ)
マスコミ業界のドラゴンズファンでつくる「マスドラ会」の2代目会長を務める声優の森山周一郎
(70)もナゴヤドームで観戦。「昭和29年の日本一も鮮明に覚えている」という森山は「何も
かもほっぽらかして飛んできた」と、トレードマークの渋い声でドラに声援を送った。
(中スポWEBなし)
・全身ドラずくめ 升毅
ドラゴンズファンの俳優、升毅(48)もナゴヤドームに来場。日本一の瞬間を心待ちにしたが残
念ながら敗戦に終わった。人気ドラマ「踊る大捜査線」や舞台、映画など広く活躍する40年来の
ドラゴンズファン。今シリーズはドラファンの仲間、俳優田山涼成(53)とともに19日の西武ドー
ムの初戦を観戦したが無念の逆転負け。21日の第四戦も当日券で入場し勝ち星を見届けた。ド
ラゴンズが念願の王手をかけると八方手を尽くしてプラチナチケットを確保。急きょナゴヤドー
ム参戦を決めた。この日は長男の悠さん(16)とともにキャップ、ユニホーム、タオル、扇子と全
身ドラゴンズずくめで応援。「ドラマと映画の撮影が今日はたまたま空いた。Vの瞬間を見せて
くれるようになっているのかな。これまで優勝の瞬間に立ち会ったことがないので気合が入って
います」と試合観戦に臨んだがドラは松坂の好投の前に屈した。升は「第七戦での日本一を信じ
てます」と気を取りなおしていた。
・被災地へ届け!気迫の全力プレー 竜選手会新潟へ義援金100万円
中日ドラゴンズ選手会は24日新潟県中越地震の被災地への義援金を中日新聞社事業団へ寄託した
。ナゴヤドーム内で井端弘和選手会長が同事業団・大島寅夫理事長(中日新聞社社長)に義援金
100万円の目録を手渡した。井端選手会は「僕らは野球でしか力与えることができない。何とか
いい試合を見せたい」と話した。また日本シリーズ第六戦が行われたナゴヤドームでは試合前、
大型ビジョンに日本野球機構と中日、西武両球団の名で被災地への見舞いメッセージが流がされ
た。日本野球機構も新潟中越地震被災地の義援金として日本赤十字社を通じて1000万円を贈ると
発表した。同日ナゴヤドームで行われた日本シリーズは第6戦を前に根来コミッショナーと豊蔵、
小池セ・パ両リーグ会長が協議して決めた。

50910・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:21
・悲願へ"あと1日"後押しだ!!ドラファンにため息は似合わない さぁ総決算の応援だ!!
「ドンマイ、明日は絶対勝って日本一だ!」。最高の技術を持ったプロ同士の戦い。そんなにう
まい話ばかりで転がっていない。ライオンズにタイに持ち込まれた24日の日本シリーズ第6戦。
ゲームセットの瞬間、ファンからドラ選手に励ましの声が飛んだ。50年ぶりの悲願達成へ。歴史
的な舞台が整った。
「松坂に完敗。それに尽きる。残念。明日は会社があってドームに来られない。おまけに夜10時
まで仕事で応援すらできない。きょう胴上げが見たかった。すべてドラゴンズリストバンドを巻
いて仕事します」というのは津島市の庵下正之さん(24)。「でも明日はやってくれますよ」と
本心は泣きたいような気持ちなどに気丈に話してくれた。横浜市の小路尊行さん(33)は「せっ
かく名古屋まできたのに勝ってくれるまでは帰れない」と悲壮な表情。それでも「明日は絶対勝
つ!」ときっぱり。「松坂にやられたけど別に不安な要素はない普通にやればいい」と分析し気
合を入れ直していた。「山本昌を引っ張りすぎたかもなぁ」というのは美濃加茂市の小原篤さん
(28)。第7戦のポイントとしては「きょう3三振の井端。打ってくれればいける!」。「オレ竜
」「日本一」「胴上げ」と書いた3本の電飾タスキを掛けて声をからしていた名古屋市昭和区の
橋本啓志さん(30)ら3人。タスキを作るのに1本1万2000円もしたそうだが「日本一には代えられ
ない」。仲間の名古屋市名東区の廣部恵子さん(23)も竜の刺繍のチャイナドレスを着て、艶っ
ぽい応援を繰り広げた。「今日は負けたけど、この思いは明日通じるはず」と4人は口をそろえた
。ドラファンなのに西武グッズのライオンのぬいぐるみを右手に持っていたのは大垣市の土屋智
子さん(31)。よく見ると左手にはチャオロンのぬいぐるみが。シャオロンでライオンをぶっ叩
きながら応援を送っていたのだ。「明日こそライオンズをボコボコにしてーっ」泣いても笑って
もあと1試合。みんな総決算の応援を心に誓い。家路に就いた。
・待機の社員「あー」 松坂屋
名古屋市中区の松坂屋本店では午後8時の閉店後、翌日の「日本一優勝記念セール」に備え社員
が待機した。南館5階スポーツ用品売り場の大型テレビ前には食事を終えた社員らが集まり法被
姿で応援。和田の2本のホームランには「あー!!」とガックリしていた。各売り場では通常の
陳列棚を移動し早々とセール商品のワゴンを設置。準備を終えた社員らは空調の切れた店内で
汗だくになりながら声援を送ったがゲームセットには後ろにのけぞって落胆。急いで持ち場に
戻っていった。宣伝課広報の稲垣肇さん(34)は「勝つと信じていました。仕事的にも今日で終
わりたかったんですが・・・」と複雑な表情だった。
・"天国"からも応援 熱烈竜ファン一家
おじいちゃんの遺影を掲げながら応援する4人の家族姿があった。半田市の中山貴雄さん(31)
恵理さん(36)真土佳ちゃん(9)竜我くん(7)。貴雄さんの父、故・弘雄さん(享年57)は生まれな
がらのD党だった。ドラが負けるとテレビを壊しかねない勢いで応援していた。「今年は絶対
優勝する!」と断言していたが年初めに心臓病で亡くなった。「日本一は天国の父の悲願なん
です」と貴雄さん。「5年前の日本シリーズには父と一緒にきたんですがナゴヤドームでダイエ
ーに3タテを食らって敗れた。その時の悔しがりようといったらなかったですから」竜我くんの
名付け親はおじいちゃんだった。我、竜のごとし-。竜のように強くなれとの思いが込められた
。竜我くんは背中に自分の名前入れてもらった特性ドラゴンズユニホームを着て、ちっちゃな
手でメガホンを握った。「好きだったおじいちゃんが天国から見ているわよ」と恵理さん。「
うん分かってる」と竜我くんは名前のごとく力強い声援を送った。

51010・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:21
・落合監督踏ん張れ 秋田県人会
秋田県出身の落合監督とドラゴンズの日本一をするため東海秋田県人会の有志20人が24日夜、名
古屋市中区のラウンジ「野の花」に集まり声援を送った。しかし日本一は第七戦は持ち越しとな
り店内はため息が漏れた。店を経営する石川和子さんが秋田県本荘市出身で県人会が集う場所に
なっている。和田の2本の本塁打が出て劣勢になっても「まだまだ」とメンバーは声援を送った
が残念ながら熱い声援は届かなかった。会長の金谷孝さん(69)は[残念だけど勝負は明日。落
合監督は日本の野球を変えてくれた。そして口数は少ないが行動で示す東北人の心を全国に広め
てくれた。最後は笑顔が見たい」と気を落とすことなく日本一の夢を落合監督に託した。副会長
の佐藤イヨさん(70)も希望を持って明日も応援したい」と話した。この日は県人会から落合監
督に激励の電報を送った。日本一になれば監督を食事会に招待して祝福しようという話も上がっ
ている。25日もメンバーが集まり落合監督の笑顔を見るために熱い声援を送る。
・胴上げ信じる 中日ビル街頭TV
中日ドラゴンズが50年ぶりの日本一を目指した24日、名古屋市内中区にある中日ビルでは街頭テ
レビに映る、中日−西武戦に熱狂的なドラファンが声援を送った。しかし熱い思いは届かなかっ
た。敗戦の瞬間「あーッ」という大きなため息が漏れた。観戦に来ていた主婦の橋口厚子さん(
29)=三重県一志町=は「明日25日は何がなんでも頑張ってほしい。日本一を信じている。キーポ
イントは井端」と前を向いている。会社員の鈴木英之さん(40)名東区在住も「今日はだめだっ
た・・・。でも山井もドミンゴもいる落合監督の強運は誰にも負けない」と落合監督は胴上げを
信じて疑わなかった。
・お預けビールかけ 江南・来笑亭
愛知県江南市の中華料理店「来笑亭」にはドラファン約30人が集合。駐車場には樽割りビールか
け用の「勝利の美酒」が積まれ歓喜の瞬間を待った。参加者は着替えや競泳用のゴーグルを持参
してスタンバイ。しかし敗戦が決まると「あーあ」のため息。ファンは「明日は思いっきり楽し
むぞ」と叫んでいた。ビールかけはファンも喜びを分かち合いたいと5年前にも行い大好評だっ
た。しかし当時の店主だった木原克敏さん当時(58)が前回のシリーズ中に急逝。あとを継いだ
長男の貴彦さん(36)は「何としても熱烈な竜党だったおやじに日本一を報告したい」と力が入
っていた。谷繁命の恩田淳子さん(31)は祈りながら観戦。きっちりとスコアつけながら「悔し
ーい。明日は勝ってくれると信じてます」と話していた。ビールかけは25日にも予定されている。
・堀川ダイブはゼロ
名古屋市のセントラルパークではテレビ付き携帯電話やラジオで試合の成り行きを気にする人が
ちらほら。日本一のお預けが決定するとため息とともに三々五々家路に就いた。一方堀川ダイブ
が心配された同納屋橋周辺ではこの日もバス3台に警官が待機し、警戒にあたったが空振り。用
意したゴムボートにも出番はなく午後10時半には警官はすべて撤収した。警官の1人は「これで
明日も同じ警備体制か・・・」とうんざり顔。
・やってくれるはず 岐阜・ともと
岐阜市寺島町のお好み焼き店「ともと」ではドラゴンズファン約20人が熱いまなざしで試合を見
守った。店内の壁には「祝日本一」の横断幕が掲げられ祝勝ムード。「勝つに決まっとるでね。
リーグで優勝が決まったときから張ってるのよ」と店主の戸本利子さん(63)。「いけいけっ」
「やったあ!」「あーあ・・・」。息をつかせぬ試合展開に店内は一喜一憂。逆転された後も勝
利を信じて、大拍手と拍手を送り続けた。日本一は25日に持ち越されたが50年以上のドラ一筋の
柴田忠夫さん(69)は「きっとやってくれるはず、信じとるでね」と力を込めた。

51110・25オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:21
・記者席
ドラゴンズ私設応援団の心意気−。言葉で言うのは簡単だけど本当に頭が下がる。ここまでシー
ズン138試合+日本シリーズ6試合。ドラを追って日本列島頭を東奔西走し自らの魂を削るような
思いで戦士の背中を押し続けてきた。西武ドームで驚かされた。どう見てもそこはビジターとは
思えなかった。首都圏のファン共々、その応援はライオンズを圧倒。明らかに気で勝っていた。
第4戦の勝利インダビューでは落合監督の口から熱い応援への感謝の言葉が出た。それほどすご
かった。応援団員がどれほどドラのVを願っているかその思いの強さを目の当たりにする場面が
あった。それは9月20日。プロ野球初のスト明けナゴヤドームで行われた巨人戦。喜色満面でド
ームを埋め尽くしたたファンとは対照的に竜心会の加藤鉄也総代表(31)は珍しく膨れっ面をし
ていた。「きょうは正直応援に打ち込める心境ではないんだ」という。えっと聞き直して納得し
た。当時、ストが行われたらリーグ優勝も日本シリーズもないというような発言が1部の球団か
らあった。これに心を痛めていたのだ。「優勝目指して頑張ってきた選手、全試合応援してきた
おれたちの今まではどうなるんだ」。この声が悲憤に満ちていた。ストなどの激動を乗り越えつ
かむ日本一−。さあ快挙へ。応援団は145試合目に臨む。

51210・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:23
・落合監督 悲願の日本一再挑戦(中スポ)
まだ伸びる もっと強くなる!! ファンに感謝の一礼
・ボークから悪夢…ドミンゴ自滅4失点(中スポ)
・井上、敢闘賞 シリーズタイ連続試合打点「4」(中スポ)
・谷繁、優秀選手賞 「オフからやり直す」(中スポ)
歓喜の胴上げを、ジッと見つめていた。フーッとため息を1つ。谷繁元信捕手(33)は日本
一を逃した現実を受け止めるように、最後までベンチに残って西武の勝ち時を目に焼き付けた。
「精いっぱいやったが、こういう結果になってしまった」シリーズ記録にあと「1」と迫る計
9打点。マスクをかぶれば第4、5戦は西武の中軸打者を封印。その功績に優秀選手賞の名誉
が与えられた。攻守にわたり活躍した谷繁だったが、横浜時代の1998年以来の頂点には立
てなかった。フリーエージェント(FA)移籍後、じくじたる思いがあった。投手王国との合
体。セ界制覇は簡単と思っていた。なのに…。「僕は優勝するために中日に来たのに、なかな
か役に立てなかった。それが申し訳なかった」いら立ちを感じ始めたころ、落合監督が就任。
痛烈な一言が飛んだ。「おまえは古田に負けているのか?」。同時に、当時の背番号「7」か
らの変更を言い渡された。「22」と「27」を並べられ、選んだのはヤクルト・古田と同じ
「27」。同じ土俵で勝つ。そう決めた。2月の沖縄キャンプ。「1、2軍すべての投手の球
を受ける」と目標を設定した。厳しさと、全投手陣を包み込む優しさを持ってチームを引っ張
り、ついにセ・リーグを制圧した今季。だが、シリーズではタイ記録となる68本の安打を浴
びた竜投。12球団の頂点には至らなかった。「もう一回、考え直す。来年、再来年と同じ舞
台に立てるように、このオフからやり直します」投手王国を掌握し、成し遂げたセ界制覇。だ
けど、完結はしなかった。もう一度、この舞台に…。竜の要を請け負う背番号「27」は、ま
た新たな戦いに身を投じる。 
・山井、悔やむ失投カブに痛恨被弾(中スポ)
ボークを取られた。守備も乱れた。日本一がはるかかなたに遠のいた「魔の3回」。ミスはあ
る。それは問うまい。前を向いていれば、過ちも救われる。それでも、あえて触れたい1球の
怖さ。3点差から5点差へ。闘志を萎(な)えさせた一撃は、カブレラに浴びた。なおも2死
二塁。ベンチは継投を選択。山井大介投手(26)が指名された。第4戦では徹底したスライ
ダー攻めで無失点ピッチ。この局面もそうだった。スライダー(ボール)、スライダー(ファ
ウル)、3球目は意表をつく速球。147キロが、外角低めに決まった。カウント2−1。追
い込んだ。そして運命の4球目。ど真ん中のスライダーが…。谷繁のミットは、内角に構えら
れていた。奇策だった。いわゆる「インスラ」(内角へのスライダー)。ボールからストライ
クへと曲がり落ちる球で、カブレラをのけぞらせるのが狙いだった。「カブレラは(内角球に
)体が浮く傾向があったから。初めて試してみたんだけど…」シリーズ中に発見したカブ砲の
死角。大胆に、かつ自信を秘めて試した。だが、谷繁の意図とは裏腹に、山井の手元を離れた
瞬間から、その数秒後の展開は決まっていた。「ストライクからストライクにいってしまった
。最悪のボールです。気持ちで負けているということはなかったけど、悔やまれる1球です」
繰り返すが、野球にミスはある。それを問う気はない。ただ、山井はまだ若い。だからこそ、
この1球の怖さを骨髄まで染みこませてほしい。

51310・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:24
・川上「リーグ優勝に誇り」(中スポ)
25人のベンチ入りメンバーに登録されブルペンで待機していたエース・川上はモニターで戦
況を見守っていたという。日本一を逃したことについて「一生懸命戦えば戦うほどああいう展
開になってしまうこともある」と神妙な面持ちで語った。「リーグ優勝できたということにつ
いては誇りを持っていいと思う。来年は、巨人、ヤクルト、阪神などが中日に挑んでくる。今
年以上に戦っていかないと…」と気を引き締めた。
・立浪「来年の肥やしに…」(中スポ)
3度目の日本シリーズで、最も日本一に近づいた立浪だったが、今回も無念の敗戦。2本塁打
と中盤戦までは勝利に貢献したが、連敗となった最後の2試合は1安打に。「今シリーズはい
まいち働けなくて申し訳ない。ただ、全力で勝ちにいった結果。来年はシーズン通して波のな
いようにして、この敗戦を肥やしに頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。
・アレックス「もちろん再挑戦」(中スポ)
8回2死一、二塁の反撃機。アレックスの一打は左中間フェンス手前で失速。左翼手の和田の
グラブに収まった。「とても残念だ。どちらかが負けなければならないが、それを受け入れる
のは難しい」。2戦目以降、シリーズタイの4試合連続打点記録しながら、本拠地に戻っての
2試合、快音が消えた4番打者は、無念さをにじませた。「最後の2試合は、西武がわれわれ
より、いいプレーをした」と勝者をたたえたアレックス。「再チャレンジ?」と聞かれ「もち
ろん」と来季の雪辱を誓っていた。
・竜戦士ひとこと(中スポ)
▽荒木「全試合緊張した。最初は安打できないかと心配していたが、何本か出てよかった。負
けて悔しいが、充実した1年だった」
▽岩瀬「思う通りにいかないのが日本シリーズ。今後に向けていろいろな勉強になった。いい
経験としていきたい」
▽山本昌「(88年と99年は)あっという間に終わったけど、今回はもつれるすごさを経験
した。ぜひもう一度チャレンジしたい」
・白井オーナー「来季はもっといい試合をお見せします」(中スポ)
あと一歩、届かなかった50年ぶりの日本一の座。だが、最後までナインの戦いを見守った白
井オーナーは、満足そうな笑みさえ浮かべていた。「7試合とも力のこもったゲームで、ファ
ンも満足していただけたのではないでしょうか。勝てなかったことは申し訳ないが、私自身は
がっかりしていません」と白井オーナー。「来季は、もっといいゲームをお見せできるのでは
…と思っています」と早くも連覇、やり残した日本一奪回に期待を寄せていた。
(中スポWEBなし)
・Vビール片隅に・・・
祝勝会の会場となっていたドーム内の駐車場は午後11時ごろには撤収作業が完了。2000本
のビールが入ったケースも片隅に置かれていた。まさかの連敗に関係者も「ものすごく残念で
す・・・」と肩を落としていた。
・6試合にスタメン 胸張るリナレス
赤く燃えた10日間が終わった。日本一というキューバの至宝の夢はかなわなかった。オマール
・リナレス内野(37)はさすがに疲れ切った表情を見せた。「日本のチャンピオンになれなか
ったというのは残念だ・・・」。だがそれと同時に壮快感もある。シリーズでは7試合中6試合
にスタメン出場して3割8分9厘2本塁打と爆発。下半身に不安を抱えているが全力疾走のペース
ランニングや守備など鬼気迫るものがあった。数々のアマチュアトーナメントを勝ち上がった
実績に裏付けられた短期決戦での無類の集中力を見せつけた。「シリーズはいいプレーができ
たと思う」と胸を張った。以前から親交がある落合新体制での今季について「過去2年と比べ
るとよかった。落合監督は選手を信頼している」と高く評価。「きっと来年は日本一なれると
思う」と断言していた。

51410・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:24
・オレ流語録 ドラの歴史の中でも褒められていいチーム
▼145試合戦い終えて
今日の試合を振り返るというより、今季の総括をしたいんだ。選手は本当によくやってくれた。
想像超えるような成長をしてくれた。下馬評は決して高くなかったチームだった。評論家はB
クラスや最下位という人もいたんだ。それを選手の力でリーグ優勝して見せてくれた。選手は
このチームを誇っていい。ドラゴンズの69年の歴史の中でもほめられていいチームだと思う。
日本一なるという約束を果たせなかったのは監督の責任。
▼日本一にはあと一歩
勝負の世界に生きているんだから悔しくないわけがない。けど、オーナーやファンにした約束
を果たせなかったという思いの方が強い。ファンへのあいさつは当然だ。当然の義務だ。
▼来季への宿題
課題はこれから見つけていくよ。今はもう考えられない。休むよ。ただ今季の戦い、最後の敗
戦は今後につながる。戦いのスタイルは絶対に変えない。チームはまだ伸びる、また強くなる
。ちゃんと休まなくていけない選手もいれば11月1日から練習漬けになる選手もいる。
▼敗因
第一戦から第7戦を通して勝負どころを見誤った監督の責任だ。
▼選手へのメッセージ
1年間ご苦労さま。約束の日本一は取れなかった。来年は取れるように頑張ろう。ただ1年間頑
張って勝ち取ったリーグ優勝は誇っていい。すごい進化を見せてくれた。
・めざせ日本一 竜50年の夢 杉下氏「よくやったと言ってやりたい」
イスに座った杉下茂さんはその瞬間が訪れても動かなかった。視線の先、テレビ画面の中で落
合博満監督が疲れた表情でベンチに立ちつくしていた。東京都内のホテルの1室。テレビ局が
用意してくれた部屋で79歳になる中日の元エースは目をしばたかせながら西武の12年ぶりの日
本一をじっと見つめていた。「だめだったね。追い詰めたんだけどね。3勝2敗で王手をかけた
ときはこれでやっと喜びを分かち合える仲間が増えると思ったんだけども。もうオレたちは消
えていい。忘れられていい。そう思ったんだけどね」振り絞るような声だった。50年前の日本
シリーズで中日が西鉄ライオンズ(現在の西武)を破って初の日本一を獲得したときの大エース
。フォークの神様としても歴史に名を残す大投手で中日の監督を務めたこともある。中日がセ
・リーグ優勝を果たしたとき杉下さんは対戦相手がダイエーになることよりも西武になった時
を警戒した。「西武には松坂がいる。絶対的なエースが大活躍したとき、そのチームは手ごわ
くなるんだ。ダイエーよりオレは西武が怖い」。松坂にかつての自分を重ね合わせるかのよう
な予言だった。3勝2敗で迎えた第6戦に中日がそれまで日本シリーズで1度も勝てなかった松
坂に初勝利を献上した。エースで勝った勢いを最終戦の第7戦でも止めることはできなかった。
「落合はよくやったと思う。川上、岩瀬をはじめ投手は要所要所で安定して働いてくれた。打
線もちゃんと西武の投手陣を打ち崩した。駆最後の1戦はアヤなんだ。僕たちは勝って。今年
のチームは勝てなかった。それだけのことだ」。50年前の最終戦。中日はエース杉下を中1日
で投入し、大一番をものにした。奇しくも対戦相手は西武の前身西鉄。50年前の敵を返され声
が震えた。11月にはOB総会がある。もちろん杉下さんも落合監督に会うために駆けつける。
「ねぎらいの言葉を早くかけてあげたい。よくやったと監督にも選手にも言ってやりたい」い
たわるような声で杉下さんはつぶやいた。

51510・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:25
・オレ流VSレオ流 第七戦 児玉光雄 心の強さが勝敗分けた
スタンドいっぱいに詰まった中日ファンの懸命の応援の中で50年来の夢がまた延びた。本当に
すばらしい応援だった。シリーズは負けたが応援はドラゴンズの優勝だい。どんなもんだい。
そして今年は野球が終わった。今さらあれこれ詮索することはやめよう。なぜあれがボークだ
ったのかと嘆くこともやめよう。どの審判がボークを宣告したかも言わないようにする。勝負
には運、不運がつきものだ。そういうものだよ、なあ、みんな。2回に一死1塁で中日の谷繁の
会心の打球は投手にあたって一塁手の前に転がった。3回二死3塁で西武の佐藤の打球は投手ド
ミンゴのグラブを弾いて追うセカンド荒木の反対方向に転がった。これがきっかけで西武に5
点が入った。勝負とはそいうものだよ。そんなことよりも4回裏の無死2塁で一点も取れなかっ
たことを反省すべきじゃないか。◇試合が終わってまた思う。今年のシーズンもまた心強さが
左右した。勝負の中での本当の強さ-。西武の石井貴に敵ながらあっぱれと称賛の声を送りた
い。石井は松坂に登板日を追い越されながら不満をみじんも見せず気合いでぶつかってきた。
ボールを投げているのでなく気を投げているように思えた。2回に谷繁の打球を足に受けた時
だ。石井は痛がるそぶりをこれっぽっちも見せずに胸を張ってベンチに戻った。治療を終えて
マウンドに帰ってきた石井貴は1塁のベンチに向かって帽子をとりペコリと頭を下げた。オレ
はちっとも痛くないんだ。戦う男の気概。本当は痛かったはずだ。その後彼は汗を滴らせ、真
っ赤な顔で投げていたではないか。歯を食いしばってこん畜生と思いながらインコースに投げ
込んでいたではないか。だからあっぱれといいたい。◇ドラゴンズのみんなにも「ご苦労さん
」と言いたい。シリーズには負けたが野球を愛する心が伝わってきた。決して大物打ちがいる
わけではない。ホームランの怖さは十分相手に与えた。野球の何よりの大事な守りの大切さも
スタンドやテレビで見ていただれもが感じてくれたことだろう。大事な場面でバットの出なか
った選手や気持ちで負けていた選手は次こそ頑張れよ。そのつらさはあの大観衆の中で勝負を
やったことのある選手しか分からないことだから。◇シリーズには気持ちで抑えられる2人の
先発投手が必要だと感じた。昭和29年、杉下茂が1人で投げ続けた時代とは違うのだ。一方的
なゲームの中で第2戦で同点3ランを浴びた立浪和義に対して、全5球ストレートを投げ続け
た松坂大輔。結果は四球だったがプロのにおいがプンプンする対決だった。7回途中から登板
し逃げることもなく4人をピシャリと抑えた中日の若き高橋聡文の強さにも驚いた。そしてな
によりプレーオフから勝負の中で戦い続けとうとう日本一なった伊東西武に感服−。

51610・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:25
・信子夫人「お疲れさま。家でちょっぴりビールかけ」(中スポ)
涙はなかった。落合監督夫人・信子さん(60)は試合後、貴賓室に駆け付けた落合監督に「
来年、勝とうね」と声を掛けた。「負けた気がしないなあ…。でも、お疲れさまと言ってあげ
たい。第7戦まで日本一を争ったことは三冠王と同じくらいの価値があること。だから、家の
風呂場でちょっぴり、ビールかけをしてあげますよ」スタンドでは、メガホンを振って、声を
限りの応援を続けた。「落合が泣いていなかったから、私も泣かない」と話した。監督就任か
らの1年はあっという間だった。夫を支え、夢中で充実していたという。「落合は有言実行の
男だから、常に目標を持っていなければいけないのよ。『ごめんな』と言ってたけど、新しい
目標ができただけ。今日が新しい船出の日なのよ」 
・「よくぞ第7戦まで」峰竜太・観戦記(中スポ)
日本一になれなかったことは残念ですが、サバサバしてます。最後のギリギリまで野球を楽し
ませてくれてありがとう、というのが今の正直な気持ちです。第7戦まで見ることができたの
だって50年ぶりじゃないですか。これで御の字ですよ。「ありがとう、お疲れさま」と、選
手一人一人に声をかけたい気分ですね。不思議ですけど、今は悔しい気持ちよりも、来年もっ
と強くなってくれるんじゃないか、という楽しみの方が大きいんですよ。今季のドラゴンズの
戦いぶりを見て、よりドラゴンズが好きになりましたから。ドームにこれだけファンが集まっ
たのも素晴らしかった。「来シーズンも毎試合集まって、ドームを埋めましょうよ」とドラゴ
ンズファンに言いたいですね。なぜなら、落合監督は、絶対来年も面白い野球を見せてくれる
と思うからです。来季は補強をするでしょうけど、どんなチーム作りをして、どんな野球を見
せてくれるのか。本当の戦う集団になってますからね。いや〜、毎年毎年、違う面白さの野球
を見せてくれそうで、これからますます目が離せないですよ。選手たちには西武の胴上げシー
ン、これをしっかりと目に焼き付けてほしいですね。いい教訓になると思います。来期こそは
、シリーズの7戦目まで見せてもらって、それで日本一、と。それでいいじゃないですか。そ
う、ちょっと忘れ物をしちゃった感覚ですね。来年こそは、その忘れ物をしっかりと取りに帰
ってきますよ!! (タレント)
・涙、涙のスピードワゴン「ナゴヤのファンはすばらしい」(中スポ)
愛知県出身のお笑いコンビ、スピードワゴンの小沢一敬(31)、井戸田潤(31)が25日
、ナゴヤドームに駆けつけた。中日は2対7で大敗を喫したが、最後までドームで声援を送っ
たファンを目にした小沢は「ドラゴンズのファンは日本一だー」と9回表から人目もはばから
ず号泣した。巨人ファンだった小沢の涙を見て、D党の井戸田は「なんで、おまえが泣いてる
んだよ〜」とビックリ。あまりの泣きっぷりに、周囲のファンから「その涙は来年にとってお
いて」と優しく声をかけられると、顔を真っ赤にしてさらに涙が止まらなくなってしまった。
「オレ、25年間、巨人のファンだったけど、今日、フリーエージェント宣言して、ドラゴン
ズファンになる。だって、こんなすてきなファンの人と、こんなすてきな球場で一緒に応援し
ていきたい。ねえ、仲間に入れていただいていいですか、信子夫人?」と涙ながらに“訴えた
”。最後に小沢は、落合監督に対して「現役の時に三冠を3回とったけど、そのどの冠より、
セ界一の監督というのは光り輝く冠です。さらに輝く冠は来年にとっておいてください」と珍
しくまじめに語りながら、ドームを後にした。

51710・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:26
・ヒロミツ「応援に悔いなし」(中スポ)
タレントの鈴木ヒロミツ(58)もナゴヤドームに来場し、逆転での劇的な日本一を期待して
声援を送ったが無念の敗戦。「選手たちも死にものぐるいでやった。おれたちファンも死にも
のぐるいで応援した。お楽しみは来年。悔いなしです」と、胸の奥に熱いものをたぎらせた。
「歴史的瞬間をどうしても見たい」と、何とか仕事の都合をつけて名古屋に駆けつけた鈴木だ
が、序盤での大量失点に「まいりましたね〜」と弱り顔。試合後は気持ちを切り替え、「選手
とファンとが、熱い7日間を共有できた。最高だった」とシリーズを回顧した。「選手たちは
2倍も3倍もたくましくなった。来年はもっと強くなって帰ってくると確信した。来年こそ日
本一だ!!」と、来季の奮闘に期待を込めていた。
(中スポWEBなし)
・渡辺アナ「来季につながる強さ感じた」
名古屋出身のドラゴンズファン、テレビ朝日の渡辺宜嗣アナ(49)は「7試合たっぷり堪能させ
て頂いた。監督、選手ご苦労さまでした」と戦士たちをねぎらった。自身が生まれた1954(昭
和29)年以来の日本一の夢は敗れ「人生と同じで欲しいものは簡単には手に入らないんですね
」と声を落としたが「また新たな目標ができた。来年につながる強さを感じた」と健闘をたた
えた。この日の試合は「50年ぶりの重圧からか、硬かったドラゴンズらしくなかった」と悔し
そうに振り返りながらも「素直にライオンズおめでとうと言いたい」と勝者を祝福した。
・ありがとう ドラ マチック145戦  チーム作り大事 声も枯れた 次は勝って酔う
悲願は来年に持ち越された。25日の日本シリーズ第7戦。あっけなかったが勝敗は時の運だ。
感動的だったのはファンの応援ぶり。9回裏のドラゴンズの攻撃まで拍手と歓声がナゴヤドー
ムを揺らした。頭が下がった。
敗戦直後すぐに言葉が出てこなかった。落胆ぶりがひしひし。豊田市の粕谷忠幸さん(27)。
ようやく口を開き「もったいない点をやりすぎた。あれで流れが傾いた。だが50年ぶりとい
うのも大事だけど落合監督は日本一を作れる続けられるチームを作ってほしい。その本格的
スタートを来年に切ってきてくれればいい」と話してくれた。「日本一」と書いたハチマキ
ををしていたのは春日井市の加藤美幸さん(20)、名古屋市昭和区の河瀬彩弥香さん(20)「
昨日からドキドキして食事ものどを通らなかった。でもお腹が減って応援に力が入らなかっ
たからいけないとドームでパンを食べました」。お目当ての井端、谷繁などの応援ボードを
手に精いっぱいの声援を送り続けた。「今日はやけ酒を飲むぞー」と叫んでいたのは愛知県
一宮町の坂田直隆さん(35)実はこの日がバースデーで。「日本一が自分の誕生日と一緒だ
ったらこれ以上ない思い出だったのに」と残念そう。友人の愛知県作手村で太田福冶さん(37
)に「落合監督なら来年もチャンスがあるよ」と慰められていた。
・拍手と涙とため息と
試合終了の瞬間、名古屋市中区の中日ビルでは大きなため息が漏れた。1,000人以上の熱狂的
な中日ファンが日本一を見届けようとロビー内の大型モニターの前に終結。名古屋市中区の
会社員水野保幸さん(55)は「頑張って50年ぶりの日本一なってほしい。名古屋に大きなプレ
ゼントをお願いします」と話したが思いは届かなかった。日本一決定と同時にくす玉割りを
予定していた円頓寺商店街(名古屋市中区)では残念な結果に息消沈気。電気店「サカエ堂」
の橋村幸一さん(57)は「残念だが皆さんが盛り上がってくれたし・・・」と優勝時に振る舞
うために用意した餅300個を集まった人たちに配った。くす玉も「来年は」の文字を書き
加えながら割り、早くも来年のVを祈願した。さらに各地の飲食店でも落胆の声が上がった。
スポーツバー「シューターズ」(名古屋市中区)では100人以上のドラ党がビール片手に応援。
酔いも手伝って店内は熱気に包まれたが3回にカブレラが本塁打を放った際には悲鳴が響いた
。約120人のファンが「かっ飛ばせ!!」と声を張り上げた。中華料理店「ピカイチ」(名古
屋市千種区)では樽酒を用意したが敗戦に涙ぐむ人もいた。またナゴヤドームに入れなかっ
たファンがドーム横のコンビニ「サークルK矢田南店」のテレビ前に集まった。名古屋市昭
和区の会社員稲垣賢一さん(27)は「勝ったら栄の噴水に行って踊りたい」と勢い込んだが
かなわなかった。

51810・26オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:26
・熱気からため息に 岐阜・よしかわ
岐阜県富加町加冶田の日本料理店「よしかわ」では集まった客や近くの子供ら約100人が駐
車場に設置された大型スクリーンで試合観戦。メガホンを打ち鳴らしながら熱い声援を送
った。敗戦が決まるとため息に変わった。経営者の澤野修さん(48)は「同じ投手に2度も
やられるとは・・・」としょんぼり。ビール掛け用に用意された220本はしぶきを上げるこ
とがなかったが「来年こそ日本一を祝うビールかけをしたいね」と気を取り直していた。
・激辛ビール掛け 江南・来笑亭
愛知県江南市の中華料理店「来笑亭」にはドラファン約30人が集合。熱い声援は届かなかっ
たが「竜よよくやった」と樽割り、ビールかけを行った。24日からスタンバイしたが前夜は
お預け。参加者は雨具や競泳用のゴーグルを持参したが厳しい展開に「もう帰るぞ。意地を
見せろ」と一時会場は激辛ムード。敗戦濃厚となると「中止だ。家でやけ酒だ〜」と叫ぶ人
もいたが急きょビールかけを開催。歓喜といかず、ちょっぴり冷たいシャワーとなったが「
夢をありがとう」と竜の健闘をたたえた。本紙でビールかけの予定を知り駆けつけた一宮市
の前田雅史さん(62)は「人生1度はやってみたかった。来年こそ最高の酒を思う存分浴びた
い」と話していた。
・来年に期待します 松坂屋
名古屋市中区の松坂屋本店ではきょう26日から「ドラゴンズ大感謝セール」を控え第6戦に
続いて社員らが閉店後も作業に追われた。後7時半にはセール商品の第一陣としてトラック
10台分が到着。法被姿の社員らが搬入した。各フロアでは早々と記念袋など準備をした。ゴ
ルフ用品の林美里さん(26)は「優勝セールの方がよかったけど、また来年期待します」と
気を取り直していた。広報の川村誠さんは(47)[リーグ優勝以上のスケールで準備していま
した。目玉商品はそのまま出しますよ」とPRしていた。
・噴水ダイブ10人 セントラルパーク
日本一の夢はかなわなかったがセントラルパーク(名古屋市中区)にある噴水広場では午後
10時半ごろからドラゴンズのユニホームを着込んだファンが噴水にダイブした。警戒に当
たっていた警官が駆け引き上げた直後のことで約10人の若者が「来年こそ!!」と寄声を
上げながら飛び込んだ。一方、名古屋市内を流れる堀川沿いの納屋橋はファンの姿は少な
く飛び込む人はいなかった。
・秋田県人会「落合監督よくやった」
秋田県出身の落合監督応援する東海秋田県人会の有志が名古屋市中区錦三のラウンジ「野
の花」で応援。悲願の日本一はならなかったが落合竜のV2をさらに後押ししていくこと
を誓っていた。落合監督が中日の選手時代から県人会とは接点があった。当時講演会を頼
んだときは予定が合わず実現しなかったが200枚以上のサインを依頼したときは快く引き受
けてくれたという。「講演を断られたときは快く思わなかった人もいたけど本当は心優し
い人なんです。第5戦のインタビューで涙を流していたのを見てジーンとした」と金谷孝会
長(69)は話す。同じ秋田県出身の山田前監督のときは県人会で応援の横断幕をつくった。
今年、落合監督のもとで優勝が実現し来年向けて横断幕をつくろうという話が出ている。
できれば県人会応援団を結成してさらなるバックアップをするつもりだ。

519オレ竜@劇場版:2004/11/05(金) 18:28
続く・・・

52010・26オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:26
・熱烈D党完全燃焼
ドラゴンズが生きがい−。雌雄を決する一戦となった25日の日本シリーズ第7戦。泣いて
も笑ってもこれが最後。ドラゴンズは大量リードを許し追い上げも及ばず敗れたが、フ
ァンの声援は最後まで全く衰えなかった。50年ぶりの日本一を目指したドラゴンズと同
様、各地のドラ党にも50年のドラマがあった。
・西春町 安江続々子さん
気合いに振るパワー 名物旗手おばさん ドーム盛り上げた魂の応援旗
敗戦に騒然とするライトスタンドで応援旗を1枚1枚にきちんと畳み。バックに淡々と詰
め込んでいる人がいた。私設応援団の旗振り役を務める名物をおばあ、愛知県西春町の
安江続々子さんだ。ドラファンになったのは通院がきっかけだった。1983(昭和58)年に
夫を亡くし、以来痴ほう性の姑を介護するようになった安江さん。ところが自分が過労
でダウン。肝臓を悪くするなどを身も心もボロボロに。生きる気力さえ失いかけた。そ
んな時通い始めたのが名古屋市中区の中日ビルから近い金子内科。今は亡き先代の医師
が大のD党で安江さんをたびたびナゴヤ球場に連れていってくれた。「今生きているのは
先生のおかげ」という安江さん。星野仙一元監督当時の熱い野球を観戦するうち徐々に
気力を取り戻した。いつしか応援団員として出場選手の旗を振るようになった。旗振り
役は難しいとされる。なぜさら当日のスターティングメンバーを予想し旗を準備してお
く必要があるから。代打もベンチの動きから読み場内アナウンスの前に旗をセットする。
その読みと手際の良さは周りの応援団も舌を巻く。実は今でもオフシーズンになると具
合が悪くなる。「この人は球場以外で会うと顔は真っ青で別人のよう」とは応援仲間。
それがいざ応援旗を振ると年齢不詳のほおが少女のように紅潮し全身から「気」がほと
ばしる。どんなに点差が開こうと安江さんの応援旗はたくましく翻った。人生の苦境を
乗り越えてきた人が持つ気丈さがある。敗戦後、まず西武を「力が1枚上だった」と褒め
称えた。そしてドラ戦士には「今年は補強もせず。このメンバーでよく優勝した。エラ
イ!」目にキラリと光るものがあった。
・稲沢市 林達己さん 50年無休の中スポの鉄人 日本一紙面の声援届かず
「中スポマニア」も無念・・・愛知県稲沢市国府宮に住む林達己さん(72)に1,954(昭和
29年)2月21日に発行された中日スポーツ創刊4日前の「テスト版」から今月25日付の第
18154号まで1号も欠かさず中日スポーツを自宅の蔵に保存しているつわものだ。日本一
をかけたこの日の大一番は息子の浩一さん(47)が営むちゃんこ鍋店「たつみ」で応援。
同店は休みだがなじみの客とともにカウンターが横のテレビにくぎ付けだ。最終回、得
点を奪ってなじみ客からは「よし!」「きた!」「これは奇跡が起こるぞ」の声も。し
かし願いは届かずゲームセットの瞬間達巳さんは視線を落とした。「中日が前に日本一
なってのが昭和29年。49年にもリーグ優勝している。今は平成だけど昭和から通算した
ら79年。9の付く年はとにかく縁起がいい。日本一を信じていたが・・・。悔しい残念で
す」達巳さんは愛知・享栄商(現・享栄高)時代は400勝投手の金田正一氏ともプレー。根
っからの野球好き、ドラゴンズ好きで以前はドラゴンの私設応援団のメンバーだった。
「たつみ」には懐かしい写真のほか中日スポーツのバックナンバーもいたるところに。
この日は50年間の日本一を伝える昭和29年11月8日付、第255号を横に置いて応援だった。
試合後は用意していたお手製の祝福ポスターから「50年ぶり」の言葉を削除。上から紙
を張り「来年こそ」の言葉を書き加えた。
・四日市市伊藤半四郎さん 夫唱婦随で頑張れドラ
三重県四日市に住む伊藤半四郎さん(77)も筋金入りの竜党であり同時に創刊号からの中日
スポーツ"鉄人"愛読者だ。半四郎さんは国鉄(現JR)稲沢操車場に勤務していたころ、夜
勤明けにはるばる後楽園球場へ行き試合観戦。夜行列車で帰ってきたこともあるという。
定年後の現在は中スポを熱心にスクラップ。各年度のメンバー表や年俸、先発投手など記
録面を徹底的にカバーしている。今回の日本シリーズは自宅の茶の間から熱烈観戦。テレ
ビ画面を食い入るように見つめる夫の横には妻・敏子さん(71)。「夫唱婦随で一生懸命応
援してます」と50年ぶりの日本一と日本一紙面に期待していたが・・・。

52111・7オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:29
・1992年 VOL.16 NO.4 ベースボールマガジン秋季号
「監督」熱きドラマを演出する男たち
最近になってあまり語られない名監督のことをこの際だから是非
、活字にして残しておきたい その名は『天知俊一』 【大道 文】
["引き抜き騒動"にも動じなかった中日の選手]
日本では「野球映画」はそんなに多くないのだが、プロ野球の監督を主人公にした映画
も一作しかない。菊島隆三脚本・監督の『男はありて』。主人公の監督役は、黒沢明の
『7人の侍』や『生きる』の主人公などで知られた志村喬だった。容貌や体つきは全く
違うが、モデルは元中日ドラゴンズ・天知俊一監督だといわれた(俳優・志村は、肉厚
のがっしりしたイメージ、天知は痩身)。天知俊一監督は別名、「人情監督」と呼ばれ
た。だから、映画は、グランドにおけるプロ野球監督の戦いのドラマというより、「男
の人情ドラマ」を描くために「プロ野球監督」という職業選んだ・・・といったほうが
いい。昭和29年(1,954年)"フォークボールの元祖"エース杉下茂、ホームラン打者・西
沢道夫を投打の両輪に球団創設以来初優勝、日本シリーズでも、その時グングン力をつ
け台頭著しいパ・リーグの初優勝の西鉄ライオンズに勝って、涙、涙、また涙で監督と
選手が抱き合って喜んだ天知俊一監督の姿は、それだけ人々の心を打ったということだ
。天知俊一監督の球歴は古い、大正12年(1,923年)明治大学野球部が創部以来初優勝を
とげて同大学にとって第1次黄金期といわれたころの「チームを引っ張っていく闘志満
々捕手」。学校を出てからは東京六大学、中等学校野球(今の高校野球)の名審判として
鳴らした。神宮球場の数々の名勝負、甲子園の決勝戦など、球歴に残る大試合は、天知
主審の「プレーボール」という声とともに始まった。天知監督が「技術顧問」という肩
書で初めて中日ドラゴンズ入するのは戦後の昭和23年(1,948年)だが、実は日本プロ野
球(当時の呼称は「職業野球」)が誕生した昭和11年(1,936年)、で名古屋軍が初代監督
として天知を誘ったことがある。このときは断ったが、義理がたい天知としては、その
ことがずっと心に残っていたようだ。天知が中日入りしたときのチームは内部分裂を起
こして散々だった。「赤嶺騒動」という戦前からの球団代表だった赤嶺昌志というラツ
腕が一派を固め、ことごとに親会社と対抗、新愛知新聞と名古屋新聞が合併してできた
中部日本新聞社幹部もホトホト手を焼いたあげく、赤嶺代表を斬った。すると赤嶺は自
ら手塩にかけて育てた小鶴、金山、三村ら主力選手を大量に引き連れてチームから離脱
、新チーム結成をもくろんでいた大映へと走り去った。そういうチームを改めてイチか
ら建て直そうというわけだ。翌24年(1,949年)、これまでの監督・杉浦清(明治大学
の後輩になる)の懇請を受けて正式に監督に就任、後に中日ドラゴンズ初優勝の原動力
になる杉下をはじめとする、新しいチームの骨格となる選手を次々に獲得、戦力を膨ら
ませていった。杉下茂はかつて天知が帝京商で英語の講師を務めるかたわら野球の指導
していたときの教え子だ。天知はそのころから杉下の資質にほれ込み、人よりも長い指
に注目。かつてアメリカから来日したペノックという投手に教えられたフォークボール
を「いつか杉下に伝授、日本初のフォークボール投手に育てあげよう」と考えていた(
現実にその夢が実って、中日ドラゴンズ初優勝となるのだが)。実力新人を集める一方
で、ベテランにも手を差し伸べた。中でも金星から坪内道則、西沢道夫を引っ張ってき
たのも大きかった。ふたりは「天知さんに出会えなかったら俺たちの野球人生はなかっ
ただろう」というほど天知の人柄に心酔、チームを支えていく。のちに監督にもなる坪
内は、宿舎の部屋がいつも天知と一緒、「ずいぶん野球の話をしたが、しまいにはお互
い黙っていてもお互いが何を考えてるのか分かるような間柄になった」という。

52211・7オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:34
プロ野球は昭和25年(1,950年)、2リーグに分けれ、各球団相乱れ、選手の引き抜き
など大混乱が続いた。「あの時、中日の選手だけがひとりも動かなかったのは天知さん
のおかげ」と坪内は言う。「天知さんがかげで球団とかけあって選手の給料を大幅に上
げてやった。根回ししてひとりひとりに契約金まで出してあげたんだ。天知さん、自分
ではそんなこと、一言も言わなかったから、だれも知らなかったけど・・・」お金の話
でいえば、天知夫人はついに最後までプロ野球の監督というものは給料はないものだと
思っていたというウソのようなホントの話がある。天知は球団から直接給料をもらうと
、自分の食費以外はほとんどの選手にごちそうしたり、衣類や靴を買ってやったりして
使った。「選手のためには体を張った。だから、みんな"あの人のためなら・・・"と思
いますよ」と杉下もいう。
["激情の男"人情の男"がチームをひとつに]
天知は、とにかく言葉がつっかえ、口ごもることが多かった。後年は人当たりの柔らか
い紳士で通ったが若き日は"激情の男"といわれた。監督就任時(46歳)は、まだその"
激情"が残っていた。監督就任の年は奈良キャンプ。選手の動きが鈍い日があった。激
怒した。それもまたただの激怒ではなかった。「こんなチームで監督をやれるか」と大
声を張り上げや、さっさと荷物をまとめて駅へ向かった。"もう知らん、お前たちで勝
手にやれ。オレは監督をやめる"という。「みんなで駅へ走りましたよ。全員で"すみま
せん。心を入れ替えて野球に取り組みますから"と謝って宿舎に連れて帰った」(坪内)
そのキャンプ後半、ある選手が高熱で倒れた。その夜、天知監督は一晩中選手の枕元に
座って氷で冷やした手拭いを選手の額にかけ続け、ついに一睡もしなかった。そういう
姿にみんな心をうたれた。ニ派に分裂していたチームは、そうやって心がひとつになっ
た。「選手のためには体を張る・・・その一方で、チームプレーをしない選手には厳し
かった。"プレー・ファア・ザ・チーム"を口やかましく言っていました」前年(1948年
)最下位だったチームは昭和24年5位(8チーム)へ、2リーグに分かれた翌25年(195
0年)は巨人を抜いて2位へ、翌26年は巨人と優勝を争った2位。そこまでチームを引
き上げておいて、天知は突然、「坪内、君が監督をやれ」という。「朝日新聞の記者が
来て雑談中にいきなり、そういう、驚きましたよ。何の相談もなしですからね。しかし
、天知さんの言うことは一種の"神の声"ですからね、もうお断りようがなかった」と坪
内は、言う。昭和27年(1,952年)、同28年は坪内監督。天知は"背広を着た総監督"と
いわれたが、采配はすべて坪内に任せきりだった。そういうところは徹底していた。坪
内に監督の座を譲ったのは、表面上は「健康がすぐれない」という理由だったが、昭和
26年(1951年)、チームの経営母体は「中部日本新聞社プラス名古屋鉄道」となって、
チーム名も「名古屋ドラゴンズ」となったりという、チームの背景の複雑さに嫌気をさ
したという説もある。天知自身は沈黙を続けていたから、これはあくまでも周辺の推測
ではあるのだが・・・。2シーズンを得た後、その坪内監督を筆頭に"天知復帰運動"が
はじまる。再び球団経営は中部日本新聞社いっぽんに絞られて再発足していた。「天知
監督」なら背広組もユニホーム組も全員が心をひとつにしていける。だが、頼んでも頼
んでもウンといわない。「オレが坪内に託したのだから・・・」"頑固"は明治大学の捕
手時代から定評であった。それを崩したのは、"愛弟子"杉下だった。杉下は、こう言っ
て口説いた。「私を"プロ野球に入って投げよ。プロ野球で名をあげよ"と言ったのは先
生だった。その私が、いま、先生にお願いしています、"もう一度、ユニホームを着て
ください"と・・・」そこまで言われると天知は言葉に窮した。言葉に窮したあげく、
引き受けざるを得なかった。

52311・7オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:36
それが「昭和29年(1954年)の日本一・中日ドラゴンズ」のを出発だった。前述したフ
ォークボールを駆使して対巨人戦は圧倒的に強かったエース杉下茂(対巨人戦14勝12敗
中、杉下は対巨人戦を11勝3敗。この年杉下は32勝12敗防御率1.39でリーグ1位)は8月
中旬にチームがトップに立つや8月28日から9月5日までの7試合連続登板するなど(しか
も39イニング1/3で、なんとわずかに2失点)、打っては四番・西沢道夫が打撃10傑3
位の打率.341、「デカちゃん」と呼ばれ、心優しい人柄で愛されれ、ユニホームを脱い
でからも天知監督を"師"と仰いだ杉山悟外野手が打点王。若い投手陣たちが杉円に続き
(石川克彦=21勝9敗、徳永喜久夫=11勝8敗、空谷泰=7勝4敗)、杉下の"魔球"をよく
身を挺してつかんだ若い捕手・河合保彦、レギュラー二塁手に抜擢された井上登・・・
そういう"新戦力"にベテラン児玉利一、原田督三らがピタリ息を合わせ、新鋭と古参が
渾然一体となってのペナントレースの快進撃は「まさに天知一家」と呼ばれたものだっ
た。酒はたしまない。無類のコーヒー好き。坪内がそうだったし、西沢がそうだし、杉
下がまたそうだった。みんな名古屋には単身赴任(天知、西沢、杉下の家は東京、坪内
は大阪)、同じ宿舎で寝食を共にしていた。それが一層"堅いチームワーク"となった。
朝食のあとは、決まって"コーヒー・タイム"。コーヒーをすすっては野球話になった。
「今のようにこと改まって"ミーティングだぞ"なんていわなくても自然に集まり、自然
に野球研究会になった」当時の中日ドラゴンズの強さの底には、そういう監督と選手の
心の堅い結び付きがあった。慈愛あふれる"父親"天知を中心にした"一家"だった。

52411・7オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:36
[野球人を、男をかけて戦い抜いた日本シリーズ]
あるとき、天知監督と坪内がオーナーに呼ばれたことがあった。よほどの事情があった
のだろう。オーナーが「今の球団代表をやめさせたら、不満に思ってチームのだれか、
やめるかね」と言った。すると、すかさず天知監督が立ち上がり「ぼ、ぼくがまっさき
にやめますッ」。その迫力に、坪内もついつられて「私もやめますッ」と叫んだそうだ
。天知立ち上がる、天知が座れば、みんなも座る。チーム全体がそういう雰囲気に包ま
れていた。先に杉下のところでちょっと触れたが、天知は英語が堪能だった。学生時代
、合宿の近所にアメリカ人がいて、そこに通い続けてモノにした。何事も一度コトを始
めたらとことん徹底しないと気が済まない性格でもあった。その得意の英語でアメリカ
から取り寄せた野球理論書をよく読んでいた。それもひけらかさない。自分流に噛み砕
いて、さりげなくコーヒーをすすりながら選手に伝授した。後年、野球評論家になった
とき、アメリカから取りよせた野球雑誌に大リーガーのバッティングの連続写真が掲載
されていると、大好きだった長嶋茂雄選手をソッとベンチ裏に招いて、見せていたもの
だった。目立たないように、そういうことをソッとやるところが天知らしかった。さて
、天知を中心とした杉下、西沢ら中日ドラゴンズのハイライト、昭和29年(1954年)10
月30日から始まった対西鉄ライオンズの日本シリーズのことだ。細かな経過は省略する
が、名古屋から始まったこの対決は、5試合終わったところで中日が3勝2敗とリードし、
再び名古屋に戻った。その5試合で杉下は、すでに先発にリリーフに4試合に登板、しか
も第4戦、第5戦は2試合連続完投(1勝1敗)、疲労の極に達していた。その2試合で
225球も投げている。いくらなんでも3試合連続先発−完投は無理だと天知は考えた。そ
こで名古屋に戻った第6戦の先発は、第2戦で先発して好投、勝利投手になった石川克彦
(杉下がリリーフ)に託した。中日は1点先取し、石川もよく投げたが6回に崩れ、4点
を取られ、杉下をくり出すチャンスがなかった。3勝3敗、いよいよ決戦は杉下でいくし
かない。・・・と宿舎に帰ったとき、衝撃的というか屈辱的なうわさが耳に入った。「
天知は、ワザと負けたのではないか」勝負師にとって聞き捨てできない屈辱だった。そ
の時、天知の体は悔しさでブルブルと震えていたという。そして決戦の日、11月7日、
杉下は西鉄打線をわずか3安打に抑え、1対0の完封勝ち。勝った瞬間、天知を中心にみ
んな男泣きしたのは、その屈辱的な言葉に対して、だった。"どうだ、見たか、オレたち
はやったのだ"という男泣きだ。天知は、それだけで終わらなかった。翌日、決然と辞表
を提出するなり、さっさとユニホームを脱いだ。その「野球人をバカにするにもほどが
ある」言葉を吐いたのは親会社の幹部だったことを知ったからだった。"そんな人がいる
ところで野球をやれない"−。青年時代の"激情"は50歳になっても生きていたのだった。

525オレ竜@劇場版:2004/11/07(日) 07:42
一年間おつかれさまでした

526ドラファンさん:2004/12/16(木) 09:58
12月の末に日本シリーズ最終戦と50年前の記事を読ませて頂きました。
また、悔しい思いがしてくると同時に誇らしい気持ちがわいてきます。
1年間、本当にありがとうございました。

527おかりします:2005/04/06(水) 03:04:17
・中日戦テレビ中継予定(中日スポーツ) 東海地上波:NHK総合:BS①:BSハイビジョン
【4月】
1横浜(ナゴヤ)東海19:00 2横浜(ナゴヤ)愛知18:30 3横浜(ナゴヤ)CBC19:00
5ヤク(神宮)なし 6ヤク(神宮)BS①18:15 7ヤク(神宮)BS①18:15
8巨人(東京)中京19:00:BS①17:55 9巨人(東京)NHK総合18:10:BShi18:00 10巨人(東京)中京18:30
12広島(ナゴヤ)東海19:03 13広島(豊橋)東海19:00
15阪神(ナゴヤ)東海19:03:BS①18:00 16阪神(ナゴヤ)東海15:00 17阪神(ナゴヤ)CBC14:00
19広島(広島)なし 20広島(広島)なし 21広島(広島)なし
22巨人(ナゴヤ)東海19:03 23巨人(ナゴヤ)NHK総合18:10:BShi17:55 24巨人(ナゴヤ)CBC19:00
26阪神(甲子園)BShi17:55 27阪神(甲子園)BShi17:55 28阪神(甲子園)岐阜19:00:BShi17:55
29横浜(横浜)BShi19:00 30横浜(横浜)愛知13:30
【5月】
1横浜(横浜)愛知14:05
3ヤク(ナゴヤ)総合---- 4ヤク(ナゴヤ)CBC15:00 5ヤク(ナゴヤ)東海15:00
6オリ(スカイ)なし 7オリ(スカイ)愛知19:00:BS①---- 8オリ(スカイ)なし
10西武(インボ)なし 11西武(インボ)なし 12西武(インボ)なし
13SB(ナゴヤ)CBC18:55 14SB(ナゴヤ)東海15:00 15SB(ナゴヤ)CBC14:00
17ハム(札幌)なし 18ハム(札幌)なし 19ハム(札幌)なし
20ロッテ(千葉)岐阜19:00 21ロッテ(千葉)なし 22ロッテ(千葉)愛知14:05
24楽天(ナゴヤ)東海19:00:BS①---- 25楽天(ナゴヤ)CBC18:55 26楽天(ナゴヤ)三重18:00
27SB(ヤフー)BS①---- 28SB(ヤフー)愛知19:00:BS①---- 29SB(ヤフー)BS①----
31西武(ナゴヤ)東海19:00
【6月】
1西武(ナゴヤ)東海19:03 2西武(ナゴヤ)三重18:00
3ハム(ナゴヤ)CBC18:55 4ハム(ナゴヤ)東海15:20:BS①---- 5ハム(ナゴヤ)CBC14:00:BS①----
7楽天(フルキャ)BS①---- 8楽天(フルキャ)なし 9楽天(フルキャ)なし
10ロッテ(ナゴヤ)CBC18:55 11ロッテ(ナゴヤ)東海15:55 12ロッテ(ナゴヤ)CBC15:24
14オリ(ナゴヤ)三重18:00 15オリ(ナゴヤ)CBC18:55 16オリ(ナゴヤ)三重18:00
21阪神(大阪)岐阜19:00 22阪神(大阪)BS①---- 23阪神(大阪)岐阜19:00
24広島(広島)なし 25広島(広島)なし 26広島(広島)愛知14:05
28横浜(金沢)東海19:00 横浜(福井)CBC18:55

528おかりします:2005/04/06(水) 03:04:41
【7月】
1ヤク(神宮)なし 2ヤク(神宮)なし 3ヤク(神宮)愛知14:05
5巨人(ナゴヤ)東海19:03 6巨人(ナゴヤ)CBC18:55
8阪神(ナゴヤ)CBC18:55:BS①---- 9阪神(ナゴヤ)東海15:00 10阪神(ナゴヤ)CBC14:00
12巨人(札幌)中京19:00 13巨人(札幌)中京19:00
16ヤク(福井)三重18:30 17ヤク(岐阜)CBC19:00
18広島(ナゴヤ)三重19:00 19広島(ナゴヤ)東海19:03 20広島(ナゴヤ)東海19:03
26横浜(山形)愛知20:00 27横浜(山形)なし
29巨人(東京)中京19:00 30巨人(東京)中京19:00 31巨人(東京)中京19:00
【8月】
2ヤク(ナゴヤ)愛知19:00 3ヤク(ナゴヤ)CBC18:55 4ヤク(浜松)東海19:03
5横浜(横浜)岐阜19:00 6横浜(横浜)愛知19:00 7横浜(横浜)なし
9阪神(ナゴヤ)東海19:00:BS①--- 10阪神(ナゴヤ)CBC18:55:BS①--- 11阪神(ナゴヤ)東海19:00:BS①---
12広島(広島)なし 13広島(広島)なし 14広島(広島)なし
16巨人(ナゴヤ)東海19:03 17巨人(ナゴヤ)CBC18:55 18巨人(ナゴヤ)東海19:03
19横浜(ナゴヤ)CBC18:55 20横浜(ナゴヤ)東海19:00 21横浜(ナゴヤ)CBC19:00
23ヤク(いわき)岐阜19:00 24ヤク(ひたちなか)岐阜19:00
26広島(ナゴヤ)CBC18:55 27広島(ナゴヤ)東海19:03 28広島(ナゴヤ)CBC19:00
30阪神(甲子園)岐阜19:00:BS①---- 31阪神(甲子園)BS①----
【9月】
1阪神(甲子園)岐阜19:00
2ヤク(ナゴヤ)東海19:00:BS①---- 3ヤク(ナゴヤ)CBC調整中 4ヤク(ナゴヤ)CBC14:00
6阪神(ナゴヤ)東海19:00:BS①---- 7阪神(ナゴヤ)東海19:03
9巨人(東京)中京19:00:BShi---- 10巨人(東京)中京19:00:BShi---:BS①--- 11巨人(東京)中京調整中
13横浜(ナゴヤ)三重18:00 14横浜(ナゴヤ)CBC18:55 15横浜(ナゴヤ)東海19:00
17広島(広島)なし 18広島(広島)なし
19阪神(甲子園)BS①---- 20阪神(甲子園)岐阜19:00 21阪神(甲子園)なし
23巨人(ナゴヤ)CBC18:55 24巨人(ナゴヤ)東海19:03 25巨人(ナゴヤ)CBC19:00
27横浜(横浜)なし 28横浜(横浜)なし 29横浜(横浜)なし
30広島(ナゴヤ)CBC18:55
【10月】
1広島(ナゴヤ)東海15:00 2広島(ナゴヤ)CBC14:00
4ヤク(神宮)なし 5ヤク(神宮)なし 6ヤク(神宮)なし

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