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日経225-2022年3月〜

63パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/06(金) 07:25:33
『自己株買い銘柄が高い。立派な29円安』

ソニーGが大引け後、自己株式取得状況と取得終了を発表した。昨年4月に2500万株・2000億円の枠を設定。その期間1年が経過したので終了ということ。2000億円の当初枠に対して買い付けたのは973億円。半分以上も枠を残したまま、というのはいかがなものか。決議した当時の株価は1万2000円前後の水準。それに対し、取得単価8000円で枠を設定するのだから、買い付けが進まないのも当然。
ま、その8000円が下値の閂になったのだろう、この1年間の調整局面でも1万円を割ることなく推移してきた。株価の閂になるのはいいのだが、実際に買い付けない限り株主への利益還元にはならないだろう。時として、ほとんど買い付けを行っていない企業があったりするのは騙されたような気分になる。困ったものである。

日立、富士通、村田製作所、LIXIL、アルプスアルパインと、4月28日の引け後に自己株式取得を発表した銘柄は本日、そろって高かった。もちろん、好業績への見直しという側面は大きいのだろうが、その株価上昇の何割かは自己株式取得を評価した人気もあったはず。需給関係が不安定な市場になっているため、自己株買いへの期待は大きい。証券系のリポートに「過去、5月の決算発表と併せて自社株買いを発表した経緯のある銘柄の一覧表」などと言うものが出回っているらしい。コムシスHD、大成建設、伊藤米久、TIS、日産化学…あたりがその常連らしい。

日経平均29円安は先週金曜日のダウ平均1000ドル安に比べるとなかなか立派な成績といっていい。これを「日本株の底力」などといって威張り出すと反動が怖いから、黙っているのがいい。ま、あくまでもFOMC前、大型連休の谷間の一コマ。気学運勢暦によると、連休明け6日は「気味の変化著しき日」とある。警戒は怠らずに。<5月2日記>


米国株式市場は反発。ダウ平均は84.29ドル高の33061.50ドル、ナスダックは201.38ポイント高の12536.02で取引を終了した。4月ISM製造業景況指数や3月建設支出が予想外に悪化するなど低調な経済指標を嫌い、寄り付き後、下落。今週予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げを警戒し売り先行で推移した。さらに、10年債利回りが節目の3%を上回ると売りにさらに拍車がかかり、S&P500種指数は本年度の最安値を更新。同時に、安値付近では値ごろ感からの買いが強まり、主要株式指数は引けにかけて上昇に転じた。セクター別では、半導体・同製造装置や自動車・自動車部品が上昇した一方で、不動産が下落した。

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円70銭まで弱含んだのち、130円35銭まで上昇し、130円18銭で引けた。米4月ISM製造業景況指数や3月建設支出の伸びが前月から悪化したため、一時ドル買いが後退。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え10年債利回りが節目の3%達成するなど、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な引き締めを織り込む金利の上昇でドル買いが再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の26860円。
ナイトセッションは乱高下。上げ下げを繰り返したあげく、午前4時頃には安値26550円をつけましたが、引けにかけて急速に切り返しました。

64パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/06(金) 07:27:02
3日のNY市場は上昇。ダウ平均は67.29ドル高の33128.79ドル、ナスダックは27.74ポイント高の12563.76で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)開始に伴う調整で金利が低下したため、寄り付き後、上昇。同時に、FRBの急速な引き締めを警戒した根強い売りに押され一時下落に転じた。ただ、雇用関連指標や製造業受注の経済指標の強い結果を好感した買いが下値を支え、終日もみ合いが継続。引けにかけて押し目買い買いが強まり、一段と相場を押し上げた。セクター別では、エネルギーや銀行が上昇した一方、消費者サービスが下落。

3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円70銭まで下落後、130円21銭まで反発し、130円14銭で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、米国債相場が下げ止まったため金利低下に伴いドル買いは後退。しかし、米国の3月JOLT求人件数が予想外に2月から増加し過去最高となったほか、3月製造業受注も予想を上回る伸びとなる良好な結果を受けたドル買いが再燃。連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げを織り込むドル買いも強まり、底堅い展開となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円高の27065円。

65パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/06(金) 07:28:52
米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は932.27ドル高の34061.06ドル、ナスダックは401.10ポイント高の12964.86で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表待ちで、まちまちで寄り付いた。予想を下回った4月ADP雇用統計や4月ISM非製造業景況指数が重しとなり、軟調に推移。その後、FOMCでは0.5%の利上げ、量的引き締め開始と想定通りの結果が発表されたため、買い戻しが先行した。さらに、パウエル議長が会見で0.75%の利上げの可能性が低いことを示唆したほか、経済の景気後退入りなくインフレを低下させる自信を表明したため警戒感が大幅に後退し、買い戻しに拍車がかかった。セクター別では、自動車・自動車部品やエネルギーの上昇が目立った。

4日のニューヨーク外為市場でドル・円は130円38銭まで上昇後、128円63銭まで反落し、129円08銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.50ポイント引き上げ、利上げ継続が適切となると言及。バランスシート縮小を巡り、6月1日から月額475憶ドルで開始し、3カ月後に最大月額950億ドルまで段階的に増やす計画を明らかにした。パウエルFRB議長が会見で今後数回会合での0.5%の利上げを示唆すると一時ドル買いが強まった。しかし、0.75%の利上げはFOMCが積極的に検討するものではないと発言すると、6月、7月の0.75%の利上げ確率が後退し、利食いのドル売りに拍車がかかった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比615円高の27425円。

66パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/06(金) 07:31:15
米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1063.09ドル安の32997.97ドル、ナスダックは647.17ポイント安の12317.69で取引を終了した。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受け、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。セクター別では、自動車・自動車部品や小売りの下落が目立った。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円72銭から130円56銭まで上昇し、130円08銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となり景気減速懸念にいったんドル買いが後退。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な引き締めや1-3月期単位人件費の予想以上の上昇などで、高インフレ長期化の思惑に、米国債相場が下落。10年債利回りが2018年来の高水準になりドル買いに一段と拍車がかかった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の26735円。
米市場は前日の上げを全部吐き出しました。シカゴ225も同様。
相殺して3連休前とあまり変わらぬ水準で始まることになりそうです。しかし寄ってからどういう値動きをするかは全くの不透明。

67パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/09(月) 08:07:46
反発 2万7000円回復

6日の東京市場は小じっかり。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、電力ガス、石油石炭、空運、銀行など29業種が上昇。サービス、情報通信、その他製品、証券の4業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも大幅安。10年債利回りは一時3.10%台と3年半ぶりの水準に上昇し、ハイテク株が売られました。
東京市場は日経平均が34円安でスタート。時間外の米株先物が比較的安定した動きを見せ、東京も売り一巡後は買いが先行。終値で2万7000円台に乗せました。
個別銘柄では、原発再稼働への思惑から東電、関電など電力株が堅調。JAL、ANAなど空運株も買われました。半面、米エスティローダーの業績悪化を受け、資生堂、コーセーが下落。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27003円56銭(△185円03銭=0.69%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1915.91(△17.56=0.93%)

●日本空港ビルデング[9706]
5740円(△280)
2月17日以来の年初来高値更新。政府が6月をメドに外国人観光客の新規受け入れを再開する調整に入ったと報じられたことが手掛かり。岸田首相も英国での講演で水際対策の緩和を表明しており、当社を含むインバウンド関連株が見直された。

●野村総合研究所[4307]
3455円(▲240)
4日続落で連日の新安値。4月27日に公表した23年3月期予想で最高益更新と増配の見通しを示したが、20倍台後半のPERなど指標に割高感があるとして翌日以降、外国人投資家主体の手仕舞い売りが続く。買い向かう投資家は限られ下値模索。

●イード[6038]
772円(△34)
大幅続伸。2日引け後に発表した2022年6月期業績予想の上方修正が材料視された。営業利益予想を従来の5億3000万円から6億円(前期比32.2%増)に増額。自社メディア運営のクリエイタープラットフォームセグメントで新型コロナの悪影響が想定より軽微だったことに加え、ソリューション提供のクリエイターソリューションセグメントで高利益率の大型案件が寄与したという。

68パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/09(月) 08:17:24
「『日本株は別』か。バリュー買いでプラ転」

5日のダウ平均1063ドル安に肝を冷やした人は多かったろう。「FOMCが終われば、いったんアク抜け」との風評を頼りに眺めていたら、その4日が963ドル高。「よしよし…」と胸を撫で下したのは当方だけではないはず。そこで、1063ドル安でもってすべて帳消しだが、細かく計算すると前3日間の貯金があり、差し引きでまだ20ドルほどのプラス。考えてみたら、いわゆる「いってこい」というやつに過ぎないではないか。そんな安ど感が本日寄り後からの戻りの根拠だったかもしれない。
NASDAQと一緒になってハイテク・グロース系の銘柄は一段安に叩かれたが、代わって電力、資源、銀行、百貨店、運輸株などバリュー系銘柄が訂正高に走り、(なかなか信じがたい動きだが…)日経平均は前引けでプラス水準に浮上。後場には一時250円以上にまで上昇幅を広げることとなった。

さて、相場が変わったのか。シカゴCMEの米国株指数先先物夜間夜間取引は一時プラス水準に顔を出す場面もあったが、今晩は反発するという明確なシグナルを送っていたわけではない。「米国株と日本株は別。違いがはっきり現れてきた」とする見方がある一方、「何だか、来週下げるために無理やり上げているような…」との警戒感もあった。はて、急落してマジノ線で踏みとどまる米国株が反転するかどうか。関係ないわけでもあるまい。<5月6日記>


ダウ平均は98.60ドル安の32,899.37ドル、ナスダックは173.03ポイント安の12,144.66で取引を終了した。4月雇用統計で雇用の伸びが予想を上回ったほか、労働参加率が低下したことで、労働市場のひっ迫が再確認され、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げへの警戒感から寄り付き後、大幅下落。金利動向に左右される形で、一時上昇に転じる局面もあったが、戻り売り圧力が強く、終日軟調に推移した。引けにかけては、押し目買いに支えられ、下げ幅を縮小。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、130円16銭まで弱含んだのち、130円71銭まで上昇し、130円59銭で引けた。米4月雇用統計で失業率が予想を上回ったほか、賃金上昇率も鈍化したためドル買いが一時後退。しかし、非農業部門雇用者数は予想を上回り、労働市場のひっ迫を示唆していることから10年債利回りは2018年来の高水準となり、ドル買いが再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の26885円。
雇用統計の発表直前は27000円どころでの推移。その後は300円程度の上げ下げを繰り返し、結局は26800円で引けました。
午前2時頃に一瞬27000円を回復する場面はありましたが、おおむね弱含みでした。

69パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/10(火) 08:28:55
反落 米露に警戒感強まる

9日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、海運、石油石炭の3業種が上昇。鉄鋼、空運、サービス、非鉄、卸売など30業種が下落。
前週末の米国市場は続落。4月雇用統計は市場予想並みでしたが、10年債利回りが3.14%台まで上昇。ハイテク・グロース株への売り圧力が強まり、ナスダックは年初来安値更新。
東京市場は日経平均が298円安でスタート。米株先物が不安定な動きをみせ、東京もじりじりと下げ幅を拡大。プーチン演説を前にリスク回避の売りも出たようです。
個別銘柄では、ファストリ、SBG、ファナックなど値嵩株が軟調。JFE、日本製鉄など鉄鋼株も売られました。半面、出光、ENEOSなど原油関連株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26319円34銭(▲684円22銭=2.53%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1878.39(▲37.52=1.96%)

●JFEホールディングス[5411]
1481円(▲113)
商いを伴って大幅安。6日に発表した22年3月期決算は上振れ着地したが、23年3月期に関しては業績予想の公表を見送り、先行きに対する警戒感が強まった。世界最大の鉄鋼消費国である中国の景気減速も懸念され、同業の日本製鉄も売られた。

●川崎汽船[9107]
7720円(△560)
後場に上げ幅拡大。本日の午前11時30分に23年3月期について連結純利益4600億円(前期比28.4%減)という業績予想を公表。配当は半減の300円の計画だが、同時に「1000億円以上の追加的な株主還元策を検討する」として好感された。

●イルグルム[3690]
757円(▲150)
年初来安値。6日引け後に発表した2022年9月期業績予想の下方修正が嫌気された。営業利益予想を従来の4億7000万円(前期比28.8%増)から3億4000万円(同6.8%減)に減額。連続最高益予想が一転、減益予想となり、失望売りにストップ安。上期に広告効果測定システム「アドエビス」の新規獲得が想定を下回った。

70パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/10(火) 08:35:21
『やっと米株連動?連休明けて調整売り』

またぞろ昔の悪い癖が出たか。6日の米ダウ平均は98ドル安。それに対し、この日の日経平均は684円安。先週金曜日の185円高が余計だったにしても間尺は合わない。今さら「大型連休中の米国株の下落を反映していなかった」(情報担当者)などといわれても、困るのである。

この日売ったのは「連休が明けて市場に戻ってきた国内勢。それも、機関投資家が戦勝記念式典でのプーチン演説や11日米CPIを控え、いったんポジション調整を行った」(同)との見立てが多数派。戦勝記念やCPI発表はずっと前から予定されていたことで、新たにスケジュールに組まれたわけではない。そんなもの、休み前に整理しとけや、と言いたいところだが、自ら身を亡ぼすとはこのこと。軽い調整売りのつもりが売りを呼んで全体相場を崩すようになってはお仕舞いである。
6日に20日移動平均線の上に顔を出した日経平均は上値を試すことなく再び下値探りに。もっとも、ごく短期間の動きに終始して方向感すらない今の相場だから、明日はまた上値に向く可能性もないわけではない。

発行株式数の24%に相当する大型自社株取得枠を設定したヤマダHDがストップ高。「1株300円の基礎配当に加え、1000億円以上の追加株主還元策を検討」と発表した川崎汽船が後場大賑いのうちに戻り高値更新。株主還元が引き続き重要なテーマとなってきた。それも、決算短信の「1.経営成績等の概況4.利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当」という項目はよく読んだ方がいいようだ。当方、番組中に川崎汽船のこのページを見過ごし、「300円配当じゃダメ」という間抜けな結論。ア〜、失敗した。<5月9日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は653.67ドル安の32245.70ドル、ナスダックは521.41ポイント安の11623.25で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の正常化を目指し緩和解除を開始したため、投資家によるリスク資産を軽減する動きが続き、寄り付き後、下落。中国のコロナによる都市封鎖も継続しサプライチェーン混乱も継続、加えて、FRBの急速な利上げにより景気後退入りへの懸念も強まり、引けにかけては下げ幅を拡大した。

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円02銭から130円12銭まで下落し、130円27銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な引き締めで米国経済が景気後退入りするとの懸念や、同時に高インフレも制御できず、スタグフレーション懸念などが強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。投資資金が安全資産として米国債にも向かい、債券利回りも低下したためドル買いも後退した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比410円安の25980円。
ナイトセッションは軟調推移。小高く始まったものの、ほどなくマイナス転落。
以降はジリ安商状で、米市場クローズ間際には25930円をつける場面もありました。
引けにかけてはかろうじて26000円を回復し、26010円で引けました。
今日は26000円をキープできるかどうかが見どころでしょう。

71パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/11(水) 07:50:40
続落 米株が安値更新

 10日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、金属、電力ガス、ガラス土石、小売、紙パルプなど11業種が上昇。鉱業、卸売、海運、石油石炭、非鉄など22業種が下落。
 前日の米国市場は3指数とも続落し、年初来安値を更新。10年債利回りが一時3.20%台まで上昇し、ハイテク・グロース株が軒並み安。ダウは1.9%、SP500は3.2%、ナスダックは4.2%下押しされました。
 東京市場は日経平均が170円安でスタート。一時は2万6000円を割り込みましたが、米株先物が復調し、東京も戻り歩調。ただ、プラスには切り返せませんでした。
 個別銘柄では、トヨタ、ソニー、三菱UFJなど主力株が軟調。INPEX、出光など資源株も売られました。半面、NTT、KDDIなど通信株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26167円10銭(▲152円24銭=0.58%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1862.38(▲16.01=0.85%)

●住友商事[8053]
1868円(▲183)
後場に下げ幅を拡大。午後1時に発表した22年3月期連結決算は資源高を追い風に超過達成したが、23年3月期は純利益3700億円(前期比20.2%減)、年間配当も20円減の90円とする予想を公表。減益は想定内だが減配方針が嫌気された。

●リンナイ[5947]
8740円(△610)
4日ぶりに大幅反発。午前10時40分に22年3月期連結決算と23年3月期予想、自己株買いを発表し、好感された。今期は営業利益410億円(前期比14.3%増)、配当は10円増の150円を計画。150万株と100億円を上限に自己株式を取得する。

●cotta[3359]
535円(△32)
反発。9日引け後に不二製油との資本業務提携を発表し、買い材料視された。不二製油の製品を当社のサイトで販売する関係にあったが、一層の連携を深めることで新たなシナジー効果が創出され、企業価値向上につながるとの見解から提携に至ったという。レシピ等の情報発信による製菓製パン素材の認知向上と需要創造や、インフルエンサーの開拓などに取り組むとしている。

72パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/11(水) 08:02:26
『急落後買い戻す。M指数は6日ぶり反発』

9日米国株が3指数ともに年初来安値更新。特にNASDAQ総合指数が4%以上の下落となり2020年11月以来の水準。そのため、日本株も売り優勢のスタートとなり、日経平均は午前9時42分に2万5773円と2万6000円割れ。その後、上海総合の反発やシカゴの米国株先物夜間の堅調な推移をにらみつつ前引けにかけて買い戻しの動きが広がった。
「米国株にはミニ・セリングクライマックスのような状況が出始めた」(みずほ証券・倉持靖彦氏)ということで、その反発を先取るような雰囲気に。後場もさらに下げ幅が縮小。日経平均は大引け近くに前日比72円安まで下げを縮めた。
この間米国株下落の先導役を担ったNASDAQ市場からリバウンドが起こるとの読みがあるのだろう、主要株価指数が水面下での下げ幅縮小にとどまったのに対し、マザーズ指数はわずか2ポイント程度に過ぎないが6日ぶりで反発したのが象徴的だった。ハイテク・グロース系銘柄の急戻しが目を引いた。

あくまでも米国株のリバウンドを前提にしての動きにすぎないが、午後6時現在でCME先物はダウが300ドル近く、NASDAQ100が200ポイント以上も値上がりしており、今晩こそ、との期待が高まってもおかしくはない。大型連休を挟んで発表が遅れていた4月第4週投資部門別売買動向が引け後明らかになったが、外国人投資家が5週連続の買い越し。資金が流出する米国市場とその受け皿となりつつある日本市場。そんな対比をしてみたくなる需給関係のようである。売買代金も3兆2000億円台に膨らんでおり、いったんアク抜けとなったかもしれない。<5月10日>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は84.96ドル安の32160.74ドル、ナスダックは114.42ポイント高の11737.67で取引を終了した。金利の上昇が一段落し、投資家心理が改善し寄り付き後、上昇。しかし、世界経済が景気後退入りするとの懸念が根強く、売りが再開し、下落に転じた。インフレの重要指標となる消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感も強く、終日神経質な展開が続いた。金利の低下で、ハイテクは買戻しが優勢となり、ナスダック総合指数は上昇。

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円92銭へ弱含んだのち130円46銭まで上昇し、130円45銭で引けた。世界経済が景気後退入りするとの懸念に、安全資産としての米国債買いが優勢となり、10年債利回りが節目の3%を割り込むとドルの売り戻しが優勢となった。その後、クリーブランド連銀のメスター総裁が恒久的に75BP利上げを除外することはない、とのタカ派発言や3年債入札の結果を受けて債券利回りが下げ止まるとドル買いが再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円安の26110円。
ナイトセッションは弱含み。米市場がオープンすると下落に転じ、26000円を割り込む場面も。
午前2時半頃から切り返し、日中終値付近まで戻す場面も見られましたが、取引終了にかけて売り直され、小幅安で引けました。

73パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/12(木) 08:15:01
まちまち トヨタは下落

11日の東京市場は小幅まちまち。TOPIX業種別騰落率は、海運、鉄鋼、その他製品、精密、サービスなど10業種が上昇。保険、自動車、銀行、紙パルプ、石油石炭など23業種が下落。
前日の米国市場は小動き。3指数とも大幅反発で始まりましたが、買い一巡後は方向感の乏しい動きとなりました。
東京市場は日経平均が122円安でスタート。売り一巡後にプラス浮上したものの、上値追いの材料はなく、小幅高で膠着。取引中に決算発表したトヨタが売られ、TOPIXは下落しました。
個別銘柄では、郵船、川崎汽船など海運株がしっかり。株式分割発表の任天堂も買われました。半面、三菱UFJ、第一生命など金融株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26213円64銭(△46円54銭=0.18%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1851.15(▲11.23=0.60%)

●レノバ[9519]
1867円(△351)
急反発して東証プライムの上昇率首位。10日に公表した23年3月期業績予想が好感された。当期利益は29億円(前期比83.4%増)。福岡のバイオマス発電所の通期稼働等で売上が伸び、前期に計上した多額の投資損失がなくなり大幅増益になる。

●大平洋金属[5541]
2500円(▲700)
売り気配が続き大引け段階でストップ安比例配分。10日に発表した22年3月期決算は上振れたが23年3月期は大幅減益・減配の見通しを明らかにし、嫌気された。当期純利益35億1300万円(前期比69.1%減)、配当は125円減の50円と予想。

●プレイド[4165]
737円(▲300)
ストップ安に売られ上場来安値。10日引け後に発表した2022年9月期売上高予想の下方修正が売り材料視された。Webサイト・アプリの顧客分析プラットフォームを展開。従来予想の74億1900万〜78億2800万円から71億8600万円(前期比32%増)に減額。新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大及び継続率が期初の想定を下回る水準となり、サブスクリプション売上高を中心に、期初計画を下回る見込みになったとしている。

74パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/12(木) 08:18:58
『CPI待ち。トヨタの被害軽微』

「そろそろ、いいかも…」。緊張感がふと解ける瞬間、そんな時が逆にいちばん怖いのだが、ウォール街でも「著名投資家がNASDAQでの売り建玉を解消した」などという風説が広がっているらしい。その10日の米国市場も本日の日本株も今晩の4月CPI発表を見守ろうという雰囲気だったが、固唾をのんで見守るというよりは「数字を見てから態度を決めればいい」との達観が支配的だった。
日経平均はイベント目前の買い戻しで46円高だから、発表数字を楽観視していることになる。はて、アク抜け感を呼ぶような好数字が出るかどうか…。日本時間午後9時30分発表らしい。ただ、先のFOMC当日と翌日の株価波乱を考えると、きっちりした結論は12日のPPI発表まで引きずるかもしれない。

同じように反応が意外に軽微だったのがトヨタ自動車による減益ガイダンス発表。午後1時30分に発表された23年3月期純利益は前期比21%減の2兆2600億円。アナリスト20社のコンセンサスが3兆30億円だったから、これは相当なネガティブ・サプライズ。同社株は一時6%近い下落率に急落した。が、デンソーや本田など連動性の高い銘柄はともかく、全体の市況に破壊的な影響を与えたわけではない。
ま、存在感が薄れたわけでもないだろう。そもそも「上海の都市封鎖で国内工場の生産停止」との報道があった銘柄に今期も2桁増益を期待することに無理があったのかもしれない。今期の予想為替レートは1ドル115円。この慎重さに諸々の事情が集約されているのではないか。

大引け後に1-3月期決算を発表したINPEXは順当に中間期・通期見通しを増額修正。原油市況次第では明日の物色手掛かりとなる可能性がある。<5月11日記>


米国株式市場は大幅下落。ダウ平均は326.63ドル安の31834.11ドル、ナスダックは373.44ポイント安の11364.23で取引を終了した。中国のコロナ流行状況が改善したとの報道で世界経済成長の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。しかし、国内の4月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めにもかかわらず高インフレが定着すると同時に、成長減速にもつながるとの懸念も広がり、下落に転じた。ハイテクの売りも加速し、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大。

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は130円81銭まで上昇後、129円45銭まで反落し、129円96銭で引けた。米4月消費者物価指数(CPI)が前月から鈍化も予想を上回ったため金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。同時に景気後退入りへの懸念も強まると、その後、金利が低下に転じドル売りが優勢となった。株安に連れたリスク回避の円買いも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比415円安の25835円。
ナイトセッションは乱高下。日中終値比100円安の26150円で始まると、すぐに切り返しプラス圏に浮上。CPIの発表直前は26300円どころでの推移でした。
CPIを受けて26000円割れまで垂直落下。米市場がオープンすると26390円まで切り返すも午前1時頃から再び急落。米市場クローズ間際には安値25810円をつけています。この間、200円程度のリバウンドはありました。
取引終了にかけては少し戻し、25900円で引けています。

75パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/13(金) 07:54:41
米株崩れ 日本も軟調

 12日の東京市場は下落。TOPIX業種別騰落率は、ゴム、保険、石油石炭、電力ガス、機械など7業種が上昇。情報通信、サービス、農林水産、薬品、小売など26業種が下落。
 前日の米国市場は3指数とも下落。4月消費者物価指数が市場予想を上回る強い伸びとなり、ハイテク株を中心に下押しされました。ダウは5日続落で連日の年初来安値更新。
 東京市場は日経平均が268円安でスタート。香港、韓国などアジアも売られる中、買い手不在の東京は終始売り先行。マザーズ指数は6%強の大幅安でした。
 個別銘柄では、セブン&アイ、イオンなど小売株が冴えず。武田、アステラスなど薬品株も売られました。半面、東電、東ガスなど電力ガス株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
25748円72銭(▲464円92銭=1.77%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1829.18(▲21.97=1.19%)

●日医工[4541]
622円(▲150)
売り気配が続き大引けでストップ安比例配分。私的整理の一種の事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)での経営再建を検討していると報じられ、嫌気された。金融機関への説明を始めており週内にも発表と伝わる。会社側は「検討は事実」と表明。

●神戸製鋼所[5406]
640円(△87)
急騰して3月3日以来の年初来高値更新。11日に発表した22年3月期連結決算が上振れ。23年3月期は純利益600億円(前期比0.1%減)の予想を公表した。これがアナリスト予想の平均(411億円程度)を大きく上回って見直し買いが増えた。

●エクサウィザーズ[4259]
558円(△2)
8日ぶり反発。11日引け後に発表した2023年3月期業績見通しが材料視された。売上高は65億〜70億円(前期比35.1%〜45.5%増)、営業損益は100万〜5000万円の黒字(前期は2億0100万円の赤字)を見込む。AI関連市場の急速な拡大が続く中、独自のAIプラットフォーム「exaBase」を中心とした事業基盤と人員体制への投資を強化する方針。大型案件の増加や新規顧客の獲得につなげる計画という。

76パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/13(金) 08:10:00
『期待外れの米国株。日経平均2万6000円割れ』

なかなか思い通りにはいかない米国株。注目された4月CPIは前月に比べて伸び率が縮小したものの市場予想ほどは落ちない…という難しい内容。それでも、11日朝方は高い場面があったのだから何となくインフレ・ピークアウト感を買っていたのだろう(実際、長期金利は反落した)。午後になっての暗転は需給面で刃こぼれが起こったこと。マージン取引の追い証投げが出た、とか。
とはいえ、需給の崩れが底打ちを促すのは相場の常道。東京市場から「そろそろ…」の声が起こるのも無理はない。わが机の上にSMBC日興証券テクニカルアナリスト・吉野豊さんが4月末に発表した分析レポート。そこにはNASDAQ総合指数の下値メドとして「11460〜11140ポイントまで調整が拡大する可能性がある」とあった。11日の終値は11364ポイントだから、もう一段安、あってもいいし、なくてもいい水準だ。

もっとも、底値をピタリ当てるのは至難の業。本日も上記の感覚が働いたか。午前9時半頃に朝方の売りが一巡したところから買い戻され、下げ幅を大きく減らす場面があったが、結局2万6000円を割っての大引けとなりそれは失敗に。なかなか難しいのはタイミング判断である。日経平均は3月安値(2万4717円)に1000円以上も余裕を残しているのだから、新安値圏にある米国株との強弱は明らかだが、こちらが引っ張って底入れを促すというほどには存在感は強くない。ひたすら晴れ間を待つ格好。
大引け後に発表された5月第1週(2日と6日)の投資部門別売買動向は外国人が515億円の買い越し。6週連続である。こちらには資金が流れ込んでいる、と見たいのだが…。

明日の相場強弱を占うのが東京エレクトロンか。22年3月期業績はコンセンサス予想を上回る上振れ着地。23年3月期もコンセンサスを上回る数字を会社側は打ち出してきた。ポジティブ・サプライズといっていいと思うのだが、これでも「もの足りない」との声が出るのだろうか。<5月12日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は103.81ドル安の31730.30ドル、ナスダックは6.72ポイント高の11370.96で取引を終了した。米国経済が景気後退入りするとの警戒感に、寄り付き後、下落。高インフレや連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めへの警戒感も強く、終日軟調に推移した。不透明感が強く、荒い展開が続く中、値ごろ感からハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は小幅高で引けた。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円74銭から127円52銭まで下落し、128円32銭で引けた。4月コアPPIが予想以上に伸びが鈍化したほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加したため、債券利回りの低下に伴う、ドル売りが優勢となった。株安に連れたリスク回避の円買いも引き続き観測された。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の25800円。
ナイトセッションは乱高下。米市場オープン直後に安値25540円をつけ、その1時間半後には高値25900円をつけました。その後もけっこうボラタイルな動きでした。引けは日中終値比70円安の25700円。
ナイト引けとシカゴの清算値が100円違いますが、現在の気配はその中間であり、SQはその水準での着地が見込まれます。

77パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/16(月) 08:14:26
反発 米株下げ止まりに期待

13日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、石油石炭、精密、金属、電機、情報通信など30業種が上昇。紙パルプ、鉱業、電力ガスの3業種が下落。
前日の米国市場は小幅まちまち。売り一巡後は買い戻しが優勢となり、ナスダックはプラスに切り返して終えました。
東京市場は日経平均が170円高でスタート。上海、香港などアジア市場が安定し、米株先物もしっかり。東京も終始強気で高止まりしました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、SBGなど主力株に買いが先行。高島屋、イオンなど小売株も買われました。半面、帝人、日本製紙など素材系の一角が弱含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26427円65銭(△678円93銭=2.64%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1864.20(△35.02=1.91%)

●サンケン電気[6707]
5560円(△700)
ストップ高。12日に前2022年3月期決算と今2023年3月期業績予想を発表し、好感された。今2023年3月期の営業利益は210億円(前期比53.1%増)と続伸する見通し。カーボンニュートラル志向を背景にしたパワー半導体への旺盛な需要が継続するという。

●NTTデータ[9613]
1894円(▲156)
3月9日の年初来安値1995円を更新。12日に前2022年3月期決算と今2023年3月期の業績予想を発表。前期は会社側予想よりも下振れ着地、今期予想は市場コンセンサスに届かなかった。

●BASE[4477]
375円(△80)
ストップ高。12日引け後に発表した1-3月期決算は増収・赤字。株価の下落が続いており、いったん悪材料出尽くしとみた向きの買いが先行したもよう。「PAY事業の拡大や4月に提供を開始した月額有料プランが好スタートなのは好印象」(トレーダー)との指摘も。

78パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/16(月) 08:23:31
『SQ通過を機に反転攻勢。米国株高を先導?』

日経平均は前日比678円高。大きく値幅が出たものだ。3月23日の816円高以来の上昇幅。この3月23日は15〜25日で9連騰という上昇記録の途中7日目。前日の2万7000円台回復に続いて約2か月ぶりで2万8000円台回復と、上げに弾みのついた日であった。今回は2000円以上も値開きがあるが、底割れを回避した重要な一日。ここから上値追いに弾みがつくかどうか…。

さて、なぜこれほどに上昇したか。昨日も書いたが、米国市場には底打ちシグナルがいくつも灯っていることは確か。それを先回りして日本株が反騰の先導役…という解釈はちょっと都合がよすぎるか。しかし、まったく的外れでもないだろう。海外には「日本株をショートしていた海外短期筋が買い戻しに動いている」なんて観測もあるらしい。
本日はオプションSQ日。SQ値は2万5951円と2万6000円割れ。「昨日まで2万6000円を割らせたい勢力が動いていたようだ。それが本日の精算で落着。2万6000円台のSQは過去1年間に例がなく、上値はいわば真空地帯」(ブライトンの堀川さん)ということだから、短期の指数上昇トレードがここから始まるのかもしれない。

ビックリはソフトバンクG。日経新聞の「赤字最大」という見出しにも驚いたが、それにもかかわらず株価が一時1割を超す上昇となったことに地合いの変化が集約されているような気がする。「過去最大の赤字。知っているさ!」ということだろう。
もう一つは好決算の東京エレクトロン。この銘柄が真っ当な評価を受けないようでは…と思っていたが、株価は上放れて過去1か月間の中段もみ合いを離脱。相場が変わってきた。ハイテク・グロース中心の反騰相場となるかどうかを占う象徴株である。<5月13日記>


ダウ平均は466.36ドル高の32,196.66ドル、ナスダックは434.04ポイント高の11,805.00で取引を終了した。暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇。ハイテク株も下げ止まったため、主要株式指数は安心感から終日堅調に推移した。

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円87銭から129円45銭まで上昇し、129円26銭で引けた。米4月輸入物価指数の伸びが予想を下回ったほか、5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が2011年以降11年ぶりの低水準に落ち込んだため、ドル売りが一時優勢となった。しかし、議会上院で再任が承認されたパウエルFRB議長は6月と7月開催のFOMC会合で各50ベーシスポイントの利上げを支持する姿勢を再確認したため、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃。さらに、暗号資産や株式市場が持ち直したため金融市場混乱の警戒感が後退し、リスク選好の円売りも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円高の26675円。
SQは25951円と高めの着地。そこからザラバで500円近く上げる強い動きでした。
ナイトセッションはこの流れを引き継ぎ、堅調推移。序盤は小幅高水準で推移しましたが、米市場がオープンすると上げ幅を拡大。
終盤、一時押し戻される場面はあったものの引けにかけてまた強含み、高値圏で引けました。

79パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/17(火) 08:12:08
まちまち 米国を横にらみ

 16日の東京市場は小幅まちまち。TOPIX業種別騰落率は、倉庫、サービス、情報通信、機械、空運など8業種が上昇。非鉄、鉄鋼、その他金融、卸売、精密など25業種が下落。
 前週末の米国市場は3指数とも上昇。パウエルFRB議長が利上げペースのスローダウンの可能性を示唆し、警戒感が和らぎました。
 東京市場は日経平均が326円高でスタートしましたが、強い買い材料はなく、買い一巡後に失速。2万6500円どころで保ち合いました。米株先物が不安定な動きを見せ、物色意欲を削がれた面もあるようです。
 個別銘柄では、KDDI、NTTなど通信株が強含み。JAL、ANAなど空運株もしっかりでした。半面、日本製鉄、DOWAなど鉄鋼・非鉄株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26547円05銭(△119円40銭=0.45%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1863.26(▲0.94=0.05%)

●上組[9364]
2698円(△500)
ストップ高で取引終了。13日に公表した23年3月期の業績予想や自己株式の取得方針が好感された。営業利益は295億円(前期比3.4%増)と連続の最高益を予想。自己株買いは発行済株式総数の4.36%の500万株、110億円を上限に実施する。

●ホンダ[7267]
3175円(▲145)
反落。13日に公表した23年3月期の営業利益予想が8100億円(前期比7.0%減)と市場予想を下回り、嫌気売りに押された。半導体不足や資材価格の上昇などが利益を圧迫する見通し。アナリスト予想の平均値(9388億円程度)を約14%下回った。

●MRT[6034]
1102円(△150)
ストップ高。13日引け後に2022年12月期業績予想の上方修正を発表。営業利益予想を従来の8億〜10億円(前期比37.7%〜22%減)から13億〜15億円(同2.6%〜18.4%増)に増額。減益予想が一転、最高益を更新する見込みとなり、好感された。自治体から受託した自宅療養者に対する健康観察業務の受託期間が今年6月末まで延長されたことを踏まえ、業績予想に織り込んだ。

80パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/17(火) 08:17:04
『中国が…。高寄り後は伸び悩み』

日経平均は朝方、上げ幅が400円を超す場面もあった。米国株に自律反発期待が芽生えていることを受け、日本株も買い優勢で始動。寄付きから比較的短い時間で400円高。その後は高値圏でのもみ合いとなったが、市場をガッカリさせたのが午前11時に発表された中国の経済統計。上海ロックダウンに直撃されて4月小売売上高が前年同月比11%減(3月3.5%減)。市場も5%台の落ち込みを見込んでいたが、一気に2桁の減少にはビックリ。取引が始まっていた上海株や米CME米株指数先物夜間も急速に値を消し、日経平均もマイナス寸前(前引け少し前に10円高)まであった。

昼休みに「上海市高官が6月1日からの段階的ロックダウン解除を発表」との報道があり、ひと安心となったが、中国ではいまだコロナ禍が重大テーマとなっていることを改めて認識させられた一幕だった。ま、あの国ならば、景気減速が深刻ならば対策をすぐに打ってくるだろうから、経済統計ひとつで一喜一憂することもないのだが、この材料の深刻度というよりも気になるのはタイミングの悪さ。日米ともに、ここでひと踏ん張りして底入れ確認につなげたかったところでのネガティブな話題の噴出。下手をして腰折れしないか、心配しなければいけない状況に両市場ともある。

底入れとか、底打ちとかは、株価が戻ってはじめて言えるもの。では、どこまで戻ればいいか。SMBC日興証券の吉野豊さんは先週金曜日の当方の電話取材に「2万6969円以上」という目途を挙げていた。4月12日〜21日の8営業日での上昇幅1221円を超える上昇値幅が12日安値以降に出現するようなら、12日が3月安値に対する2番底になる、という考え方である。本日朝方の勢いでは、本日中にもこの値段に届いてしまうのではないかと心配したが、中国がそれを抑える結果に。まあ、一気に変わるよりイイか。<5月16日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は26.76ドル高の32223.42ドル、ナスダックは142.21ポイント安の11662.79で取引を終了した。中国の鉱工業生産や小売りの悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため世界経済の成長鈍化を警戒し、寄り付き後、下落。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株では利食いと見られる売りが続き、下落。

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円62銭まで上昇後、128円99銭まで反落し、129円07銭で引けた。朝方発表された米5月NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスに落ち込んだほか、中国の鉱工業生産や小売りの悪化で米国経済や世界経済の成長減速懸念にリスク回避の円買いや、10年債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の26500円。
ナイトセッションは方向感に欠ける値動き。プラス圏に位置する時間帯が長く、3時30分には高値26660円をつけましたが、引けにかけて失速しました。日中終値比20円安の26460円で取引終了。

81パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/18(水) 07:28:58
小幅高 資源株買われる

 17日の東京市場は小幅高。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、海運、石油石炭、その他製品、ゴムなど22業種が上昇。食品、銀行、小売、電力ガス、保険など11業種が下落。
 前日の米国市場は小幅まちまちでした。原油高を受けてエネルギー株が買われた一方、IT株は売られました。
 東京市場は日経平均が8円高でスタート。上海、香港などアジア市場が堅調に推移したうえ、米株先物も安定した動き。東京も概ね買いが先行しました。
 個別銘柄では、INPEX、出光など原油株が強含み。郵船、商船三井など海運株も買われました。半面、三菱UFJ、ゆうちょなど銀行株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26659円75銭(△112円70銭=0.42%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1866.71(△3.45=0.19%)

●三井松島HD[1518]
2845円(△500)
2日連続のストップ高。13日発表の前22年3月期決算が上振れし、今23年3月期予想でも純利益95億円(前期比76.0%増)と最高益更新を見込んでいたことが
手掛かり。730円の予想1株利益を基にした16日終値でのPERはなお3.2倍。

●レアジョブ[6096]
566円(▲150)
大引け段階でストップ安比例配分。16日に前22年3月期決算と今23年3月期予想を発表し、嫌気された。今期は純損益がゼロと予想。前期に11円だった年間配当も見送る。円安進行によってフィリピン人への講師報酬が増えて利益を圧迫する。

●プロジェクトカンパニー[9246]
4125円(△555)
一時ストップ高。16日引け後に発表した第1四半期(1〜3月期)決算が材料視された。営業利益は2億2400万円(前年同期は四半期財務諸表を作成しておらず比較なし)。DX市場の拡大が続く中、コンサルティングサービス、マーケティングサービス、UI/UXサービスがいずれも成長を維持しているという。通期営業利益予想6億7000万円(前期比31.2%増)に対する進捗率が33.4%と順調だが、予想は据え置き。

82パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/18(水) 07:36:45
『米小売り統計前に様子見。それでも底堅い』

米国勢調査局というところが日本時間の本日午後9時半ごろに発表する4月小売売上高は市場予想が0.8%増(季節調整済み。3月0.75%増)とやや強含み。ただ、自動車を除いた数値だと0.4%増(同1.4%増)と、こちらの方が実勢か。昨日の中国の例もあるから、この小売売上高がコンセンサス予想を下回って「やっぱり…」となってしまうかもしれない。
その程度いかんだが、インフレ統計と違って金利よりも市場センチメントに効いてしまうだろう。高い数字だと、今度はインフレ警戒につながりかねない。なかなか難しいモノである。いづれにしてもNY市場の寄付きには結果が出ているが、最近のNY市場は取引時間中にもう一度、売り直したり買い直したりすることが多いから、結局、明日の日本株にどんな影響が出るのかは読みにくい。

本日の東京株式市場も16日のNASDAQ安に追随する形で売り先行で始まったが、すぐに買い物が入ってプラス水準へ。けっこう底堅かったことは確か。それも東京エレクの動きにみられるように、ハイテク・グロースがすべて売られているわけではないことが注目点。アルプスアルパイン、スター精密、キヤノンなどは年初来高値を更新する場面もあった。米国追随というわけではないのがいい。
ただ、プライム市場の売買代金は2兆8000億円とかなり低水準。薄商いの中での強張りは信用できないことが多いから気をつけたい。まぁ、追随しているのではなく先導している、と考えるようにしよう。その方が健康的である。<5月17日記>


米国株式市場は上昇。ダウ平均は431.17ドル高の32654.59ドル、ナスダックは321.73ポイント高の11984.52で取引を終了した。中国上海市の都市封鎖解除期待、国内の4月小売売上高や欧州の良好な経済指標を受け世界経済の成長減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレが低下するまで取り組みを継続することを公約、経済が想定どおり展開したら0.5%の利上げも選択肢になると発言し金利が上昇すると警戒感に、いったん上げ幅を縮小。しかし、ほぼ想定内の内容にとどまり、イベント終了とともに買いが再燃し、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が上昇した一方で、食・生活昼需品小売りが下落。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円78銭まで上昇後、129円07銭まで反落し、129円37銭で引けた。米4月小売売上高で、国内総生産(GDP)の算出に用いられるコアの小売りが予想を上回り、成長期待にドル買いが優勢となった。中国上海市の都市封鎖緩和期待を受けたリスク選好の円売りも優勢となった。その後、5月NAHB住宅市場指数が大幅に悪化したことを受けたドル売りに押された。パウエルFRB議長はウオールストリートジャーナル紙のイベントの質疑応答で、改めてインフレを2%の目標に引き下げることに焦点を置いているとしたほか、FRBはインフレが低下するまで、取り組みを続けていくことを公約し、「もし、経済が想定通りに展開したら、50bpの利上げも選択肢になる」と再表明したためドル買いが再燃もサプライズなく上値は限定的となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の26825円。
ナイトセッションは堅調推移。小高く始まると上値を追う強い動き。
おおむね26800円台での推移でしたが、23時台と3時台に日中終値付近まで押し戻される場面がありました。いずれもすぐに切り返しましたが、一筋縄では行かないようです。

83パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/19(木) 08:04:50
続伸 米株持ち直しを好感

 18日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、その他製品、電機、精密、銀行、海運など29業種が上昇。紙パルプ、鉱業、小売、ゴムの4業種が下落。
 前日の米国市場は3指数とも強い動き。ハイテク株が買われ、ナスダックは2.7%の上昇でした。
 東京市場は日経平均が167円高でスタート。序盤に2万7000円台にタッチした後は上値の重い展開でしたが、終始買いが先行。株価水準は前日から大きく切り上げ、足元の上値抵抗となっていた25日移動平均線を上抜きました。
 個別銘柄では、日立、ソニーなど電機株がしっかり。みずほ、三菱UFJなど銀行株も買われました。半面、セブンアイ、イオンなど小売株の一角が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26911円20銭(△251円45銭=0.94%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1884.69(△17.98=0.96%)

●IHI[7013]
3485円(△180)
大幅続伸で19年1月以来3年4カ月ぶりの高値。燃焼時に排出される大気汚染物質(NOx)を抑制した火力発電用ボイラー向けバーナーのアンモニア専焼に成功したと発表し、材料視された。防衛費増額の思惑から三菱重工や川崎重工も新高値。

●日進工具[6157]
1289円(▲33)
連日の昨年来安値更新。16日に公表した今23年3月期の減益予想が嫌気され、17日は4.7%安。本日も見切り売りが続いて下値模索。今期の純利益は14億4000万円(前期比5.4%減)の見通し。17日終値でのPERは22倍台で割安感も乏しい。

●BASE[4477]
437円(△58)
大幅続伸。17日引け後、ネットショップで販売している商品データを基にショートムービープラットフォーム「TikTok」に広告掲載できる拡張機能「TikTok商品連携・広告App」の提供を開始したと発表。これによる流通総額や利用料の増加に期待した買いが先行したようだ。

84パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/19(木) 08:15:21
『30分ほど2万7000円台。25日線回復』

戻りの第1関門は2万6969円…今週月曜日に書いたが、一時はその水準を超えて2万7000円台に顔を出した日経平均。午前9時半前後の30分ほど7000円台の水準に滞留した。しかし、前場半ばにかけてスルスルと値を消す場面があったあたり、まだ家賃が高いのか。ここで300円以上の値幅が出るのだから、市場の上値追い警戒感はけっこう強いとみるべきか。大引けは結局、前日比251円安。ここらあたりが居心地いいところなのかもしれない。それでも4日続伸なのだから、健闘といっていい。

17日の米国株はちょっと吹っ切れたか。小売売上高が市場予想を上回ったことで景気の足元に対する自信が戻り、景気敏感株に買い物…と解説されていたが、それで再び長期金利が上昇したにもかかわらずNASDAQが上昇…というパターンは好感されていい。18日夕刻、CMEの米株先物夜間はマイナス水準での商いだが、日中時間に強さが戻れば日本株にも好影響となる。

本日の日経平均は15営業日ぶりで25日線回復。もっとも、前回の25日線上は4月21日の1日限りだったから、同じことにならないか、ちょっと気がかりである。最近見ていなかった気学運勢暦を覗いてみると、5月19日には「変化注意日にして、不時安をみることあり」と、不気味なご託宣だった。不時安とは何か。思いがけない下落、ということだろう。安閑としていると梯子を外されるよ、ということか。確かに、いつも不時への備えは必要だ。<5月18日記>


米国株式市場は反落。ダウ平均は1164.52ドル安の31490.07ドル、ナスダックは566.36ポイント安の11418.16で取引を終了した。パンデミック時には好調だった小売りのウォールマート(WMT)やターゲット(TGT)の決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化し、寄り付き後、下落。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移。引けにかけて、下落幅を拡大した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円15銭から128円01銭まで反落し、128円19銭で引けた。米4月住宅着工件数が予想を下回ったほか、高インフレや連邦準備制度理事会(FRB)の急速な引き締めにより景気後退入り懸念が強まり、米国債利回りが低下に転じたためドル売りに拍車がかかったほか、リスク回避の円買いも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比565円安の26295円。
ナイトセッションは軟調推移。序盤は日中終値付近でのもみ合いでしたが、米市場がオープンするとマイナス圏に転落。
米市場が一晩中売られ続けたのと連動し、ほとんどリバらしいリバもなく下げ続けました。安値は米市場クローズ直後の26240円で、そこからは50円戻して引けました。

85パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/20(金) 08:16:25
反落 米株は総崩れ

 19日の東京市場は大幅反落。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、鉄鋼の2業種のみ上昇。海運、保険、サービス、精密、電機など31業種が下落。
 前日の米国市場は3指数とも急落。17日のウォルマートに続き、ディスカウントストア・ターゲットも原材料高により決算が不振。物価高による企業業績悪化が連想され、幅広い銘柄が売られました。ダウは3.5%、SP500は4.0%、ナスダックは4.7%の下落。
 東京市場は日経平均が476円安でスタート。香港、韓国などアジアも軟調でしたが、東京は後場に日銀ETF買い観測から下げ幅を縮小。パニック的な売りには至りませんでした。
 個別銘柄では、トヨタ、ソニー、三菱UFJなど主力株が冴えず。商船三井、郵船など海運株も売られました。半面、東京ガス、大阪ガスなど電力ガス株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26402円84銭(▲508円36銭=1.89%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1860.08(▲24.61=1.31%)

●セブン&アイHD[3382]
5302円(▲221)
4日続落。18日の米国市場においてディスカウントストアのターゲットが発表した22年2〜4月期決算が不振で、ウォルマートなど他の小売り株もそろって売られた。米国でコンビニ事業を展開する当社株も外国人投資家などの連想売りに押された。

●東洋建設[1890]
921円(△80)
続伸。本日午前10時30分に、筆頭株主である任天堂(7974)創業家の資産運用会社から1株1000円でのTOB(株式公開買い付け)による全株取得の申し込みに関する書簡を受領したと発表し、材料視された。当社の取締役会によるに同意が前提。

●ペルセウスプロテオミクス[4882]
447円(△80)
ストップ高。18日引け後、富山大学および富山県と新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体」についての共同研究に関する覚書を締結したと発表。これが材料視された。
スーパー中和抗体は富山大学が昨年取得したヒト型・モノクローナル中和抗体。新型コロナの既存の変異株だけでなく、今後出現すると考えられる新たな変異株の感染も防ぐ治療薬となりうることが実験的に確認されている。一刻も早い事業化のため、当社が事業パートナーとして選定された。

86パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/20(金) 08:33:33
『米国株が暗転。日本株は底堅い』

いやはや、18日ダウ工業株30種は1163ドル安。これは20年6月以来、2年ぶりとなる下落記録。日経新聞の本日夕刊見出しが震えていた。当方、17日の上昇で「吹っ切れたかな…」と期待したが、結果はとんでもない。相場が一気に暗転したようである。小売大手の決算悪が景気減速懸念の広げた…とか。う〜ん。何だかなぁ…。「投機的IT株の下落はネットバブル崩壊時やリーマンショックに匹敵する」との銀行系ストラテジストレポートが市場心理の弱気化に拍車をかけたとか。
一方、兜町では「アメリカ覇権の終焉を映した相場崩落。その意味では90年代日本株バブル崩壊に匹敵する」などとの説が出ているとか。「弱気の大明神」(情報担当者)が市場を闊歩するときは往々にして底入れとなるものだが、NASDAQの18日売買高は48億7286万株とほぼ前日(48億2596万株)並み。11108ポイントの取引時間中安値を記録した5月12日の63億8329万株には届いていない。「総投げ}の余地が残っているということか。

もっとも、日本株は底堅かった。日銀買いも入ったが、「日本株の底堅さを確認できたことが収穫」(岩井コスモ証券投資調査部長・有沢さん)だったのは間違いない。日経平均は安値から250円ほど戻して終わり、日足に長い下ヒゲが出現。うまくいけば、5月12日安値をボトムに4月27日安値と対になって“逆三尊”形成となるかもしれない…などと思ってしまうが、またもや大甘か。本日夕刻、CME米国株先物は安値商いとなっており、今晩のNY次第ではなお苦行が続くかもしれない。
昨日は「大引けは251円安」と書いたが、「251円高」の間違い。ご迷惑をおかけした方にはお詫び申し上げます。やっぱり、25日線一日天下でしたし、不時安でした。<5月19日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は236.94ドル安の31253.13ドル、ナスダックは29.65ポイント安の11388.50で取引を終了した。冴えない企業決算に失望感が広がり、寄り付き後、下落。最新の地区連銀製造業景況指数や雇用、住宅関連指標が軒並み予想を下回り景気後退入り懸念が一段と強まり投資家心理が悪化、売りに拍車がかかった。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円00銭から127円03銭まで下落したが、127円81銭で引けた。この日発表された米5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数と4月中古住宅販売件数は市場予想を下回ったほか、先週分新規失業保険申請件数の増加や4月景気先行指数が予想外のマイナスに落ち込むなど、米経済指標の低調な結果を受けて、景気後退懸念が強まり、金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。リスク回避の円買いも観測された。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの26370円。
ナイトセッションは、序盤は軟調推移。18時43分に安値26080円をつけています。
そこからは持ち直し、米市場がオープンするとプラス転換。しかし上値を追う動きにはならず、引けにかけて押し戻されて取引を終了しました。
昨日大きく下げたので自律反発もありそうな感じもするし、下値模索の動きになりそうな感じもするし、方向感に乏しい印象です。ただし、強くはないでしょう。

87パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/23(月) 08:02:12
反発 中国緩和を好感

20日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、海運、精密、非鉄、サービス、鉄鋼など27業種が上昇。電力ガス、紙パルプ、食料、農林水産、鉱業など6業種が下落。
前日の米国市場は3指数とマイナスでしたが、一時はプラス圏に浮上するなど、下げ止まりの様相を呈しました。
これを受けた東京市場は日経平均が46円高でスタート。中国が住宅ローン絡みの金融緩和策を発表し、上海、香港が大幅高。東京も意欲旺盛で終始上値を追いました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、任天堂など主力株がしっかり。商船三井、郵船など海運株も買われました。半面、東電、関電など電力株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26739円03銭(△336円19銭=1.27%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1877.37(△17.29=0.93%)

●東邦チタニウム[5727]
2024円(△200)
5連騰で2011年8月以来の2000円台乗せ。19日に開いたアナリスト向け決算説明会で「ロシアが米国向けに供給していたチタンが取引停止になり、代替需要を当社が受注している」とコメントしたことが材料視された。同業の大阪チタも連れ高。

●東京ガス[9531]
2584円(▲73)
7日ぶりに反落。前日まで連日で年初来高値を更新しており、短期の利益確定売りに押された。原料費の増減分を価格転嫁できる制度の上限に達し、7月の値上げでは原料費の上昇分を完全には転嫁できなくなる見通しにあることも売り材料に。

●エネチェンジ[4169]
685円(△100)
ストップ高。19日引け後にEV充電サービス専用のスマホアプリの提供を開始したと発表したのが材料視されたもよう。このアプリは月額費用不要で好きな時にEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)の充電スタンドを利用できる。地図上での充電スポットの検索や充電スタンドの満空確認をできるほか、充電状況の確認から決済、利用履歴の確認までをワンストップで利用できるという。

88パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/23(月) 08:10:49
『反攻に期待。米株安でもマイナス場面ナシ』

米国株3指数は続落(ダウとS&P500は年初来安値更新)で戻ってきたが、日経平均は高寄りスタート。その後、一度も前日終値を下回るところなくジリ高。結局はほぼ高値圏での終りとなった。日足チャートを見ると20日線、25日線を上回っており、5日線とのゴールデンクロスも接近という状況。この足取りを見る限り、反転攻勢の機…と、確か先週金曜日も当欄でそう書いた記憶がある。そう、そもそも今週のテーマはそれだった。米国株の急落が足かせとなって上値は重かったが、来週こそは、の仕切り直しに期待しよう。カラ元気でもいい、それが健康的な週末の迎え方である。

来週米国での重要イベントは25日のFOMC議事要旨公表、エヌヴィディアの決算発表。それと27日のPCEデフレーター発表。スッキリとした下落が出ていないため、米国株は軟調な相場が続く可能性が大きいが、折に触れてのリリーフラリーがあってもおかしくない。来週それがあれば、日本株の動きにも支援材料となるだろう。<5月20日記>


ダウ平均は8.77ドル高の31,261.90ドル、ナスダックは33.88ポイント安の11,354.62で取引を終了した。都市封鎖で景気後退が懸念されている中国において、中国人民銀行(中央銀行)が経済支援を目指した予想外の利下げを実施、世界経済の鈍化懸念が緩和し、寄り付き後上昇。ただ、国内経済が来年にも景気後退入りするとの懸念が根強く、次第に売り圧力が強まり、下落に転じた。一方、この日は大規模なオプションが満期を迎え、テクニカルな取引も見られ、荒い展開のなか引けにかけてNYダウは再びプラス圏を回復。ナスダック総合指数は小幅下落となった。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円25銭まで上昇後、127円59銭まで反落し127円95銭で引けた。黒田日銀総裁が「エネルギー価格によるCPI上昇で、2%を安定的に達したとは言えない」とし、YCC軸に緩和を続ける計画を再表明したため一時円売りが強まった。しかし、米国のリセッション懸念が強まり米国債利回りの低下に伴うドル売りや、株安に連れたリスク回避の円買いに反落。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の26715円。
ナイトセッションは乱高下。序盤は小高く推移し、18時15分には高値26940円をつけました。
米市場がオープンすると下落に転じ、2時27分には26370円まで下押し。そこから切り返し、結局は小幅安で引けました。
米市場の荒っぽい値動き(ダウは値幅880ドル)に振らされた一夜でした。

89パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/24(火) 08:22:49
続伸 2万7000円回復

23日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、保険、海運、薬品、その他金融、証券など28業種が上昇。鉄鋼、鉱業、石油石炭、機械、空運など5業種が下落。
前週末の米国市場は前半は3指数とも売られたものの、後半に戻し、前日とほぼ変わらない水準で終了。下げ止まりの様相を呈しました。
週明けの東京市場は日経平均が252円高でスタート。一旦は下押しされたものの、後半に再度高値圏に浮上。5月6日以来2週間ぶりに2万7000円台を回復しました。
個別銘柄では、第一生命、東京海上など保険株がしっかり。大和、野村など証券株も買われました。半面、INPEX、出光など原油株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27001円52銭(△262円49銭=0.98%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1894.57(△17.20=0.92%)

●川崎汽船[9107]
9920円(△490)
株式併合考慮した実質で08年7月以来約14年ぶりの高値。ここにきてコンテナ船の運賃市況が再び上昇し、資金流入を誘発。ばら積み船の運賃指標であるバルチック指数も足元で5カ月ぶりの水準に反発してきた。株主還元への期待も手掛かり。

●ダブル・スコープ[6619]
1119円(▲89)
7日ぶりに反落。12日に発表した22年1〜3月期決算が好調で同時にSBI証券と自社株価予約取引の契約を行ったと発表し、翌13日からストップ高を交えて6連騰。合計で370円(44%)も一気に上昇して、本日は短期の利益確定売りに押された。

●FRONTEO[2158]
1069円(▲300)
ストップ安。20日引け後に発表した2023年3月期の減収減益予想が嫌気された。営業利益は前期比41.9%減の10億円を見込む。AIを活用しないサービスを戦略的に縮小することが減収につながることに加え、今期を中期戦略の実現を確実にするための体制整備の年と位置づけ、人的投資を中心に積極投資を実施することから減益になる見込み。

90パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/24(火) 08:28:05
『2万7000円回復。“二番底”打ったか?』

波乱の余韻が残る米国株を尻目に日経平均は続伸。2万7000円台を回復した。僅か1円52銭乗っているに過ぎないが、大台を回復したことは確か。いったい、いつ以来かというと、5月6日の2万7003円以来のこと。こちらも僅か3円でしかなかったが、それは2万7000円台がかなり強固なフシであるということ。下から突き抜けようとすると岩盤だ。

さて、最初の関門として注目してきた2万7000円台を本日で回復したことから、気になるのが「二番底」打ち。わが師・吉野豊さんに伺うと、「ポイントは2万6970円。わずか30円上抜いただけだから、まだ誤差の範囲かも…」とこの人らしく慎重だったが、気の早い当方は「5月12日安値2万5748円が二番底だった」と底打ち宣言しておこう。次は4月21日の2万7553円戻り高値への挑戦、つまり2万7500円どころである。

夕方のシカゴCME指数先物夜間取引は3指数ともプラス。もちろん、今晩の米国株次第では、またもや足を掬われかねないだろう。日経平均が伸び悩んだのも「今晩の米国株を見たい」という心理が働いていたはず。吉野さんは「NASDAQは本日が重要な変化日。先週金曜日にうねりが出たように、下値がだいぶ固まってきた」と重要なご託宣。さて、どうなるか…。

コロナ対策転換にリオープン(再開)関連、対中関税引き下げにハイテク・グロース株と、市場は材料に素直な反応をみせるようになってきた。これも地合いの変化か。売買代金がもっと膨らむようならもっといい。<5月23日記>


米国株式市場は上昇。ダウ平均は618.34ドル高の31880.24ドル、ナスダックは180.65ポイント高の11533.27で取引を終了した。バイデン大統領が訪問中のアジアで国内経済の景気後退の可能性を巡り「避けられないものではない」と述べたほか、対中制裁の緩和を示唆したため、景気への悲観的な見通しが緩和し、寄り付き後、上昇。さらに、銀行のJPモルガン(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が投資家向け説明会で経済や業績に明るい見解を示したため金融セクターが買われ、相場の上昇をけん引した。

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、127円47銭まで弱含んだのち、127円94銭まで上昇し、127円92銭で引けた。米4月シカゴ連銀全米活動指数が予想を下回り、対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。その後、米債利回りの上昇に伴いドルの買戻しが再開したほか、リスク選好の円売りが優勢となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の27085円。
ナイトセッションは、序盤は27000円を下回る水準での推移。
日付けが替わる頃から27000円台を固める値動き。しかし上値は重く、小幅高で引けました。

91パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/25(水) 08:15:59
反落 アジア、米株先物が軟調

24日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、海運、空運、非鉄、不動産、卸売など5業種が上昇。サービス、紙パルプ、陸運、繊維、ガラス土石など28業種が下落。
前日の米国市場は3指数ともしっかり。JPモルガンの業績見通しが好調で金融株が買われたほか、バイデン大統領が対中輸入関税の引き下げを表明し、投資家心理が改善しました。
東京市場は日経平均が4円高でスタート。上海、香港に加え、米株先物が軟調に推移し、東京も終始売りが先行。一日の安値圏で引けました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、SBGなど主力株が冴えず。ローソン、ABCマートなど小売株も売られました。半面、ANA、JALなど空運株が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26748円14銭(▲253円38銭=0.94%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1878.26(▲16.31=0.86%)

●リクルートHD[6098]
4600円(▲324)
大幅反落。シティグループ証券が23日付で当社株の投資判断を最上格の「買い」から「中立」に引き下げたことが手掛かり。リポートで「極めて景気敏感な収益構造にはリスクがある」などと指摘。目標株価も6500円から5100円に引き下げた。

●東京計器[7721]
1236円(△85)
6連騰で東証プライムの上昇率首位。岸田首相が23日のバイデン米大統領との会談で防衛費の相当な増額を確保する決意を表明し、同氏から強い支持を得たと表明。防衛省向けに実績がある当社への追い風と受け止められた。値動きの軽さも魅力に。

●Green Earth Institute[9212]
894円(△148)
一時はストップ高となる896円まで上昇。この日午前10時に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託しているバイオファウンドリ事業の一環として、16日にバイオファウンドリ拠点の一部の稼働を開始したことを発表。これが材料視された。

92パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/25(水) 08:22:19
『壁は厚く、堅い。いってこい』

23日の米国株は期待通りに続伸発したものの、CME米株先物夜間が朝から売られ、日本株を圧迫。それも時間を追うごとに下げ幅が拡大する状況となり、日経平均も後退戦。ほぼ安値引けとなった。
昨日の262円高に本日は253円安だから、日経平均はほぼ“いってこい”。5日線と25日線とのGC状態は維持されたが、終値が2万6748円と5日線(2万6760円)を割り込んでおり、順のパターンは崩れてしまった。昨日の動きがダマシだったかどうか、まだ何とも言えないが、2万7000円台の壁の厚さ、堅さを改めて意識させられた1日となった。

すべては米国株が震源のようである。動画投稿アプリの米スナップ株が業績ガイダンス不振から時間外で売られ、NASDAQ100先物がCMEで急落したことが日本株、特に小型株、グロース株への売りにつながった。TOPIXの下落率0.86%に対し、小型株指数1.16%、マザーズ指数3.16%と下落率が高く、いずれもNASDAQ安への警戒感が背景。中国株安も心理的な圧迫となった。
日替わりでの一喜一憂はこれまでもあったことだが、昨日期待した分だけ失望感も大きい。25日の気学運勢暦には「下放れ突っ込みは買い。逆なら見送るべし」とある。なら、いいが…。<5月24日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は48.38ドル高の31928.62ドル、ナスダックは270.82ポイント安の11264.45で取引を終了した。5月の製造業や4月住宅関連指標が軒並み悪化、景気後退入り懸念も再燃し、寄り付き後、下落。オンライン小売りなどの一部企業が高インフレなどが影響し消費センチメントの急速な悪化を警告し業績下方修正していることが投資家心理に影響し下げが加速した。しかし、引けにかけ、金利が低下し1カ月ぶり低水準となると、下げ幅を縮小。ダウは値ごろ感感からの買いも見られプラスに転じた。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、127円50銭から126円36銭まで下落し、126円88銭で引けた。米5月製造業PMI速報値が予想以上に低下、米5月リッチモンド連銀製造業指数は予想外のマイナスに落ちこみ、さらに、米4月新築住宅販売件数も増加予想に反し3月から大幅減少し、パンデミック開始直後の20年4月来で最低となる経済指標の悪化を受けて、米国経済の景気後退入り懸念が強まり、長期金利低下に伴うドル売りが加速。リスク回避の円買いも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26675円。
ナイトセッションは乱高下。序盤は日中終値付近での揉み合い。
米市場がオープンすると売りを浴び、日付けが替わる頃に安値26510円をつけました。NYダウが一時500ドル超の下げを演じ、ツレ安しました。
その後ダウが持ち直し、プラスに転じると下げ幅を縮小しています。

93パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/26(木) 08:05:41
小幅続落 手掛かりなし

25日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、不動産、海運、電力ガス、精密、ゴムなど18業種が上昇。その他製品、農林水産、サービス、自動車、保険など15業種が下落。
前日の米国市場は高安まちまちでしたが、序盤に下げた後は概ね戻す展開となりました。
東京市場は日経平均が37円安でスタート。上海、香港、米株先物は強含んで推移したものの、東京は強い買い材料がなく、前日終値付近で売り買いが交錯しました。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、任天堂など主力株が冴えず。SOMPO、MS&ADなど保険株も売られました。半面、三井不動産、三菱地所など不動産株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26677円80銭(▲70円34銭=0.26%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1876.58(▲1.68=0.09%)

●任天堂[7974]
5万7200円(▲2540)
続落。中国など一部を除き新型コロナ禍後の本格的な経済再開の潮流が広がり、「巣ごもり需要」の一巡が意識される。為替の円高修正の動きも逆風となって外国人投資家などの手じまい売りに押された。買い向かう投資家は限られ需給関係が軟化。

●ニトリHD[9843]
1万2935円(△615)
反発して25日移動平均線に迫る。24日に5月(4月21日〜5月20日)の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比3.0%減と4カ月連続で前年実績を下回ったが、アク抜け感につながった。客単価は同2.0%増。為替の円高修正が見直し誘う。

●サンワカンパニー[3187]
747円(△3)
連日での新高値。13日に2022年9月期業績予想の上方修正と、建売住宅事業などを展開するベストブライト(福岡県福岡市)の子会社化を発表。これらがきっかけとなり、株価は上昇基調を強めている。営業利益予想を従来の5億2000万円から8億0200万円(前期比2.9倍)に大幅増額。WEB広告やSNSによるマーケティングなど集客施策が奏功し、登録会員数が順調に増加。販管費の削減も利益を押し上げる。

94パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/26(木) 08:12:36
『FOMCを待つ。25日線割れ』

日経平均は続落。日中値幅210円と大きな動きなく、終値は仲値近辺。心理的には米FOMCの議事要旨公開とその内容を見た米国株の反応待ちといったところ。さらには米NASDAQ安を受けたハイテク売りに対し割安銘柄への押し目買いが需給面で拮抗、といったところか。

もっとも、米NASDAQ総合が終値ベースで安値を更新したことから、ハイテク売りという構図と見られたが、例えば日経平均の下落寄与度が高かったのは(1)ソフトバンクG、(2)リクルートHD、(3)電通、(4)ファストリ、(5)任天堂…の順だったから、ハイテク売りが日経平均を下たというわけではない。逆に、上昇寄与度のトップは東京エレクトロンだった。強いていえば高PER銘柄が売られた、というところか。
日経上昇寄与度で次ぐのは(2)第一三共、(3)ネクソン、(4)テルモ、(5)住友不動産…だったから、ここだけ見れば人気はディフェンシブへ逃げたということになる。証券系アナリストの格上げを受けて三井不動産が上昇したのを追って財閥系3社がそろって買われたあたり、健全な物色循環と見えなくもない。

とはいえ、日経平均は25日線を割り込んでしまった。そろそろここらで反攻のポーズを見せないと、押し込まれてしまう。もう一回、2万7000円台に突っかけて行けるようなら面白いのだが…。

なお、24日のNASDAQ総合は下ヒゲ足となったが、市場の売買高が急増。5月12日に並ぶ水準となった。先週金曜日に比べると3割近く多い。本当に投げが出れば、その程度の増加では収まらないかもしれないが…。<5月25日記>


米国株式市場は上昇。ダウ平均は191.66ドル高の32120.28ドル、ナスダックは170.29ポイント高の11434.74で取引を終了した。寄り付きは下落。その後上昇するも5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、様子見姿勢から上昇幅は縮小した。議事要旨では、大部分の当局者が今後2回の会合でも0.5%の利上げが必要だとの認識で一致していたことが明らかに。積極的な引き締め継続姿勢が示された一方で、タカ派姿勢への警戒を強める内容ではなく、安心感から上げ幅を拡大した。足元で売りが強まっていた小売りやハイテク銘柄にも買いが入り、相場の上昇をけん引。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、126円80銭まで下落後、127円50銭まで上昇し、127円30銭で引けた。米国の4月耐久財受注速報値の予想下振れでドル売り後、連邦公開市場委員会(FOMC)5月議会合事要旨の発表に向けてドル買いになった。FOMC議事要旨発表後は127円30銭台前後で推移した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の26795円。
ナイトセッションは、序盤は小安い水準での揉み合い。
米市場がオープンするとプラスに転じ、小幅高に。
FOMC議事要旨が発表されると100円ほど上げる場面もありましたが、結局は押し戻され発表前と同水準で引けました。
相変わらず上値は重いですが、FOMCを無事に通過したことは安心感を与えるでしょう。

95パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/27(金) 07:59:54
日経続落 半導体売られる

 26日の東京市場は小動き。TOPIX業種別騰落率は、空運、陸運、自動車、ゴム、不動産など23業種が上昇。非鉄、電機、精密、農林水産、石油石炭など10業種が下落。
 前日の米国市場は3指数とも上昇。前半は揉み合いましたが、FOMC議事要旨が概ね市場想定通りで、発表後は買いが優勢となりました。
 東京市場は日経平均が8円高でスタートしましたが、買い一巡後は失速。米エヌビディアの決算が不振で、日経寄与度の高い東京エレク、アドバンテストが売られ、日経は3日続落。
 個別銘柄では、住友鉱山、DOWAなど非鉄株が冴えず。ENEOS、コスモなど石油株も売られました。半面、JR東、京成など電鉄株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26604円84銭(▲72円96銭=0.27%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1877.58(△1.00=0.05%)

●ディー・エヌ・エー[2432]
1816円(▲170)
3日続落で東証プライムの下落率トップ。25日に医療ICTベンチャーのアルム(東京・渋谷)の株式を取得して子会社化すると発表したのが手掛かり。292億円あまりを投資で同社株式の57.5%を取得する計画だが、これが割高と評価された。

●三井不動産[8801]
2840.5円(△60)
4連騰で新型コロナ禍直前の20年2月以来、約2年3カ月ぶり高値に。6月にも外国人観光客の新規受け入れが再開される見通しとなり、国内のホテルや商業施設などの活性化につながると期待した外国人主体の買いが増加。三菱地所も新値追い。

●FRONTEO[2158]
1073円(△90)
4日ぶり反発。グロース市場全体の反発地合いに加え、25日引け後に医学論文探索AI「Amanogawa」が科研製薬[4521]で導入されたことを発表しており、これを材料視する向きもあったもよう。

96パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/27(金) 08:06:48
『半導体売って再開関連買う』

注目された米FOMC議事要旨は「随分と平和」(三井住友・宇野さん)なトーンだった。株式市場でも咎めるところがなかったようで、公表後に3指数ともプラスとなっての戻り。そのため、この日の日経平均は朝方、220円ほど上昇する場面があった。しかし、米エヌビディア株が夜間取引で売られたことから、半導体・ハイテク系銘柄に売り物が嵩んでマイナ水準へと沈んでしまった。

東京エレクトロンとアドバンテストの下落分を合計すると日経平均を70円ほど押し下げた勘定となり、終値での72円安はこの2銘柄の下落で説明がついてしまう。構成225銘柄のうちプラス銘柄が115銘柄と半数以上あり、数だけみればプラスということ。プライム市場でも値上がり銘柄数が56%を超しており、TOPIXの上昇をも考えれば、地合いは決して弱くはないことになる。

とはいえ、強いかというと、そういうわけでもなく。膠着相場の中での強含み、といったところ。プライム市場での新高値は56銘柄あり、手間いらず、寿スピリッツ、クリレスHD、T&Gニーズ、エムアップ、第一興商などリオープン(経済再開)関連銘柄が半数以上を占めていた。逆に、新安値でもオエノン、くら、ニップン、学研など内需系の苦境銘柄が顔を並べて68銘柄だから、下を向いている銘柄の数が多い。銘柄選別は慎重に。<5月26日記>


米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は516.91ドル高の32637.19ドル、ナスダックは305.91ポイント高の11740.65で取引を終了した。前日の流れを引き継ぎ、FOMC議事要旨が想定内の内容で連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げへの懸念が和らいだことに加え、インフレのピークアウトへの期待も相場のサポート材料となった。小売企業が相次いで市場予想を上回る四半期決算・見通しを発表したことで消費関連銘柄が上昇し、相場を押し上げた。引けにかけて上げは一服したが、ダウ・ナスダックともに終日堅調に推移した。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、126円89銭まで下落後、127円42銭まで上昇し、127円12銭で引けた。米国の1-3月期GDP改定値の下方修正を受けてドル売りになったが、週次新規失業保険申請件数の低下を好感してドル買いに転じ、また、米国株の大幅続伸によりリスク選好的な円売りも強まった。その後、米7年債入札の強めの結果を受けて長期金利が低下し、ドル買いは後退気味になった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比350円高の26960円。
ナイトセッションは、序盤は弱含み。日中終値をやや下回る水準で推移していました。
米市場オープンの頃には日中終値付近まで戻し、オープンするとぐんぐん上値を追いました。
午前2時頃には高値27020円をつける場面も。その後は26900円台で揉み合って引けました。今日は終値で27000円台に乗せられるかが見どころでしょうか。

97パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/30(月) 07:49:27
小幅高 上値は重い

27日の東京市場は小幅高。TOPIX業種別騰落率は、海運、保険、鉱業、鉄鋼、空運など24業種が上昇。電力ガス、ゴム、食品、薬品、その他製品など9業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも続伸。小売株や半導体株が戻し、全体のセンチメントも改善しました。
東京市場は日経平均が343円高でスタート。上海、香港などアジアが堅調に推移し、東京も買いが先行。ただ、週末とあって上値は追えず、序盤に付けた高値を抜けませんでした。
個別銘柄では、トヨタ、ソニー、東エレクなど主力株が強含み。川崎汽船、商船三井など海運株も買われました。半面、東電、関電など電力株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26781円68銭(△176円84銭=0.66%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1887.30(△9.72=0.52%)

●ニコン[7731]
1598円(△108)
続伸で4月21日以来の年初来高値。前日に「IR DAY 2022」を開催し、評価が高まった。精機事業におけるArF露光装置のシェア拡大などが期待される。野村やジェフリーズ、モルガン・スタンレーMUFGなど複数の証券会社が目標株価を引き上げ。

●ステラファーマ[4888]
376円(▲62)
反落で一時21年8月に付けた上場来安値に並ぶ。26日に再発悪性神経膠腫を対象とした「SPM―011」の開発について計画していたレトロスペクティブ調査を中止し、開発計画を変更すると発表し、嫌気された。引き続き開発計画の立案に取り組む。

●エクストリーム[6033]
1045円(△150)
ストップ高。26日引け後に角川ゲームス(東京都品川区)が会社分割し、新設された吸収分割承継会社であるDragami?Gamesを子会社化すると発表。これが材料視された。当社の課題である自社コンテンツ事業におけるサービスラインナップの拡充や、安定的な収益確保の手段として期待できると判断し、子会社化を決定。Dragami株式93.3%を第三者割当増資引き受けによって取得。取得価額は2億8000万円。

98パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/30(月) 07:58:32
『米ダウは変化日。膠着破れ日本株』

日本株は相変わらずの膠着状態だが、米国株は落ち着きが戻ってきたようである。ダウ工業株30種は26日で5日続伸(ダウ30・S&P500・NASDAQの順で弱い)。4月20日以来26営業日ぶりで25日線の上位置を回復した。水準的にはもっと重要な5月17日戻り高値3万2654ドルにあと17ドルと迫った。本日のシカゴ先物夜間が小幅マイナス水準で推移したことから、日本株も上値が重かったが、27日はダウ平均にとって重要な変化日という。
3連休前(30日はメモリアルデー休場)の今晩、相場が何らかの形で決定的な変化を見せてくれるかもしれない。もちろん「変化日」だから、下に変化ということもあるわけで、戻り相場入りが確約されているわけではない。

本日の日経平均も朝方の高値が2万6996円と、2万7000円手前で一杯になってしまった。日経新聞までが「2万7000円=壁」論を張り始めたが、失礼ながら「日経が書き始めたら織り込み済み」の”市場格言”もある。心強いことに、気学運勢暦には来週月曜日の5月30日について「目先のポイントをつくる注意日」とある。六曜は「大安」、月齢は「新月」…。う〜ん、なにやら特殊な領域に入ってしまいそうである。

ま、これだけ煮詰まっている日本株。どちらかに離れておかしくないタイミングではある。5月30日の「今日の株式・明日の株式」ではマネックス証券・岡元兵八郎さんをお招きして「米高株はどこで底を打つか」を伺うつもりだ。<5月27日記>


ダウ平均は575.77ドル高の33,212.96ドル、ナスダックは390.48ポイント高の12,131.13で取引を終了した。寄り付きから上昇。朝方発表された4月の個人消費支出(PCE)物価指数で物価上昇率の減速が示され、インフレ加速への懸念が後退した。連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とするコア指数は前年比で4.9%の上昇と2カ月連続で伸びが鈍化。ソフトウエア銘柄の好決算や長期金利の低下がハイテク株のサポート材料となった。週末を控え利益確定の売りも出やすい中ではあったが、取引終盤にかけて上げ幅を拡大した。

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、126円82銭まで下落後、127円25銭まで上昇し、127円12銭で引けた。米国のインフレ指標である4月コアPCE(個人消費支出)価格指数の伸びが鈍化し、5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が下方修正され、米10年債利回りが一時2.70%台まで低下するなかでドル売りが先行。その後、ロンドンフィキシングに絡んだとみられる欧州通貨や円の売りでドル買いとなり反発した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の27140円。
ナイトセッションは堅調推移。小高く始まると、序盤は26900円どころでの揉みあい。
21時半の指標でさらに水準を切り上げ、米市場オープンの前後は27000円水準に。
しばらく27000円どころを固める動きの後、終盤は上げ幅を拡大しました。

99パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/31(火) 07:44:33
続伸 2万7000円回復

30日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、サービス、電機、機械、その他製品、化学など30業種が上昇。海運、電力ガス、保険の3業種が下落。
前週末の米国市場は3指数とも大幅続伸。個人消費支出の伸びが前月より鈍化し、インフレのピークアウト感が意識されました。
東京市場は日経平均が311円高でスタート。序盤に下押しされた場面でも2万7000円を割り込まず、以後は終始強気ムード。香港、上海などアジアも堅調に推移し、東京も一日の高値圏で引けました。
個別銘柄では、ソニー、パナソニックなど電機株がしっかり。東京エレク、アドバンテストなど半導体株も買われました。半面、東電、関電など電力株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27369円43銭(△587円75銭=2.19%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1922.44(△35.14=1.86%)

●リクルートHD[6098]
4694円(△294)
反発。岸田文雄内閣が6月に閣議決定する「新しい資本主義」実行計画で人への投資に重点を置き、働き手が成長分野へ円滑に移れる仕組みを整える方針と伝えられ、国内での人材の流動性が高まることを期待した買いが増加。他の人材関連株も高い。

●キャンドゥ[2698]
2495円(▲251)
大幅反落。本日に第2四半期末の権利落ち日を迎え、配当(8.5円)や株主優待目的で保有していた個人投資家主体の売りに押された。27日に株式分割を考慮した実質の上場来高値を付けていたため、当面の利益を確定する売りが増えた面もある。

●アンビスHD[7071]
4220円(△190)
大幅反発。有料老人ホーム「医心館」を展開。相場全体の地合改善に加え、大和証券が27日付で新規に投資判断「2(強気)」、目標株価5000円で調査を開始したのが材料視されたようだ。同証券アナリストは当社について、看護師の採用力や医師とのネットワーク構築などに優位性があると判断。高PERだが、高い成長性と収益性を評価しているもよう。

100パナシア@仲田奈々愛好会:2022/05/31(火) 07:53:32
『何かが変わった。2万7000円突破』

日経平均は先週金曜日に比べて587円高。ボラが高かった時期には500〜600円程度の幅での高安はいくらでもあったが、膠着感が極まったような先週後半の動きの果てに現れた上放れだから、心理的なインパクトは強烈だ。4月21日(2万7553円)以来、約1か月ぶりの水準だし、チャート上の目先フシはこの4月21日高値突破となる。7000円台半ばの2万7500円を突き抜けることができるか、あるいはそれで戻り一巡感が出てしまうか、が戻りの強弱を測るメジャーになる。ふん、何が「2万7000円の壁」だよ。

先週も書いたようにダウ平均は27日が変化日。そのタイミングで6連騰。その1週間の反発で直前8週間連続安した値幅の半分以上を取り戻したのだから、上昇の勢いには相当なものがある。今週はISM、雇用統計など重要経済統計の発表週。それをひとつひとつ確認して背景条件をチェックしていけば、来週はFOMC(14〜15日)前の静かな週となる。ベアマーケット・ラリー(弱気相場下の戻り)でもいいが、とにかくこの先2週間ぐらいは平和な時期があってもいい。

「何かが変わった」と荒野さん。番組出演時には、聞きようによっては当方よりも強気に転向したかのような口吻であった。果たして、今年の後半高まで示唆するような展開に突入するかどうか。31日、6月1日にかけての動きが示唆することになるだろう。本日夕刻、CMEダウ先物夜間は200ドル超の上げ。今晩の米国市場が休場となる、この品薄の時間帯に頑張らなくてもいいだろうに…。<5月30日記>


米国株式市場はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)のため休場。
主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いた。ドイツのインフレ率上昇を受けてリスク選好的なユーロ買い・円売りが優勢となった関係でドル・円は下げ渋り。127円42銭から127円82銭まで買われおり、127円55銭で取引を終えた。

ナイトセッションは米市場が休場のため動意薄。
終始小安い水準で推移しました。日中終値比80円安の27320円で取引を終了。


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