したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

将棋2019

96パナシア@仲田奈々愛好会:2020/10/06(火) 09:55:27
【王将戦 挑戦者決定リーグ 豊島竜王―藤井二冠】

相がかりの出だしから、後手の藤井が先に横歩を取る珍しい展開に。
夕方ちらっと見たときは後手が端攻めに出た場面で、98歩と叩いたあたりは後手優勢と思いました。
が、結果は豊島勝ち。棋譜を並べてみると藤井が寄せそこなっているように思えました。
しかし寄せそこないを生んだのは豊島の驚異的な粘りがあったからで、並の棋士が相手なら寄せ切っていたでしょう。

これで豊島―藤井の対戦成績は豊島の6戦全勝。
これだけ勝っている藤井が豊島にだけ勝てないのは不思議といえば不思議ですが、相手は竜王・叡王であり、不思議がるのは豊島に失礼かもしれません。
ただ、9月の2局を見ると、どちらも優勢の将棋をひっくり返されて最後は即詰みに討ち取られており、相性が悪いのかもしれません。

97パナシア@仲田奈々愛好会:2020/10/27(火) 10:12:35
【王将戦挑戦者決定リーグ 藤井二冠(先)―永瀬王座】
驚いたね。
と、いきなり十六世名人の得意のセリフで始めてしまいましたが、本当に驚きました。

戦型がまさかの後手四間飛車。
永瀬王座はかつては振り飛車党でしたが、最近は完全な居飛車党。このところ、彼の振り飛車を見た記憶が全くありません。
それをなぜこの強敵相手にぶっこんできたのか・・・?

第31期名人戦、大山名人―中原十段戦では、2勝3敗と追い込まれた中原が第6,7局と振り飛車を連採し、初の名人に輝きました。
中原は第5局終了時点で「今期はダメだが、来年はまた挑戦者になれる」と思ったそうです。
名人戦終了後の記者の座談会では「カド番に追い込まれた中原は、やる手がなくなって、やりたくない振り飛車を指して勝った」と発言した記者が居ました。
今回の永瀬王座はそこまで追い詰められた状態ではなかったはず。

久保九段との王座戦五番勝負で、振り飛車の良さを見出したのでしょうか・・・?
そういえば王座戦の後、「振り飛車は三間、四間、中飛車、向かい飛車といろいろと振る筋があるから選択の幅が広い」というようなコメントを残しています。

さて、戦型は昔懐かしのノーマル四間飛車。昭和の将棋を見ているようでした。
中盤以降は永瀬王座がずっと良かったように思いましたが、実は接戦で、藤井二冠にも勝つチャンスはあったらしいです。
「根絶やし流」の異名どおり、永瀬王座が藤井二冠の攻めを切らしにかかり、最後は反撃に転じて即詰みに討ち取りました。

藤井二冠が先手を持ち、後手が飛車を振った場合はほとんど負けていないはず。この結果もやや意外でした。(と言ったら永瀬王座に失礼か・・・?)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板