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将棋2019

1パナシア@仲田奈々愛好会:2019/01/14(月) 10:01:24
【大阪王将戦を占う】

3連覇を目指す久保利明大阪王将(43)に5期ぶり復位を狙う渡辺明棋王(34)が挑む将棋の
第68期大阪王将杯大阪王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催、イートアンド特別協
賛)7番勝負が始まりました。

久保は前期王将戦で、当時無冠の帝王だった豊島将之二冠を退けて防衛。A級順位戦はやや不振なが
ら残留を確定。
渡辺は昨期は竜王失冠、A級陥落とさんざんでしたが、B1順位戦では独走状態でA級復帰を決定。
実力は互角でしょうか。

振り飛車党受難の時代が続きます。広瀬王子・永瀬軍曹といった振り飛車党が居飛車に転向し、最近
のトップ同士の対戦というと角換わり腰掛銀ばかり。
飛車を振った途端に評価値が100から200マイナスに振れるという話もあり、振り飛車党のためにも久保
大阪王将には頑張ってもらいたいところです。

大阪王将位のゆくえは、第4局ぐらいまで見てみないと分からないところ。4-0といった一方的なスコア
にはならないでしょう。

恒例の勝者罰ゲームは、大阪王将の制服を着て餃子作りに挑戦、かな?

2パナシア@仲田奈々愛好会:2019/01/14(月) 22:53:07
【観戦記】
渡辺棋王の快勝、いや完勝でした。馬に当てられた飛車をぶった切って玉頭に殺到。久保王将に粘る余地を与え
ず攻め倒しました。
振り飛車党受難の時代だとか、飛車を振った途端に評価値が100から200マイナスに振れるとかは関係ないのでは
ないかと思わせました。渡辺棋王の充実ぶりがうかがえます。
後手番の第2局を勝てば王将奪取の確率は85%ぐらいになるのでは。

3パナシア@仲田奈々愛好会:2019/01/27(日) 07:59:17
【王将戦第2局】
古風な(?)振り飛車戦になりました。すぐに大決戦にはならず、しばらく手待ちが続くような気がします。
渡辺棋王の31玉型は、箱入り娘でいいのかな?(違ったか?)

4パナシア@仲田奈々愛好会:2019/01/30(水) 08:16:34
【叡王戦 渡辺―菅井】
菅井七段が一方的に攻め倒しました。42銀〜31角という典型的な美濃崩しをもろに食らっては渡辺棋王と
いえども手の施しようがなかったようです。何か誤算があったのでは。

菅井七段はこれで永瀬軍曹との挑戦者決定三番勝負に進出。どちらが挑戦者になっても叡王戦七番勝負は
おもしろい戦いになりそうです。

5パナシア@仲田奈々愛好会:2019/02/17(日) 09:03:16
【朝日杯決勝 渡辺―藤井】
角換わりになるのかな、と思いましたが、渡辺棋王がこれを拒否。
デイリーの記事によれば相雁木とのことですが、右銀が57(後手は53)に上がっていないのに
雁木と呼べるのでしょうか? 飛先不換の相懸かりでは?

中盤以降、藤井七段が攻勢に出てそのまま押し切りました。渡辺棋王に良い場面はなかったと
思います。藤井七段の快勝、渡辺棋王は完敗といっていいでしょう。

今回、藤井七段は本戦から出場。稲葉・糸谷・行方・渡辺と骨っぽいところを負かしての連覇。
すべて後手番というのは価値が高いと思います。

6パナシア@仲田奈々愛好会:2019/02/20(水) 08:18:25
【朝日杯決勝 渡辺―藤井】補足

渡辺棋王に良い場面はなかったと思いましたが、中盤に34歩と飛車を追われた局面で飛車を引いたのが
良くなかったらしいです。ここで75銀と打って反撃すればむしろ先手よしだったとか。

終盤、藤井七段に44竜という大技が炸裂。この意図は先手の66角を移動させることにあります。
66角がいなくなれば先手玉はアマ4級でも分かる五手詰。

指し続けるなら33飛成と迫る手だったでしょう。同竜は同角成から詰んでしまうので33同玉ですが、22角、
42玉、44角成と迫ってどうでしょうか?(これでも後手勝ちだと思いますが・・・)

しかし渡辺棋王は諦めていたのか44竜を同角と取り、詰まされる順を選んで終局となりました。

7パナシア@仲田奈々愛好会:2019/02/20(水) 08:18:56
【叡王戦挑戦者決定戦第2局 菅井―永瀬】

阪田流を思わせる出だしから菅井七段が三間飛車に。この展開は羽生―菅井の王位戦でも出現し、王位奪取に
つなげました。
序盤、永瀬七段がかなり手得をし、指しやすいのかと思いましたが、中盤以降は菅井七段が優位に立ち、その
まま押し切りました。終盤は中段に釣り出された永瀬玉が単騎で逃げ回る展開になり、スリリングな展開でした。

挑戦者の決定は第3局に持ち越されました。次に勝ったほうが叡王になるでしょう。(最後の叡王かも)

8パナシア@仲田奈々愛好会:2019/02/24(日) 07:45:58
【叡王戦挑戦者決定戦第3局 菅井―永瀬】

第1局と同様、中飛車から相穴熊に。終盤、永瀬七段が1筋に駒を集中させて攻め倒しました。
香車の3段ロケット、2段ロケットの繰り返しが印象に残ります。

叡王奪取率は80%ぐらいあるとみます。豊島二冠が棋聖・王位を保持している今、無冠の帝王
となった永瀬バ七段がついに序列3位のタイトルホルダーですね。おめでとうございます。

その叡王戦は、存続が危ぶまれて(?)います。ドワンゴの夏野社長いわく
「叡王戦は少なくとも今年は大丈夫。将棋はこれまで盛り立ててやってきた。この動きをドワン
ゴ1社でない形に広げて、将棋連盟さんを盛り上げたい。ここまで将棋がネットで定着したこと
は財産。 1社で支えるのはきつくなってきているが、ネット業界に知り合いが多いのでうまくや
っていきたい」
とのことです。

特別協賛をしてくれるスポンサーを探して、〇〇杯叡王戦という形で存続を模索するのが現実的
でしょうか。

9パナシア@仲田奈々愛好会:2019/03/28(木) 08:07:54
【竜王戦 中田八段―藤井七段】

ずっと中田八段が優勢で、勝利目前という感じでしたが、トン死筋をうっかりして藤井七段が大逆転勝ち。
後手の62銀を同竜と取ったのが致命的な大悪手で、竜が7筋からそれたことで先手玉に詰み筋が生じました。

とはいっても、あれを同竜と取るなというのは人間には無理なのでは。凄い将棋を見ました。

10パナシア@仲田奈々愛好会:2019/04/11(木) 08:02:35
将棋名人戦、異例の千日手 16年ぶり「指し直し」に

佐藤天彦名人(31)に豊島将之二冠(28)が挑戦する第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第1局は、
10日午後3時2分、同一手順を繰り返す千日手(引き分け)が成立した。先手番と後手番を入れ替えて、11日午前から指し直し
となる。名人戦での千日手は16年ぶり。

 佐藤名人の先手で角換わり腰掛け銀になった。中盤、佐藤名人が敵陣に馬を作ったが、二の矢がない。先手が馬を、後手が飛車を動
かす手順が続き、同じ局面が4回現れたため、千日手が成立した。


これはどう考えても佐藤名人がやりそこなっているでしょう。指し直し局は後手番になってしまうし、持ち時間は挑戦者より2時間ほど少なくなるし。
では何がまずかったかといえば、やはり45桂でしょうか。後手玉が31にいる局面では成立しないのでは。

振り飛車党の戸辺七段が、意外にも角換わりの解説がうまいので感心しました。昨年の杉本七段(当時)にも同じことを感じました。
プロは棋風に合わない将棋でもそれなりに解説できるようです。

11パナシア@仲田奈々愛好会:2019/04/11(木) 08:09:47
佐藤名人は9時間制では鬼のように強いのですが、それ以外では普通の棋士です。いわば
9時間制では東京競馬場でのウオッカ、それ以外では東京競馬場以外でのウオッカ、といえるでしょう。

本日の持ち時間は、佐藤名人が4時間なのに対し豊島二冠は6時間です。挑戦者は順位戦のつもりで
指せばいいでしょうが、名人は棋聖戦か王座戦のつもりで指さねばなりません。
これはどうみても挑戦者有利でしょう。

12パナシア@仲田奈々愛好会:2019/04/12(金) 08:33:01
【名人戦第1局 指し直し局】

まずは朝日の記事。
『異例の指し直し、豊島二冠が佐藤名人に勝利 将棋名人戦

第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局の指し直し局
が11日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われ、午後7時38分、挑戦者の豊島将之二冠(28)が佐
藤天彦名人(31)に73手で勝って、開幕戦を白星で飾った。』

続いて毎日の記事。
『豊島王位が一気の寄せ 佐藤名人に先勝 名人戦第1局

東京都文京区のホテル椿山荘東京で指されていた第77期名人戦七番勝負第1局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、
大和証券グループ協賛、藤田観光協力)の指し直し局は11日午後7時38分、挑戦者の豊島将之王位(28)が
佐藤天彦(あまひこ)名人(31)に73手で勝ち、初の名人位獲得に向けて好発進した。』

当然ながら、対局者名・対局場所・終了時刻・手数などは同一になります。
ただし両社の記事には相違点もあり、主催者名には自社を先に書いています。(笑)
ほかにも違いがあり、

おっと回覧板が回ってきたので続きはまた。もうお分かりでしょう。

13パチドランカーK:2019/04/12(金) 10:25:20
全然分からんけど(笑)

毎日の記事には藤田観光が入ってるくらい?

あ、豊島二冠と豊島王位の違いか?・・・まぁどちらも正解なんだよね?(全く知らんけど(笑))

14パナシア@仲田奈々愛好会:2019/04/13(土) 07:45:02
>毎日の記事には藤田観光が入ってるくらい?

>あ、豊島二冠と豊島王位の違いか?・・・まぁどちらも正解なんだよね?

藤田観光の有無ももちろんありますが、豊島挑戦者の肩書きを問題にしたいと思います。
毎日にだけ藤田観光が山吹色のお菓子を渡しているということはないでしょう。(たぶん)

豊島挑戦者は王位と棋聖の二冠を保持しています。
したがって普通は豊島二冠(または豊島王位・棋聖)という呼称になるのですが、毎日はな
ぜか棋聖をスルーしています。

これが王将と棋聖の二冠だったら棋聖をスルーして豊島王将と呼ぶのは分かります。王将
戦は毎日・スポニチの主催なので。
しかし王位戦は新聞三社連合、棋聖戦は産経の主催であり、毎日とは関係ないはず。

なぜ毎日が棋聖をスルーしたのか、棋界の225不思議の一つです。

15パナシア@仲田奈々愛好会:2019/04/24(水) 08:15:25
【名人戦第2局】
角換わりから、互いに自陣角を打ち合う展開。
これは矢倉と同じことになるのかな、と思いましたが少し雰囲気が
違うようです。

中盤は佐藤名人が攻勢に出る展開。名人が優勢の局面もあったよ
うですが、長くは続かず、終盤は一方的な展開になりました。
豊島二冠が攻めながら飛車を取る理想的な攻め。
最後、形作りに来たところを華麗な即詰みに打ち取りました。

これで豊島二冠の2勝0敗。9時間制に絶対の強みを持つ佐藤名人が
相手ではありますが、名人奪取に大きく前進したといえるでしょう。
逆に佐藤名人は後がありません。先手番の第3局を落としたら98%失
冠するでしょう。

第31期名人戦では、2勝3敗と追い込まれた中原十段が振り飛車を連採
して逆転で名人を獲得しました。中原十段は「今期はダメだが来期はまた
挑戦者になれる」と考えていたそうです。
佐藤名人も開き直って指してみたらいいかも・・・・・。

16パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/07(火) 23:20:37
【名人戦第3局】
佐藤名人は角換わりにはしないのではないか、と思っていたので戦型が少し意外でした。

封じ手は55銀左か33銀の2択。55銀左なのではないかと予想します。
この後、後手からは攻め筋がたくさん有りそう。後手有望に思えますが、名人はどう対策
するのでしょうか。

17パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/09(木) 08:26:16
【名人戦第3局】
終了直前まで優劣不明の大激戦になりました。
細い攻めをつなぐ佐藤名人らしい指し回しで、決めたかに思えたのですが、最終盤で
やりそこなったようです。
最後は名人の玉に必死がかかり、豊島玉を詰ましに行ったところが王手の千日手で逃れ
るという劇的な幕切れになりました。

これで挑戦者の3連勝。名人戦が4局で終わってしまうのは残念なので、名人には意地を
見せてほしいところです。

18パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/12(日) 08:00:00
【叡王戦第4局】
昨日は夕食休憩のあたりから中継を見ていました。
パッと局面を見たときは、永瀬七段が飛車を振ったと思いました。まさか横歩取りだった
とは・・・。

33歩成とと金を作ったときは、先手よしではないかと思いました。角と銀桂の二枚換え。
9筋を突き越している。自陣に敵兵の影もない。
しかし、ソフトの評価値を見ると実際にはそれより前、飛車交換をしたあたりから少しずつ
後手よしだったらしいです。(驚)
私の形勢判断はあてになりません。

後手は飛車と桂での攻め。1筋に作った2枚の馬が守りによく効きました。最後は1枚を自陣に
引きつけて寄せました。

これで永瀬七段は4連勝で新叡王に。もともと「いつタイトルを獲ってもおかしくない」と高く
評価されていた棋士。強烈な個性の持ち主であり、今後の活躍が期待されます。
敗れた高見叡王は、終了後泣いていたように思います。まだ若いし、巻き返しは充分にあるでし
ょう。この人の解説は絶品です。解説は的確、トークもおもしろい。頑張ってほしいところです。

次は、どんなタイトル戦が来るのでしょうか? 次回の名人戦でお会いしましょう!

19パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/12(日) 08:04:30
その昔、将棋世界で行われた座談会での五味康祐氏(作家)の発言を思い出しました。

名人戦で、あと一歩で名人になれなかった棋士が盤の前で泣いたという話を聞いたことがない。
オレだったら泣くなあ。そうあってほしいよ。
長嶋の引退がなぜ素晴らしかったかといえば、外野を回って泣いたからですよ。升田は泣きは
しなかったが、それに近いようなアレがあった。それが升田が人気があったゆえんでもある。

20パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/17(金) 08:03:25
【名人戦第4局】
封じ手は、私には43銀しか考えられないのですがどうでしょう。

さて、これを機会に佐藤天彦名人について書いておきましょう。
指しやすい⇒有利⇒優勢⇒勝勢、と細かい有利を積み重ねていくのが実にうまい
と思います。
受け将棋といわれますが、鉄板流といわれる森内十八世名人、受け師といわれる
木村九段とも違うタイプでしょう。

鉄板流は、美濃囲いができているところにさらに48金打と金を投入するイメージ。
受け師はとにかく我慢に我慢を重ねる印象。「土下座の歩」といわれる8段目の歩
を打つことも辞さず、靴を舐めろと言われれば舐め、ドブさらいをしろと言われれば
するというイメージです。

これに対して佐藤名人の受けは、相手の力を吸収して失わせていくようなイメージ。
一手ごとに相手の血液を100㏄ずつ吸い取っていくような感じです。相手は十数手で
死に至るでしょう。
よって、終了図はペンペン草一本生えぬ荒涼とした局面になっていることが多い。
大山十五世名人の棋風に近いのではないかと思います。

その佐藤名人ですが、名人戦七番勝負以外では丸っきり凡庸な成績。その名人戦も
0勝3敗と後がありません。さて・・・・・。

21パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/17(金) 22:26:57
将棋の豊島棋聖、名人奪取し三冠 平成生まれ初の名人
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000570-san-cul

「普通の」タイトル戦ならともかく、9時間制には絶対の強さを見せる佐藤名人だけに、
0勝4敗というスコアは意外でした。
豊島新名人は、これで王位・棋聖と合わせて3冠を保持。しばらくは豊島・渡辺の2強時代
になりそうです。

22パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/18(土) 07:43:27
【第77期名人戦】
結果論ですが、佐藤名人にすれば第1局を千日手にしてしまったのが痛かった。
あれはどう考えても誤算であり、その結果波に乗れないままズルズル行ってし
まった印象です。

このところ王将戦、叡王戦、名人戦とストレート決着が続きます。(棋王戦は
3-1でしたが)
しかもこの3つはすべて挑戦者の奪取。挑戦者が強すぎたのか、タイトルホルダ
ーが弱すぎたのか・・・。

6月4日開幕の棋聖戦(豊島ー渡辺)が楽しみです。三冠対二冠の対決。最強者
決定戦といっていいかもしれません。3-0決着にはならないものと思います。

23パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/05/23(木) 08:24:42
【王座戦 (先)渡辺ー久保】

久保九段の四間飛車。久保九段は今さら横歩取りや角換わりの研究はできないでしょう。
後手は左金を進出させて2筋を制圧する作戦。27歩と謝らせたあたりは後手が指せるの
ではないかと思いましたが、先手も6筋と8筋に位を取って代償を求めます。

後手が角道を止めているので穴熊か左美濃にすることもできたはずですが、最近流行の「
バランス重視」で玉を78に置いたまま戦いました。
中盤、先手が銀を捨てて玉頭に殺到。そのまま攻め切りました。後手は歩切れが痛かった
と思います。

渡辺二冠の次戦の相手はたぶん豊島名人。棋聖戦と並行して行われるので楽しみです。

24パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/05(水) 07:42:39
【棋聖戦第1局 豊島棋聖ー渡辺二冠】

三冠対二冠の対決。現役最強どうしの頂上決戦と言ってもいいでしょう。
矢倉模様の出だしでしたが、やはり矢倉にはならず、双方が2枚の銀を中央に繰り出す
戦い。戦型は、相懸かりとしか言いようがないと思います。

中盤は駒の損得が激しく入れ替わる激戦。
終盤、豊島玉は中段に吊り出され、入玉もあるかも、と思わせましたが渡辺二冠は歩を細
かく使って追い返す。
ソフトの評価を見るとお互いにけっこう悪手を指しています。渡辺二冠が優勢の時間帯が
長かったようですが、最後に悪手を指した渡辺二冠が敗れました。1分将棋の中、中段で
遊泳している豊島玉を寄せ切るのは至難だったと思われます。

勝った豊島棋聖は防衛に向けて好発進。後手番で勝ったのは大きいでしょう。最後は双方
1分将棋、168手の熱戦でした。次回も期待。

25パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/07(金) 09:14:17
羽生善治九段、王位挑戦ならず 再び「千駄ヶ谷の受け師」木村一基九段に敗れる
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000222-sph-ent

「木村が挑戦者になった」ではなく「羽生が挑戦者になれなかった」を見出しにもって
くる編集はどうかと思います。知名度の点で仕方がないかと思いますが・・・。

羽生九段破り王位挑戦権獲得の木村九段に聞く「私でいいのかという戸惑いがあります」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000282-sph-ent

謙虚な受け答えですな。今、無冠の棋士のなかでは最もタイトルに近かった男だと思うの
で頑張ってほしいです。三冠を保持する豊島名人を負かすのはホネですが・・・。
木村九段は解説をやらせると抜群にうまいですね。現役最高でしょう。ちなみに2番目は
高見前叡王。

26パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/17(月) 07:51:49
【A級順位戦 渡辺ー木村】
角換わりから手待ちを繰り返す、最近流行の形。
中盤、木村九段が攻めかかりましたが、これが無理攻めだったようで、受け止められ
たところで投了となりました。
はげしい戦いを期待していたので少し残念。
王位戦七番勝負に挑む木村九段にははげましの言葉を贈ります。
ハーゲンダッツのアイスクリームでも食べて頑張ってください。

【A級順位戦 広瀬ー稲葉】
昨年、竜王を獲ったあたりは現役最強かと思わせた広瀬竜王ですが、どうもこのとこ
ろ調子がよろしくありません。
前記の順位戦では終盤に連敗し、棋王戦五番勝負も敗退。
本日もいいところなく敗れた印象です。

単なるスランプなのか、竜王獲得が確変だったのか、・・・推移を見守りたいと思い
ます。

27パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/17(月) 07:53:19
【NHK杯 山崎ー渡辺大】
山崎八段は元叡王・元NHK杯選手権者の強豪。これを負かすのは大変だろうと思いましたが、
渡辺五段が金星を挙げました。

結果的に後手の89金は泣きたいような手になりました。金底の歩は自陣では無類の強さを発揮
しますが、敵陣では遊び駒になってしまう可能性が大です。

山崎八段は感情が仕草に出ておもしろいと思いました。三枚堂六段が解説がうまいのには感嘆。

28パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/19(水) 22:17:54
【棋聖戦第2局 豊島棋聖ー渡辺二冠】

どちらを応援するでもないですが、2-0になると五番勝負のおもしろみがなくなるので、
良かったのではないでしょうか。
ざっと並べてみただけなので勝因・敗因といっても分かりませんが、豊島棋聖に何か誤算
があったように思います。詳しくは明日。

29パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/20(木) 07:51:43
【棋聖戦第2局 (先)豊島棋聖ー渡辺二冠】

角換わりから後手が手待ちを繰り返す、最近流行の形。
44手目の55銀が新手らしいです。
渡辺二冠が攻勢に出て、66手目の64桂は気持ちのいい手に映りましたが、悪手
だった模様。
後手の攻めは細く、先手が最善を尽くせば切れていたようですが、神様でもコン
ピューターでもないのでやむを得ないでしょう。

これで改めての三番勝負。第5局まで行くことを望みます。

30パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/26(水) 07:42:51
【王座戦 豊島名人ー渡辺二冠(先)】

角換わりに。例によって後手は手待ちかな、と思っていたら、後手が65歩と位を取った
ところで先手が仕掛けました。この仕掛けは悪くはなかったようです。
局面が一服すると後手が反撃。飛角銀桂を7・8筋に集中させる迫力ある攻めでした。
間隙を縫って先手も反撃。ただ、どうしても届かなかったようです。最後、先手は32角
と大技を繰り出しましたが、取ってもらえず、飛車を取られたところで先手投了となりま
した。

渡辺二冠も致命的な悪手を指した訳ではないと思いますが、徐々に後手ペースとなりその
まま押し切りました。さすがは第一人者という勝ちっぷりでした。
投了図では後手玉は寄りそうにありませんが、先手玉も詰まされるまでには相当時間がか
かるものと思われ、もしアマ三段が後手をもって指したら先手が勝つでしょう。熱戦でした。

31パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/30(日) 08:32:51
【棋聖戦第3局 豊島棋聖ー渡辺二冠(先)】

先手は矢倉を選択。ただし後手は矢倉に組まず、角換わりの後手番のような陣立てでした。
最近は矢倉と言ってもきちんと囲わず、先日の永瀬ー高見戦のように67金左〜78玉のよう
に組む(土居矢倉というそうな)こともありますが、本局の先手はきちんと矢倉に囲いまし
た。

中盤、先手は飛車を6筋に展開させ、交換した桂馬を46に打って後手の銀をはがす。その後も
6筋に攻め駒を集中させ、攻め倒しました。
投了図では55馬・65飛・63と・74成銀と攻め駒が迫っており、54に歩が垂れています。先手
玉も薄いものの寄りはなく、このまま指し続けるとボコボコにされるので潮時と判断したのでし
ょう。

これで渡辺二冠の2勝1敗。棋聖位獲得まであと1勝となりました。どちらを応援するでもないで
すが、第5局まで見たいので、第4局は豊島棋聖を応援します。

32パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/06/30(日) 08:35:11
プロ10×アマ10が激突 将棋朝日杯、アマ5勝の健闘

プロ・アマが10人ずつ対戦し、アマが5勝というのは大健闘でしょう。アマの中には元奨励会
三段も何人かおり、四段まであと一歩という人もいたと思うので、プロ四段に遜色ない実力の
持ち主もいたとは思います。
しかし、三段リーグを抜けられた人と抜けられなかった人との間には厳然たる差があるはず。
アマの対戦相手がC1やC2でくすぶっているロートル六段(または七段)ならばアマ乗りですが、
四段になりたての若手はかなり強いはずです。それを相手に5勝5敗というのは驚異的とも思える
成績です。やはりインターネットとソフトの普及によりプロ・アマの差が少なくなってきたので
しょうか。以下記事

第13回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の幕開けを飾るプロアマ一斉対局が29日、
東京都渋谷区と大阪市福島区の将棋会館で行われた。新鋭プロ10人とアマ10人が対戦し、ア
マが5勝を挙げる健闘を見せた。

プロアマ一斉対局は1次予選の1回戦に当たる。後のトップ棋士が苦戦することも多く、豊島将之
名人(29)や斎藤慎太郎王座(26)はデビュー間もない頃に敗れたことがある。朝日杯でアマ
が5人以上勝つのは、7年ぶり2回目。前回、前々回はアマの1勝止まりだった。

■対戦結果(左が勝ち、▲が先手)

 西田拓也四段 124手 ▲知花 賢アマ
▲鈴木勝裕アマ   89手  山本博志四段
▲本間青磁アマ 119手  斎藤明日斗四段 
荒木 隆アマ 146手 ▲出口若武四段
 古森悠太四段 118手 ▲横山大樹アマ
▲湯上真司アマ 121手  長谷部浩平四段
▲杉本和陽四段 127手  小山怜央アマ
▲本田 奎四段   97手  遠藤正樹アマ
▲黒田尭之四段 105手  天野倉優臣アマ 
畠山大樹アマ 134手 ▲池永天志四段

33パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/01(月) 07:55:45
朝日杯のプロアマ戦で一番おもしろかったのは、古森悠太四段対横山大樹アマ戦です。

後手の古森四段が三間飛車。なんか古森四段は相手を舐めているというか、遊んで指し
ているという感じがしました。(そんなことはないのでしょうが・・・)

終盤の入り口までは横山アマが良さそうでしたが、終盤に古森四段が剛腕を発揮して逆転
勝ち。 プロの底力を見た気がします。
中盤、8筋に駒柱ができました。

34パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/02(火) 07:48:17
【順位戦 藤井聡太ー堀口一史座の見どころ】

堀口七段は、NHK杯準優勝・新人王戦準優勝・銀河戦準優勝・朝日オープン将棋選手権
初代選手権者、といった輝かしい棋歴を誇ります。藤井七段にとっては強敵です。

戦型は、藤井は居飛車でしょうが堀口は両刀遣い。振り飛車も充分に考えられます。
堀口は5時間24分という記録的な大長考をしたことでも知られます。順位戦は持ち時間が
各6時間の長丁場。終局は深夜になることが予想されます。

ちなみに堀口が朝日オープン将棋選手権者になったときの相手が杉本昌隆・現八段です。
藤井にしてみれば師匠の敵討ちをしたいところでしょう。

35パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/04(木) 08:35:55
【順位戦 藤井聡太ー堀口一史座】

昨日、↓のように書きました。

『投了図以下指し続けるとどうなるんだろう・・・?
43同金、22角成に54銀で飛車を追う
逃げてくれれば87歩成
そこで先手は歩を叩いて飛車先を止めるだろうから、敗勢に近い劣勢だとは思うが 』

ところが、ご丁寧に「投了図以降のシミュレーション」という動画が上がっており、
それによると
43同金、22角成、54銀、83歩、・・・となっていました。

飛車を逃げずにいきなり飛車先を叩くのかあ・・・なるほど・・・。

以降は、先手が普通に攻めていけば一手違いにもならずに先手が勝ちとなるようです。
プロ同士の戦いであることを考えると投了図の局面で先手勝勢といってもよさそうです。
問題は投了図の局面にしてしまったことでしょう。

36パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/04(木) 08:37:36
堀口七段に順位戦快勝の藤井七段 異例の昼食前決着と相手の波紋
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000051-tospoweb-ent

日付け以外はすべて誤報、とまで言われる東スポにしてはかなり良い記事

37パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/04(木) 08:41:14
【王位戦第1局 豊島王位ー木村九段】

封じ手は、85同桂か61桂でしょう。
85同桂では、以下91角成と馬を作られ、後手の85桂はいずれタダ取りになりそう。
61桂ではないかと思います。

以下73桂成、同桂、85桂、61桂、・・・なら千日手になりますが、豊島王位はこう
は指さないでしょう。
16歩と突いて飛車をいじめに行くのかな?
先手の飛角桂が急所に効いているのに対し、後手は飛車が窮屈。土下座の歩も打たさ
れています。すでに先手が指しやすいと思います。

38パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/05(金) 07:57:03
【王位戦第1局 豊島王位ー木村九段】

2日目の昼食休憩、先手の豊島王位が54桂と跳ねた局面。
後手は銀損のうえ竜を作られ、残り時間も大差。すでに先手がかなり優勢の場面。

54同歩だと24飛から54に飛車を回られて53に打つ歩がありません。
どうするのかな・・・と思っていたら、54同歩、24飛に46歩と突き捨てを入れて
から42桂と涙の出る辛抱。
21飛成を甘受して31歩と底歩で受けました。

島九段だったら54桂の局面で投げていたんじゃないでしょうか。(マジで)

83手目から王手の連続。99手目まで9回連続王手を浴びたところで投了となりまし
た。投了図では詰みはありませんが、後手玉には簡単に必死がかかります。一方、
先手玉には敵兵の影もなし。

豊島王位は快勝、木村九段は完敗でしたが、まぁ仕方がないでしょう。1日目でかな
り悪くしてしまいました。切り替えて第2局を頑張ってほしいところ。

39パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/05(金) 21:04:52
【竜王戦 久保(先)-藤井聡】

優劣不明の激戦です。

40パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/06(土) 07:49:50
イートアンドが王将戦に特別協賛、と聞いて真っ先に思いついたのが食事の提供でしたが、
つにやってくれました。良い取り組みでしょう。

大阪王将が王将戦に特別メニュー 「元気がでる」チャーハン5品
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000076-mai-soci

藤井七段も食べる!!大阪王将 王将戦“勝負メシ”を提供
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000132-spnannex-ent

前期七番勝負の「勝者罰ゲーム」は大阪王将の制服を着て餃子作りに挑戦かな、と想像
していました。実際には前期七番勝負の時点ではイートアンドは特別協賛はしていません。

【協賛(特別協賛)とは?】
「趣旨に賛同し、その実行を助けること」が本来の意味ですが、あるイベントに「協賛・○○」と書
いてある時は、協賛の会社がかなりのお金や物を提供しています。要するにスポンサーになること
です。
特別協賛となると、相当な部分のお金を出しており、冠協賛と言って、その会社の名前をイベント
の名称に付けることもあります。
王将戦にイートアンドが特別協賛し、棋戦名が大阪王将杯王将戦となったこと、
棋聖戦にヒューリックが特別協賛し、棋戦名がヒューリック杯棋聖戦となったことなどが好例でしょう。

41パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/06(土) 07:50:31
【竜王戦 久保(先)-藤井聡】

いやあ、大激戦でした。
中継を見たときは中盤のねじり合い。優劣不明と思いました。
藤井七段が端に手をつけたときは後手がいいのではないかと思いました。先手は、角と
銀が邪魔をして逃げ道を塞いでいます。

先手玉が寄るかどうかきわどい局面。間隙をぬって先手も反撃し、先手に勝ち筋もあった
ようです。しかし久保九段には寄せが見えなかったようで、最後は詰まない玉に王手をかけ
続け、途切れたところで即詰みに討ち取られて終局となりました。

藤井七段の次の相手は豊島名人。もし勝っても次の相手は渡辺二冠。これでようやく挑戦者
決定三番勝負。その相手は木村・佐藤天・鈴木大・永瀬のいずれかです。
現役最強クラスばかりが相手で、簡単には行かないでしょうが、どこまでやれるのか注目です。

42パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/06(土) 20:55:46
【竜王戦 久保(先)-藤井聡】 付記

「先手に勝ち筋もあったよう」どころか、後手玉に詰みがあったそうです。
169手目の33金で62竜と入っていれば、変化はあっても後手玉が詰みます。

しかし1分将棋で62竜以下の詰みを読めというのは酷な話。
そうした意味でも藤井七段にはツキがありました。

43パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/09(火) 07:44:42
ヒューリック杯棋聖戦前夜祭 ファンらと交流 新潟・高島屋
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000500-san-cul

どちらを応援するでもないですが、第5局を見たいので今日は豊島棋聖を
応援します。

44パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/09(火) 07:45:56
【竜王戦 佐藤天(先)-木村】

角換わりから佐藤は穴熊に囲い、かなり駒損しましたが木村玉に迫ります。
木村玉も薄く、攻め切るか受け切るかぎりぎりの攻防。
佐藤はあと一歩のところまで迫りましたが攻めきれずに自陣に手を戻した
ところを木村が一気に反撃して即詰みに討ち取りました。
佐藤は駒損しているので攻め切れなければ負けでしょう。

「攻めているほうがよく見える」と言いますが、終盤は佐藤が寄せ切るの
ではないかと思いました。細い攻めをつなぐのは佐藤の十八番。44に歩が
垂れているので、これをと金にできれば大きな戦力アップになります。実
現できなかったのが敗因かもしれません。

木村は飛車の空き王手に42歩と中合い。続いて65桂の空ハネと受け師の本領
発揮。私は42歩は気づきましたが65桂は気づきませんでした。

対戦前は木村有利なのではないかと思っていました。佐藤は持ち時間9時間の
将棋以外では一流半の実績しか残していません。しかしなかなかどうして、名
人3期は伊達ではないと思わせました。虎の子の名人を失って本気を出してきた、
というところでしょうか。

木村は、次に永瀬叡王ー鈴木大九段の勝者と対戦します。勝てば挑戦者決定三番
勝負。その相手は渡辺or豊島or藤井聡です。
もし挑戦者になれれば、タイトル奪取の可能性は豊島名人を相手にするよりは高い
のではないかと思います。とりあえず次戦を頑張ってほしいところ。

45パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/10(水) 08:18:28
【棋聖戦第4局 豊島(先)-渡辺】
先手の渡辺が腰掛銀、後手の豊島が雁木。 相懸かりと言うしかないのかな・・・?

先手25歩の継ぎ歩に手抜いて55歩と銀取りに突き出す。と、先手も2筋を詰めた後に
銀取りを放置して45歩と銀取りに打ちました。も、この局面は銀交換にとどまり小康
状態に。
しばらくして先手は7筋から、後手は8筋からわが道を行く攻め合いに。
後手は竜を作り、銀と歩を打って先手玉に迫りますが、竜・銀・歩が重く攻め方が難し
いところ。後手は角を大きくさばいて馬を作り戦力増強。先手は自陣に歩を連打して必
死の防戦。

攻め切るか受け切るか、ギリギリの攻防が続きましたが、最後に失着を指した豊島棋聖が
敗れ、渡辺棋聖の誕生となりました。
頂上決戦にふさわしい大熱戦。双方強気の応酬が印象的です。

46パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/13(土) 07:47:47
【王座戦 豊島名人ー羽生九段(先)】
羽生九段が四間飛車。1か月ほど前の千田七段戦でも先手四間飛車を採用。実に12年ぶり
だったそうです。
豊島名人相手に角換わりや横歩取りでは勝てない、と思ったのでしょうか・・・?

羽生九段は特に悪手は指していないと思いますが、豊島名人が徐々に優位を拡大し、最後は
17銀というかっこいい決め手を炸裂させ快勝しました。名人の強さが光った一局。

47パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/21(日) 19:23:38
【NHK杯 高崎一生六段(先)-里見香奈女流五冠】

ある報道により、あらかじめ勝敗が分かっていたと言われる一戦。
相振り飛車の戦い。先手の高崎六段が8〜9筋から先攻しましたが、どうも無理攻めだった
ようです。丁寧に受け止められ、指せば指すほど形勢を損ねる感じがしました。
70手を過ぎたあたりから切れ模様が明らかに。100手までで先手が投了しましたが、80手
台で投げてもおかしくないと思いました。
里見女流の快勝と言いたいところですが、高崎六段にとって不出来な将棋でした。

里見女流はプロ三段と四段の中間ぐらいの実力はあると思います。

48パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/22(月) 07:36:52
【NHK杯 高崎一生六段(先)-里見香奈女流五冠】 補足

聞き手の中村桃子女流は、少ししゃべり過ぎだと思いました。
口の重い解説者の場合は「この75銀は〇〇の狙いですか」「46歩と突かれたらどうする
んでしょう」という感じで解説者に話をさせる必要もあるでしょうが、羽生解説者だった
らその必要はないでしょう。ちょっとうるさく感じました。

里見女流は足を痛めていたのかな? 完全な正座ではないため、左足の甲が見えていました。
女流は正座をしなければならない、と口に出す人はいないでしょうが、そういう風潮があると
したらおかしいと思います。といってもスカートで胡坐をかく訳にもいかないと思うので、和
服(袴)を着用して胡坐をかいたらいいのではないでしょうか。袴だと正座か胡坐か分かりに
くいです。

49パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/24(水) 07:37:31
【竜王戦 豊島名人-藤井七段(先)】

角換わり腰掛け銀に。先手は88に入城させた玉を58に移動させるなど、神経質な
戦いになりました。
中盤以降、豊島名人が少し有利なのかな、という感じで見ていましたが、実際には
終盤ギリギリまで優劣不明だったようです。
終盤、いきなり先手玉に詰み筋が生じていて驚きました。藤井七段にも勝ち筋はあ
ったらしいですが、名人が貫録を示したというところでしょうか。

藤井七段も名人相手に互角以上に渡り合い、近い将来のタイトル獲得を予感させる
戦いぶりでした。

50パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/26(金) 07:58:00
【朝日杯 門倉五段ー渡部女流】

渡部女流は午前の対局で岡崎七段を破り、午後は門倉五段と対戦。
NHKの講座で佐藤天彦名人(当時)のアシスタントを務めていたときに好感を持った
(男を立てるタイプではないかと勝手に思った)ので応援していたのですが、残念で
した。

里見女流の対男性棋士の棋譜を見て同じことを思ったのですが、女流はもう少し終盤力
をつける必要があるでしょう。
中盤まで互角に戦っていても終盤でひっくり返されるパターンが多いように思います。

では終盤力をつけるにはどうすればいいのか?
すぐ思いつくのは詰将棋ですが、果たしてこれだけで終盤力がつくのか?
藤井聡太などを見ていると、天性のものなのではないかという気もします。

51パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/27(土) 22:52:30
菜七子、ひふみんから称賛される
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000105-dal-horse

>ひふみんから「将棋の世界では女性の棋士が男性と同じ舞台で戦うことはない。男性相手に戦っているのはすごい」と称賛された菜七子

加藤九段の発言は、正しいと言えば正しいのですが、間違っていると言えば間違っています。
将棋界に8つあるタイトル戦のうち、名人戦(順位戦)と王将戦を除く6つの棋戦には女流参加
枠が認められており、予選に参加できます。
ここで勝ち進めば挑戦者としてタイトルホルダーと番勝負を戦い、それに勝てばタイトルホルダ
ーとなります。理論上は里見竜王や渡部王位の誕生も可能です。(ただし、女流は予選の早い段
階で敗退してしまうのが現状です)

これらの対局において、女流は「必ず先手番で指す」「持ち時間は男性棋士より2割増しになる」と
いったハンディキャップは一切ありません。完全に対等の条件で戦う訳で、その点では加藤九段の
発言は誤っています。
が、なぜ女流棋士がタイトル戦の予選に参加できるかと言えば、「女性だから」。こうして考えると
加藤九段の発言は間違ってはいません。

以下は東スポの記事です。
「棋士の世界でも女流棋士が多く活躍していますが、女性という枠があり男性と同じ舞台に立つのは簡単ではありません」とひふみん。

日付け以外はすべて誤報、とまで言われる東スポですが、こちらのほうが事実を伝えていると思います。
まぁ記事のメインは菜七子であり、将棋の記者ではなく競馬の記者が書いたものと思われるので細かい
ところはどうでもいいのでしょう。

52パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/31(水) 08:03:03
【王位戦第2局 豊島王位ー木村九段(先)】

相がかりの戦いに。先手は74の歩を取りに行く作戦。佐藤天ー羽生の名人戦で見た記憶が
あります。
後手も76の歩を取りに来ましたが、先手は77金と立ってこれを拒否。歩得の代償に77金の
悪型を甘受しました。
その後、先手は右銀を進出させ、35銀と進めたところで封じ手となりました。

解説によるとすでに先手が有利だそうです。
後手は24歩を防がなければなりません。85飛、33角と受ける手、36歩と垂らす手、96歩と
攻め合う手などが考えられますが、いずれも先手有望とのこと。
ここで木村九段が負けてしまうと七番勝負が終わってしまう(?)ので、頑張ってほしいところ。

53パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/07/31(水) 22:24:16
【王位戦第2局 豊島王位ー木村九段(先)】

まさかこの将棋を木村九段が負けるとは思いませんでした。
封じ手の時点で先手が指しやすいor先手有利と思われる形勢。消費時間も豊島王位のほうが
2時間ほど多く使っていました。(2日目の午前中には3時間差にまで広がりました)

ざっと並べてみただけなので、敗因と言ってもすぐには分かりませんが、木村九段は豊島王位
の攻めをもろに受け止めてしまった印象です。受け方の間違いでしょうか?

54パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/08/04(日) 08:11:39
【竜王戦決勝トーナメント 豊島名人(先)ー渡辺三冠】

角換わり腰掛け銀から、先手が45桂〜53桂成と捨てる流行形に。
流行しているということは、結論がまだ出ていないということなのでしょう。もしこの手順で
先手必勝ということならば、後手がこの形を避けるはずなので。

観戦していて43飛成が勝着と思いましたが、改めて棋譜を並べてみるとその数手前にじっと58
金と寄った手が落ち着いた好手でした。金を玉に寄せて守りを固めると同時に、飛車を4筋に転
回する余地を作っています。
後手の反撃は、もらった桂を74に打ち、73桂とのコンビで8筋からの継ぎ歩攻め。一撃必殺とは
いきませんが着実な攻めで、これが間に合えば・・・というところ。
しかし豊島名人の攻めは厳しく、継ぎ歩攻めを間に合わせることなく押し切りました。名人の攻め
の鋭さと踏み込みの良さが光った一局でした。

投了図の局面で、後手は持ち駒がなし。何かしらの持ち駒があればそれを打って詰みになるので、接
戦といえば接戦でした。もっとも、歩があったとしてそれを玉の頭に打つと反則負けになります。(笑)

55パナシア@西谷祐紀子愛好会:2019/08/04(日) 08:19:07
【第1期ヒューリック杯清麗戦第1局 里見女流五冠ー甲斐女流五段(先)】

26歩、34歩、76歩、35歩、25歩、32飛の出だし。ここで先手が24歩と突くと有名な
手順で後手必勝となりますが、アマ3級以上ならそれはやらないでしょう。(笑)
後手は左金を42〜33と据えます。33金型の三間飛車は羽生ー菅井の王位戦でも見た記
憶があります。
33金は部分的には悪形なので、押さえ込みを図る指し方になります。

以降、激戦になりましたが、まぁ手合い違いでしたね。今の里見に互角の戦いができる
のは、渡部・伊藤・加藤といった現在および直近のタイトルホルダーだけでしょう。他
の女流とは大駒一枚違うのでは。

里見女流は、プロ編入試験の資格を得られるか、また資格を得たとして受験するのかどう
かということが話題になっています。経済的には女流のままで無双を続けたほうがいいよ
うな気がするのですが、どうなのでしょうか。

(参考)
女流棋戦の賞金は、清麗戦が700万円、女流王座戦と女子オープンが各500万円。(他の棋戦
は非公表)
いっぽう、C2やフリークラスの男性棋士の年収は推定300〜400万円程度とのことです。

56パナシア:2019/08/08(木) 07:57:42
男性棋戦と女流棋戦の両立が可能に 日本将棋連盟が女流・女性奨励会員のついての新規定を発表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000086-sph-ent

日本将棋連盟は7日、女流棋士と女性奨励会員の棋戦参加についての新規定を発表した。

 女流棋士が棋士編入試験に合格した場合、公式戦(いわゆる男性棋戦)と女流公式戦の両方に参加することが可能となる。
また、女性奨励会員が四段(棋士)に昇段した場合、同時に女流棋士申請をすることが可能になることが新たに決められた。

これは衝撃のニュースです。
先入観として、棋士になったら女流棋戦の参加資格は失うものだと思っていました。
ならば棋士にならずに女流のままで無双を続けたほうが経済的には恵まれるのでは・・・
と思いました。

しかし、棋士になっても女流棋戦との両立が可能ということなら話は別です。プロ編入試験
を受けたほうがいいでしょう。

ところが、もし里見女流が棋士になったとして、男性棋戦への参加状況が今と変わるかどうか。
タイトル戦で女流枠がないのは名人戦(順位戦)と王将戦のみ。プロ編入とはいっても最初は
フリークラスなので、順位戦への参加資格は当面ありません。
一般棋戦でも女流枠がないのはJT杯とYAMADAチャレンジ杯のみ。
そして女流枠がある棋戦では、里見女流ならば女流棋士のままでもほとんど出場権を得られるで
しょうから、変わる点といえば王将戦とJT杯とYAMADAチャレンジ杯の予選に参加できることぐ
らい。今とあまり変わらないのでは? という気がします。

NHK杯は女流枠のほうがむしろ出やすいかもしれません。
棋士なら⇒男性相手に予選で3連勝する必要がある
女流枠なら⇒女流相手に女流棋士出場決定戦を1勝か2勝すればよい(たぶん1勝)

57パナシア:2019/08/08(木) 08:01:12
最悪のタイミングで最悪の記事がでましたな

里見香奈五冠、女性初プロの偉業に王手もむしろ収入激減の不可解
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190808-00575527-shincho-soci

日付け以外はすべて誤報、とまで言われる東スポより酷い

58パナシア:2019/08/08(木) 21:52:13
【王位戦第3局 豊島王位(先)ー木村九段】

矢倉模様の出だしに。しかしやはり普通の矢倉戦にはならず、木村が「固さ比べでは若い
のにかなわない」と思ったかどうか土居矢倉に。
豊島が攻勢に出て銀桂と銀桂を交換。45歩と銀頭を叩いたところで封じ手となりました。
封じ手は、45同銀と取るか53銀と引くかの2択。53銀と引くと44桂の追い打ちが来るので
45同銀ではないかと予想します。
ソフトの評価値では、封じ手の局面で後手指しやすいといった形勢らしいです。先手の攻め
がやや細いのでどうつないでいくか。木村が受け師の本領を発揮して切らしてしまうのか。
2日目の戦いが楽しみです。

59パナシア:2019/08/21(水) 21:44:49
【王位戦第4局 豊島王位ー木村九段(先)】

ラスト1時間ぐらい見ていましたが、凄い将棋でした。
豊島王位は投げる気配が全くなし。「指す手がなくなるまで指してやろう」
という意思を感じました。
投げるに投げられなくなっちゃったんでしょうねえ・・・・・・・。

60パナシア:2019/08/23(金) 07:52:19
【王位戦第4局 豊島王位ー木村九段(先)】 補足

終盤は、いかに相手玉を早く寄せるか、自玉が寄らないように守るかという攻防になる
のですが、本局の後半は別の次元の戦いになりました。
130手目ぐらいで豊島玉は入玉が濃厚に。すると木村九段は6〜9筋の小駒を取りに行き
ました。これは点数を稼ぐことと、自玉の入玉を阻止する駒を排除することの2つの目的
があったでしょう。
しばらく進行し、豊島王位の点数不足が明らかに。点数を取り返すか木村玉を寄せるかし
かないところですが、どちらも無理そうです。
200手過ぎ、豊島王位は桂、香を自陣にタダ捨てに打ちます。取ると大駒のふんどしがか
かる仕組み。しかし木村九段は冷静に対処。

結局、285手目までで指す手がなくなった豊島王位が投了しました。豊島王位には「中1日
で竜王戦だからなるべく粘って木村の体力を奪ってやろう」という姑息な考えはなかったも
のと思います。投げるに投げられなくなってしまった、というところではないでしょうか。

なお、姑息とは「一時しのぎ」の意味が正しく「卑怯な」という意味で使うのは誤用なので、
↑のような使い方は間違いです。

61パナシア:2019/08/23(金) 21:28:12
【竜王戦挑戦者決定戦第2局 豊島名人(先)ー木村九段】

全国225万の将棋ファンの皆さん、こんばんは。
ざっと棋譜を並べてみると、名人のほうが良さそうに思えましたが、木村九段も
かなり挽回して現在は優劣不明とみます。

さあ、どうなる?

62パナシア:2019/08/24(土) 10:38:38
【竜王戦挑戦者決定戦第2局 豊島名人(先)ー木村九段】

相がかりの将棋に。横歩取りになりそうでなりませんでした。
豊島名人は2度の端角で木村玉を4段目に吊り出し、飛車を切って馬を作ります。
23銀不成と金を取り返したあたりは先手優勢と思いました。後手玉はいかにも
不安定です。
木村九段は玉の逃げ道を作りつつ桂と角を打って反撃。豊島名人は飛車の王手に
角合いで受けましたが、これが悪手だった模様。
しかし致命的な悪手は65金だったのでは。後手に金を渡し、しかも安全な8筋に
玉を逃がしてしまいました。
最後は豊島名人が諦めてしまったようで、即詰みに討ち取られて終局となりました。

本局は豊島名人の時間の使い方が異常(?)でした。55手目までに4分しか消費しな
かったのに、57手目には2時間6分の大長考。夕食休憩直前にも1時間24分考えていま
す。何か思うところがあったのでしょう。

これで竜王戦の挑戦者決定は9月5日の第3局に持ち越されました。王位戦は2勝2敗とな
り、改めての3番勝負に。「無冠の帝王」木村九段には王位か竜王かどちらかは獲ってほ
しいところですが、さて・・・。

63パナシア:2019/08/29(木) 08:28:53
【王位戦第5局 豊島王位(先)ー木村九段】

このシリーズ初めての角換わりに。
木村九段が金取りに桂を跳ねたところで指しかけとなりました。
手が広い局面で封じ手予想は困難を極めましたが、豊島王位は2筋を突き捨てて
から金を引きました。

その後、王位は突き捨てを3つ入れてから端攻めに。これがあっけないほどうまく
決まり、詰めろ飛車取りがかかり、取った飛車を王手に打ったところで木村九段の
投了となりました。
本局は木村九段の受け師ぶりがほとんど見られなかったのが残念。
王位が端攻めに出るまではほぼ互角の戦いであり、何か誤算があったものと思います。

木村九段はカド番になりましたが、対豊島戦の成績は7勝7敗であり、まだチャンスは
あると思います。王位か竜王かどちらかは獲ってほしいところ。

64パナシア:2019/09/01(日) 22:01:44
【大阪王将杯王将戦 谷川九段ー藤井七段】

勝ったほうがリーグ入りという大一番。
熱戦が期待されましたが、谷川九段に見落としがあったようで57手の短手数で藤井七段が
勝ちました。10時に始まり15時28分に終わってしまうというあっけない勝負でした。

53手目の91角成が絶妙手だった訳ですが、これを誘発した52手目の83飛が悪手だったとい
うことになります。
とはいえ、91角成は馬がタダに見えるので気づきにくいところ。「次の一手」として出題さ
れれば見つけられるかもしれませんが、普通の人間には指せない手でしょう。それからわず
か4手で谷川九段が投了しました。

投了図は素人目にも大差の局面。駒損は確定のうえ、居玉なので王手で成桂を抜く手もあり、
どうしようもない局面なのでしょう。後手玉が詰むまでにはあと50手ぐらい粘れそうですが、
逆転の見込みなしとみて投了したものと思います。

藤井七段はこれでリーグ入り。強豪相手のリーグ戦でどんな戦いを見せるか楽しみです。
これだけ早く終わり、しかもリーグ入りを決めたとなれば大阪王将で一杯やって帰りたいところ
でしょうが、彼は17歳なのでそれはできません。(笑)

65パナシア:2019/09/03(火) 08:21:21
【王座戦第1局 斎藤王座ー永瀬叡王(先)】
角換わり早繰り銀の戦いに。中盤、▲5六銀△5四角▲4五銀△6五角が3回繰り返され、62手まで
で千日手になりました。
本来、先手で千日手にするのは不利としたものです。今年の名人戦でも第1局が佐藤名人の先手で
千日手になり、そのせいか4連敗で名人失冠となりました。しかし永瀬叡王は先手でも千日手を厭
わない千日手王。失敗した、とは思っていないでしょう。

【王座戦第1局指し直し 斎藤王座(先)ー永瀬叡王】
矢倉模様の出だしから永瀬叡王が先攻する形。桂香と銀の2枚換えになり後手がやや駒得に。先手は
左翼に銀と角を盛り上げ押さえ込みを図ります。が、あまり効果はなかった模様。
終盤、後手は居玉の先手に襲いかかり、玉頭にと金と銀をかぶせて投了に追い込みました。先手は居
玉がたたった感じ。どこかで68玉と陣形を整えておいたら良かったのでは?

挑戦者の先勝となりましたが、王座にすれば後手番で1回負けただけという見方もできます。勝負はこれ
からでしょう。

66パナシア:2019/09/10(火) 08:26:19
【王位戦第6局 豊島王位ー木村九段(先)】

相がかりになりました。1日目で35手しか進まぬスローペース。36手目を豊島王位が封じて
指しかけとなりました。
封じ手は35歩か76歩が有力で、97歩もある、とのことです。王位は封じ手に2時間32分の長
考をしており、後の変化まで相当深く読んだものと思います。

豊島王位が勝てば初防衛、木村九段が勝てば3勝3敗で最終局にもつれこみます。さて・・・。

67パナシア:2019/09/11(水) 08:14:24
【王位戦第6局 豊島王位ー木村九段(先)】

2日目は朝から豊島王位が猛烈な攻め。しかし駒損を伴う攻めで、少し無理があったようです。
木村九段に丁寧に受け切られて切れ模様に。最後は大差になり、王位は詰まされるまで指すことは
なく投了しました。
木村九段の快勝といっていいと思いますが、玉砕に近い無理攻めという訳でもなく、「後手も指せる」
場面もあったらしいです。

これで王位の行方は第7局にもつれ込みました。どうも豊島ー木村の対戦では豊島が振り駒に恵まれて
いるような気がします。
このカードは先後は勝敗にあまり関係ない印象ですが、このシリーズは先手の4勝2敗であり、先手を引く
に越したことはないでしょう。
どちらも好きな棋士なので悩むところですが、豊島王位は竜王を獲れそうだし(笑)、木村九段は最後の
チャンス(?)かもしれないので木村九段を応援するとしましょう。

68パナシア:2019/09/14(土) 08:05:50
【A級順位戦 佐藤康光九段(先)-木村九段】
おはぎゃあございます
驚いたね(中原十六世名人風)
まさかこの将棋を木村九段が負けるとは・・・・・・・。

戦型は会長のダイレクト向かい飛車(以下DM)。
ずっと木村九段が良いと思っていました。しかし評価値を見ると先手やや良し程度の
形勢だったらしいです。会長は得意の玉頭戦に持ち込んで逆転を狙います。
評価値を見ると、95手目に94桂と指したところで先手有利⇒後手優勢に振れたので
この手が悪手だったのでしょう。以降、形勢が覆ることがなかったので敗因かもしれません。

木村九段はお疲れなのでしょうか、素直に会長の強さを褒めるべきなのでしょうか。
会長は「DMは率の良い作戦ではない」と認めつつも「自分がやりたいような局面にできる」
との理由でDMを採用しているとのことです。会長にしか指しこなせない戦法なのかもしれません。

前日の渡辺三冠(先)-菅井七段の銀河戦も出だしは似ていました。ただし菅井七段はいったん42に
振った後に向かい飛車にしているので、戦型は角交換四間飛車と言われます。
DMは4筋に途中停車せずにいきなり2筋に飛車を持っていくので「ダイレクト」な訳ですが、なぜ4筋
で途中停車するかといえば先手に65角と打たれる筋が嫌なのです。(と思います)
ハッシーー大石戦はハッシーがすぐに65角と打って勝ちました。まぁこのへんは長くなるのでまた書きます。

69パナシア:2019/09/14(土) 21:53:56
渡辺明JT杯覇者、連覇に向けて羽生善治九段に勝利/将棋日本シリーズ JTプロ公式戦
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00010019-abema-soci

NHK杯や旧・朝日杯は選手権者ですが、JT杯は覇者なんですね。
ほとんど入玉なるか? と思わせた羽生玉を追い返した、渡辺JT杯覇者の指し回しは見事でした。

70パナシア:2019/09/14(土) 21:58:30
第69期大阪王将杯王将戦(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛)

渡辺明王将(35)への挑戦権を争うリーグ戦の顔ぶれが、次のように決まった(棋士の前の数字は順位)。

1.久保利明九段(44)
2.糸谷哲郎八段(30)
3.広瀬章人竜王(32)
4.豊島将之名人(29)
5.羽生善治九段(48)
5.三浦弘行九段(45)
5.藤井聡太七段(17)

順位戦C級1組在籍の藤井以外は全員A級棋士で、タイトル経験者。18日の豊島―久保戦で開幕し、11月19日の最終局一斉対局まで総当たりのリーグ戦で争う。

藤井七段にしてみればA級順位戦を戦うようなものでしょう。数年後はA級で指しているはずなので、試金石のリーグ戦とみることもできます。
もちろん一気に挑戦者に、という可能性もありますが、現実的にはリーグ残留が目標になるのでは。
順位が下なので3勝3敗では微妙なところ。4勝すれば残留は確実で、うまくすればプレーオフまであるかもしれません。

71パナシア:2019/09/15(日) 22:18:13
【第68期王座戦一次予選  ▲所司和晴七段 対 △西山朋佳女王】

西山女王のゴキゲン中飛車に、所司七段は超速▲3七銀。

先日アップされた、黒沢五段と都成五段の対談で、
「後手だとゴキゲン中飛車がきつくなってきました。」
「ゴキゲン中飛車に対し、居飛車は超速▲3七銀の急戦がほとんどです。急戦で変化の余地をなくして、
『私がいいでしょう。ソフトもいってたし』と攻めてこられたら、きついですよね。」
というやり取りがありました。

対談の内容を信じれば、西山女王は分の悪い戦法を選択したことになります。
所司七段は2〜3筋から飛銀桂を使った攻め。先手の飛銀と後手の角金の交換になりました。
先手がうまく攻めているように見えましたが、一段落したら後手優勢になっていたので驚きました。
後手は2〜3筋の駒がさばけ、中央に銀を据え、飛車が6筋に回ってきました。先手の攻め方に問題が
あったのでしょう。
以降は後手が反撃に出て、ほぼ一方的に攻め倒して勝ちました。

七段が先手で、女流のゴキ中に負けてはいかんですな・・・・・・・。

所司七段といえば、先日自身の経営する将棋センターの株式をすべてトリプルアイズに売却して、
同社の完全子会社になるという報道がありました。
ZOZOの前澤前社長は自身の保有する株式をヤフーに売却して経営から退く代わりに2400億円を
手にしました。
今回の「所司一門将棋センター」については運営形態に変更はないとのこと。しかし、当然経営
形態には変更が出てくるでしょう。このへんの話は日を改めます。

ちなみに所司七段は渡辺明王将・棋王・棋聖・JT杯覇者を始めとして弟子が多く、後進育成には
力を入れています。

72パナシア:2019/09/15(日) 22:26:43
【 第27期銀河戦決勝トーナメント ▲久保利明九段 △佐藤天彦銀河】

戦型は、あっと驚く相振り飛車。事前に戦型アンケートを採ったら、まず当たる人はいないでしょう。
2〜3年前に将棋まつりでの席上対局で、佐藤名人ー渡辺竜王戦が対抗形になったことがありました。
ただしこのときは渡辺竜王が飛車を振っており、天彦銀河の振り飛車は初めて見ました。
いかなる心境の変化なのか・・・。振り飛車党に転向? と思ったら先日の三浦戦は相がかりでした。
天彦銀河に振り飛車採用の理由を聞いてみたいところです。

で、結果ですが・・・、藤井猛九段ふうに言えば、うなぎ屋の振り飛車がファミレスの振り飛車に負けては
いかんですな。

73パナシア:2019/09/16(月) 22:21:05
【B級2組順位戦 ▲鈴木大介九段 △中川大輔八段 】

酷い将棋でした。つべのコメントを見ると

『ひどい。ひどい。ひどすぎる。プロの将棋じゃない。中川さんは将棋辞めたほうがよい。今まで見てきたプロ将棋で一番の酷さ。あり得ない 』

ちょっと言い過ぎな感じはしますが、似たような感想を持ちました。攻めるなら攻める、受けるなら受けるで
どちらかに決めていれば中川八段の勝ちは動かなかったでしょう。

74パナシア:2019/09/19(木) 08:56:43
【王座戦第2局 斎藤王座(先)ー永瀬叡王】

角換わり腰掛け銀に。85手目、47金と馬にぶつけたあたりは先手が良さそうに思えましたが
実際には微差だったようです。
巨大掲示板で評判が悪かったのは89手目の64歩。しかしその後、双方ともにけっこう悪手を
指しており、直接の敗因とは決められないでしょう。
後手は竜を作り、上部に金を打って先手の三段目玉を寄せにかかります。先手は自陣に駒を連打
して必死の防戦。
後手が寄せ切るか、先手が受け切るか際どい攻防になりましたが、後手は33桂と自陣に手を戻す
緩急自在の指し回し。71香と、先手の73馬と75銀を田楽刺しにする手も飛び出し、うまく寄せ切り
ました。(後手の71香には72桂で受かるじゃん、という書き込みを複数見かけました。反則です)

これで永瀬叡王は2連勝で、タイトル奪取まであと1勝。斎藤王座にすれば何度も勝つチャンスはあった
と思われるので残念な敗戦ですが、切り替えて頑張ってほしい。第3局は後手番なので苦しいですが・・・。

75パナシア:2019/09/22(日) 07:51:55
ダイレクト向かい飛車(以下DM)の件が話題になっていますが、確かに「矢倉左美濃急戦」はアマチュア向きではありませんな。

アマチュアはやはり振り飛車が多いでしょう。昔ながらの、角道を止めるノーマルな振り飛車。
ゴキゲンや立石流のように角道を止めない振り飛車。DMや角交換四間飛車のように角を交換する振り飛車。
いろいろありますが、やはり振り飛車が人気の戦法と思います。

居飛車ならやはり矢倉になるのでは。横歩取りは相当研究していないと指せないし、角換わり腰掛け銀で後手が
玉を4〜6筋を移動させて手待ちをする、などはアマチュア向きとは思えません。(プロ公式戦に出てきて勝ち星
を挙げるようなアマチュアは別格です)

確認した限りでは、DMの本は大石七段しか書いていませんねえ。

76パナシア:2019/09/25(水) 08:23:39
【王位戦第7局 豊島王位ー木村九段】

第一の注目は対局前に行われる振り駒です。
このカードは先後は勝敗にあまり関係ない印象ですが、このシリーズは先手の4勝2敗であり、先手を引く
に越したことはないでしょう。

飛車の裏側は竜王、角の裏側は竜馬ですが、銀・桂・香・歩の裏側は何と書かれているかご存知でしょうか。
実は、すべて「金」の崩し字なのです。
成銀や成桂は確かにそんな感じがしますが、成香は「重」の字のように見えるし、成歩はどう見ても「と」
なのですが、エライ人が言っていたので間違いないです。

77パナシア:2019/09/26(木) 08:07:21
【王位戦第7局 豊島王位(先)ー木村九段】

豊島王位の角換わりを木村九段が受けて立ちました。
例によって王位はサクサク進め、一時は消費時間に3時間以上の差がつきました。
が、封じ手に2時間12分を投入したためその差は1時間程度になりました。
日本最強(?)の豊島王位が2時間以上考えた手を当てろというのは難題ですが、
素直に考えれば75歩、次が73銀成でしょうか。91銀不成は銀がそっぽに行くので
やらないと思います。

78パナシア:2019/09/27(金) 08:39:33
【王位戦第7局 豊島王位(先)ー木村九段】

封じ手はプロの予想の中で最有力視されていた74桂。豊島王位はこの桂と成銀で後手玉に迫ります。
76歩の取り込みに68玉とかわしたのが疑問だったようで、後で77銀と打たれたときの当たりがきつく
なりました。
さらに62歩と垂らした手が悪手。(見たときは飛車の効きを遮断し金に当てているので、うまい手だなあ
と思ったものですが・・・)
金を取り、と金を作ることはできましたがスピード的に足りなかったようです。先手は歩切れのため23歩と
垂らすことができません。
後手に69角から馬を作り、36金と押さえる手が生じては形勢逆転。
先手も24飛と飛び出す手を見せて必死に再逆転を狙いましたが、木村九段は冷静に寄せ切りました。
最後、先手玉は受けなし。王手を2回かけて投了となりました。

これで木村九段は嬉しい初タイトル。開幕前は「ストレート負けだけはしないように」といった弱気な
コメントを残しており、連敗スタートになったときは「やっぱりね」という感じでしたが、よく巻き返した
と思います。
逆に豊島王位は棋聖に続いて王位も失い、名人のみの一冠に後退。竜王挑戦を決めてはいますが、絶対的な
存在ではなくなったようです。広瀬竜王も竜王獲得以降はパッとしないので、竜王戦は不調者同士の戦い
でしょうか・・・?

79パナシア:2019/11/17(日) 20:07:00
【NHK杯 木村王位ー(先)森内九段】

相横歩取りに。木村王位は序盤から土下座の歩を2回も打つなど、持ち味を生かした展開。
大駒総交換の後木村王位が2筋から攻めかかり、そのまま先手玉を8筋に追い詰めて寄せ切りました。
形勢は、大駒交換の時点で後手が指しやすく、以降先手が優位な場面はなかったと思います。
森内九段は自慢の鉄板流を出すことなく、いいところなしで敗れた印象でした。

ちなみに木村王位が王を持っていました。まぁ当然なんでしょうが。

80パナシア:2019/11/20(水) 08:26:46
【大阪王将杯王将戦  広瀬竜王ー藤井七段(先) 】

勝ったほうが挑戦者になる大一番。
珍しく藤井七段が初手に角道を開け、珍しくお互いにがっちりと玉を囲う矢倉になりました。
中盤、藤井が攻めかかり、7筋に歩を垂らしてから馬を作ったあたりはうまく指していると思いました。
が、81とから香を取りにいった構想がまずく、72とと活用したほうが良かったらしいです。

広瀬竜王も反撃に出て激しい攻め合いに。
最終盤、藤井は広瀬玉に分かりやすい必死をかけます。
広瀬は先手玉に王手ラッシュ。まさかこの玉が詰まないよなあ・・・と思って見ていたら、なんと大トン死。
藤井七段には珍しいのではないでしょうか。まあこんなこともあります。大熱戦でした。

81パチドランカーK:2020/06/09(火) 10:11:57
現在、世間の注目は棋聖戦に集まってますが、券王のコメが無いのは珍しい?(笑)

ちなみにこの藤井聡太の強さはどこからくるのでしょうか?←イキナリ?(笑)
幼少の頃から、飲み込みが早く、瞬く間に理解&記憶し覚えていったと書いてあるが、やはり将棋に必要な要素を人一倍持ち合わせて
いたと言う事でしょうかね?

確か、詰め将棋の能力(コレは努力とも言うのか?)が桁外れなんですよね?
競馬もそうだが(笑)、最後の末脚は一番大事な部分なんでしょうかね?

将棋に強くなるには、マズは詰め将棋からが良いのかな?(謎)

あ、そうそう!あともう一つ(笑)
棋聖戦に行くのが決定した対局で「37銀」が芸術だとテレビでやってたが、なんでそうなのかは全く分からんし、解説されても
分からんと思うが、AIでもその手になった・・・としてあったけど、現状ではAIが最強になってしまったのでしょうか?

だとすると、ちょっと残念(苦笑)

82パナシア@仲田奈々愛好会:2020/06/10(水) 09:50:15
>ちなみにこの藤井聡太の強さはどこからくるのでしょうか?←イキナリ?(笑)

読みが深く正確、ということなのでしょう。
棋譜を見ていて「こんなところまで読んでいるのか・・・」と感嘆することが多々あります。
では、彼はどうしてその能力を身につけたのか? といえば、トレーニングもあるでしょうが大半は天性のものなのでは。
たとえば3歳児に来る日も来る日も将棋ばかり教えて、藤井聡太のようになれるかといえば疑問です。

>確か、詰め将棋の能力(コレは努力とも言うのか?)が桁外れなんですよね?

桁外れですね。人間業ではないです。

>将棋に強くなるには、マズは詰め将棋からが良いのかな?(謎)

どの程度強くなることを望むのかによって変わってきます。
初心〜初級レベルなら詰めが一番大切でしょう。

>現状ではAIが最強になってしまったのでしょうか?

3〜4年前、ソフトが名人を相手に指し、先手で勝ち後手でも勝ったので、今のソフトは最強の人間と同等もしくはそれ以上の棋力があるでしょう。
人間対AIの対戦は一応の決着がついたということで、以降はほとんど行われていません。
残念ではありますがやむを得ないのでしょう。たとえば計算能力だけにしても、スーパーコンピュータ「京」どころかexcelにもかなわない訳だし。

ただし、これをもって人間同士の対戦が魅力を失った訳ではありません。
名人戦や竜王戦は相変わらず大きな注目を集めています。
人間より強いはずのコンピュータ将棋選手権大会などは、ごく一部のマニア以外は興味を示しません。

83パチドランカーK:2020/06/10(水) 10:17:15
>ただし、これをもって人間同士の対戦が魅力を失った訳ではありません。
名人戦や竜王戦は相変わらず大きな注目を集めています。
人間より強いはずのコンピュータ将棋選手権大会などは、ごく一部のマニア以外は興味を示しません。

なるほど!所詮マシンは何処まで行ってもマシンに過ぎない…その時の体調や冴え、ひらめき、相手の意表を突いた手や目に見えぬプレッシャー等
駆け引きは全くない世界ですから、おもしろみは無いでしょうね?…それこそ興味は勝った負けたの結果のみですから。

ビール一杯賭けて、券王と一度差してみたいですわ(笑)
数々のコメントから察するに平手では歯が立たないと思うので、手合いは二枚落ちくらいで(-人-)(笑)

では!

84パナシア@仲田奈々愛好会:2020/06/11(木) 08:12:23
>それこそ興味は勝った負けたの結果のみですから。

まさにそうですね。人間同士だと「ここで名人はどう指すんだろう」とか「うわ、こんな手を指すのか!」と推測したり驚いたりする楽しみがあります。

>ビール一杯賭けて、券王と一度差してみたいですわ(笑)

来たな無謀な挑戦者よ・・・
恐怖を知らぬ者に恐怖を教えてやるのもわたしの楽しみ・・・
と言いたいけど、私はあまり強くありません。実戦の経験が少ないので。
アマ初段あるかないかというところでしょう。

85パチドランカーK:2020/06/29(月) 10:44:45
棋聖戦で王手!・・・コレはもう決定でしょうかね?

もう現時点で、現役最強は藤井聡太という気がしなくもない?

86パナシア@仲田奈々愛好会:2020/06/30(火) 09:59:26
>コレはもう決定でしょうかね?

その昔、中原七段が棋聖戦でタイトル初挑戦したときは2連勝のあと3連敗してタイトルを逃しました。
渡辺棋聖がもう一度頭を下げるまで油断は禁物オトコはキン持つですが、ここから大崩れするとは思えないのでだいたい決まりでしょう。
魚群並みの信頼度はあるのでは? そういえば液晶画面が小さい赤海アグネスの魚群はよく外れますな。

>もう現時点で、現役最強は藤井聡太という気がしなくもない?

タイトルホルダー4人と比較してみます。
渡辺三冠とは棋聖戦を戦っている最中で、現在2勝0敗。
永瀬二冠とは直近、王位戦挑戦者決定戦と棋聖戦挑戦者決定戦を戦い、いずれも藤井勝ち。
木村王位とは明日から王位戦七番勝負。すでに藤井王位誕生が既成事実化(?)しています。
豊島竜王名人は(だけは)対藤井戦4勝0敗と圧倒しています。

豊島竜王名人の次に強いかもしれません。今、竜王名人と番勝負を戦えばいい勝負になるかも。
現役最強の可能性はあります。液晶画面が小さい赤海アグネスの魚群ぐらいの信頼度はありそうです。

87パチドランカーK:2020/06/30(火) 11:24:02
>赤海アグネスの魚群はよく外れますな

コレって3R2(確変機)でしょうか?

だとしたらカスタマイズ出来ますよね?75%にしとけばほぼ当たる?
カスタマイズなしだと50%くらいなのかな?

88パナシア@仲田奈々愛好会:2020/07/01(水) 08:06:34
>コレって3R2(確変機)でしょうか?

いや、ST5回転のタイプです。
この台は演出がまったりしていますが、まったりし過ぎてハマリだすと何も来なくなります。
まぁ、海系は全部そうですが。

カスタマイズできるタイプなら、そもそも魚群の信頼度うんぬんが意味ないのではないかと(笑)

89パチドランカーK:2020/07/01(水) 09:42:25
>カスタマイズできるタイプなら、そもそも魚群の信頼度うんぬんが意味ないのでは

確かにそうなんですが、カスタマイズ出来る機種でも、あえてソレをせずに打つ事もよくあるので(笑)

画面の小さいST5タイプの赤海アグネスの正体分かりました(笑)
CR大海スペシャルSAP13(5R-408個、7R-571個、15R-1225個)で15Rの出玉が若干少ないタイプですね?

さすが券王、いい感覚をしていらっしゃる(笑)
これは海系の中で、最も魚群の信頼度が低いのではないかと私も思ってます!

まぁ外れる(笑)・・・一般的に「隣の魚群は良く当たる」という隣の芝生みたいな格言がありますが、お隣もよく外れてる(笑)

私はこのミドルタイプ(CR大海スペシャルMTE15)というのを散々打ちましたが、まぁ魚群が当たらない当たらない(笑)
チャンス目が1回でもあれば、そこそこ期待しますが、何も無しの場合ほぼハズレを覚悟して見てます(苦笑)

逆に魚群の信頼度が最も高いのはPAスーパー海物語INJAPAN MG 俗に「太鼓の達人」と呼ばれているヤツです。
これは通常時も確変中も体感的に70%以上は確実にあります(笑)

他の方の話でも「ST中の魚群は鉄かな?」「通常時もまだハズレなしです」とか言われたほど(もちろん両方ハズレます)

90パナシア@仲田奈々愛好会:2020/07/02(木) 08:52:31
>これは海系の中で、最も魚群の信頼度が低いのではないかと私も思ってます!

世紀末裸王! 「あなた!それだけはやめて!そのお金はさくらの修学旅行の積立金〜!」とすがりつく妻を
「え〜い、うるさい!ナムラカメタローは鉄板なんだ!1分42秒6後には10万円になって返ってくるんだ!(ビシッ!)」
と叩く鬼畜のような男!
に賛同いただき光栄です。

まぁそのぶん泡スーパーやノーマルの信頼度が高くなっている感じもしますが・・・※大当たりを引いている場合に限ります
ハマって来ると、魚群が出ても当たらないし、出なけりゃなおさら当たらないし・・・となります。

>逆に魚群の信頼度が最も高いのはPAスーパー海物語INJAPAN MG 俗に「太鼓の達人」と呼ばれているヤツです。

世紀末裸王! (中略)鬼畜のような男!
に賛成です。
これの信頼度は高いですね。そのぶん、魚群待ちというゲームバランスになっていますが。

まぁ、魚群がよく出て外さない、泡スーパーでもノーマルでも当たる、とはできないのでやむを得ないのでしょう。

91パチドランカーK:2020/07/02(木) 13:49:45
>「え〜い、うるさい!ナムラカメタローは鉄板なんだ!1分42秒6後には10万円になって返ってくるんだ!(ビシッ!)」

↑大ウケ(大笑)

券王はご存知ないと思うが、パチンコの初代地獄少女で、地獄に送られるオヤジにソックリです(笑)

92パナシア@仲田奈々愛好会:2020/07/03(金) 08:05:34
>↑大ウケ(大笑)

世紀末裸王! (中略)鬼畜のような男!
のお褒めに預かり光栄です。

前も書きましたが、家族の金それも娘の金に手をつけると鬼畜度が増すでしょう。
さらに妻に手を上げればさらにパワーアップ。

唐突に思い出しましたが・・・
かつて岸田今日子さんがドラマに悪女役で出演していました。
39年4か月ほど前のことなのでストーリーも何も忘れてしまいましたが、「悪の女帝」といった役どころでした。
これが非常に憎々しく、「ブッ殺してやりたい」とは思わなかったものの「往復ビンタを34.1連発ぐらいかましてやりたい」
と思ったことを記憶しています。

後にアニメ「ムーミン」の主人公の声をあてていたことを知ってビックリ。
岸田さんの縁起が素晴らしかったということでしょう。

93パナシア@仲田奈々愛好会:2020/07/03(金) 08:08:25
×縁起 〇演技

94パチドランカーK:2020/07/03(金) 10:44:25
>岸田今日子さんがドラマに悪女役

あぁ〜個性派女優さんでしたね?
確か悪女役は多かったんじゃないかな?・・・私は傷だらけの天使のイメージが強いが、テレビのドラマでも映画でも感情移入し
しやすいので、ブッ殺してやりたいと思った方は、過去にゴマンと居ますよ(笑)

そのモヤモヤしたモノ(ストレス)を一気に晴らしてくれる「勧善懲悪モノ」がウケるのは、そういう人間の心理を
突いているからでしょう?(笑)

我々世代はムーミンの岸田さんとドラえもんの大山のぶ代さんは、脳裏に完全に焼き付いてます(代用無理(笑))

95パナシア@仲田奈々愛好会:2020/07/04(土) 07:50:01
>ブッ殺してやりたいと思った方は、過去にゴマンと居ますよ(笑)

それは、その俳優の演技がうまいということもあるでしょう。

>「勧善懲悪モノ」がウケるのは

いつぞやの水戸黄門で、「えーい、この紋所が目に入らぬか!」をやらなかったところ、テレビ局にクレームが来たそうです。

>ムーミンの岸田さんとドラえもんの大山のぶ代さん

大山のぶ代さんはクイズタイムショックで12問正解して100万円をGETしたことを覚えています。頭のいい人だったんですね。


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