したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

将棋

1パナシア@太田裕美愛好会:2017/05/20(土) 06:51:53
元奨励会員アユムの棋譜並べ59 藤井聡太四段 VS 千田翔太六段 第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント
https://www.youtube.com/watch?v=KWnRXhhsKTo

放送日は5月14日(日)。この日は録画しておいて当日夜に視聴した。

先手の千田六段が攻勢にかかり、藤井四段は駒を引いて辛抱する展開。
9筋を完全に破ったあたりは先手が良さそうに思えたが、最後は「先手に指す手がない」状態となり無念の投了となった。

見ていたときは85手目の15香はひどい手だと思った。わざわざ飛車を呼び込み(次の18飛成が滅茶苦茶厳しい)、飛車の
頭を歩で叩いて投了している。なんのために飛車を呼び込んだの?と思った。
しかし、では代わりにどう指すかと言われれば難しい。少し考えてみたが、もうここではかなり悪いのだろう。

藤井四段の辛抱からの逆襲は見事。93歩成とと金をつくられ、92歩と香の頭に歩を叩かれたら9筋は完全に破られていると
いっていいだろう。ところがこの91の香が92〜95〜99とさばかれ、先手玉の死命を制するのである。
アユム氏のコメント「藤井四段は、長手数の詰みに対する鋭さが取り沙汰されているが、72桂や92香といった受けの強さが光る」
はまさにその通りだと思う。

千田六段は、手が多くいろいろと指す手があるなかで迷いが出たか? 破った9筋から逆襲されてしまった訳だから誤算があったと
言うしかないのだろう。

2パナシア@太田裕美愛好会:2017/05/21(日) 06:15:52
85手目の15香では、77の銀を68か88に逃げておけばもう少し粘れたのではないか。
89成桂から66桂と打つ筋があるのでだいぶ後手が良さそうだが…。

そういうことを言えば、76歩と銀頭を叩かれたときに手抜きせずに銀を逃げておくべきだったのかも。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000032-zdn_n-sci
最後の「電王戦」、将棋ソフトの勝利で幕 佐藤名人は雪辱ならず

いつかこの日が来るとは思っていましたが、やはり名人が先後2番とも負ける、というのはショックですねえ…。

3パナシア@太田裕美愛好会:2017/05/21(日) 06:18:09
将棋の「叡王戦」がタイトル戦に昇格! 王座戦以来34年ぶり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000214-sph-soci

持ち時間変動制という変わったルール。
絶対にドワンゴの発案だろうと思ったら、佐藤康光会長の案だったとは…(驚)

4パナシア@太田裕美愛好会:2017/06/03(土) 08:37:00
https://www.youtube.com/watch?v=ZmxT2i60--o
元奨励会員アユムの棋譜並べ73 20連勝なるか!? 藤井聡太四段 VS 澤田真吾六段 第43期棋王戦予選

藤井四段は今までも楽な相手とばかり戦ってきた訳ではないが、特に今回の澤田六段は強敵というか難敵だった。
今期負けなし、王位戦挑戦者決定リーグでは5戦全勝で挑戦者決定戦に駒を進めた若手強豪。
正直、ここで連勝が止まる確率がかなり高いと思っていた。

実戦は、終盤に藤井四段が悪手を指し必敗形に。
しかし最後の最後、澤田六段が悪手を指し逆転勝ちとなった。
森下九段(だったかな)がいみじくも「将棋は最後に悪手を指した方が負ける」と言っていたが、まさにその通りの結果となった。

5パナシア@日経225愛好会:2017/06/07(水) 07:24:47
元奨励会員アユムの棋譜並べ76  佐藤天彦名人 VS 稲葉陽八段 名人戦第6局
https://www.youtube.com/watch?v=0oS4pfQKdJ8

佐藤名人の桂使いの妙技が光りました。
“鉄板流”と言われた森内九段を思わせる受けの強さです。
第1局で85桂を見落としいいところなく敗れたときは「不調?」と思いましたが、終わってみれば4勝2敗の防衛。
今後の棋界は佐藤名人の世代―20代の棋士が引っ張っていくことになるのでは。
あと、10代に強い棋士がいますね(笑)

6パナシア@日経225愛好会:2017/06/10(土) 21:53:08
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        日経速報メール 
        http://www.nikkei.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆将棋・藤井四段が25連勝 歴代単独2位

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
 ご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

7パナシア@日経225愛好会:2017/06/11(日) 07:31:07
そういう訳で藤井四段が25連勝しましたが、これは凄い記録だと思います。
超トップ級(A級棋士やタイトルホルダー)との対戦はないとはいえ、相手もプロ。
藤井四段自身が不調だったり見落としがあったりということもありうる訳で、そうしたなか勝ち続けるというのは驚異的です。

確認した限りでも↑の澤田六段戦と、6月7日の坂口五段戦はほぼ負けていました。相手の致命的ミスで勝ちを拾ったもの。
当然のことながら、連勝記録は1つでも負けた途端に終了してしまいます。
どこまで続くのか、次戦で止まるのか注目です。

8パチドランカーK:2017/06/12(月) 17:29:01
今朝、中学からプロになった棋士はたった四人しかいない

加藤一二三9段
谷川浩司9段
羽生善治3冠
渡辺明竜王

との事だが、藤井四段がこの凄過ぎる4人を上回るのは時間の問題でしょうか?(汗)

内容も紹介してましたが、自分の玉をガッチリ守りながら攻めるというセオリーを覆し、ほぼノーガードで攻めまくるという
戦法で連勝し続けるって言ってたが、コレは逆に凄すぎです!
恐らくはその戦法ゆえ、相手が「えっ?」と面食らう手が、やたら多いのかと?

詰め将棋選手権で3連覇しているところから、攻め将棋が得意なのは分かるが…というか全て先を読んでの事でしょうから
序盤や中盤であっても、彼にとっては守りの一手が勿体無いと感じているのかも?(汗)

定石に当てはまらない手が多いのなら、コンピューターもボロ負けすんのかな?(謎)

9パナシア@日経225愛好会:2017/06/13(火) 08:26:31
>藤井四段がこの凄過ぎる4人を上回るのは時間の問題でしょうか?(汗)

加藤は名人1期のほか、十段、棋王などのタイトルも獲得。NHK杯でも何回も優勝し「一分将棋の神様」とも言われています。
谷川と羽生は永世名人、渡辺は永世竜王。いずれも説明する必要のない大棋士です。
藤井四段が彼らを超える可能性は高いでしょう。今すぐは無理でも10年後を想像してみれば分かります。
羽生世代はほぼ滅亡。渡辺あたりも衰えだし、現在20代後半の佐藤世代との争いになるのでは。

藤井四段の将棋が攻め将棋なのか受け将棋なのかは今のところ判断がつきません。
ただ、見た限りでは悪手が非常に少ない。指し手が正確という印象です。
詰めが正確。これは棋士にとっては非常に有利です。

10パチドランカーK:2017/06/13(火) 13:29:02
コレもテレビの受け売りですが、対局のみで食えるプロ棋士は全体の1〜2割しか
居ないそうですね?(苦笑)

タイトルを取ると莫大な賞金が入るが、通常一回の対局では最低4万〜6万程度
負けが込むと対局数も減っていくので、とてもソレだけ食えないので、若手の指導とか番組の出演(コレは
対局のみで食える人が多いけど(笑))等で補っているとか?

まぁ、プロスポーツ選手にしても比率から言ったらもっと厳しいくらいか?

馬券で食うのは将棋で食うより難しいかな?(笑)

11ハッシー:2017/06/13(火) 15:21:22
藤井君の実力は、これから始まる順位戦で試されることと思います。
将棋棋士が一番力を入れてくるし、初の持ち時間6時間なので、今
までとはかなり違うでしょう。1期抜けできればいいですね。

12ハッシー:2017/06/13(火) 15:51:33
15日の木曜日にC2順位戦がありますね。こりゃ、注目だ!

13パナシア@日経225愛好会:2017/06/14(水) 07:59:26
棋士の収入は、給料と対局料からなります。

王位戦や王将戦は予選を勝ち進むと挑戦者決定リーグ戦に入り、そこで優勝すれば挑戦者になれます。
棋王戦や王座戦はリーグ戦はありませんが、やはり予選を勝ち上がればシード棋士の待つ本戦に進出。

中堅棋士の場合、これらの棋戦は「出ると負け」または「1,2回勝って敗退」となるでしょう。
対局数はさほど多くないことが想像されます。順位戦を10局指したとしても年間20対局前後では?

中堅棋士は、将棋連盟からの収入だけでは生活していくのは苦しいだろうと推測されます。
が、勝負の世界はどこもそんなものでしょう。
野球でもゴルフでも、一握りのトップが賞金と名誉を独占することになっています。
それを承知でプロ入りしたはずだからやむを得ないと考えます。


藤井四段は、このまま勝ち進むと連勝タイ記録となる28連勝目で澤田真吾六段と対戦します。
↑での対局では、終盤ほとんど負けていました。(76桂の王手に75玉と逃げていれば澤田六段が勝っていた模様)
今回も注目の一戦です。(なんだか27連勝確定のような書き方だな=笑)

14パナシア@日経225愛好会:2017/06/17(土) 08:14:52
将棋・藤井聡太四段、2度負けた棋士3人が座談会「マンガのような強さ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00010021-abema-soci

よくこういう企画を考えたなあ・・・と思います。
まぁこの座談会に出ることは3棋士には恥にはならないでしょう。

が。

いつぞや園田競馬が岩田康誠とミルコ・デムーロをゲストに呼んでトークショーを行いました。
そのタイトルが「岩田とミルコ、どっちが日本語うまいでSHOW?」。

岩田はよくこのタイトルで出演をOKしたなあ…

15パナシア@日経225愛好会:2017/06/18(日) 05:36:30
藤井―藤岡戦の棋譜を見ましたが、まぁ手合い違いでしたね。藤井四段の圧勝でした。
次は澤田六段戦。前回の対戦はほとんど負けている局面からの逆転勝ちでした。今回も激戦になるでしょう。
以下毎日の記事


この日の将棋は藤岡アマの先手番で相居飛車の力戦となったが、藤岡アマの攻め急ぎをとがめた藤井四段が
早い段階で優勢を築き、終盤も厳しい手を連発して圧倒した。

21日の王将戦予選は、今月2日の棋王戦予選で対戦した澤田真吾六段(25)が相手。棋王戦予選は千日手に
よる指し直しとなったが、澤田六段が終盤に勝ち筋を逃し、藤井四段にとっては薄氷を踏む逆転勝ちだった。

朝日杯の終局後、藤井四段は「27連勝できたのは非常に幸運。(次戦の)澤田六段の強さは(棋王戦予選で)改
めて感じたので厳しい戦いになると思うが、力を出し切れるよう頑張りたい。28連勝は意識せず、自然体で臨み
たい」と話した。


毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社は21日午後1時から藤井-澤田戦の大盤解説会を大阪市北区のMBS・
ちゃやまちプラザで開く。解説は久保利明王将。定員100人、会費1000円。抽選で久保王将の色紙のプレゼン
トもある。問い合わせはスポニチ東京事業部(03・3820・0651=平日の10〜18時)。

16パナシア@日経225愛好会:2017/06/18(日) 06:41:05
17日(土)の日刊スポーツの記事

最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が歴代最長の連勝記録「28」に並ぶ可能性がある26日の竜王戦決勝トーナメント当日に、
異例のイベントが開催されることになった。日本将棋連盟が16日、発表した。
関西将棋会館で、プロ棋士がファンに対局を説明する「大盤解説会」が行われる。タイトルを決める対局では開催されるが、同連盟によるとトーナメントでは「異例中の異例」という。


これは記事が誤り。
17日(土)の藤岡アマ戦が27連勝目。
21日(水)の澤田六段戦に勝てば歴代タイ記録の28連勝。
したがって26日は(勝ち続ければ)新記録の29連勝ということになる。

毎日・スポニチの行う澤田戦の大盤解説は、17日の藤岡戦の後に発表された。
26日の大盤解説は藤岡戦の前である。「藤岡にも澤田にも勝つだろう」と予想したのだろうか?
「藤岡アマや澤田六段に失礼だ」とはあえて言わないでおく。
誤報を飛ばした日刊スポーツには猛省を促す。

17パナシア@日経225愛好会:2017/06/18(日) 06:44:45
藤井四段28連勝対局で異例イベント「大盤解説会」
[2017年6月17日9時41分 紙面から]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1841567.html

訂正または削除が来るか注目

18パナシア@日経225愛好会:2017/06/21(水) 08:21:59
さて、いよいよ28連勝を懸けた大一番です。

澤田六段「私は悪人で結構、藤井くんを応援して」
https://www.youtube.com/watch?v=_shf_jVZe0s

この次の対局は増田康宏四段戦。
増田四段も19歳ながら新人王戦優勝・竜王戦5組優勝の若手強豪。

今日か、次回で連勝は止まるような気がします。
まぁ中年のロートル棋士(失礼)に止められるよりは、若手強豪に止められたほうがいいと思います。

19パナシア@日経225愛好会:2017/06/22(木) 07:43:18
注目の澤田六段戦ですが、藤井四段の快勝に終わりました。
65角成と馬を作ったあたりは澤田六段も指せるかな、という感じでしたが、すぐに馬を消され、藤井四段が64角と打ってからは一方的な展開になりました。

前回の大接戦からすると意外な展開。
あれだけマスコミに囲まれて、かえって澤田六段の方がやりにくかったかな?

20パナシア@日経225愛好会:2017/06/27(火) 08:05:44
藤井四段が29連勝を達成しました。
角換わりになるかな、という出だしでしたが、増田四段が44歩と突いてこれを拒否。やや古風な相懸かりになりました。
藤井四段は2枚の角と2枚の桂を53に集中させる攻め。
やや無理攻めっぽい感じがしました。不利な局面もあったと思います。
しかしこれが通用してしまうのが今の強さ。終わってみれば快勝でした。

次の相手はやはり竜王戦の佐々木五段戦。強敵が続きます。

21パチドランカーK:2017/06/27(火) 11:05:18
ものすげぇ〜14歳ですよねぇ〜
彼を止めるのが誰になるのかも興味に一つになりつつありますね?

まぁしかし、スポーツの世界もそうだが、今やトップの仲間入りする為には、物心付いた頃にはその道を目指すような事を始めないと難しい?

3歳くらいから馬券に興味を示して、色んな角度から研究してたら今頃は簡単に年収1億くらいになってたかな?(笑)

22パナシア@日経225愛好会:2017/06/28(水) 08:21:45
>彼を止めるのが誰になるのかも興味に一つになりつつありますね?

最近は藤井四段の対戦相手にもコメントを求められることがあり、対戦相手も気合いが入るでしょう。
が、これだけ記者やテレビカメラが入るとかえって対戦相手のほうがやりにくいかも…。

>まぁしかし、スポーツの世界もそうだが、今やトップの仲間入りする為には、物心付いた頃にはその道を目指すような事を始めないと難しい?

将棋でもアマ名人からプロ入りしたり、クリーニング店勤務から棋士になった人はいます。しかし大成はしていません。
常識的にはなるべく早く競技生活に入ったほうがいいでしょうね。

23パチドランカーK:2017/06/28(水) 11:20:35
ビール一杯やりますか?(笑)

私の方が詳しくないので先行でいい?←まだノるとも言ってないぞ(笑)

全然分からんが、久保利明王将が土をつける(ここで藤井4段が負ける)

24パナシア@日経225愛好会:2017/06/29(木) 07:56:22
まず、対戦相手が確定していないので予想は困難を極めます。というより予想不能なのではないかと。

次の佐々木五段もなかなかの実力者。ここで連勝が止まる可能性は多分にあります。
勝ったとすると、ストッパーは阿久津・豊島・久保といったあたりでしょうか。

25パチドランカーK:2017/06/29(木) 10:11:00
>まず、対戦相手が確定していないので予想は困難を極めます。というより予想不能なのではないかと。

そうか!
竜王戦の間に違う対局が入ったりもすんのか?

そりゃ無理だわ!
コレは無しにしましょう!(笑)

26パナシア@日経225愛好会:2017/06/29(木) 11:53:17
一応、32戦目までの相手は決まっていますが、以降は誰が勝ち上がってくるかによって変わってきます。

http://matomame.jp/user/FrenchToast/202b32cbe44889898531
【将棋】藤井聡太四段の今後の対戦相手・スケジュールのまとめ 連勝記録はどこまで伸びるのか?

中田七段には勝てるだろうと思います。
阿久津八段はコンピュータをハメた強豪なので激戦が予想されます。

27パナシア@日経225愛好会:2017/07/02(日) 08:31:23
藤井四段30連勝ピンチ? 最強の刺客…スイス生まれのイケメン佐々木五段「止める」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000001-dal-ent

28パナシア@日経225愛好会:2017/07/03(月) 08:07:36
藤井四段の連勝が止まりました。

佐々木五段の先手で、相懸かりに。
中盤、藤井四段が香損する展開。
97角成で駒損は回復しましたが、先手の92飛が強烈でした。
その後藤井四段も懸命に攻め、あわやのシーンは作りましたが、27銀で攻めが途切れたところで佐々木五段の反撃が炸裂。
最後は即詰みに打ち取られて終局となりました。

Abemaで観戦していましたが、藤井四段が良かった場面はなかったようです。
彼自身が言うように「完敗」、佐々木五段は快勝でしょう。

当然のことながら生涯無敗は不可能なので、いつかは連勝は止まります。
次は、どんな対局が来るのでしょうか? 次回の順位戦でお会いしましょう!

29ハッシー:2017/07/03(月) 09:36:28
両者とも礼儀正しいというか、好青年というか、若い頃の
自分を見ているようです。

30パチドランカーK:2017/07/03(月) 10:59:54
そのまま連勝して竜王にでもなってしまったら、マスコミも含め我々にとっては非常に面白い出来事かと思うが
プロの将棋界にとって、今まで築き上げてきたものが全てひっくり返るような気がするので、この辺で止まって良かったような気がする(笑)

まぁ近い将来は幾つものタイトルを取りトップに君臨する日が訪れるのかと思うが、しばらくは面白い戦いが続きそうですね?

31パナシア@日経225愛好会:2017/07/04(火) 08:22:47
>両者とも礼儀正しいというか、好青年というか

棋士は入門時に礼儀については徹底的に教え込まれますからね。

>この辺で止まって良かったような気がする(笑)

28戦目が澤田六段、29戦目が増田四段、30戦目が佐々木五段。
渡辺竜王は「これのどこかで連勝は止まるのではないか。この3人はいつタイトル戦に出てきてもおかしくない格。
この3人で勝てないとなると、じゃあ誰なら勝てるの、という話になる」とインタビューに答えていました。

当然のことながら竜王戦の本戦は強豪揃い。佐々木五段に勝ったとしてもどこかで負けたでしょう。

>まぁ近い将来は幾つものタイトルを取りトップに君臨する日が訪れるのかと思うが

10年後を想像するとその可能性は大ですね。
羽生世代はかなり衰えているでしょう。ひと回り若い渡辺竜王も衰え始める頃。
佐藤名人や稲葉八段、↑の3人に加え豊島・糸谷・永瀬といったあたりがライバルになるのでは。

32ハッシー:2017/07/04(火) 16:14:14
羽生世代は衰えても羽生さんは衰えていなさそう。
谷川九段も会長辞めて将棋に専念できるので、復活あるかも。

33パナシア@日経225愛好会:2017/07/05(水) 07:48:12
羽生世代というと、佐藤康・丸山・藤井猛・森内・郷田といったところが46〜47歳で同世代です。
彼らより少し若いが40代の屋敷・深浦・木村・行方・三浦・鈴木・久保といったあたりも含めて予想してみます。

まず上記13人のうち10年後にA級に在籍しているのは何人か?(森内はフリクラに転向したので順位戦は指しません)
1人か2人でしょう。50代後半でA級を維持するのは相当な困難と思います。

羽生は何冠を保持しているか? 1つくらいは持っていてほしいと思いますが、無冠になっている可能性も多分にあります。
藤井聡太が5冠を保持し、残り3冠を昨日挙げた20代の棋士(と渡辺)で分け合う…という図式も充分にありえます。

34パナシア@日経225愛好会:2017/07/10(月) 07:50:59
藤井四段対中田七段の順位戦は激戦になりました。
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170707000121.html?ref=yahoo

図は先手が99玉と引いたところ。
98歩は打ち歩詰めになるので打てません。

本局はこの後も打ち歩詰めの局面が何度か現れました。
プロ棋戦で、ここまで打ち歩詰めの局面が現れるのは珍しいでしょう。

記憶にあるのは1974年の名人戦第2局です。
後手の大山十段が77金と王手し、先手の中原名人が89玉と逃げたところで後手の投了となりました。
この後も王手は続くのですが、先手玉が打ち歩詰めになります。いっぽう後手玉は受けなし。
打ち歩詰めの局面まで王手をかけて投了してもおもしろいと思いますが、それはプロ(しかも名人)相手に失礼というものでしょう。

35パナシア@久保田智子愛好会:2017/08/24(木) 08:24:14
「第58期王位戦」7番勝負の第4局2日目が23日、兵庫県淡路市のウェスティンホテル淡路で指され、挑戦者で先手の菅井竜也七段(25)=岡山市=が
111手で羽生善治王位(46)=王座、棋聖=を下した。菅井七段は3勝目で、初タイトル獲得へ王手をかけた。

羽生王位が封じた46手目から対局を再開。羽生王位の攻めが途切れたところを、菅井七段が巧みに指し回して局面をリードした。負ければ後がなくなる
羽生王位は必死の粘りを見せたものの、最後は菅井七段が落ち着いて寄せ切った。

 持ち時間各8時間のうち、菅井七段は残り4時間10分、羽生王位は同40分。

 王位戦7番勝負は2日制。全国各地を転戦し、第5局は29、30日、徳島市の渭水苑で指される。

    ◇

22、23日に指された「王位戦」7番勝負第4局は、菅井竜也七段が3勝目を挙げ、初タイトルへの視界がぐっと開けた。菅井七段は控室の棋士たちを驚かせ
る独自の構想をこの大一番で披露。強さの原動力となっている「独創性」を発揮した。

第4局の序盤で、菅井七段はいったん5筋に振った飛車を居飛車の位置に戻した。手数が大事な序盤での2手損は通常なら考えられず、控室で中継を見て
いた菅井七段の師匠・井上慶太九段らからどよめきが上がった。

井上九段が「これで作戦勝ちならびっくり」と驚いた手筋も、終局後に菅井七段は「一度指してみたかった構想」とあっさりと話した。第1〜3局でも菅井七段の
指し手に、控室の棋士から「独特だね」との声がたびたび聞かれ、広瀬章人八段らトップ棋士も「菅井流の形勢判断や間合いは独特で手ごわい」と評した。

この独創性を支えるのが豊富な研究量。菅井七段と親しい今泉健司四段(福山市出身)は、菅井七段が研究会などでオリジナルの戦術を磨き上げる姿を見て
おり、「公式戦それもタイトル戦で指すための構想を、膨大な時間をかけて用意していた」と話す。

 第5局の抱負を「自分らしく指したい」と語った菅井七段。タイトルに王手をかけて臨む次戦はどんな戦いを見せてくれるのか、目が離せない。

36パナシア@久保田智子愛好会:2017/08/25(金) 08:10:33
菅井七段は第3局まですべて三間飛車で戦っていましたが、本局は初手56歩から中飛車に。
羽生王位は「居飛車では勝てない」と思ったかどうか、向飛車に構えました。
と、菅井は記事にもある通り居飛車に戻す(驚×341)

この後、玉の囲いはどうするのかな、と思っていたら金銀を上げた後に中住まいに(驚×394)
相懸かりのような感じの戦いになりました。

菅井七段は常識破りの手を多く指します。4局とも自分から角交換をしているし。
これで勝つのだから本当に実力があるということなのでしょう。

37パナシア@久保田智子愛好会:2017/08/31(木) 08:10:54
王位戦第5局は菅井七段が勝利し、通算4勝1敗で新王位に就きました。

阪田流を思わせる出だしから、向飛車ではなく三間飛車に構えました。これは見たことがありません。
その後、上ずった金を綺麗にまとめ、終盤は一方的に攻め倒して即詰みに打ち取りました。
終局は15時08分と早かったです。
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/58/oui201708290101.html

全局を通して、菅井七段の斬新な指し回しが目につきました。
一方の羽生王位は不調だったかな…? 二冠に後退しましたが、まだまだ健在というところを見せてほしいものです。

38パナシア@久保田智子愛好会:2017/09/07(木) 08:24:28
王座戦第1局は凄い将棋になりました。今年の名局賞候補でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=57ro92Ff1sc

千日手になるところを羽生が投了してしまった(?)と話題になっています。
「△2三桂と指していれば千日手になることを羽生は分かっていたが、嫌気がさして投了してしまった」という人もいましたが、
↓の感想を読むとそうではないようです。

※局後の感想※
最終手の▲1六銀に△2三桂と受けていれば、勝敗の帰趨は分からなかった。まず調べられたのは以下
(1)▲2五銀△同銀▲2三金△同玉▲2四歩△同金▲2二金△1四玉▲1六歩という順だが、それには再度の△2三桂で先手も大変。
「そうなんですねー、寄っちゃったかと思ったんですけど。そうか、全然そうじゃなかったんですか。いやー、驚きますねえ」(羽生)

次に(2)▲2五銀△同銀▲1六銀△2四銀打▲2六馬△2九飛▲2八歩△同飛成▲2七歩という順を中村が提案したが、▲2七歩に△4四桂で先手に適当な応手がないようだ。
(2-ア)▲4四同馬は△3七竜で後手玉が安全になり、
(2-イ)▲4五玉は△5三桂▲4六玉△4五歩▲5七玉△8七竜▲6七歩に△1六銀が△6五桂▲同金△5六銀以下の詰めろになる。
(2-ウ)▲6七玉も△8七竜▲7七歩△2七竜▲同銀△同銀成▲同馬の局面は後手玉が絶対に詰まない形になっており、△7八銀▲5七玉△7七竜▲6七歩△7九銀不成
▲1六歩(次に▲1五銀としても△同銀▲同歩△2四玉という対応があるので、まだ詰めろではない)△6八銀不成まで進むと後手が勝ちになっている。

「そうかー、△2九飛と打った形が意外と粘りがあるんですね。そうかー、そうなんですね。いや、驚きました」(羽生)

以上から、先手は(3)▲2五銀△同銀▲1六銀△2四銀打▲2五銀△同銀▲1六銀……という順で千日手に持ち込むのが最善というのが感想戦での結論となった。感想戦終了は0時31分。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板