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長距離走者の孤独

49よしりん# ◆AcVyotaJPw:2018/04/15(日) 22:32:58
「祖父母part2」

毎年、盆休みと正月休みの時は三泊四日くらいで親父の田舎に行った。

親父の田舎は、安城市だった。

名古屋市から安城市までは距離にして約40キロ。

安城市から名古屋市まで通勤する人もたくさんいる言わば名古屋市のベッドタウンの西三河である。
さほど遠くじゃない距離だが、当時の子どものノブにとっては親父の田舎に行くことは、はちょっとした小旅行だった。

親父は、あらゆる運転免許証を持っていたが車は持っていなかった。

後にノブが大きくなって母親から聞いた話によれば、過去に飲酒運転で人を傷つけてしまったからとのことだった。

だが子ども時分のノブは、一家でバスや電車に乗って行く小旅行がお気に入りだった。

バスにしても電車にしても兄弟は…特に弟とは窓側の席を争い母親からいつも叱られていた。

バスに揺られ電車に揺られ安城駅に到着する。

そして安城駅のバス待ち合い所でバスを待つ。
安城駅から、さらに僻地の榎前という地名が祖父母ん家だ。

古びた田舎のポスター(何のポスターかなんて忘れたが)や、時刻表を眺めながらバスの発車を待つ時間。

今からしたらどうってないことがノブ少年には新鮮だった。

たまにバスを待つ間(田舎だから1時間に1〜2本しかない)待ち合い所裏手の、これまた古い木造建ての平屋の小さな居酒屋でワンカップを三角チーズをつまみに立ち飲みする親父が嫌いだった。

気の小さな親父である。
さすがに人前で暴力はふるわなかったが昼間から酒臭いのが恥ずかしかった。

約20分かけて榎前に到着する。

歩道もない片側一車線の県道沿いにバス停…と言ってもバス標示看板と時刻表だけのバス停に到着。

バス停から歩いて5分程のところに祖父母ん家があった。

テニスコート二面分程のテニス場くらいの敷地の奥が親父の実家だ。

右横に親父の弟(おじさん一家)のプレハブ小屋の家があった。


今日は、ここまで。
ちょっと話が長いけどノブの人格形成に影響を与えた年代なので許してちょんまげ(^o^)/


 (・Θ・)
=(ο┳ο
.◎ー┻◎
爆笑またなーーコマネチ


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