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【中】J10や99式や054型等について語る【国】★15 避難所(6)

1：名無し三等兵：2018/08/01(水) 10:15:55 ID:2d9aRuM.0
ライセンス生産・コピー・独自改良・自主開発…。古今東西の兵器を独自の視点で生産。
まるでチャーハンの様な中国製兵器について語るスレです。

当スレは、2ch軍事板の同名のスレの避難所です。

【前スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/37992/1490891526/
717：名無し三等兵：2019/03/31(日) 22:27:01 ID:K.hW3dlc0
对越作战我军坦克上绑步兵成为活靶子，血的教训催生国产步兵战车
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720572&idx=3&sn=832fd7c9ddf42b2d3dc81d1ca6daeb51&chksm=8b8ebfd9bcf936cfdf7f031282b1f84a512b0e5d0c587a4efc2189a2bd5e8a6372f796dc47fd&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
『兵工科技』の中越戦争特集記事からの転載
中越戦争におけるタンクデサント戦術とその教訓について

当時の中国軍にはAPC/IFVのような歩兵を搭乗させて戦車と共同作戦を行えるAFVが不足しており、それを解決する
臨時の策として戦車に歩兵が跨乗するタンクデサントが多用された

作戦の一例として、1979年2月17日の第126師に配属された第43戦車団が、歩兵、戦車、工兵の合成部隊を編成し
山地に籠るヴェトナム軍に対する攻撃を実施した事例が紹介されている

戦車一輌に8〜10名の歩兵が跨乗したが、歩兵にタンクデサントの経験がないため重装備や歩兵自身と戦車をバンド
で括り付けて落ちないように固定していた。そのため、ヴェトナム軍の攻撃を受けた際に迅速な降車が出来ず多く
の犠牲者が出た。さらに、道路をふさぐ巨石を工兵が爆破処理したが、飛散する岩石の破片への配慮に乏しく、戦
車から10mも離れていないところで爆破したため、多くの歩兵の死亡や負傷を招いた

中越戦争に投入された唯一の装甲兵員輸送車は63式APCであったが、投入数は80輌にすぎず輸送力には限度があった。
実戦では、走行系統の脆弱性、故障と破損の多発、履帯の脱落などが相次いだ。さらに車体が小さく兵員室も狭いの
で歩兵や物資の搭載量に限度があることも明らかになった

中越戦争は、中国軍に戦車に随伴可能なIFVの必要性を痛感させることになった。1980年代以降、中国では各種のAPC
/IFVの開発が推進され、ルーマニアから入手したBMP-1をもとにして86式IFVが開発され、すぐさま大量生産が行われ
機械化部隊に配備された。80年代初めから、軽型機械化部隊に配備する装輪APCに関する研究も開始され、WZ523装輪
APCとそれをベースにした92式装輪IFVが開発された

86式と92式は、中越戦争におけるタンクデサントの教訓が中国の装備に及ぼした影響の大きさを示す事例の一つである
として記事を纏めている

718：名無し三等兵：2019/04/02(火) 22:01:48 ID:iVdSfJU60


运20总师透露涡扇20单台推力达16吨 今年内或可换装
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-01/doc-ihtxyzsm2264676.shtml
Y-20輸送機の設計主任が、同機の量産が順調に進んでいること、WS-20エンジンの推力は16tに達しており、今年中に
Y-20への搭載が行われるとの見通しを示した

Y-20は、現在ロシアのD-30KP2エンジン（推力12.5t)、その中国版WS-18（同12t)を搭載しているが、どちらともWS-20
の実用化までのつなぎの存在。Y-20の設計上のスペックを完全に発揮するにはWS-20への換装が不可欠

WS-20は、推力増加に留まらず、運用寿命でもD-30KP2を1/3程度上回るとされている。なお、WS-18の運用寿命はD-30KP2
には及ばないとの情報も掲載されている


中国055大驱抵青岛与辽宁舰同框 或参加海上阅兵
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-01/doc-ihsxncvh7225519.shtml
3月31日、055型駆逐艦一番艦「南昌」が江南造船廠の長興島造船所を後にして青島に入港
同艦は出港後、平均速力17ノットで17時間かけて青島近くの古鎮口軍港に入港し、空母遼寧の向かい側に停泊した

719：名無し三等兵：2019/04/02(火) 22:03:13 ID:iVdSfJU60
国产单壳潜艇试验艇疑试航 中国潜艇实现历史性跨越
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-31/doc-ihsxncvh7026892.shtml
以前話題になった、きわめて小さなセイルを有する潜水艦が試験航海に出港した際の写真がネットにupされた

この艦は江南造船廠で建造されたもので、これまで複殻式が主流だった中国潜水艦とは異なる単殻潜水艦のテ
ストベッド艦ではないかとみられている

複殻式は予備浮力を大きくとる事が出来、潜水艦の生存性にとってメリットがある。その反面、艦内スペースが
制約され、単殻式に比べて船体サイズや排水量が増加しやすく、大型化に伴い被発見率が高まりやすいデメリット
を有している。中国海軍の039型AIP潜水艦は水中排水量4000tを超える大型艦であるのは複殻式によるものも大き
く、大型化は必然的に建造コストの増大を招く。

（注：中国海軍にとって通常動力潜水艦は、攻撃原潜の不足を補い外洋での米海軍邀撃任務もこなし得る存在であり
行動範囲の確保やAIP機関搭載に伴う大型化は容認されていたということになろう）

しかし、21世紀に入ると中国海軍では空母の実用化に伴い、潜水艦についても空母に随伴可能な攻撃原潜を主軸に
置く方向性にかじを切っている。原潜の戦力が充実すれば、それに伴って通常動力潜水艦は、近海や浅海など大型
潜水艦の活動が難しい海域での活動を中心にするようになる。そのためには、船体を小型にしやすい単殻式の方が
有利となる。既に2017年には、江南造船廠が輸出向けに複数の種類の単殻式潜水艦を提案しており、単殻式潜水艦
についての技術蓄積が行われていることが推測されていた

1990年代以降、中国海軍では通常動力潜水艦の世代交代を図り、様々なタイプの艦が建造された。1990年代には035
型が量産され、2003年までに18隻が建造。21世紀に入ると039型の建造に移行し、2005年までに13隻が就役。2006年
からは039A/039B/039C型と一連のAIP潜水艦が約17隻就役し、さらに3隻が建造中。これと並行して、ロシアから12隻
のキロ型を受領しており、1990年代から2010年まで、年平均2隻を調達し、累計40隻以上が調達されている

現在潜水艦の平均就役期間は30年程度なので、中国海軍でも2020年以降、上記の潜水艦の大量退役を迎えることにな
り更新をどのようにするかが問題となる。海軍の調達の重点は原潜に移行したが、近海での任務では原潜よりも通常
動力潜水艦のほうが向いているので、今後も相応の数を調達する必要がある。

また、輸出を視野に入れても、中〜小型潜水艦の方が市場での地位を獲得しやすい。また、次世代通常動力潜水艦には
AIP機関、減振装置、大口径ソナーなど多数の機材を搭載しないといけないので、艦内スペースを確保しやすい単殻式
の利点が生かせることになる

中国海軍では、AIP機関についてスターリング機関と燃料電池の双方を研究している。さらに国産リチウム電池につい
てもテストを行っており、その結果により次世代通常動力潜水艦に搭載されることも考えられる

今回のテストベッド潜水艦は次世代通常動力潜水艦に必要な技術実証に用いられるとみられる。次世代通常動力潜水艦
の建造は2025年以降になるとみられ、排水量は2000t以下の近海作戦向け潜水艦となり、AIP機関とリチウム電池を採用
し、先進的なソナーやウエポンシステムを搭載するものと推測している
――――
なかなか的を射た分析だと思いましたので紹介しました

720：名無し三等兵：2019/04/02(火) 22:53:33 ID:iVdSfJU60

LIMA 2019: Russia set to clear Sukhoi Su-57 for export
https://www.janes.com/article/87519/lima-2019-russia-set-to-clear-sukhoi-su-57-for-export
俄方：中国可能继续购买苏35 并引进技术在国内生产
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-01/doc-ihtxyzsm2217569.shtml
マレーシアで開催されたLIMA 2019航空ショーで、ロシアの兵器輸出公社ロステックのViktor Kladov氏が
Su-57の輸出型Su-57Eについて発言し、同機は今年11月にドバイ航空ショーで公開されること。中東やア
ジアへの売り込みを図り、アジアでは中国とインドが関心を有しているとの見通しを示した

中国については、24機のSu-35の引き渡しが行われ、今後2年以内に、Su-35の追加調達もしくはライセンス生産
を行うかを決めるだろうとした。またSu-57Eはこれとは別の機会になり得るとした。
----
Su-57Eについては何か具体的な話があるというよりも、とりあえず観測気球を揚げた感じですね
Su-35の第二次購入の如何の方が気になるところです


中国若采购航电升级版苏35 到时沈飞或不再生产歼16
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-01/doc-ihsxncvh7320547.shtml
上の関連記事です

中国はSu-35の輸入に当たってアビオニクスや兵装のアップグレードや中国兵器とのインテグレーションを求め
ていたが、第一陣の24機については開発時間の問題もあって改良作業は実施されなかった

記事では、レーダーのAESA化、中国製兵器の運用能力が付与されればSu-35の能力はさらに高まり、中国空軍
としても運用しやすくなるとしつつ、これが瀋陽J-16（やFC-31）の今後の生産に対する大きな脅威になると
の見解も示している。

アップグレードされたSu-35は多くの面でJ-16を上回ると共に、瀋陽が開発中のFC-31に対してもステルス性
と価格面以外では優位に立つとみており、瀋陽に対してより一層の努力を求めて記事を終えている

721：名無し三等兵：2019/04/02(火) 23:17:26 ID:iVdSfJU60
一方、J-16とSu-35は性格の異なる機体であるという見解も

我军歼16战机攻击范围比苏35更远 但格斗性能落后
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-29/doc-ihtxyzsm1480573.shtml
J-16とSu-35SKを比較した記事

両者とも、フランカーをベースとして様々な能力向上を施した第4.5世代戦闘機

Su-35SKはN011M PESAレーダー、J-16はAESAレーダーを搭載、AAMは前者がRVV-AE-1を、後者がPL-15とPL-10を
エンジンも高推力のものに換装（117SとWS-10B)。Su-35のエンジンはJ-16には無い推力偏向システム付き。

それぞれ似た点も多いが、軍での立ち位置を考えると大きな相違がある、J-16は空中戦や空域の封鎖任務や空中
哨戒任務も行うが、かつてJH-7やH-6が行っていたような対艦攻撃任務（A2/AD戦略における）も重要な任務であ
り、攻撃任務重視の戦闘機という米軍のF-15Eに似た立ち位置。戦闘機としての任務のウェイトの高いSu-35とは
性格が異なるとしている

722：名無し三等兵：2019/04/02(火) 23:53:56 ID:wUyFxlNc0
中国歼16携新型机载武器曝光 毁伤能力接近"满分"
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-03-29/doc-ihtxyzsm1428068.shtml
新型の空対地ディスペンサー兵器のテストを行うJ-16

中国では輸出向けに「天雷」シリーズ500kgディスペンサー兵器を開発している。
これらの空対地ミサイルは、防空圏外から目標を打撃可能なスタンドオフ兵器であり、母機は投射後に安全に退避できる。
ミサイルは目標上空で多数の小型爆弾を投下して、飛行場や車両基地、埠頭などの重要な交通拠点を一基に制圧できる。

このような兵器は、中国空軍が国土防衛型から攻防兼備型に変わるなかで重要性を増している


歼-16换装发动机！曾求助俄罗斯遭拒绝，俄：悔不当初
https://k.sina.cn/article_6319178346_178a7026a00100euod.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
J-16のエンジンについての記事

J-16開発のきっかけとなったのは、中国がロシアに要請したSu-30のライセンス生産が認められなかった事に
よるとしている。これを受けて中国では、自国でSu-30に相当する機体の開発に踏み切ることを余儀なくされ
それがのちのJ-16として結実した

J-16はJ-11BSをベースに戦闘攻撃機としての能力を高めた機体であり、国産の各種空対地／空対艦兵器の搭載が
可能であり「空飛ぶミサイル倉庫」ともいうべき存在。これらのミサイルはサイズが大きく、第五世代戦闘機の
ウエポンベイには積み込めないものが多いので、第5世代戦闘機を補完する存在として多数の兵器を搭載したJ-16
の価値は大きなものがある

J-16の性能発揮に欠かせないのが最大推力14tのWS-10Bエンジンである。J-16の開発ではペイロードを増加させ
つつ機動性には悪影響を及ぼさず、充分な空戦能力も保持する必要があったので、エンジン推力の増加は不可欠
であった。

723：名無し三等兵：2019/04/04(木) 00:57:05 ID:iVdSfJU60
中国武器进军中东：彩虹无人机与飞弩导弹"打内战"
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-03/doc-ihvhiewr2888069.shtml
中国が中東に輸出したCH-4やYL-1 UAVが、イエメンでの戦闘で中国製FN-6携行SAMに迎撃された事例を紹介

CH-4Bはサウジが導入した機体で、同国ではライセンス生産を行うことも合意されている。CH-4シリーズは
高度7000m付近を巡航飛行して、SARレーダーや各種センサー・誘導兵器を用いて探知・攻撃を一つの機体で
行い得る。すでに、イラクにおける対ISIS戦争でも実績を積んでいる

対するイエメンのフーシ派も中国製FN-6携行SAMを投入してCH-4Bを一機撃墜することに成功した。FN-6は中
東各地の戦争でMi-35やM-8など5機の航空機を撃墜する戦果を収めている。


买艘054A来撑场面吧！缅甸海军孟加拉湾演习规模空前
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_323_71093.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=7&r=0&rfunc=3&tj=none#p=4
3月に行われたミャンマー海軍の演習風景

中国製を含む各国製装備を搭載したミャンマーの国産艦艇や、中国から輸入した053H1型フリゲートや037-IG型ミサイル艇、Z-9
ヘリコプターなどの写真を見る事が出来る


Сварная башня БМП-3
https://andrei-bt.livejournal.com/1222284.html
BMP-3の溶接砲塔案に関する記事

なお上のページでは触れていないが、この設計案は中国の関心を呼び1997年に中露両国で締結された協定で、砲塔システムと砲
発射ミサイルの技術がロシアから中国に提供され04式歩兵戦闘車の砲塔として採用されることになる

724：名無し三等兵：2019/04/04(木) 02:04:20 ID:iVdSfJU60
LIMA兵器ショーに出展されたり、爆弾投下の様子がCCTVで報じられたことで、急に話題になった「河豚A2（Blowfish A2」回転
翼UAVに関する記事が多数登場しました


中国民企推出能丢迫击炮弹无人机 造价低廉威力十足
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-03/doc-ihsxncvh7814461.shtml
国产无人轰炸直升机亮相 可挂4枚航弹精准打击
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_71246.html#p=1
央视曝光中国无人轰炸机超精准打靶 可携6枚迫击炮
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-01/doc-ihtxyzsm2213831.shtml
精度1米！央视曝光新型无人轰炸机，携6枚弹药20米内步兵全放倒
http://k.sina.com.cn/article_6442782111_180050d9f00100k6wy.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=7&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
Испытания китайского дрона-бомбардировщика вертолетного типа
https://bmpd.livejournal.com/3591954.html
Oddly shaped Chinese combat-ready helicopter drone popular in international market
http://www.globaltimes.cn/content/1144390.shtml

「河豚A2（Blowfish A2」は民間企業の紫燕無人機公司によるプライベートベンチャーとして開発された対地攻撃能力を有する
回転翼UAVで、軍迷の間では「耕戦台」「年轻人的第一架轰炸机（若者／お子様の最初の爆撃機」のニックネームで呼ばれている

同機は米CH-54のように胴体中央部がへこんだ構造を採用しており、そこに60〜82mm迫撃砲弾4〜6発を並べて搭載。公開された映
像では、砲弾が標的に正確に投下され、近接信管によって着弾直前に炸裂、指向性弾頭により地上に向けて多数の破片を飛散さ
せている様子が明らかにされた。立った状態の歩兵であれば20m、伏せた状態でも10m以上の殺傷半径を有する。安価な迫撃砲弾
と「河豚A2」の組み合わせが、地上の車輛や兵員に対する高い制圧能力を有する攻撃手段に変貌したことをアピールする映像と
なった。各国のUAVは精密誘導弾や空対地ミサイルを主兵装とするが、その価格は一発数十万元は下らない。一方、単なる迫撃砲
弾であればその価格は比較にならないほど安い。

UAVと迫撃砲弾の組み合わせが安価な対地攻撃手段となる事例は、すでに中東の戦場において各勢力による即席兵器として
実用化されている。

「河豚A2」の性能はメーカーの公式情報だと、機体サイズ1755mm×499mm×620mm、最大離陸重量28kg、最大ペイロード15kg、連
続飛行時間90分、巡航速度70〜90km/h、最高速度145km/h、航続距離80km以上、運用可能高度5100m、最大50kmの範囲で高画質な
映像を転送可能、制御可能な最大距離は80km。

紫燕無人機公司は、すでに中国国内の軍や治安機関向けに対テロ作戦向けの電動UAVを開発した経験を有し、「河豚A2」の開発で
はそのノウハウが生かされた形となっている。現在、各国で多種多様な索敵-攻撃一体型のUAVが開発・運用されているが、価格の
高騰が著しい。「河豚A2」はその流れとは逆に、低コストながら優れた偵察能力と高い精密打撃能力を兼ね備えたUAVとして開発
され、法執行機関にとっての「一機目の爆撃機」となるコンセプトの下で開発された機体

725：名無し三等兵：2019/04/04(木) 02:32:37 ID:iVdSfJU60
第500架歼-10战机下线，用的还是俄制发动机，为何不用涡扇-10B？
https://c.m.163.com/nc/qa/3g-expand/huawei-article-six.html?docid=EB15HGR70519LKU9
歼10C用的是国产的发动机吗？那么国产发动机多少小时一次大修？
https://c.m.163.com/nc/qa/3g-expand/huawei-article-six.html?docid=EB1FR9NL0517T3Q7
J-10の累計生産機数が500機に達した件に関する記事を二本紹介

500機の内訳は、J-10初期型×40、J-10A×A/AS/ASH×300機前後、J-10B×58、J-10C×100機前後

J-10CについてはWS-10B（推力14t）搭載のうわさもあったが、現状ではAL-31FN(series3)を搭載している。AL-31FN
(series3)は、AL-31FN(推力12.5t）の改良型で、最大推力は1t増加した13.5t、ミリタリー推力は500kg増加した8.2t
にまで強化されている。

J-10CがWS-10Bを搭載していない理由としては、エンジンの改良作業がまだ続いており、単発機であるJ-10に搭載する
ための信頼性にまだ不安があること、WS-10A/BがJ-11BやJ-16用に多数が必要でありエンジンメーカーの生産能力が限
界に近いことなどが挙げられている。下の記事ではエンジンの信頼性については、J-10Bをベースに推力偏向装置のテ
ストベッド機が登場している事から、基本的には解決を見たものと判断している。ただし、推力偏向装置は中国製エンジンの
寿命やオーバーホール間隔の問題からJ-10Cには搭載されないだろうとも予測

AL-31FN3Fや中国国産エンジンの問題としては、西側エンジンよりも寿命が短い点が指摘されている。アメリカの戦闘
機用エンジンの寿命は3000〜5000時間で、新世代のF135の運用寿命は6000〜8000時間に達するのに対し、AL-31FN3Fは
最初のオーバーホールまで750時間、運用寿命1500時間となっている。

中国では、エンジン問題の解決を目指し努力を続けており素材問題については基本的に解決を見たとしている。現
在、戦闘機用の大推力エンジンとしてWS-10とWS-15、中規模エンジンWS-13とWS-19、大型輸送機用のWS-18、WS-20
など15種類を超えるエンジンを開発中

726：名無し三等兵：2019/04/04(木) 15:41:00 ID:iVdSfJU60
中国研垂直起降战机有多难：或面临服役即落后的尴尬
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-02/doc-ihsxncvh7564893.shtml
建造のうわさがしばしば出る全通甲板装備の強襲揚陸艦075型について、軍迷の間でよく話題になる「この艦はV/STOL
戦闘機/攻撃機を搭載するのか否か」について検討した記事

現在、海軍陸戦隊では独自の航空機は保有しておらず、近接航空支援が必要な際には陸軍航空隊のZ-10攻撃ヘリが派
遣され、071型LPDやその他揚陸艦に着艦して運用が行われる。しかし、攻撃ヘリでは速度や火力で固定翼機には劣る
ため、揚陸作戦で海軍陸戦隊自体の独自の固定翼戦闘機が075型に搭載されれば、同級は真の両様作戦能力を備える事
になる。

075型は空母遼寧よりも小型のため、遼寧の艦載機であるJ-15は運用困難。かつてソ連ではYak-41 V/STOL戦闘機を開発
していたが、同機は実用化に漕ぎつける前に開発中止となっている。もし、中国がYak-41を購入したいとしても、現在
戦に適合するアビオニクスや装備の近代化が必要で、V/STOL用エンジンの運用経験がないので、人員や資金を多く投入
せざるを得ない

自主開発するにしても、中国はJ-20やJ-31の開発経験を得ているが、アメリカのF-35B、ソ連/ロシアのYak-41のような
V/STOL戦闘機開発の経験はなく、エンジンを含めて未知の領域が多いのが問題。自主開発路線は、費用対効果に疑問が
あると言わざるを得ないと結論付けている
----
国際共同開発のF-35Bのように複数のユーザーがいる訳でもないので、海軍陸戦隊だけの装備としてV/STOL戦闘機を開発
するというのは割に合わないし、技術的に解決しないといけない要素が多すぎるし、ほかに優先することが多々あるとい
うことでしょう。

なお、ロシアで開発中の次期艦載V/STOL戦闘機が完成し（中国への輸出が承認されれば）相乗りということは考え得るの
でしょうが、現時点ではまだ形になっていないので記事では触れていないのでしょう。


16大爷发挥余热！我海航轰6备战海军阅兵再曝高清照
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71256.html#p=1
中国海軍の観艦式のための訓練飛行を行う海軍航空隊所属のH-6M爆撃機

主翼下パイロンに合計2発のYJ-12空対艦ミサイルを搭載しているのが確認できる

727：名無し三等兵：2019/04/04(木) 16:02:44 ID:iVdSfJU60
国产舰载固定翼预警机或完成全机落震试验 即将首飞
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-04/doc-ihvhiqaw9864312.shtml
中国这项技术获突破将助推舰载预警机上航母
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-03/doc-ihvhiqaw9684897.shtml

航空工業第一飛行院の公式Wechatで、降着装置開発のエキスパートである楊小斌技師の事績として「今まで経験が
無く、参考にするものもなく、実物もない某型降着装置の強度設計作業を成功裏に完了した」「艦載機のペイロー
ド設計のために素晴らしい支援を提供した」との声明が発表。

これを受けて、この声明は固定翼AEW&C機の降着装置の離発着試験を終えた事を意味するのではとの推測がでています

艦載固定翼AEW&C機については既にY-7を改造したJY-1テストベッド機が開発されていますが、実際に艦に搭載するに
は機体のコンパクト化と、空母からの発着艦に耐えうる降着装置が必要。艦載固定翼AEW&C機の降着装置については
自力で開発するしかなく、航空工業第一飛行院では2015年に全規模模型のテストを開始して2016年に終了。2018年に
は実物を用いた着陸衝撃試験を実施しており、現在は艦載AEW&C機の降着装置に必要なすべてのテストを終えたとみられ
あとは飛行許可が交付されて初飛行を待つばかりだと予想している

固定翼艦載AEW&C機のサイズや外観は米E-2Dに近いものになるとみられている。エンジンについてはE-2DのT-56A-427
（離陸馬力5100hp）よりも強力なWJ-6C(同5300hp)、もしくは7000馬力に達する新型ターボプロップエンジンを搭載
することで十分なパワーを確保できるとみている


中国新型灭火炮首次投入实战 1发炮弹可灭火20平米
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-04/doc-ihvhiqaw9873345.shtml
NORINCO、山西省での大規模な森林火災に新型の消火用野砲を試験投入

中国兵器工業集団内蒙古第一機械集団山西北方机械控股有限公司では、先日来の大規模な森林火災を受けて
新開発の「119型超長射程森林消火砲」を直ちに消火活動に投入せよとの命令を受けて、この新型消火砲が
初めて「実戦」投入されることになった

55名の民兵により、8門の119型超長射程森林消火砲と172発の消火弾が現地に送られ、31日から現地の消防部
に配備されて消火活動を開始した。初弾発射は4月2日午前10時で、13発を発射し、地上の消火部隊との連携で
投入地での火元の大部分を消化することに成功。同日16：50、救援要請を受けて50km離れた実会湾村近くに移
動して、20：30から50分間の射撃を行い、200mに及ぶ火災を制圧した。

山西北方机械控股有限公司が開発した「119型超長射程森林消火砲」は、野砲をベースに開発された新型の消火
砲であり、情報化、デジタル化、AI化など先進的な軍事技術が応用され、消火弾を長射程かつ精密に投射でき
迅速な火災制圧が可能な、高機動・快速反応・超射程を兼ね備えた消火システムである。専用の照準器もしく
は直射照準も可能で、射程は120mm迫撃砲と遜色のない8km。砲弾は、消火弾は着弾すると消火剤を飛散させ
一発で20㎡を制圧する。

主な用途は、長い射程を生かして広範囲の火災を迅速に制圧し、火災の拡大を抑制し、消防隊員が近距離で消火
を行うための貴重な時間を稼ぐことにある。

同システムは、砲弾、消火砲、牽引車、偵察車、指揮車、砲弾輸送車、UAVなどで構成され、広範囲の森林を偵察
し、火災地域をピックアップして、最短時間で指定地点に展開して消火作業を行うことで、小さな火元の内に消
し止めて大火災にさせないことを目指している。

野砲を活用した消火システムはアメリカのボーイングも提案していたが実現には至らなかったとのことで、この
種の消火用野砲が実際に投入されたのはこれが初めてとしている

728：名無し三等兵：2019/04/04(木) 16:08:01 ID:iVdSfJU60
>>727
>同システムは、砲弾、消火砲、牽引車、偵察車、指揮車……

訂正

原文は「発射車」とありますので、「牽引車」ではなく簡易自走砲的なものでしょう

写真だと民生用大型トラックの荷台に二門を搭載して、地面におろして運用していますが
これは緊急動員だったので臨時の措置なのでしょうか

729：名無し三等兵：2019/04/04(木) 16:08:49 ID:iVdSfJU60
西飞曾研发隐身战轰性能远超歼16 为何最终却下马
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-03/doc-ihsxncvh7931222.shtml
Su-34の中国版？などと、しばしばネットで噂になっていた「J-17戦闘爆撃機」とは、実は開発中止となった
ステルス化「飛豹」だったとする記事

JH-7「飛豹」の実用化により、中国では戦闘爆撃機というジャンルの空白を埋めることに成功した。しかし21
世紀を踏まえるとJH-7の性能では戦場で生き残れないとして、メーカーの西安飛機工業公司では「飛豹」のス
テルス発展型の開発に着手した

J-17とも呼ばれるこの機体は、ニックネームは「飛豹」のままだったが、双発エンジンのタンデム複座機である
こと以外、JH-7との共通点は無く、その外観はJ-20を複座化したような感じもする機体であった。翼配置は通常
の主翼＋V字尾翼＋水平尾翼で、胴体下部にはYJ-12 ASMの搭載可能な大型ウエポンベイが配置された。また機外
パイロンへの兵装搭載も可能。空中給油による航続距離延伸も可能。制御系統はフライバイワイヤ式を採用。

メーカーでは、J-17は第4世代戦闘機には空中戦で優位に立ち、強力な対地対艦攻撃能力を備えた機体となると
して、J-16に続く戦闘爆撃機としての採用を期待。海軍はこのプランを強く後押ししたが、空軍では議論を巻
き起こした。

J-17の不採用は複雑な要因があったとのこと。
最終的に空軍ではJ-16の配備を選択。空軍が下りたことで海軍でも採用を見送り、やむを得ずJH-7AとSu-30MK2
に依存する情況を継続することになった。記事では最後のまとめとして、J-17の開発打ち切りはJ-20を明確に
上回る性能や特性といった差別化が出来なかったことが大きいが、J-17の開発は西安のステルス機開発の実力
を示すもので、将来の大型ステルス機（西安で開発中のH-20ステルス爆撃機のことか）開発に貴重な経験とな
ったとまとめている


中国曾同时研制7种隐身飞机 成飞一家就独占4款型号
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-02/doc-ihsxncvh7529358.shtml
上の関連記事
中国ではこれまでに未成に終わったものを合わせると7種類のステルス戦闘機が開発されていたという記事

①成都J-20戦闘機
②瀋陽FC-31戦闘機
③瀋陽「雪鸮」……J-20と採用を争ったステルス戦闘機。高い機動性を目指したスリーサーフェス翼が特徴だった
　が、システムの複雑化を招き、ステルス性にも不利と判断され不採用
④西安のステルス戦闘爆撃機……上の記事の「飛豹」ステルス発展型。不採用に終わる
⑤成都「大10」設計案……J-20の失敗に備えたバックアップ計画。J-10を双発化してRCS値低減設計を取り入れた
　低リスク案。J-20の成功を受けて開発は打ち切られる
⑥成都の第5世代軽戦闘機案……2004年に立案された単発小型の第5世代戦闘機。パキスタンやサウジアラビアな
　どへの輸出を視野に入れて開発に着手。詳細は不明だがJ-20を単発化したようなカナードデルタ戦闘機だった
　という説も。残念ながら開発中止を命じられてしまったとのこと（理由は未記載）
⑦成都のステルス艦載戦闘機案……成都では早くからステルス艦載戦闘機に関するスタディを行っており、J-13
　と呼ばれた艦載戦闘機コンペで第3世代戦闘機を提案して以来、継続的に第4〜第5世代艦載戦闘機の検討を続
　けてきた。この取り組みは瀋陽のFC-31よりも早かったのだが、様々な理由から中止を余儀なくされたとのこと

そして現在、「海四（艦載第4世代戦闘機（西側第5世代戦闘機に相当）」の名称で、成都と瀋陽は再び艦載戦闘機の
コンペで採用を競っている。詳細は不明だが、その性能はF-35を全面的に上回るものが求められるだろうとしている。
成都はJ-20、瀋陽はFC-31をベースとしていると思われる。これを入れると、中国が開発してきたステルス戦闘機の
数はさらに増えることになる

730：名無し三等兵：2019/04/04(木) 16:23:00 ID:iVdSfJU60
>>726
逆に、遼寧、002型空母、075型強襲揚陸艦にV/STOL戦闘機を搭載するようにすれば調達
機数をかなり増やすことはできますね

遼寧と002型もカタパルトを搭載するような改修を施す必要もなく、英クイーン・エ
リザベス級空母のような運用が出来るというのはメリットでしょう
（実現するにしてもだいぶ先の事で、鬼が笑うような話です。何らかの根拠があるわけ
ではなく、単なる頭の体操ですね）

731：名無し三等兵：2019/04/04(木) 22:48:08 ID:B4ekpfYg0
遼寧や002型等の空母から航空支援をするのは駄目なんでしょうかね
数が少なすぎるからでしょうか

732：名無し三等兵：2019/04/05(金) 07:01:37 ID:iVdSfJU60
>>731
まだ空母の数が少ないというのは間違いないでしょうね

また、対台湾作戦だと、空母は台湾東岸の封鎖を行うことが想定されていますが、台湾側の反撃を
避けるため、海岸からかなり離れた海域に展開するので緊密な航空支援を与えるには距離が離れて
いるということにもなるでしょう（台湾であれば、海峡を挟んだ東部戦区の航空部隊を差し向けた
方が早いでしょうし）

まだ揚陸作戦における航空支援の形を模索している段階なのも影響しているでしょうね
海軍陸戦隊独自の航空戦力を持つようになるのか、それとも陸軍航空隊をはじめとする他部隊からの
派遣を受ける形が続くのか、それが明らかになるのはもう少し先でしょうね

将来、複数の空母戦闘群が編制され、中国海軍や海軍陸戦隊が域外展開するような情況になれば、空
母や075型揚陸艦の航空戦力による航空支援の重要性が増すことも考えられますが、やはり
それもだいぶ先の話でしょうね

075型が、仏ミストラル級のようなヘリ中心の艦載機となるのか。それとも米強襲揚陸艦のようなヘリ
と固定翼V/STOL機の運用も可能な大きさの艦になるかも、現時点ではまだはっきりしていないので
今後の動向が分かるのはもうしばらく先になるでしょう

733：名無し三等兵：2019/04/05(金) 17:06:51 ID:iVdSfJU60
中国特警持新型冲锋枪训练：有3种伸缩枪托可供选用

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-04/doc-ihvhiewr3061404.shtml
中国特警の特殊部隊が保有する新型サブマシンガン「CS/LS7型9毫米冲锋枪」が、公開された訓練の写真に登場
三段式ストックの展開の様子も分かる。


中国海军为何仍在使用轰6 对海远程突击能力一流
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-02/doc-ihsxncvh7650580.shtml
海軍航空隊で運用が続くH-6爆撃機シリーズについて

海軍航空隊ではH-6D、H-6M、H-6KHと3種類のH-6シリーズを運用してきた

H-6Dは射程150kmのYJ-6D二発を搭載
H-6Mはパイロンを4箇所に増設、YJ-62（射程300km）、YJ-83（射程250km）の二種類のASMを搭載可能
H-6KHはパイロンを6箇所に増設、YJ-12やYJ-83を搭載

現状では中国海軍の空母戦力は米海軍とは比較すべくもない大差があり、艦載機の数も少ないので中国本土か
ら数千km以上離れた外洋で米空母に対する航空打撃を行い得る戦力としてはH-6シリーズ以外の選択肢がない
のが現状。そのため、開発元のロシアでは1990年代に退役したTu-16/H-6の改良を継続せざるを得ないとして
いる


巴铁歼7战机实现高速公路起降 中国30年前就做到过
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-31/doc-ihsxncvh7054315.shtml
パキスタンの軍事演習で、高速道路を滑走路代わりに用いて離着陸を行うF-7PとミラージュⅢの様子が公開された
これは航空基地が攻撃を受けて滑走路が使用不能になった際に、高速道路を滑走路代わりにを用いることで戦闘機
の喪失を防ぎ、戦術的柔軟性を増すための措置の一つ

高速道路を滑走路に転用するケースとしてはスウェーデンの事例が有名。
ただし、滑走路に転用するには、路面の厚さ、強度、周辺環境（電線や地形など航空機の運用の邪魔になるものを排除）
するなどの条件が必要

中国でも1980年代末に高速道路を用いたJ-7戦闘機やIL-14輸送機の離着陸試験に成功している。現在、中国の高速道路
は全長15万kmを超える長さになっているが、その内で空軍設計院が設定した「重戦闘機発着」標準設計に基づいて建設
されたものも多い。
----
高速道路網の普及は、陸軍部隊の装輪化が進む要因の一つでもありますが、空軍にとっても有事の航空機の生存性や
運用の柔軟性を保障するもので、平時からこの規格で建設していることは有事の際の選択肢を増やすことにつながる
重要な措置だと思われます

734：名無し三等兵：2019/04/05(金) 17:07:53 ID:iVdSfJU60
手榴弹比铅球还重，大家都嘲笑阎锡山，一打仗才知道别有用处
https://k.sina.cn/article_6502709895_183977a8700100fini.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
中華民国時代、長らく山西省を統治、「山西モンロー主義」「保境安民」を唱え、内戦が山西に及ぶことを防ぎ、省内
の建設に尽力した異色の地方指導者だった閻錫山に関するエピソードです

彼は手榴弾の戦術的価値に着目。威力の強化を目的に、通常は500g程度の重量であるのを4.5kgという重量級手榴弾を開発
させている。当時、この重量級手榴弾は（南京国民政府直轄の）中央軍の嘲笑を招いた。このような重い手榴弾は、確か
に威力は高まるものの、兵士は砲丸投げの選手ではないので、4.5kgの手榴弾を爆風の及ばない距離まで投擲するのは難
しく、自分も被害を受けかねないと思われたためである。

しかし、閻錫山がこのような重量級手榴弾を造らせたのは、彼が山西省という土地の性格を知り尽くしていたことによる
ものだった。山西省は起伏に富んだ山がちな地形であり、閻錫山は、有事には部隊が高地に展開して日本軍を迎え撃つこ
とが多いと考えた。たとえ重量級手榴弾であっても、上から投げ落とすのであれば、あっという間に下まで転がっていき
敵陣で爆発するので、投擲と安全範囲の両方を一挙に解決する事が出来るのである。4.5kgという重量は山砲の砲弾に近い
もので、この手榴弾を装備した山西省軍と交戦した日本軍には多数の死傷者が出たとのことで、閻錫山の慧眼ぶりを評価
して文を終えている

735：名無し三等兵：2019/04/05(金) 23:41:45 ID:wUyFxlNc0
中国30年前就曾立项弹射航母项目 仅过6年却下马
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-15/doc-ihsxncvh2775939.shtml
1980年代中期以降、中国海軍は新造艦艇の大幅な減少に見舞われ旧式艦艇が年限を超過して就役し続ける情況
に陥っていた。これは改革開放以降の軍事費抑制策に起因するもので、艦艇の状態も良いものではなかった。
例えば、1997年の中国軍の国防予算は台湾の国防予算以下で、しかも予算の多くは軍人の生活費に消えており
装備更新に回す予算は乏しかった。駆逐艦では、1960年代の設計である051型が主力で、90年代に就役したの
は052型二隻に過ぎなかった。

記事では、そのような状況下でも空母計画が練られていたことを紹介している。

海軍では、1970年7月に最初の空母計画「707空母工程」が立案された。これは24000t級の軽空母であり、当時
の中国の国情と需要に応じて構想された相応の合理性のあるプランであったが、71年には中止となってしまった。

1988年1月、「891」工程の名称で、5万トン級の蒸気カタパルト搭載中型空母の建造案が立案された。これは95年
に正式に中止となったが、それまでの検討過程で空母に必要な様々な技術蓄積がなされ、2004年以降の遼寧の再
就役作業においてノウハウを提供することが可能となった。

中国は国連常任理事国の中で相応の規模の両棲作戦艦艇を保有していなかった唯一の国だった。その欠如を埋める
ために開発されたのが071型LPDであり、同艦は2002年に総装備部が立案した「关于综合登陆舰及中型气垫登陆艇研
制立项事」に基づいて建造された。071型の就役により、中国海軍は初めて立体揚陸作戦能力を有する艦艇の保有
を実現した。2010年には075型強襲揚陸艦のスタディが開始され、建造に向けた作業が進められている

“天龙”家族走向系列化——首次亮相的“天龙”30防空导弹
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720563&idx=2&sn=97bece8e831839aa7a0086ba391ec71d&chksm=8b8ebfd6bcf936c0d4f8b0a4af0c34fc90a6bb7470ea9cce42975e110fa4b9e71524004da16f&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
輸出向けの地対空ミサイル「天龍」シリーズについて

中距離SAMである「天龍50」は、SD-10A空対空ミサイルをベースとして地対空ミサイル化したもので、射程は3〜50km。
高度は30〜19800m。すでに輸出に成功している

短距離SAMである「天龍30」はPL-10E空対空ミサイルをベースとして開発され最大射程は30km。誘導システムは、中間段階
がINS＋GPS＋データリンク、終末が赤外線画像方式。航空機、巡航ミサイル、対レーダーミサイル、UAV等の迎撃に適して
いる

「天龍50」と「天龍30」を組み合わせる共同防空網を形成することが可能で、2〜6輌の自走発射機と再装填車、一輌の多機能
レーダー車輛で一部隊が構成され、システムの簡素さも特徴。これは、十分な国防費の出せない豊かでない国でも導入が出来
るシステムにすることを目指した設計に起因している


Торпеды китайского флота
https://bmpd.livejournal.com/3572455.html
中国海軍の魚雷開発史、Yu-1からYu-11に至るまでの過程を纏めたロシア語の記事

736：名無し三等兵：2019/04/06(土) 19:06:34 ID:pNDvqrYA0
>>641
Did India Shoot Down a Pakistani Jet? U.S. Count Says No.
https://foreignpolicy.com/2019/04/04/did-india-shoot-down-a-pakistani-jet-u-s-count-says-no/

2月のインド対パキスタンの空中戦でF-16使用疑惑を調査していた米軍高官がパキスタンのF-16を調査した結果
1機も失われていなかったとのこと
インドのパキスタンのF-16を撃墜したという戦果報告が虚偽である線が濃厚になりましたね

逆に言えばJF-17がインド軍機を撃墜した可能性が濃厚に

737：名無し三等兵：2019/04/06(土) 19:51:11 ID:Taqnw9WU0
F-16で損害なくインド機を撃墜したものの、アメリカからの購入時に使用用途が対テロ戦争に限定されているので、JF-17で撃墜と発表したという可能性もあるのでは

738：名無し三等兵：2019/04/06(土) 20:50:28 ID:3TwO4zYI0
从歼-20挂载四具副油箱的照片，能看出什么名堂？
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720563&idx=1&sn=f3c0f1eb775df6753b1b60f3af834caa&chksm=8b8ebfd6bcf936c0ab2a913556d5964d2e8868abecb3ee5c508f07360b188cec695f581eab67&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
J-20の外部増加燃料タンクに関する記事

J-20は10トン近い機内燃料を搭載しており、主翼に4基の2500L外部燃料タンクを搭載した場合の作戦行動半径は
2500kmと、第二列島線を充分にカバーし得る者になると推測

この長大な航続距離は平時の長距離フェリー移動に有効であり、戦時には（空中給油機の支援なしで）敵後方に進出し重要目標
を打撃するのに役立ち、J-20の戦術的価値を高めるものであるとしている


进度喜人！国产航母清明节加班施工 甲板已涂装近半
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71284.html#p=1
清明節の連休中にもかかわらず甲板の塗装作業が続いている大連の002型空母
第一段階の塗装作業は完了し、黒い塗料の塗布作業に入っている


中国055大驱或已装备微波反导武器 令导弹无法近身
http://junshi.xilu.com/20190403/1000010001086557.html
055型駆逐艦の艦橋真横のフェイズド・アレイ・アンテナは、マイクロ波を活用した電子戦用アンテナ
ではないかとする推測記事

原理は、マイクロ波の照射によりASMの電子部品を破損させてミサイルを撃墜するというもの
中国では、すでにマイクロ波を用いた対艦ミサイル妨害システムに関する研究開発が行われており2010
年には技術的な問題を解決しているとのことで、055型が同システムを搭載していることは十分に考え得
るとしている

739：名無し三等兵：2019/04/06(土) 20:51:36 ID:3TwO4zYI0
中国飞豹战机为何屡次出事故 或与机翼设计有关
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-30/doc-ihsxncvh6816255.shtml
JH-7/JH-7A「飛豹」の得失について記述

まずプラス面について
①長大な航続距離……JH-7の最大離陸重量は28.5t、JH-7Aは30t。機内搭載燃料7tに1400L増倉×3を付けるとSu-27
　を上まわる10tの燃料を搭載出来る。フェリー航続距離は3650kmと、開発当時の中国の戦術作戦機としては他の
　追随を許さない
②兵器輸送プラットフォームとしての優秀さ……外部ペイロードはJH-7が6.5t、JH-7Aは7t。J-10は6.6t、インドの
　Su-30MKIは8tとそう変わらない数値だが、J-10の場合は最大ペイロードでは台湾海峡を超えることも不可能。Su-
30の場合はJH-7よりペイロードが多いが、JH-7は三列パイロンによりペイロード一杯の兵装搭載が可能だが、Su-
30の場合は複数搭載可能なパイロンがJH-7より少ないためペイロード一杯の搭載は難しいとしている
③中国初の多機能パルスドップラーレーダー搭載戦闘機……多モードレーダーで、地上測図も可能な当時の中国で
　最新のレーダーであった。（ただし、同時探知/攻撃数は各6目標であり、BVR-AAMの運用は実質的には困難だった
　が、開発段階ではPL-11/12はまだ実用化されておらず、その任務を考慮しても優先順位は高くない）

そして問題点について
①JH-7の全長は21.03mと、J-8Ⅱよりも長い。全長の長さは初期のターボファンエンジンで比較的重量があるスペイ
　エンジンを搭載したことにより、後部が重くなった機体のバランスを取るための措置。全長が長くなるのは機体
　表面積が増えて亜音速時の空気抵抗の増大を招き、なにより機体重量の増加を引き起こす。これは当時の技術的
　立ち遅れによるもの。（同ジャンルのトーネードIDS戦闘攻撃機は全長16.72mに抑えている）
②限定された空中戦能力……一説にはJ-8Ⅱを破った事もあるとのうわさもあるが、同機の任務はあくまで戦闘爆撃機
　であり、空中戦能力は限定的なもの。
③失速問題……しばしばJH-7は失速により事故が多発していると言われるが、記事では具体的なケースの検討が必要で
　あり、同機が特に失速に起因する事故が多い機体であると結論付けることはできないとしている
----
超低空飛行を行う任務の特性から、一旦機体バランスが崩れた際には立て直す時間が乏しいのが事故の要因と指摘され
る記事も以前紹介したことがあります。

740：名無し三等兵：2019/04/06(土) 20:59:21 ID:xLB46Qrw0
>>737
中国側でも報道
https://mil.news.sina.com.cn/world/2019-04-06/doc-ihvhiqax0390468.shtml

パキスタンの保有するF-16の飛行データを調べないと最終的な結論は出せないですけど

741：名無し三等兵：2019/04/06(土) 21:01:01 ID:3TwO4zYI0
>>739
複列パイロンの件については、この指摘が正しいのか？疑問がありますが
一応記述のまま書き出しました

Su-30MKIの複列パイロンを使った兵装搭載例
http://2.bp.blogspot.com/-7RR33XcnqLk/VjaCfrBpBCI/AAAAAAAAKBI/3tnx8t4auNc/s1600/Su-30MKI.jpg

742：名無し三等兵：2019/04/07(日) 20:43:11 ID:iVdSfJU60
一人就能干翻碉堡！我步兵班35毫米枪挂榴弹实弹打靶
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_70777.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=3&r=0&rfunc=3&tj=none#p=1
95-1式自動小銃に装着して運用する10式35mmグレネード発射機（QLG-10）の訓練風景

QLG-10、そして改良型QLG-10Aは、数十〜数百メートルの範囲に35mm擲弾を投射でき、障害物や歩兵、陣地や軽装甲車
などに対する攻撃に使用される。QLG-10とQLG-10Aの相違点は、接続具の違い。QLG-10Aは、95-1/95B-1式自動小銃に
対応するグレネード発射機として開発され、操作性も向上している。

弾薬としては、DFZ-10着発榴弾、DFS-10A空中炸裂榴弾、DFJ-10 HEAT弾、DFX-10弾道指示榴弾（曳光榴弾）などのライ
ンナップがある。砲口初速は78m/s、有効射程400m。


055大驱令我军具备协同交战能力 拦截距离扩大近10倍
https://mil.sina.cn/sd/2019-03-25/detail-ihtxyzsm0325624.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
055型駆逐艦は、中国海軍としては初となる共同交戦能力を備えた艦となるという記事

中国海軍では1990年代以降、共同交戦システムの長沙と研究を開始。初期段階ではデータリンクにより各ユニット
間の情報の融合一体化を行い、戦場情報の一元化、統一的な指揮管制システムの実現に向けて作業が進められる。
21世紀初めにはその前期段階の作業のテストが完了し、水上戦闘艦や潜水艦、作戦機に、共同交戦能力に必要な装
備（データリンクや戦場情報システムなどか？）の搭載が開始される。

前段階の装備普及を受けて、本格的な共同抗戦能力の獲得に向けた段階に移行。055型駆逐艦は、最初から共同交戦
能力を確保することを前提に設計された水上戦闘艦艇。

共同交戦能力の獲得に必要な、大容量のリアルタイムデータリンクシステム、伝達速度をさらに早めた通信システム
、高速ブロードバンド通信を可能とするフェイズド・アレイ・アンテナなどが装備された。探知距離・同時処理能力
を高めたフェイズド・アレイ・レーダーにより捉えられた目標情報は常に更新され、大容量・高速ブロードバンド通
信によるデータリンクにより各ユニットで共有され、共同交戦能力の基盤としての役割を果たす

2017年の報道では、航空機と艦艇をつないで、とある兵器システムを利用して超低空から飛来する目標に対する迎撃
テストに成功している。これは、共同交戦能力の試験であることは明白で、空中早期警戒システムを利用した防空シ
ステムの視野の拡大に成功したものといえる。空中早期警戒システムから提供された目標指示を用いて、防空エリア
と迎撃能力を向上させることが可能となる

当面は、055型とZ-18J早期警戒ヘリの組み合わせで中国版の共同交戦システムを形成し、実地運用でシステムの効果
（HQ-9による水平線外のシースキマー目標打撃など）を実証することになろう。その後、052C/052D型駆逐艦に共同
交戦システムをバックフィットしてユニットを拡大。将来的には固定翼艦載AEW&C機の実現により、共同交戦システム
の探知能力や総合的な迎撃能力はさらに向上することになろう

743：名無し三等兵：2019/04/08(月) 19:48:38 ID:mwjrEsXk0
探秘解放军10式狙击步枪射击训练
http://v.sina.cn/weibo_ugc/2019-03-25/detail-ihtxyzsm0165461.d.html?fromsinago=1&wm=3200_0001
第80集団軍合成旅の偵察部隊の狙撃兵部隊の訓練風景
10式狙撃銃を用いた様々な訓練の様子が動画に収められている


再来买几辆补上？肯尼亚装备的中国造WZ551装甲车被毁
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_61342_71023.html#p=1
ケニア南部での治安戦の最中に武装勢力の攻撃を受けて撃破されたWZ551装輪装甲車
村に置いていた陣地を撤退せざるを得ず、装甲車以外にもトラックなどの装備が遺棄されたとの事


中国曾造出最强米格21改型 战力堪比F16却为何被下马
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-22/doc-ihsxncvh4551650.shtml
J-7シリーズで実用化には至らなかったF-7FSと、J-7MF/J-7Xについて紹介した記事

J-7とそのベースとなったMiG-21に共通する問題の一つが、機首インテークのショックコーンにレーダーを搭載している
ので、どうしても搭載できるレーダーのサイズが小さくなり、レーダーの性能や捜査範囲が制約されてしまう事。

パキスタン空軍が導入したF-7P/PGはレーダー直径の制約から探知距離は最大30km、ルックダウンでは26kmと短いもので
BVR-AAMの運用能力は備えていなかった。インドはMiG-21BisをアップグレードしたMiG-21BISON(MiG-21-93）でショック
コーン内部のレーダーをコピヨー21lに換装、探知距離を57km、捜査範囲は左右45度にまで拡大。さらにR-77 BVR-AAMの
運用能力を付与することに成功した。これはショックコーンがF-7P/PGよりも大型だったことで搭載が可能となったもの
であるが、ショックコーンを後退させると捜索範囲が左右18度にまで減少してしまうネックも存在した。

F-7P/PGの胴体は、MiG-21F-13由来の細身の空気抵抗の少ないものだったが、必然的に搭載レーダー直径が制約されて
しまう問題があった。MiG-21Bison（と原形のMiG-21bis）は胴体の直径を拡大しショックコーンも大きくなっている
ので、やや大きなレーダーが搭載できるようになったが、空気抵抗や機体重量が増加したことで機動性は低下している。

J-7の機動性を維持しつつ、より大型のレーダーを搭載するために中国で開発されたのがF-7FSである。F-7FSは米F-8ク
ルーセーダー戦闘機のように、機首先端部にレドームを設け、インテークをレドームの下に配置する事で、レーダー直
径を拡大する方法を採用した。搭載可能なレーダー直径は600mmとなり、イスラエルのエルタMLM2032（探知距離60km）
の搭載も問題なく出来るようになった。機体設計はJ-7E譲りのダブルデルタ翼を採用し、良好な機動性を維持。上昇率
はMiG-21の140m/sから、200m/sに上昇。ドッグファイト能力はF-16に迫るものがあったとのこと。なお、BVR-AAMの運
用能力は与えられていない。F-7FSの単価は800万ドル以下と、ミラージュ2000の五分の一という格安価格であった。

F-7FSは、2003年に試験を終え、その後の発展は見られなかった。これはF-7の全面的な発展型であるJF-17の開発が進展
していたことで、F-7FSでは中途半端であると判断されたことによる。ただし、JF-17の単価を見ると、当初は1500万ドル
とされていたが、次第に上昇しBlock2では2500万ドル、Block3では3000万ドルになる予定

成都ではF-7FSの開発終了後も、F-7シリーズのさらなる発展型についての研究を進めていた。それがF-7MF/Xである。同
機は、機首とインテークの設計を全面的に変更し、J-10のような胴体下部インテークを採用。翼配置はJ-7Eを踏襲してい
るが、F-7MFではキャノピー後方に小型のカナード翼が追加されている。F-7Xでは、エンジンをターボファンに換装して
性能向上が図られている。しかし、既にJ-10とFC-1/JF-17があるのに、これにF-7MF/Xをつけ加える積極的な理由を見出
す事が出来なかった事で、F-7MF/Xの開発は終了した。

744：名無し三等兵：2019/04/08(月) 19:49:11 ID:mwjrEsXk0

中国155毫米枣核弹落伍？其实至今已卖出50多万发
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-03-15/doc-ihsxncvh2807349.shtml
1980年代、カナダ出身の弾道学の権威、ジェラルド・ブル博士が中国にもたらした155mmERFB（Extended Range Full Bore：大口径射程延長弾）弾
に関する記事

中国ではまず66式152mm榴弾砲の射程延伸にFRFB弾の技術を採用、そしてブル博士がもたらした45口径155mm榴弾砲と
FRFB弾による長射程に強く惹かれた。ただし、当時の中国の防衛産業の技術基盤の問題から、命中精度に難が生じた。
この問題は、21世紀に入ると解決した模様で、FRFB弾は05式155mm自走榴弾砲の砲弾として用いられている

中国は1990年代末から、45口径と52口径の155mm榴弾砲を開発し、FRFB弾やFRFB-BB弾など長射程砲弾とのセットで輸
出市場への売り込みを図った。当時、市場の中心は従来型の砲弾であったことから、中国は特に小国に対するFRFB弾
の市場拡大を追求し、（不完全な統計ながら）2000年以降、50万発以上のFRFB弾を輸出することに成功している

中国の輸出向け52口径155mm榴弾砲は、FRFB弾を31km、FRFB-BB弾だと50kmの射程を確保しており、その命中精度も満足
すべき成果を収めているとのこと


中果仿制外果枪械：真正“中国制造”
http://k.sina.com.cn/article_6966368675_19f3a59a300100hodi.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=4&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
中国の軍事産業が立ち遅れていた時代に多用された外国兵器のコピー品について取り上げた記事

・12.7mm重機関銃M2HBの中国版、CS/LM6 12.7mm重機関銃
・M1911拳銃の中国版、NP29拳銃
・レミントンM870散弾銃の中国版、97式散弾銃
・M16自動小銃の中国版、「C歩槍」

745：名無し三等兵：2019/04/09(火) 21:25:32 ID:wUyFxlNc0
99A坦克里面有多先进？大屏幕自动化新兵也能打优秀
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-03-25/doc-ihsxncvh5258897.shtml
陸軍の演習が放送され、99A式戦車の砲塔内部の様子が明らかになった

VT-4と比べると、車長正面の多機能液晶パネルの配置が横二つから縦二つの配置に変更。これは
人間工学的な配慮によるもの（左右に首を振るよりも上下の方が動かしやすいという人の習慣に
配慮）。戦場情報システムによる高い情報戦能力を実現しているのが99A式の特徴

車長用独立サイトは全天候能力を有し、99式戦車の微光増幅式から赤外線式に変更され、探知距離
はさらに延伸されている。夜間走行の際には、以前の夜間目視鏡は廃止され、液晶パネルに映像が
写される方法に変更され、夜間の高速走行の際にも外部情況確認が容易。車長が優先順位の高い敵
目標を発見した際には、砲手に目標指示を行うオーバーライド機能も備わっている。類似したシス
テムを搭載するVT-4では、照準速度・精度に優れ、操作性も良好との高評価を得ている

99A式の砲塔内容積は、99式よりも拡大されており、砲塔内設備は集積化が進み、設備の分散配置は
減少し、乗員が動きやすい空間を増やしており、作業効率と車内環境の改善に資している。これは
長期戦における乗員の消耗を抑える効果があり、整備性にも良い効果を生み出す

99A式はデジタル化、情報化、自動化を進め、戦車兵による操作性を向上させており、新兵でも訓練
でその先進システムの優越性を十分に発揮させることが可能。西北地域の部隊の報道だと、短期訓練
を受けた新兵でも、現代的戦車を使用した更新間射撃の成績を30%向上させることが出来たとのこと


中国海军有26艘053H护卫舰，最大舰龄43年，为何还没彻底退役？
https://k.sina.cn/article_6839319592_197a7bc2800100ef15.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
現存する053Hシリーズのフリゲートの現状をまとめた記事

中国海军或将装备实用化激光炮 成舰队反导防空利器
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-05/doc-ihvhiqax0210333.shtml
CCTVの放送で、艦載用とみられるレーザー兵器らしいものが登場し話題になっているようです
今後、より詳しい情報が出ることが期待されます

中国曾打算用水泥打造巨轮，被印度嘲笑异想天开，结果成功造出！
https://k.sina.com.cn/article_6669866713_18d8e16d900100dywa.html
1970年代に中国で建造されたコンクリート船体の輸送船に関する記事です
746：名無し三等兵：2019/04/09(火) 21:26:51 ID:wUyFxlNc0
“翼龙”I-D是雷强操纵首飞的。
http://k.sina.com.cn/article_1240246333_p49eca83d02700eezf.html?from=mil
開発中のYL-1D UAVの初飛行の際の様子がCCTVで報じられました
無人機テストパイロットの雷強 飛行士に焦点を当てた報道だったようです


中国C602反舰导弹出口巴基斯坦核心技术已转让专打印度神盾舰
http://k.sina.com.cn/article_6433241718_17f737a7600100cfa9.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=4&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
パキスタン向けの054AP型フリゲートにC-602 SSMが搭載されるのでは？という情報に関連した記事です

中国ではSSM本体の輸出に加え、ミサイルの核心技術を輸出してその国でのSSM開発を支援することも並行して
行っています

C-602は21世紀初頭に実用化された亜音速SSMで、最大射程は400kmに達します。中国海軍では（一部設計の異なる
タイプが）YJ-62として052C型駆逐艦と沿岸防衛用地対地ミサイル部隊で運用が行われています。

パキスタン海軍は2011年にC-602の導入を決め、並行して中国から技術移転を受けてC-602をベースとした国産SSM
「Zarb」を開発し、パキスタンの主力地対艦ミサイルとして配備を行うことを決めました。Zarbは、2018年11月
に実弾試験の様子が公開。その性能は明らかにされていませんが、外観からはYJ-62地対艦ミサイルとその自走
発射機との類似性が指摘されています
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パキスタンでライセンス生産されたアズマット級ミサイル艇の後期建造艦にもC-602に似たランチャーに搭載された
「Harab」巡航ミサイルが装備されています。

(関連1)
Pakistan Navy releases images of Zarb coastal defence system
https://www.janes.com/article/79542/pakistan-navy-releases-images-of-zarb-coastal-defence-system
パキスタンが公開したZardについて

(関連2)
PAKISTAN TEST-FIRES HARBA ANTI-SHIP CRUISE MISSILE
https://quwa.org/2018/01/03/pakistan-test-fires-harba-anti-ship-cruise-missile/
アズマット級ミサイル艇「」で「Harab」の試射を行った際の報道
Harabは対地攻撃能力も備えた対艦ミサイルとみられており、Zarbだけでなく、パキスタンの国産巡航ミサイル
Babur2/3との関連もあるのではとみられています

747：名無し三等兵：2019/04/09(火) 21:32:28 ID:wUyFxlNc0
>>746訂正
>C-602は21世紀初頭に実用化された亜音速SSMで、最大射程は400kmに達します。中国海軍では（一部設計の異なる
>タイプが）YJ-62として052C型駆逐艦と沿岸防衛用地対地ミサイル部隊で運用が行われています


C-602は21世紀初頭に実用化されたYJ-62亜音速SSMの輸出版です。YJ-62の最大射程は400kmに達し、中国海軍では052C型駆逐艦
と沿岸防衛用地対地ミサイル部隊で運用が行われています。C-602は尾翼がX字翼から十字翼に変更され、国際規制に従って最
大射程を290kmに抑えるなどの設計変更がなされています

こちらが正しいです。直す前のものを貼ってしまいました。

748：名無し三等兵：2019/04/10(水) 18:02:49 ID:6V9UtQmE0
空自のF-35A墜落について
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-10/doc-ihvhiqax1358897.shtml
日本で言う「逆神」と今まで馬鹿にされてきた張召忠の予言が的中したという内容

749：名無し三等兵：2019/04/11(木) 22:57:24 ID:iVdSfJU60
>>748
パイロットの方の安否が心配です
どんな形であれ無事であられることを願わずにはいられません


中国映画『芳華』が伝える中越戦争と中国人の心の傷
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15707


空警500预警机内部显控台曝光 开放式架构升级潜力大
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-11/doc-ihvhiewr4861651.shtml
KJ-500 AEW&C機の機内の様子が公開

KJ-500はKJ-2000と比べてもレーダーの探知能力が向上しており、探知距離は40%以上向上しているとのこと
Y-9輸送機は、母機としてはIL-76よりはるかに小さく機内空間も狭い。そのため、開発陣ではレーダーの電気系統、冷却シス
テム、データ解析装置、通信指揮システム、コンソールなどの小型・軽量化に勤め、各種装備を搭載した状態でも連続10時間
以上の滞空時間を可能とした。

胴体内のコンソール区画には少なくとも7つの座席が写っている。装置はモジュール化され金属ラックに収納されている。欧米
のこの種の機体ではこれらの装置はカバーでおおわれるが、KJ-500はラックむき出しのままで搭載している。これは整備や換装
の際の便を優先したもので、現在の電子設備の急速な発展に対応して頻繁なアップグレードを想定している。システムはハード
ウェア、ソフトウェア双方ともアップグレードが容易な開放式設計。

KJ-500の実用化は、中国の電子技術、ソフトウェア技術、CPU、集積回路などの領域での大きな進歩が背景にあり、それがなけ
ればY-9に搭載可能なサイズにまとめることは不可能であった。


Ce que l’on sait sur le nouveau Railgun de la marine chinoise
http://www.eastpendulum.com/ce-que-lon-sait-sur-le-nouveau-railgun-de-la-marine-chinoise
中国でテストが続いている艦載レールガンの開発状況や最近の情報についてEast Pendlumの記事

750：名無し三等兵：2019/04/11(木) 23:01:59 ID:iVdSfJU60

YJ-18C : le nouveau missile anti-navire chinois « conteneurisé » ?
http://www.eastpendulum.com/yj-18c-le-nouveau-missile-anti-navire-chinois-version-conteneur
最近噂になっている「YJ-18C」巡航ミサイルに関するEast Pendlumの記事

アメリカ政府筋などのソースも上げられるYJ-18Cとは、「コンテナに搭載可能で、通常のコンテナ船に積
んだり地上に配置して巡航ミサイルを投射できる」というものらしい

East Pendlumでは、このような兵器は技術的には可能だが、すでに多数の巡行ミサイルプラットフォーム
を有している中国軍がいまさらそのような兵器を配備する積極的な理由はなかろうと考えている。これらの
プラットフォームは高い機動性を有しており生存性にも優れている

ロシアのコンテナ搭載型クラブK巡航ミサイルについて扱った中国語の論文を挙げて、この種のコンテナ搭
載ミサイルは事前に無力化することが困難であるが、ミサイル兵器の拡散を招きやすく、さらに商船と軍艦
の間にグレーゾーンを作るもので、この種の兵器を導入する事でリスクが生じると警告している

中国は世界最大級のコンテナ船保有国の一つであり、海上交通は経済とその発展にとって不可欠。軍艦と商
船の間にグレーゾーンが出来ると、このコンテナ船団が巡航ミサイル攻撃に対する報復として攻撃を受けて
しまう危険があり、それは相手側に対する巡航ミサイル攻撃で得られる成果をはるかに上回る不利となりか
ねない

751：名無し三等兵：2019/04/12(金) 20:18:05 ID:mwjrEsXk0
你见过解放军用MG42机枪吗这几张珍贵历史照片让人大开眼界
https://c.m.163.com/nc/qa/3g-expand/huawei-b200-article.html?docid=EBHQCN3M054254UW
中国で使われていたMG34/MG42機関銃に関する記事

MG34は、南京国民政府がドイツから輸入した兵器の一つ

終戦まで残ったMG34は、人民共和国建国後は解放軍の予備装備となり、ヴェトナム戦争では北ヴェトナムを支援する中
国軍部隊に配備され対空砲として使用。また、北ヴェトナム軍も、フランス軍から鹵獲したMG34を戦争に投入している

一方、MG42は第二次世界大戦後、中国人民解放軍に対するソ連の無償支援のなかに、ドイツ軍が使っていた小火器をソ
連が鹵獲したものが含まれており、MG42もその際に引き渡された兵器の一つ。解放軍に一時的に配備された後、民兵の
装備に転用されたり地方の武器庫の予備装備として保管されていた。

MG42が再び登場するのは中越戦争。国産の67式汎用機関銃の不調に伴い、旧式の57式機関銃とともに一部の民兵がMG42
を装備して投入された
----
建国初期の解放軍の小火器の口径は統一されておらず、様々な種類の小火器が併存している状態であった。これがソ連
系のものに統一されるのは1950年代を待つ必要がある


军迷回忆录：为何走回头路，有了054型护卫舰又追加建造053H3型
http://k.sina.com.cn/article_3933130412_ea6eceac00100hym0.html
053H3型フリゲートは当初8隻建造の予定だったが、2003年11月になって二隻が追加建造されている。
その理由について紹介した記事。

既に2001年12月には054型フリゲート二隻の建造契約が結ばれていたにもかかわらず、なぜ前のタイプである
053H3型を追加建造したのか。これは建造時期の中国周辺の緊張の高まりを受けた緊急調達計画であるとして
いる、当時、台湾の独自性を希求する陳水扁政権に対し、中国は独立阻止の圧力強化の一環として022型ミ
サイル艇や072A型戦車揚陸艦などの緊急調達を行っており、053H3型の追加調達もその一つ。

新型の054型ではなく053H3型にした理由については、率直に「金が無い（没銭）」からだ、としている。054
型の単価は11億元なのに対し、053H3型だと半額以下の5億元に抑えられる。また、054型と053H3型は多くの兵
装が共通であり、そこまで戦力差が無いことも053H3型の増勢を選んだ理由
----
最終的に、054型の建造は二隻で終了し、本命となるエリアディフェンス防空能力を有する054A型フリゲート
の大量建造が行われることになったのは周知の通りです。

752：名無し三等兵：2019/04/12(金) 20:21:00 ID:mwjrEsXk0
歼10可以进行重新设计然后扩大机体吗？其实早已扩大
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-06/doc-ihvhiqax0434729.shtml
J-10とJ-10CEのサイズの違いについて

AVICが明らかにした両機のスペックを比較すると以下のようになる

　　　　J-10 J-10C/CE
全長 16.43m 16.9m
翼幅　　9.75m 9.8m
機高　　5.43m 5.7m

J-10BとJ-10Cのサイズはそれほど差がないので、J-10/AからJ-10Bに発展する際に機体サイズが
大型化されたものと判断している

J-10Bは垂直尾翼の高さを増して、電子警戒装置とEW装置を追加搭載している。機首も原形より長くなっている、
他にも、インテークのDSI化、機首断面が円形から卵型に変わったことなどがあるが、外観よりも中身の変化が
重要。アビオニクス、レーダー、制御系統、EWシステムが一新され、兵器搭載能力も向上を見せている。J-10C
ではさらに多様な国産精密誘導兵器の運用能力が付与されている

発展型が機体の大型化を招くのは、欧米でもよくあることだが、J-10の場合は全長が比較的長い戦闘機である
わりに機体の幅が短いという特徴があることが指摘されている

J-10…全長16.43m
F-16…15.1m
ラファール…15.3m
タイフーン…15.96m

機体長がこれらの戦闘機よりも長いJ-10には、能力向上のネックとなっている制約がある。それはAL-31FNエンジン
の推力であり、推力重量比ではF-16、Su-27、タイフーン、ラファールよりも劣っており、J-10Cになって推力向上
型のAL-31FN(Sep3)に換装し最大推力13.5tになったが、その効果も能力向上に伴う電子装備の重量増などでかなり
相殺されてしまう。J-10B/Cが航続距離延伸とパイロンの運用性向上に有効なコンフォーマルタンクを装備しない
のは、この推力不足がネックとなっていることが指摘されている。

これ以上の発展型開発にはエンジン推力のさらなる向上が不可欠でWS-10B（推力14t)などへの換装が求められるだ
ろうとして文を終えている

753：名無し三等兵：2019/04/12(金) 20:49:41 ID:mwjrEsXk0
中国试飞全球首款无人预警机：雷达安装位置出人意料
http://k.sina.com.cn/article_6435000141_17f8e4f4d00100fp73.html?cre=milpagepc&mod=f&loc=5&r=9&doct=0&rfunc=100
先日初飛行に成功した「天哨」早期警戒UAVと、将来のAEW機無人化の可能性について

「天哨」は、偵察、早期警戒、電子戦、情報ネットワークの中継・中核を占めるなどの任務が想定されている


現在の戦争では戦闘機とAEW&C機の組み合わせは戦力倍増に不可欠な存在となっている。しかし、高額、かつ相手の攻撃に対し
ては脆弱なAEW&C機を前線に展開するにはリスクも存在する。そのような高脅威度の戦場では、早期警戒AUVは大変合理的な装備
となる可能性を有する。比較的低コストの早期警戒UAVを多数投入すれば、一、二機を喪失しても作戦能力には支障をきたさない

中国では、「天哨」と「神雕」という二種類の早期警戒UAVを開発している。「天哨」は、機体表面にレーダーアンテナを配置する
スマートスキン方式を採用しており、これは目標の連続追跡や空気抵抗減少に有効

もちろん、これらの無人AEW機の作戦能力は、陸上運用される大型のAEW&C機はもちろん、艦載AEWC&機や一部の大型戦闘機の間で
さえも純然たる差があるのは否めない。J-16やF-35などの戦闘機は必要に応じて小型早期警戒機としての運用も可能で、早期警
戒任務の一部を代替可能。

また、自機のレーダーを活用して、データリンクにより得られたAEW&C機、地上レーダーサイトの情報を総合・配分しての任務
を行い得る。米軍では、このモデルを活用して、F-22とF-15を組み合わせて、F-22が敵地深く進攻しステルス性と超音速巡行能
力を生かして、安全に敵の情報を収集。後方で多数のAAMを搭載するF-15は、ミサイルキャリアーとしてF-22からの情報を受けて
的攻撃を行うというものである。

（「天哨」のような」）早期警戒UAVの価格は一千万ドルに達せず、大型戦闘機の1/20前後の価格となるので、情況によっては
消耗品としての投入も可能。また、小型なため、空母にも20機以上を搭載し、一度に5〜6機を発艦させて早期警戒網を構成す
ることが可能となるだろう。航続距離・滞空時間の長いUAVであれば、現状の艦載AEW&C機以上の範囲をカバーすることも出来
ようとして文を纏めている

754：名無し三等兵：2019/04/12(金) 22:01:30 ID:V1BDdmkU0
固定翼艦載AEWC&機が運用できない遼寧や002型のような空母にとって無人AEW機は有力な選択肢になるかもしれませんね

755：名無し三等兵：2019/04/13(土) 21:51:53 ID:iVdSfJU60
二手翻新机交付？中国空军涂装伊尔76现身俄试飞院
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_71415.html#p=1
4月10日、モスクワのジュコーフスキー飛行場で中国空軍の塗装を施したIL-76輸送機が撮影された

記事では、主翼を見ると塗装が剥落しているため新造機ではないとしており、元ロシア空軍の機体を
中国が購入したものではないかと推測している。ネットの情報として、最近中国がロシアから機数
不明のIL-76TDを調達したとの話があり、これらの機体は新造機ではないとのこと。中国はこれまでも
ロシアなどの国々から中古のIL-76を購入し、ロシアでオーバーホールを実施して再生してきた経緯が
ある。

中国继续引进二手伊尔76 当年为造空警2000已购多架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-13/doc-ihvhiqax2334881.shtml
こちらはロシアから調達後、テストベッド機として運用されたIL-76Tの生涯について


WS15除了能让歼20超音速巡航 还能大幅提升隐身性能
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-13/doc-ihvhiewr5481980.shtml
J-20の本命エンジンWS-15「峨眉」について

WS-15の最大推力は16tを予定しており、米F119と近い能力となり、飛行性能の向上が見込まれているが、その
ほかにもWS-15はJ-20専用に開発されたステルス性発揮を前提としたエンジンであるとしている。エンジンノ
ズルは推力偏向装置の採用もあり得るだけでなく、ステルス性に配慮した特殊素材と鋸刃上のエッジ加工が採
用されているとみられる

WS-15は、J-20の推力不足と不十分な後方ステルスという二点を改善することに寄与するだろうとしている

しかし、アメリカはF135というさらなる高出力、信頼性、長寿命を兼ね備えたエンジンの実用化に成功し、次
世代エンジンの開発にも着手していることから米中の戦闘機用ジェットエンジンの格差はさらに広がっている
として、中国には今後も追いつくための努力が必要であるとして文を纏めている

756：名無し三等兵：2019/04/13(土) 21:52:51 ID:iVdSfJU60
胡塞武装宣称又击落一架沙特无人机 疑似彩虹4
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-13/doc-ihvhiqax2303967.shtml
4月10日、イエメンのフーシ派はテレビ放送で撃墜したUAVの残骸を公開し、自派の部隊が撃墜した戦果であると
宣伝した。この残骸を子細に分析すると中国語が記載されており、サウジアラビア軍のCH-4であることが判明
した。これでサウジアラビア軍がイエメン戦役で喪失したCH-4は3機目となる

サウジは偵察観測用のCH-4A（非武装）と索敵-攻撃両用のCH-4Bを保有しているが、これまで撃墜されたのは全
てCH-4Bである。CH-4Aは、最大ペイロード115kgで、主な任務は電子工学ターレットと合成開口レーダーによる
偵察監視、精密誘導弾の攻撃を支援するための目標へのレーザー照射、無線通信の空中中継基地など。CH-4Bは
ペイロード230kgで、こちらも電子工学ターレットと合成開口レーダーを装備しており偵察監視と搭載兵器によ
る打撃任務の双方をこなす。偵察監視任務の際には30時間、攻撃任務では12〜14時間の連続飛行が可能

作戦時には、携行SAMや対空機関砲の脅威の少ない5000〜7000mを巡航飛行する。しかしAR-1レーザー誘導弾を
用いた対地攻撃の際には、目標の識別のため巡航高度よりも低空に降りることがあり、その際にフーシ派の
パルチザン部隊に撃墜されたとみられる

フーシ派は、以前紹介したようにFN-6携行SAMを保有しているが、そのほかにソ連/ロシア製の2K12クープ（SA-6
Guideline）や独自改造でR-27T AAMをSAM化したものを装備して一定の対空ミサイル戦力を保持している。

サウジのCH-4は中継衛星の送受信能力を有しており、通信に無線を利用しているので運用時に距離や地形に左
右されやすいイラクのCH-4よりも、長い航続距離を生かす事が出来、無線が届きにくい山岳地などでの運用に
も適しており、そのような地形の所でも低空域に降りて敏捷な機動が可能だが、それは同時に敵の攻撃を受け
やすいリスクも内包している

CH-4のメーカーは、イエメン戦役における戦訓に強く着目しており、CH-4の喪失原因や戦術・運用面での問題
を調べ、改修や対抗措置を取る事で、サウジなどのユーザーにアップグレード改修を提案している。

改修の内容としては、AR-1の性能向上（より高高度からの攻撃を可能とする。対空兵器の外からのスタンドオ
フ攻撃能力を高めるなど）、光学電子ターレットの解像度や視認距離の改善、赤外線警告装置や電子戦システ
ムの追加などが例として挙げられている。
----
サウジとしてはUAVが何機撃墜されても貴重なパイロットを失う事は無く、その分積極的に投入できるというの
も利点になるのでしょう。実戦経験が本国の開発にフィードバックされ、スパイラル式に性能向上が進んでいく
というのも見逃せない点でしょう


中国新型燃气轮机装备万吨大驱 还将被用于这款平台
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-07/doc-ihvhiewr3833834.shtml
ウクライナから技術導入して国産化したGT-2000ガスタービンエンジンをベースとして、石油リグでの発電に用いる
天然ガスを燃料にしたガスタービン発電装置を開発したとのこと

GT-2000のベースとなったウクライナのUGT25000ガスタービンエンジンは重量16t、定額出力2万9000KW。GT-2000は
中国海軍の標準的ガスタービン機関として052C/D、055型駆逐艦などに搭載されている。中国ではGT-2000の改良を
進めており、その性能をさらに向上させているとのこと。また、GT-2000を用いた民生用ガスタービンエンジンの開
発も行われており、天然ガスを用いたCGT25-D（発電量30MW)の開発に成功している。今回の石油リグでの運用が可能
な発展型の開発は、活用の領域がさらに広まったことを示すもの

757：名無し三等兵：2019/04/13(土) 22:09:30 ID:iVdSfJU60
中船重工疑公开国产航母舰载机布置 与辽宁舰区别大
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-13/doc-ihvhiqax2255773.shtml
002型空母の公式模型の写真が公開され、そのアイランドと前部エレベーターの間にJ-15×1が駐機しているのが
確認された

遼寧ではこの箇所には牽引車やZ-8を搭載していた。002型ではアイランドを小型化したことでJ-15を駐機させる
スペースを確保したとみられていたが、今回の写真でこの推測が本当だったと実証された形になる


比歼15还小？疑似中国航母舰载预警机实物模型曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71413.html#p=1
武漢の空母原寸大模擬施設の空撮映像がネットにupされた

KJ-600の原寸大模型のクリアな写真が確認できる。機体サイズから見るとJ-15よりも小さいのも指摘されている。
どちらも正確なデータがないので、それぞれの元になったSu-33とE-2Cで比較

Su-33の全長：21.19m
E-2Cの全長：17.56m

少なくともKJ-600の全長が21m以下であるのは間違いない所
これは、以前開発された固定翼艦載AEW&C機のテストベッド機であるJZY-01、そのベース機であるY-7輸送機の29.67m
から比べると、全長が大幅に短くなっているのが分かる

これほど大きさの差があることから考えると、KJ-600はY-7の発展型というのは難しく、艦載機として最適化した新
設計とみたほうが良いのだろう

アイランドについても003型空母のテストベッドとしての改修が施され、以前とはかなり形が変わっているのが
確認できる。マストは統合型？に変更、前部艦橋左側の直後に新設部分を追加（位置的に航空艦橋か？）艦橋
のフェイズド・アレイ・レーダーも002型のものよりコンパクトになっているような。002型が052D型駆逐艦と
レーダーの多くを共通化したように、003型は055型駆逐艦とレーダーの多くを共通化するのだろうか

758：名無し三等兵：2019/04/18(木) 14:28:14 ID:8IZM10Tg0
中国试飞院60年成就:试飞62款飞机 助歼20放心飚高速
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-18/doc-ihvhiewr6850990.shtml
西安の閻良にある中国航空試験院が創設60周年を迎え、これまでの活動内容が公開された

中国首个功勋飞机园开园 歼10歼11原型机亮相
http://k.sina.com.cn/article_3057540037_b63e5bc502000h6n8.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=2&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
我国首个功勋飞机园开园 歼10空警2000等亮相
http://k.sina.com.cn/article_1887344341_707e96d502000leuj.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=3&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
対外開放が行われ、各種の試作機が展示

采用冷发射方式：052D舰发射海红旗-9B画面曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71475.html#p=1
052D型駆逐艦のHQ-9BSAMの発射に至る一連のシーンがテレビで公開された


中国舰载固定翼预警机出现！体积不如歼15，外形酷似E2D
https://k.sina.cn/article_1701806911_656f833f00100iybl.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
KJ-600固定翼艦載AEW&C機の機体サイズやセンサーなどの性能を予測した記事

中国还会再买吗？我军苏35战机重要航电设备一览
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_71494.html#p=1
中国空軍向けのSu-35SKの各種センサーを紹介

759：名無し三等兵：2019/04/18(木) 14:28:46 ID:8IZM10Tg0
試験院の映像のなかにJ-11Dが登場していたので、それに関する記事がいくつか出ていました

试飞院首次曝光歼11D原型机：雷达罩明显"上翘"
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-17/doc-ihvhiewr6703802.shtml
J-11Dは、最後の重制空戦闘機として開発されたものの、空軍の「空天一体、攻防兼備」志向に伴い試験院での
テスト以降の発展は当面行われない状態になってしまった。「空天一体、攻防兼備」により適合的な多用途性に
優れたJ-10CとJ-16の配備が優先され、J-16は5個戦闘機旅が装備するに至り、Su-35×24機と共に中国空軍の戦
力を構築している

歼11D首飞4年后又现身试飞院 这款战机还有前途吗
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-18/doc-ihvhiewr6834612.shtml
J-11Dは昨年チベットの空港でJ-11Dが撮影されたが、機体ナンバーは試験院のテスト機であることを示す「5××」
であり、依然として空軍への引き渡しはなされていないことが判明

複座多用途戦闘機であるJ-16の方が、外洋に進出しての作戦、スタンドオフ攻撃、BVR戦闘などで、専任の
兵器士官が乗っているので、単座のJ-11Dよりも適合性が高いとしている

J-11Dが採用される可能性としては、まだ多数が在籍する中国第2世代戦闘機の更新用として、J-11Bに代わって
生産が行われる事であろうと最後につけ加えている。

歼11D为何仍未拿到空军订单 或被沈飞自家战机逼下马
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-18/doc-ihvhiewr6839194.shtml
その存在が公になってからすでに4年が経つが、生産に入るという話は全く聞こえてこない

主な改良点としては
①機首AESAレーダーを15度上向きに装着。これはRCS値低減対策。合わせて機首ピトー管も撤去
②機首左側にレーダー整備用パネルを装備。J-11Bはレドーム全体を上に跳ね上げて整備を行う
　ので、整備の手間がかかっていたとのこと

この記事でも、J-11Dが空軍の要求を満たせなかった、もしくは複座多用途戦闘機のJ-16の方が高度かつ
複雑な作戦環境における効率性が高いと判断したのではないかとみている。

中国沈飞正在测试歼11战机 或已突破发动机技术壁垒
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-11-06/doc-ihmutuea7533355.shtml
昨年11月の記事ですが、J-11Dの配備の当面見送りは搭載を予定していたWS-10系エンジンがまだ十分に成熟
していないことによると指摘しているものです

歼16批量替换苏27和歼轰7！歼11D存在已无价值，前途非常暗淡
http://www.sohu.com/a/287817718_630764
こちらは、WS-10BはJ-16向けの生産で手いっぱいであり、J-11Dに回す余裕はないと指摘しています

空軍はSu-27の更新用にJ-16を充てることを決めたとしています。これは更新の必要性が差し迫っていること、そして
J-16はJ-11Bよりもアビオニクスやレーダーの水準が高いことが要因としています。この決定は、J-11Dをさらに苦境に
追いやるだろうとみています

760：名無し三等兵：2019/04/18(木) 17:05:33 ID:8IZM10Tg0
中国或已取消歼11D战机项目 将产能全部转向歼20
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-08/doc-ihvhiewr4074119.shtml
J-11Dはほぼ間違いなく開発終了とみている記事

以前、第4.5世代戦闘機でもレーダーサイトなどの防空システムと連携すればF-35にも対抗可能という
記事が出たこともあるが、今やJ-20の配備が開始されたことで、最優先すべきは第五世代戦闘機の配備
になったのは明白。仮に4.5世代戦闘機で第5世代戦闘機に対抗できたとしても、その交戦比率は大きな
差がつくのは否めない。

現在、中国空軍ではJ-10C、J-16、J-20の三種類の戦闘機を調達しているが、今後はJ-10Cの生産数は減少
し、J-20への切り替えが進んでいく

一世代前の戦闘機を以て仮想敵の新世代戦闘機に対抗せざるを得ない状況は以前も存在した

1990年代末、台湾との間で緊張が高まった時期、海軍はアメリカ海軍に阻止されて台湾に接近することも出来ず
陸軍は言うまでもないので、台湾方面での重責を担ったのは空軍と海軍航空隊が中心とならざるを得なかった
（注：あとは戦術弾道弾を要する第二砲兵）

中国軍は、ロシアからSu-27SKやSu-30MKKの調達を進めたが、すぐには機数が揃わないのは明白であった(2000年
の段階ではSu-27SK×78、J-11×20〜30、Su-30MKK×19）。これを補うために第3世代戦闘機の能力向上型の開発
生産が図られた。それがJ-7GとJ-8Fで、両機とも2000年前後から配備が開始された。これはいわば、今のJ-11D
と似た立場の戦闘機であると言えよう。

J-7E/Gは、ヘルメットマウントサイトによるPL-8の運用能力が付与された。J-8FはPL-12による待望のBVR戦闘能
力を得ることに成功。J-7Gは3個戦闘機旅、J-8Fは4個戦闘機旅に配備された。繋ぎとしての役割は果たしたと言
えるが、中長期的にみれば新世代戦闘機を配備したほうが効率的なのは明らか。J-11Dも同じような立ち位置にあ
るのだろうとして記事を纏めている

761：名無し三等兵：2019/04/18(木) 17:08:57 ID:8IZM10Tg0
Военный парад в честь 30-летия Объединённой армии государства Ва в Мьянме
https://bmpd.livejournal.com/3612271.html
ミャンマー北部のシャン州で半独立状態にあるワ州連合軍の軍事パレードが挙行された

中国の支援を受けた7600名の将兵と各種車両がパレードに参加。ワ州連合軍の規模は最大3万人と推定されている。
ミャンマーは公式には同勢力の独立を認めていないが、他の武装勢力に対抗するためワ州連合軍と同盟を結んでお
り、ワ州とミャンマー政府の間では停戦が成立している

軍事パレードでの演説では「ワ州はミャンマー国内での広範な自治を希求して、独立は求めない」とミャンマー政
府への配慮をうかがわせる声明を出している

パレードでは、81式/97式自動小銃、「勇士」「猛士」4輪駆動車、迫撃砲、爆弾を搭載した小型UAV、14.5mm連装
重機関銃、QW-2やFN-6などの携行SAM、RPGといったワ州連合軍の装備が確認できる


ミャンマーで「ワ州連合軍」が軍事パレード
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3651049.html
政府と少数民族武装勢力との内戦が続くミャンマーで、１７日、最大の軍事力を持つ「ワ州連合軍」が停戦合意３０
年を記念して軍事パレードを実施しました。

「ワ州連合軍」は少数民族武装組織の一つで、ミャンマー東部のシャン州を拠点としてワ族の自治権拡大を目指し
ています。

およそ３万人の兵士と１万人の補助メンバーがいると推定されていて、ミャンマーにある同様の武装組織の中で最
大の軍事力を持っています。中国の軍事援助を受けているとされ、１７日のパレードでは近代的な武器の数々も公
開されました。

１９８９年にミャンマー軍政との間で結ばれた停戦合意を記念した行事ですが、「ワ州連合軍」はいまだ全国停戦
協定には署名しておらず、交渉の前進が期待されています。

パレードが実施されたシャン州のパンサンは、中国の支援により、他の自治区と比べて最も開発が進んだエリアと
なっています。

762：名無し三等兵：2019/04/19(金) 23:55:36 ID:wsdkl/JQ0
>>737
パキスタン vs インドの紛争についての最新ニュース
2月にパキスタンの武装勢力300人を殺害したと発表したBalakot空爆に関して、インドの外務大臣がこの空爆でパキスタン人の死者は出なかったと言及
https://m.hindustantimes.com/india-news/no-pakistani-soldier-or-civilian-died-in-balakot-air-strike-sushma-swaraj/story-uehLWmWC7KNAzs6YSyIHTO.html

当初の戦果発表を訂正したようですが、インドがパキスタンに戦術的に勝利した1999年のカーギル紛争から20年
今年の紛争はパキスタン軍の方が戦いを優位に進めているようですが
中国との軍事協力が成果を出したのか、それともインド軍が弱体化したのか
どっちでしょうか？

763：名無し三等兵：2019/04/20(土) 15:13:33 ID:pNDvqrYA0
>>762
中国でも報道
对巴空袭炸死300人？印度终于改口了
https://new.qq.com/omn/20190419/20190419A0H0ZD.html

764：名無し三等兵：2019/04/20(土) 23:07:23 ID:V1BDdmkU0
評価をつけるにはあまりに小規模•局地戦過ぎる気もしますが

765：名無し三等兵：2019/04/22(月) 17:36:20 ID:mwjrEsXk0
>>762-764
私も、今回の武力衝突は、あまりに小規模、短期間にすぎるので、これで評価を付けるのは困難だと考えます

我国产航母最新进展曝光：甲板涂层已基本摊铺完毕
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71516.html#p=1
大連で艤装中の002型空母の近況

外媒曝中国055大驱最新图 甲板已涂上101舷号
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-17/doc-ihvhiewr6595106.shtml
青島近郊の軍港に入港した055型駆逐艦を捉えた衛星写真

ヘリコプター甲板上に艦番号「101」が記載されているのが確認された
艦番号101は、ソ連から提供されたゴルディ級駆逐艦「鞍山」に続き中国海軍では二代目となる

鞍山を筆頭とするゴルディ級4隻は、中国海軍の最有力艦として「四大金剛」の異名で呼ばれ1990年代まで就役していた。

055型一番艦の艦名「南昌」は、人民解放軍の発祥となった1927年8月1日の「南昌蜂起」にちなんだ命名で、こちらも由緒
ある艦名。初代「南昌」は、旧日本海軍の砲艦「宇治」（排水量1350t。戦後中華民国に引き渡され「長治」として再就役）
で1978年に退役。二代目は051型駆逐艦（艦番号163）でこちらは2016年に退役した。

055型のネームシップは、由緒ある艦番号と解放軍の発祥の地に由来する「南昌」という艦名を有する命名で、海軍における
同級の重要性をうかがわせるものとなっている
766：名無し三等兵：2019/04/22(月) 17:36:59 ID:mwjrEsXk0
缅甸来华参阅护卫舰形似中国054A 竟是中印联合打造
https://mil.news.sina.com.cn/2019-04-22/doc-ihvhiqax4342311.shtml
明日4月23日、青島で開催予定の中国海軍建軍70周年記念観艦式に参加するミャンマー海軍の国産フリゲート「Hsinbyushin」
（シンビューシン）に関する記事

シンビューシンは、同国で建造された「Kyan Sittha（チャンシッター）」級フリゲートの二番艦。ミャンマーは国際的孤立
の中で1990年代以降海軍艦艇の国産化を進めているが、チャンシッター級はこれまで建造されたミャンマーの水上戦闘艦の中
では最大の艦。記事では、同艦の建造には中国とインドの影響が多々垣間見えることを指摘している

同級の設計では中国の支援が存在し、艦の外観が054A型フリゲートに似ているのはそれに起因する、そして搭載するディーゼル
エンジン、C-802 SSM、TR-47C型FCSなどの装備も中国由来のものが多い。インドからはBharat Electronics Limited（BEL）製
のRAEL-02 Mk.3対空警戒レーダーと対潜ソナーを調達。

艦名のシンビューシンは、ビルマ最後の王朝となったコンバウン朝の第二代国王に由来する。在位1763-76年で、「白象王」の異名
でよばれた。1764-67年にかけてはアユタヤを征服、ビルマ北部では清朝と交戦するなど領土拡大に努めた王として知られている。
なお、ネームシップのチャンシッターは、ビルマのパガン朝の第三代国王（在位1084-1113年）で、王朝の最盛期を現出したことで
知られるとのこと。

「Hsinbyushin」は全長115m、艦幅13m、排水量2600t。兵装はOTOメララ76mm艦砲×1、C-802 SSM×8、6連装SAM発射機×1、630型CIWS×2
14.5mmガトリング機関銃×2（注：SAM発射機や機関銃は北朝鮮由来のものを搭載）、艦載ヘリ一機搭載

「Hsinbyushin」級は軽武装のフリゲートであるが、一定の対艦、対空、対潜能力を備えた「ロー」に当たる経済的な艦として
同国の国情に見合った国産フリゲートであると評価。国際的な孤立の中で、段階的にフリゲートの完成度を高めていき自給体
制を確立した手法もみるべきものがあるとして文を纏めている
----
国境を接する中国とインドの双方からキーコンポーネントを調達しているのは、両国に対するミャンマーの配慮が伺える。
記事では触れていないが、北朝鮮からの艦載兵器調達も国際的孤立の中での提携策の一環

767：名無し三等兵：2019/04/25(木) 00:32:23 ID:wUyFxlNc0
海军首艘055大驱已确定命名南昌舰 接受检阅
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-23/doc-ihvhiewr7781699.shtml
昨日の観艦式に参加した055型駆逐艦「南昌」について

満載排水量は1万2千トンとの記載あり。艦橋のステルスマストには、大小合計40を超えるフェイズド・アレイ・ア
ンテナを配置しており、高度な情報化とステルス性の重視の表れであると

海军节正式开幕！094A战略核潜艇公开亮相，威武身姿驰骋大海
http://k.sina.com.cn/article_6229362447_1734c870f02700n0m9.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=11&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
海上大阅兵现场：055大驱及辽宁舰让人心潮澎湃
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-23/doc-ihvhiewr7810795.shtml
现场图片：中国海军新型094核潜艇接受检阅
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71564.html/d/1#p=1
観艦式に参加した戦略原潜「長征10」号（艦番号412）は、写真から094A型戦略原潜の改良型とみられるとのこと


中国海军70周年大阅兵 外军18艘舰艇有个最明显特点
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-23/doc-ihvhiqax4611690.shtml
今回の観艦式に参加した外国の18隻の艦艇についての記事

768：名無し三等兵：2019/04/25(木) 18:38:55 ID:wUyFxlNc0
区域防空主力军！我海红旗9B舰空导弹垂发装置曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71557.html#p=1
052D型駆逐艦から発射されるHQ-9B艦対空ミサイルの動画
コールドローンチ式の発射方式、ミサイルの形状を確認できる

黄海最靓的仔！我055首舰南昌号海上阅兵展雄姿
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71574.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=2&r=9&rfunc=3&tj=none#p=1
観艦式における055型駆逐艦「南昌」の姿


052D领衔！青岛海军开放日我军大批新锐舰艇亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71601.html#p=1
観艦式翌日の一般公開で公開された中国海軍の051C型駆逐艦「石家庄」、052D型駆逐艦「貴陽」。071型LPD
「井岡山」、920型病院船「岱山島（和平方舟）」の写真


感到了你的诚意！印度海军最先进驱逐舰加尔各答号赏析
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_235_71606.html/d/1#p=1
観艦式に参加、翌日一般公開されたインド海軍の駆逐艦「コルカタ」
特徴的なフェイズド・アレイ・レーダーが捉えられている


密密麻麻反舰导弹抢眼！韩国仁川级护卫舰抵青岛
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_210_71529.html#p=1
开放程度最高！韩国海军京畿号护卫舰从里到外仔细看
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_210_71604.html/d/1#p=1
観艦式に参加した韓国海軍のインチョン級フリゲート「キョンンギド（京畿道）」
キャプションでは16連装の対艦ミサイルに注目している
一般公開では艦内のかなりの箇所も公開されたとのことで各部の写真がupされている


有朋自远方来！俄海军北方舰队护卫舰不远万里来助阵
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_204_71609.html/d/1#p=1
好兄弟很捧场！俄罗斯海军最先进战舰来华参加阅兵
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_204_71532.html#p=1
ロシア海軍の駆逐艦「アドミラル・ゴルシコフ」
一般公開はなされなかったとのこと

769：名無し三等兵：2019/04/25(木) 18:39:38 ID:wUyFxlNc0
喜回娘家！孟加拉中国造新锐战舰抵青岛参加阅兵
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_323_71530.html#p=1
観艦式に参加したバングラデシュ海軍のC13B型コルベット「プロットーイ」
同級は中国の056型コルベットをベースにして、武漢で建造された

7年来首次访华！日本海自凉月号驱逐舰开放参观
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_260_71605.html#p=1
観艦式に参加した海上自衛隊の護衛艦「すずつき」
一般公開で撮影された写真


海军空警500机身上现神秘标志符 阅兵时大有作用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-24/doc-ihvhiewr8057370.shtml
観艦式に参加した海軍航空隊のKJ-500 AEW&C機について

記事では、空中パレードでの編隊位置を維持確認するため機体各部にマーキングが施されていることが指摘されている

770：名無し三等兵：2019/04/27(土) 10:39:00 ID:3TwO4zYI0
055大驱服役加入航母战斗群 增加“内圈”导弹防空层
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-25/doc-ihvhiewr8116597.shtml
055型駆逐艦の就役がもたらす効果について

055型は、オ―スガスタービン機関、汎用VLS、統合型FCSを搭載した中国最新の第四世代ミサイル駆逐艦で、中国船舶
重工集団701研究所が開発設計を担当し、大連造船廠と江南造船廠が共同で建造を行っている

055型の最大の特徴は、空母機動部隊の重層式防空網を構成する核心パーツの一つとして、J-15と早期警戒機による外縁
部の内側になるエリアの長-中-近距離をカバーし、多艦艇を指揮・共同して防空システムとして機能する点にある

J-15と固定翼早期警戒機は、空母から800〜1000kmの範囲を担当。将来的にはステルス戦闘機に置き換えられる。
遼寧では20機程度しか搭載されていないので、（ローテーションや整備を考えると）防空作戦に一度に投入可能な機数は
8機以下となり、多方面からの襲来を迎撃するとなれば、各方面に振り向けられる機数は2〜4機に限定される

このため、J-15が打ち漏らした目標については、055型（や052C/D型）の艦対空ミサイルによる迎撃が重要となってくる。
055型と052C/D型のHQ-9/HQ-9Bは射程100〜200kmまでをカバーし、その内側はHQ-16が担当する二段構えのSAM網で迎撃を
行う。

055型はセンサーの探知能力を大幅に強化したのが特徴であり、これは戦場探知能力、有効単利距離、同時多目標迎撃能力
の向上に資している。055型で初めて採用されたSバンドとXバンドを組み合わせたデュアルバンド・フェイズド・アレイ・
レーダー、そしてOTHレーダー、ミサイル管制用フェイズド・アレイ・レーダー（4枚一組）、対空捜索＆電子戦用フェイズ
ド・アレイ・レーダー（二枚一組）。ミリ波フェイズド・アレイ・レーダー（二枚一組）、長波電子偵察アンテナ、短波電
子偵察アンテナなどを備え、長距離索敵能力、早期発見、各種バンドレーダーの組み合わせによる高い多種類多目標探知と
処理能力を実現した

自艦の装備する112セルのVLSに加えて、僚艦の052C/D/E型駆逐艦や054A型フリゲートなどと連携した共同交戦能力により
艦隊全体として防空能力の底上げを図っている。


電子戦装備としては、H/RJZ-726-5A型32連装チャフ・フレア発射機×2、電子戦支援システムアンテナ四枚一組、H/RJZ-726-5
型チャフ・フレア発射機×2を装備。ASW装備としては、低周波アクティブ／パッシブ対潜ソナー、7424型324mm短魚雷三連装
発射機×2、対潜ヘリ×2機を搭載。

055型は、昨年末の段階で8隻が建造中で、一隻が就役、一隻が洋上公試中で、3隻が進水済み。


055型南昌舰战力如何？堪称全能战舰装备舰载无人机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiewr8295320.shtml
055型のサイズとして、全長180m、艦幅23m、基準排水量11000t以上、2017年6月28日上海江南造廠で進水などの情報が出ている

高い艦隊指揮作戦システムを用いて、空母機動部隊の艦隊防空の核心任務を果たす。さらに将来は次世代のHQ-2×クアッドセ
ル中距離艦対空ミサイルなども搭載され、対空、対ミサイル迎撃能力をさらに向上させるだろうとしている

対艦攻撃の面では、YJ-18対艦ミサイルに加え、YJ-2×極超音速対艦ミサイル（マッハ5以上、射程1000km前後）が実用化すれ
ば、その打撃力は飛躍的な向上を見るとしている

艦載砲としては、052D型のH/PJ45A-130-1型130mm艦載砲の改良型・完全版ともいえるH/PJ45-130-1型130mm艦載砲を搭載。
これは前型にあった砲口のマズルブレーキを廃止、給弾系統を二系統に増設、砲身の水冷ジャケットを装備するなどの設計
変更が施されている。052D型と同じく、射程100kmに達するだろうロケット補助推進式130mm長射程砲弾の運用能力が付与
されている。また、YJ-18の対地攻撃型によるスタンドオフ地上攻撃能力も備えている。

艦載ヘリ二機搭載を前提とした格納庫を備えているのもポイント。さらに艦載UAVの投入により作戦能力をさらに向上させ
ることも考えられる（格納庫外壁にはレーダー追跡装置が搭載されており、これはUAVの自主改修システムの一部ではない
かと推測している）

771：名無し三等兵：2019/04/27(土) 10:41:55 ID:3TwO4zYI0
改的不止直升机甲板！我海军052D加长版首舰疑似曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71602.html#p=1
第14艘052D舰或换新型米波雷达 可更好探测隐身目标
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-25/doc-ihvhiewr8251339.shtml
こちらは052D型駆逐艦の14番艦に関する記事です
14番艦は、船体後部のヘリコプター甲板を延長、電子戦システムを改良するなどのアップグレードが施されていること
知られていましたが、今回、艦中央部の517型メートル波長距離対空警戒レーダーを換装したことが明らかになりました。

517型は八木アンテナ式のレーダーで、1980年代に実用化された長距離対空警戒レーダーです。軽量コンパクトで、電子
妨害に強く、波長の性格上、探知距離が長く、ステルス機探知能力にも優れているメリットを有する反面、メートル波
を使用する関係上、探知精度に劣り、波長間隔が長いため目標情報の更新も遅くなり、対レーダーミサイルの攻撃を防
ぎにくいなどのデメリットもあります。

517型は各種艦艇に搭載されていますが、特に346/346A型フェイズド・アレイ・レーダーを装備する052C/D型駆逐艦への
搭載は、その意図が注目されました。記事では、346/346A型は消費電力が多いため、長時間の連続作動は電力負担が大き
く、航続距離にも悪影響を及ぼすため、平常は消費電力の少ない517型が対空警戒を担当し、346/346A型も同時運用できる
様にしておいて必要に応じて作動させる体制を取ることで、フェイズド・アレイ・レーダーの作動時間を抑える措置が採
られました

346A型と517型の組み合わせは、発電量の制約に起因するレーダー運用のハイ・ローミックスであると共に、互いの利点
を生かし、欠点を補いあうための措置でもあるとしています。

14番艦が搭載する新型八木アンテナレーダーは、やはりメートル波レーダ―で、ステルス機の探知能力を大幅に向上させた
ものとみています。2020年以降の作戦環境では、ステルス機の探知能力改善やさらなる探知距離の延伸は大変重要になって
くるので、レーダーの換装はそれを見越したものだろうと推測して記事を終えています


052D加长版首舰曝全身照：八木天线消失装备新型雷达
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiewr8292468.shtml
052D型駆逐艦の14番艦の外観上の変更点は以下の三つ

①Z-20の運用を前提に艦尾ヘリコプター甲板を約3m延長
②571H型（記載ママ。517Hの誤記か）Aバンド二次元長距離対空レーダー(軍迷の間では「晾衣杆（物干し竿)」と俗称あり）
　が別の八木アンテナ式の長距離対空レーダーに換装
③571H型レーダーを積んだマストの基部にあった衛星通信用レドームがヘリコプター格納庫上に移設

571H型は、メートル波レーダーで、探知距離の長さと消費電力の少なさと長時間の連続稼働可能な点がメリットだが、精度には
問題がある。軍迷の間では、SMART-LやS1850Mなど欧州の回転式フェイズド・アレイ・レーダーが搭載されるとの推測もあった
ので、今回の結果に失望している向きもある

記事では、回転式フェイズド・アレイ・レーダーは消費殿量が多くなり、052D型の現状の機関と発電量では、艦橋の四面に配置
された346A型フェイズド・アレイ・レーダーと回転式フェイズド・アレイ・レーダーを併用するのは無理とみている。また回転
式フェイズド・アレイ・レーダーはコストが高いのもネック（346A型の半額近い価格とみている）

新型の八木アンテナレーダーの正体については様々な推測がなされているが、記事ではJY-27長距離対空レーダーに似ていると
指摘。JY-27は地上配置式のレーダーで、最大探知距離500km、ステルス機の探知性能に優れF-22ステルス戦闘機を450km前後で
発見できるとしている。今回のレーダー換装は、ステルス機の探知能力向上の意図もあるのではと推測

772：名無し三等兵：2019/04/27(土) 10:43:27 ID:3TwO4zYI0
052DL装备反隐身雷 极大地增强中国海军远海作战能力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-25/doc-ihvhiewr8251339.shtml
こちらも052D型駆逐艦14番艦の新型レーダーの推測記事

ステルス機の探知能力に優れた地上配置式のメートル波対空警戒レーダーであるJY27と改良型のJY27A型メートル波
三次元対空警戒レーダーを紹介

14番艦に搭載されたのはJY-27Aの艦載型ではないかと予測。JY-27AはJY-27の10年後に実用化され、その探知距離は
450kmから650kmに延伸され、探知距離だけでなく解析精度も大きく向上しており、安定的にステルス機の追尾・早期
警戒が可能となり、HQ-9BやHQ-19といった長射程SAMの有効射程を生かす事が出来る

消費電力の少なさもメリットとみられる。公式のデータは無いがそのピークは100kW以内と382型三次元対空レーダー
（トッププレートの中国版）の90kWと大差なく、052D型の発電能力でも連続長時間作動に必要な電力を十分賄い得る

ステルス機の探知能力の強化は、米軍のステルス機や中国周辺国で配備が進むF-35シリーズをにらんだものだろう。
近海では地上配置の対ステルスレーダーの支援も受けられるが、外洋での作戦でもステルス機探知にはレーダーの性
能向上が不可欠と見なしたのだろうとし、今回のレーダー換装は中国海軍の外洋作戦能力向上の一環であると結論づ
けている


052D舰4秒内连射4枚导弹场面震撼 不惧饱和攻击
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiqax5253852.shtml
4秒間に4発のHQ-9B艦対空ミサイルを連続発射する052D型駆逐艦

連続発射は、ミサイルの重心、周辺の気流、ローンチ時に発生する破片の飛散、VLSの開口部の除去など複雑な要素を
考慮する必要があり、高い技術が要求されるとのこと。052D型はそれを解決しており、同時発射能力の高さを示す映像
であるとみている

記事では、ホットローンチとコールドローンチというVLSの二系統の発射方式の説明、中国海軍でのVLS発射方式の変遷
などについても紹介している

773：名無し三等兵：2019/04/27(土) 21:04:28 ID:MdzIpipY0
052D型の記事から推測するに、055型の巨大な船体はレーダー用の発電量を稼ぐためでもあったんですね
vlsの数や艦載ヘリの機数、種類などのハード面ばかりに注目していたのでありがたい記事です

774：名無し三等兵：2019/04/28(日) 11:11:00 ID:DUHM9DU.0
>>748
張召忠さんの予言がまた的中したという話
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-28/doc-ihvhiewr8635675.shtml

もはや逆神とは呼べませんな

775：名無し三等兵：2019/04/30(火) 17:09:36 ID:3TwO4zYI0
国产航母接受呼伦湖舰首次补给 或即将开启第6次海试
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-30/doc-ihvhiqax5894948.shtml
中国首艘国产航母首见呼伦湖舰 正进行油液横向补给
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71681.html#p=1
Новые китайские авианосец проекта 001А и корабль комплексного снабжения Hulunhu проекта 901 в Даляне
https://bmpd.livejournal.com/3627737.html
港媒：国产航母后甲板疑正补给燃料 挂出三面信号旗
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-04-28/doc-ihvhiqax5460918.shtml
4月26日、大連の002型空母のマストに出港の意図を表明する信号旗が掲揚され、同時に遼寧海事局が4/26から5/10まで渤海海峡
から黄海北部にかけて軍事任務海域を設け民間船舶の航行を制限する宣言を出したので、002型空母の第6回目の洋上公試が実施
されるのではとも推測されている

4月29日、その002型空母が停泊する埠頭の隣のドックが注水状態となり、観艦式に参加したばかりの901型大型補給艦「呼倫湖」
が入渠。埠頭をはさんで002型空母との間で燃料補給を実施している模様。空母の出港には大量の補給物資の搭載が必要で、埠頭
から搭載作業を行ってもかなりの時間を要する。専用の補給設備を整えている補給艦はあれば、補給ペースを大幅に短縮できると
みられている。002型空母の補給系統は艦の右舷にあるので、右舷側のドックに「呼倫湖」が入渠するのは理にかなっている。

002型は飛行甲板の塗装作業がほぼ終わり、甲板ではアレスティング・ワイヤやエレベータの作動を行ったり、J-15の原寸大模型
が確認されており、公試に向けた作業が行われている模様


首艘国产航母在坞内测试补给系统 决定未来远洋战力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-30/doc-ihvhiqax5892068.shtml
こちらは、「呼倫湖」の入渠後に002型空母との間で、軍による受領評価試験の一環として、補給システムの実地試験を実施
したのではないかと解釈。その根拠としては、大連に入港した際の「呼倫湖」は軽荷状態で喫水線下やバルバス・バウが見え
る姿であり、これから燃料やドライカーゴはあまり搭載していない可能性が高いと見ている

中国海軍では空母への洋上補給作業を重視している。それは空母が多数の物資を消耗する艦であることに起因する。空母は
有事には一日で100ソーティ以上の艦載機の発艦を行うため、一日に数百トンの燃料や弾薬を消費するので、長期にわたる
作戦実施には充実した補給体制が不可欠。

901型補給艦は、左舷に4箇所、右舷に3箇所の補給ポストを有している。左側が一箇所多いが、これは空母向けの補給ポスト
であり、空母右舷の補給施設に補給物資を送る役割を果たす。

空母の補給システムのテストは、海軍への引渡し前の各工程を順調にクリアしていることの表れで、空母の乗員が補給作業や
装置の操作に習熟することは、、将来の洋上作業の経験を積むための基礎となる重要な過程。
-----
記事によって論旨が違うので、それぞれ比較すると事実を多方面から考える事が出来ます
あと、喫水に注目した下りにしても、あちらの軍迷の注意力には感心することしきりです

776：名無し三等兵：2019/04/30(火) 17:11:20 ID:3TwO4zYI0
登楼欲穷千里目：从加长版052D型驱逐舰的新型警戒雷达谈起
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_62085_71685.html#p=16
052D型駆逐艦14番艦の新型八木アンテナレーダーに関する考察

写真を拡大して分析した結果、このレーダーには12個の制御装置／シーケンサーが付いていることが判明した。
この構成は陸上配置のJY-27A長距離対空警戒レーダーと似ているが、特別なものではなく他のレーダーでも似た
構成を持ったものもあるとして、現時点でのレーダーの種類特定は避けている


Bangladesh Nnavy gets 2 warships
https://www.dhakatribune.com/bangladesh/military-affairs/2019/04/28/bangladesh-navy-gets-2-warships
ВМС Бангладеш получили еще два корвета китайской постройки
https://bmpd.livejournal.com/3627072.html
バングラデシュ海軍、中国に発注していたC-13B型コルベットの3、4番艦を受領
同国のチッタゴンにある海軍基地で受領式典が行われた
艦名はShongram（F-113 ）とProttasha(F-114）

バングラデシュは2012年にC-13型Bコルベット二隻を発注、2015年末に海軍に就役し、2016年1月に同国に回航された。
3、4番艦は2015年に追加発注された二隻で、一、二番艦と同じく武漢で建造され、今年3月28日に就役、4月12日に上海
を出港し、4月27日にバングラデシュに到着した


运20疑似已装配新型涡扇20发动机 推力更大油耗更低
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-29/doc-ihvhiewr8917088.shtml
Y-20輸送機の本命エンジンであるWS-20は、エンジン出力の強化だけでなく、燃費の向上や騒音低減なども重要な要素
であると指摘。特に、騒音低減は、機内の乗員の緊張と疲労を軽減するものであり、Y-20の民生版、AEW&C型や空中給
油機型などの各種派生型にとっても重要なポイントとなる

777：名無し三等兵：2019/04/30(火) 18:32:00 ID:3TwO4zYI0
中国这2种导弹低调服役十几年 未来或将要被PL15替代
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-12/doc-ihvhiqax2002348.shtml
Su-30MKKと共にロシアから輸入した二つの兵器、Kh-29空対地ミサイルとR77空対空ミサイルに関する記事

導入からかなりの時間が経ち、細心装備ではなくなったものの現在でも主力装備としての地位を占めている

Kh-29はロシア軍で大量装備され輸出も実施されている。射程は30km。誘導方式はTV誘導と赤外線誘導の併
用だが、主にTV誘導の方が多用されているとのこと。地上目標以外に艦艇や航空機のバンカーなども攻撃可
能。Kh-29の問題はサイズの大きさと命中精度にあるとのこと。例えば米AGM-65マーベリック空対地ミサイル
はKh-29の半分のサイズで、小型であるためミサイルの敏捷性と搭載弾数で優位に立っている。とはいえKh-29
は幾多の実戦で用いられてきた実績のある兵器で、シリア内戦ではシリア政府軍が最も愛用した兵器とのこと。
介入したロシア軍では射程延長型のKh-29Lを投入し、このような大型誘導弾による武装勢力のテクニカルの攻
撃という「脳洞大開（常識外れ）」な運用も行われている

「脑洞大开」について-「人民中国」による解説　http://www.peoplechina.com.cn/home/second/2016-01/11/content_710998.htm

R77はソ連がAMRAAMに対抗して開発したBVR-AAMで、1980年に開発に着手し、94年に完成した。
中国軍にとっては初めての打ちっ放し式空対地ミサイルで、現在ではPL-12/15の生産でその唯一性は無くなって
いるが、R77が中国空軍において果たした役割の大きさが無くなるわけではなく、今でも重要な兵器として運用さ
れている
武直-10轻松加装了7块防护装甲 或已解决发动机难题
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiqax5106943.shtml
Z-10攻撃ヘリの付加装甲に関する記事

機体の七か所に装着され、装甲の厚さは3〜5mm位で、合計重量は300kgになるとしており、これだけの
重量増加を可能とするには懸案であったエンジン出力の増加が不可欠であるとみている。

Z-10の元来の兵装ペイロードは1.5tであり、増加装甲の300kgというのは無視できる重量ではない。また
重量増加は機動性や飛行性能にも悪影響を及ぼすので、この点からもエンジンのパワーアップは不可避。

今のエンジン出力については、Z-10試作機が搭載したP&Wカナダ製のPT6C-67Cの1100kWを上回る1200kW以上
にはなっているのではないかと推測している、現用のWZ-9は900kWで、Z-10はパワーダウンに伴い実用化に
当たり軽量化とスペックダウンを余儀なくされている。

778：名無し三等兵：2019/04/30(火) 18:51:09 ID:3TwO4zYI0
中国第1代航天测量船全部退役 曾是海军走向深蓝起点
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-29/doc-ihvhiqax5667661.shtml
2019年4月28日、中国海軍の観測艦「遠望2号」が中国海軍の現役を退いた。同艦は中国のICBM開発で重要な
役割を果たしたほか、41年に渡る艦齢の間に数多くの海上観測任務や衛星の長期管理任務に従事した経歴を
有する。

退役後は地方政府に移管され、記念艦として一般公開されるとのこと。「遠望2号」の退役により、中国海
軍の大型海洋観測艦の第一世代（遠望1/2）は全て海軍から姿を消すこととなった

なお、「遠望1号」は2010年に退役し、現在は建造された上海江南造船廠の旧二号ドックで保存されている。

1960年代、中国は初のICBM（後のDF-5）開発に着手していたが、その実用化に欠かせない長距離の実弾発
射-弾着テストは国内での実施は無理で、中国から遠く離れた外洋を弾着地点として、その場所での観測体
制を構築する必要に迫られていた。

1967年、中国はICBM開発に伴う遠洋での着弾試験に必要な遠洋測量艦隊の建設計画を立案、9月に毛沢東の
承認を得て作業を開始した。計画では、5タイプ、12隻の艦艇（観測艦2、海洋調査船1、補給艦3、航洋曳
船3、救難艦3）を建造して観測艦隊を編成することとされた。「遠望1/2」はこの計画により建造された艦
であり、1979年に一番艦が完成した。また、この艦隊を護衛する艦艇として051型駆逐艦が開発されている。

「遠望1/2」は満載排水量2万1000トン、全長190mm、艦幅22.6m。54基の各種アンテナを満載。最大のものは
直径9m、重量90tのパラボラアンテナ。レーダー、レーザー観測器、速度検知器など各種センサーとそれに必
要な計算機を搭載。これは当時国内最速の毎秒100万回の計算能力を有するコンピュータで、各種機器に必要
な大量の電力を供給する発電能力を備えている。「遠望1/2」一隻分の発電能力は当時の30万人都市に必要
な電力を供給できるのと同等のものであった

この観測艦隊は中華人民共和国初の外洋での任務を想定して建設された艦隊であり、海軍だけでなくICBMの
開発にとっても重要な役割を果たしている



运20或已在量产 可否先生产机体等待安装国产发动机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-09/doc-ihvhiewr4318739.shtml
衛星写真の分析からY-20輸送機の現在の年間生産ペースは十数機に達しているとみられる
Y-20の量産数を規定するのはエンジンの供給体制にあるとして、エンジンについて情報を整理

2016年10月、中国はロシアから224台のD-30KP2エンジンを2020年までに納入するという契約を結ぶ。契約額は6億5700万ドル
で、エンジン一台の単価は約300万ドル。D-30KP2は、中国では4種類の航空機（IL-76、IL-78、H-6K、Y-20）に使用されてい
る。224台の内、54台は前三者に使われ、残りの170台がY-20の生産に利用されているので、40機のY-20を生産できることに
なる。

D-30KP2は中国空軍でも運用中のIL-76でも使われているエンジンだが、機体設計が新しいことから同じエンジンを搭載し
ていてもY-20の方が性能面で優位に立つとしている。しかし、ロシアではIL-76の全面改修型であるIL-76MD-90Aを開発し
ておりエンジンも新型のPS-90Aに換装されている。Y-20も性能向上のためには新型エンジンの搭載が不可欠

中国で開発されているY-20向けのエンジンとしては、D-30KP2のリバースエンジニアリング国産化版のWS-18、そしてWS-10
のエンジンコアを用いて開発された新型エンジンWS-20の二種類が存在する。

当面は、Y-20の生産数を維持するためWS-18を搭載するというのが自然な流れだが、WS-18はD-30KP2と同じ低バイパスエン
ジンで、PS-90Aのような大バイパスエンジンと比べると性能は大差があり、理想的な選択肢ではない。Y-20の能力を完全
に発揮するにはWS-20の搭載が不可欠。WS-10の開発のベースとなったのはCFM-57エンジンのエンジンコアで、これは西側
の大バイパスエンジンでその性能は大変先進的なものだった。WS-20の性能は、燃費、寿命、信頼性などの面では遜色があ
るだろうが、その他ではCFM-56シリーズに遜色のないレベルになろうとしている。
----
考えてみれば、CFM-56のエンジンコアを由来の一つとして開発されたWS-10をベースにして、大バイパスの輸送機用エンジ
ンを開発するというのは「先祖返り」のような話ですね。燃費、寿命、信頼性では遜色があるだろうという推測は、今も発
展を続けるCFMシリーズの凄さというか、自国の技術的レベルを冷静に判断しての見立てというべきか、記事の作者の見識が
伺えるところでしょう

779：名無し三等兵：2019/04/30(火) 19:08:15 ID:3TwO4zYI0
В Китае обрадовались бомбежке F-35I радара JY-27 в Сирии
https://vpk.name/news/273434_v_kitae_obradovalis_bombezhke_f35i_radara_jy27_v_sirii.html
最近、急に注目されるようになったJY-27早期警戒レーダーについての記事

F-35Iを含むイスラエル空軍のシリア爆撃により破壊されたシリア軍のJY-27が修理を終えて現役に復帰した
とのこと。JY-27は、敵の防空制圧攻撃に対する抗湛性強化のため、レーダーアンテナ、送受信機、信号処理
システムなどが分散配備されており、攻撃で破壊されても破損した箇所を交換するだけで容易に機能を回復で
切る設計が施されているとのこと。イスラエルの攻撃ではレーダーアンテナが破壊されたが、予備のアンテナ
を準備するだけで機能を復旧したとされる。

イスラエルはデリラ対地ミサイルを用いて攻撃を実施したが、デリラの弾頭重量は30kgと軽量で、送信機を
収めたコンクリート製バンカーを破壊するには十分ではないとのこと


豹爷也玩马赫谷：空军歼轰7A超低空训练场面如大片
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_71637.html#p=3
超低空飛行訓練を実施するJH-7A戦闘爆撃機

戦闘爆撃機としてのJH-7Aは、敵の探知を回避して攻撃を実施するためにこの種の超低空飛行が不可欠。
これは同機の事故の多さに起因するリスクを内封したものであるが、同機の任務を象徴する飛行シーン
であるのは確かで、力強さを感じずにはいられない写真となっている


中国造榴弹炮登场！阿尔及利亚大规模军演“上瘾”
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_87721_71608.html/d/1#p=1
アルジェリア陸軍の演習に登場したPLL-01型155mm牽引式榴弾砲
アルジェリアは中国製砲兵システムの大量購入国であり、PLL-01もその一環を占める装備として運用されている

Фрегат «Адмирал Флота Советского Союза Горшков» открыли для посещения в Циндао
https://dambiev.livejournal.com/1590984.html
観艦式に参加後、青島で一般公開されたロシア海軍のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」
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以前の記事では未公開とありましたが、どうやら公開されたようです

780：名無し三等兵：2019/04/30(火) 21:09:18 ID:3TwO4zYI0
官微文章暗示中国第一批舰载预警机即将试飞，将成航母倍增器
https://k.sina.cn/article_1436261731_559b9d6302000io9p.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
KJ-600固定翼艦載AEW&C機に関する情報を纏めて

着艦の際の機体にかかる衝撃についての試験に関する情報が雑誌やネットで登場
この種の機体の開発に必要な技術的課題に関する内容が2000年以降に各機関で出回るようになったとしている
この他、公式Weiboなど複数のソースの情報を照らし合わせて、2019〜2020年頃には中国製「固定翼艦載AEW&C機」の第一号機
が登場する確率が高いと判断

搭載レーダーについては、去年の珠海の公開情報から、二枚のAESAレーダーを貼り合わせたものをロートドームに収納、ロート
ドームを回転させて観測を行う形式を採用していると判断。


运8反潜机与美军还有明显差距 C919平台或是最佳选择
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-29/doc-ihvhiqax5734640.shtml
最近、機内映像も初公開されたY-8Q/KQ-200対潜哨戒機に関する記事

Y-8Q/KQ-200は、中国周辺の潜水艦戦力の増加に対する中国海軍のASW作戦能力強化の必要性を反映した装備。
これまでの艦艇と対潜ヘリの組み合わせよりも遥かに広域の海域をカバーして任務遂行が可能となる

同機の写真を見ると尾部に8mにも及ぶ長大なMADブームが装着されている。これは低空飛行時に深度300〜500m
程度までの潜水艦の探知能力を備えている。また、機首下部には大直径の洋上観測レーダーが収納されており
通常動力潜水艦のスノーケルの探知にも使用される

胴体下部には爆弾倉を装備して、魚雷、爆雷等を搭載。ソノブイ発射装置も新たに取りつけられている。


たしかにY-8Q/KQ-200は、中国海軍にとって初の本格的な対潜哨戒機でありこの種の装備の世界との差を縮める
重要な機体であるが、その水準は米P-3Cに近いとしている。4発ターボプロップエンジン、余裕のある機体サイ
ズ、低燃費、長い航続距離を備えているが、反面で飛行速度が遅く、騒音が大きいことがネックとして指摘。

アメリカがP-8A対潜哨戒機のべーすとしてボーイング737NGを選定したのは、その高速性能を活用して対潜作戦
の効率向上を図った点が大きい。その巡航速度はターボプロップ機対潜哨戒機の倍となり、P-8Aの大きな優位と
なっている。そしてボーイング737のエンジンの騒音発生の低さも見逃せない。P-3Cがその騒音を敵潜水艦に探
知されるリスクがあったが、P-8Aはエンジンから発生する騒音を大幅に低減することに成功した。これらの能力
向上により、P-8AはP-3Cの数倍のASW作戦能力を備えるに至ったとのこと


記事では、Y-9ベースの対潜哨戒機は理想的なものではなく、将来的にはC-919旅客機をベースとした対潜哨戒機
こそが求められるものであるとの意見を陳述して記事を終えている
----
対潜哨戒作機においてエンジンから発生する騒音は、音声に依存する潜水艦探知への影響、任務の性格上、長時
間飛行が常態なので騒音は乗員の疲労に大きく影響、さらに敵潜水艦に発見されるリスクの存在などから、でき
るだけ小さいに越したことはない訳です。Y-8ベースの特殊任務機はエンジンの騒音が問題であるというのは、
『漢和』がKJ-200を扱った時に指摘していました。

中国には大型特殊機のベースとなるべき機体の選択肢が少ないということがネックになり続けている現状があり
C-919など大型旅客機が実用化すれば将来的にはこの課題に対する答えとなり得る、という指摘は確かにそうだと
思います。ただし、世界各国のコンポーネントを使用しているC-919では、軍用に転用するにはエンジンをはじめ
外国製コンポーネントを国産のものに換装しないといけないので、一朝一夕に出来る話ではないでしょうね

781：名無し三等兵：2019/04/30(火) 21:11:21 ID:3TwO4zYI0
海军空潜200首位女空勤曝光 或负责探测敌方核潜艇
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiqax5211724.shtml
Новый китайский базовый патрульный самолет Y-8Q (GX-6)
https://bmpd.livejournal.com/3625110.html
初公開されたY-8Q/KQ-200の機内映像、女性乗務員、機体各部の様子について
（上の記事と同じ内容は割愛しています）

機内には少なくとも５基のコントロールパネルがあり、操縦以外の各種ミッションに対応しており、ソナー
、レーダー、光学電子システムもこれで操作される。Y-8Q/KQ-200は、総合ASW作戦システムを搭載し、各種
ASWシステムの任務情報については、統合的に処理されその情報が融合されてパネルに表示されるという自動
化の進んだものとなっている。対潜任務に就く隊員に求められる要求は高いが、Y-8Q/KQ-200には女性の機上
乗務員も登場していることが見て取れる。現在ASW作戦は静粛性の高い敵潜水艦を長時間にわたって捜索追尾
するもので、長い時間にわたって単調なソナー画像の中で目標の表示を見つけ無ければならず、細心の注意を
持続的に発揮しないいといけない厳しい任務。記事では、女性はこのような任務に対して優位性を持つとして
おり、2017年には海軍のAEW&C機や特殊任務機でも女性の機上乗務員が任務に就いている例を紹介。今後も女性
の作戦機での任務は拡大していくだろうとしている

記事では、始めて「航空兵某師反潜戦術指揮長」の名称が公開された。これは中国海軍が既にASW作戦のネット
ワーク作戦システムの構築を開始したことの証拠であると主張している。ASW作戦のネットワーク化、各プラッ
トフォームを統合した作戦システムの構築はアメリカが最初に着手したもので、中国もそれに追随していること
がこの報道で証明されたとのこと。

782：名無し三等兵：2019/05/01(水) 13:02:54 ID:MdzIpipY0
>現在ASW作戦は静粛性の高い敵潜水艦を長時間にわたって捜索追尾
するもので、長い時間にわたって単調なソナー画像の中で目標の表示を見つけ無ければならず

こういう分野はAIが得意そうですがいまだに実用化されてないんですね
アメリカはどうなんでしょうか

783：名無し三等兵：2019/05/02(木) 13:39:58 ID:iVdSfJU60
辽宁舰改造为何不扩大机库 携24架歼15是最合理配置
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-23/doc-ihvhiqax4662725.shtml
中国改建辽宁舰内幕：舱室被乌克兰炸毁系无中生有
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiqax5211733.shtml
空母遼寧の現役復帰のための大改修に関する記事

大連に到着したワリヤーグは海軍技術陣による調査を受け、主船体の状態は良好で船体の腐蝕も少なく新造船
に近い状態で、今後40〜50年間は問題ないと評価された。動力系統は基本的に完成していたが、作戦システム
は未搭載で、電力系統は建造中止後の器物盗難などで破壊されていた。海軍技術陣ではワリヤーグの完成度は
40%と判断し、建造を続行し就役させるための基礎には十分であると判断した

大連での空母としての建造作業は2004年8月13日に着手。そこで遭遇したのは予想以上の困難であった。一つの
例を挙げると、ワリヤーグの設計段階ではSu-33の制式化前だったので予定スペックに基づいた格納庫設計が為
されていたことが判明した。設計作業ではSu-33の折り畳み状態での翼幅は7.4mであるとして設計されていたが
これは実際には8.4mになっていた。Su-33の情報をもとに開発されたJ-15も折り畳み状態の翼幅は8.4mになるの
で、格納庫はそれに合わせた設計変更を余儀なくされた。

また、スキージャンプ甲板であることからカタパルト式空母と比べて艦載機の運用効率に差が出るのはやむを
得なかった。そのため、格納庫の面積はそのままとされ、J-15の搭載数は24機、ヘリは12機というのが最も合
理的であるとされた。改装作業では、甲板や格納庫の調整、船体構造の設計合理化、失われたパイプ系統など
の配置と各種方面で元々の設計の問題点があれば設計変更や換装を行っていった。

遼寧の改造を行う上で、空母用の鋼材の生産体制の構築は不可欠であった。これを担当したのは鞍山鋼鉄集団
であり、同社は短期間で空母用鋼材の生産を実施することに成功し、この分野での空白を無くすことが出来た。
また、アレスティングワイヤを含む着艦拘束システムについても国内開発されたものが搭載された

作戦システムについては、大部分が中国海軍ですでに運用実績のあるもの、もしくはその改良型がが搭載され
ほんの一部が新規開発となった。空母は空母機動部隊の中核であり、先進的な作戦指揮システムと艦隊指揮シ
ステムが必要。ワリヤーグは全長65mに及ぶ艦橋があったが、それでも各種アンテナ、通信機器、電子戦装備を
電子干渉を起こさずに搭載するには不十分であった。中国はホイップ状の倒立アンテナを開発し、舷側の各部
に配置することでこの問題を解決した。以後の空母では、中国のアンテナ集積技術の発展に伴い、アイランド
の形状は簡潔化の度合いを増していった

遼寧は2004年の再生工事着工から、8年の時間をかけて2012年9月25日に制式に部隊配備が行われ、中国の空母
時代が始めることになった
----
遼寧は、艦内のSSM用VLSを撤去して格納庫を拡大したのではないかと推測されてきましたが、最近になって面積
拡大はなされていないという結論に達しています。二つ目の記事では、36機の搭載機数は6万トン級空母としては
少ないと指摘されていますが、無理に搭載機を増やしてもSTOBAR式空母である遼寧ではその数を有効活用するには
問題があり、36機というのが最も合理的な数字であるとなったのはよく理解できる話です

784：名無し三等兵：2019/05/02(木) 13:40:35 ID:iVdSfJU60
辽宁舰升级改造 崭新亮相
https://news.sina.com.cn/c/2019-04-23/doc-ihvhiewr7744219.shtml
空母遼寧が2018年8月から実施した改修の内容について

・今回の改修は、これまでの遼寧の実地運用で明らかになった課題を解決するために行われたもので、艦載機
　保障システム、動力系統、電気系統、生活保障システムを含む総合的な改修となっている
・飛行甲板の区割りの線を白色から白と黄色の二色に変更。
・アイランド側面に艦番号「16」を記載
・アレスティングワイヤの材質を変更、衝動吸収力をさらに強化し、使用可能寿命も延長された。
・甲板面積を拡大、支援車両や弾薬補給などに用いるスペースが増加し、作業効率の改善に寄与
・アイランドの電子戦システムを改良し、妨害能力を向上
・指揮系統の改良、人間工学的配慮を加え。情報処理能力もさらに改善された
・以前の航空指揮所を撤去して新しい面積を拡大したものに換装。艦橋の窓のサイズも大きくなり外部視認性
　を改善している。窓にはワイパーと加熱器を装備し、悪天候時の雨や結露の除去に備える
・艦内の各種パイプは、その任務に応じて色分けを施し、緊急時のダメコン効率を改善。
・艦内の冷/熱水パイプを総取り換え。通常の耐腐食性鋼管から、食品工場で使用可能なレベルの耐腐食性鋼
　管に換装され、飲料水の水質を改善。さら海水淡水化装置を二機追加して、艦内で使用できる水の量を増
　やし、生活環境を改善。
・動力系統と電気系統についても数十項目に及ぶ改良を実施。信頼性と効率性を大幅にアップさせたとのこと

今回の改装により、遼寧は今後十年〜二十年後も問題なく就役できる状態になったとしている

785：名無し三等兵：2019/05/02(木) 13:41:33 ID:iVdSfJU60
中国PLZ05自行火炮虽用药筒发射药 但性能同样一流
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-12/doc-ihvhiewr5221717.shtml
05式155mm自走榴弾砲の装薬に関する話

近年、各国の自走榴弾砲では自動装填装置の採用が一般的になっていますが、その際に見落とされがちだが
重要な問題が装薬だと述べています

自走砲は様々な射程をカバーする必要があり、その際には装薬（薬嚢もしくは薬莢）の変更で対応する。例
えばフランスのAUF1は完全自動装填で毎分八発と開発当初、世界最速の発射速度を実現したが、各射程に合
わせた薬莢を7種類も搭載したことで、それぞれの薬莢は7発しか積めない状態になり、連続発射時には一種
類の薬莢を一分間で使い尽くしてしまい、他の薬莢は無駄になってしまうネックがあった

中国の05式155mm自走榴弾砲は、砲弾は自動装填だが、薬莢は装填補助装置を用いて装填手が込める方式を採
用している。薬莢は通常装薬と減装薬の二種類のみで、装填手は射程に応じて薬莢を調整するので、AUF1のよ
うに多種類の薬莢を積んで個別の装薬の搭載数が少なくなる問題は避けられている。

アメリカは画期的な装薬としてモジュール式装薬MACS（Modular Artillery Charge System）を開発。個数を
調整するだけで使い分けできる装薬の実用化を目指した。当初は一種類のモジュールで全対応させようとした
が、最大射程と最小射程での矛盾に直面し、最終的に二種類のモジュールを用意することとなり、モジュール
一種類への統一は放棄された。もしモジュール装薬が一種類であったら自動装填装置では個数を変更するだけ
でよいので問題は少なかったが、種類が増えたことでその対処が複雑んにならざるを得なくなった。そのせい
か、自動装填式の自走榴弾砲でモジュール装薬の争点まで自動化してるのはスウェーデンのアーチャーやロシ
アの2S35など一部にとどまっている。モジュール装薬は扱いやすく装薬の浪費を抑えるものとして、薬嚢の代
替として導入され、手動により装填されるのが一般的。

05式の装薬をモジュール化できれば装薬の搭載量を増やすことができる（装薬は手動装填なので発射速度は変
化なし）が、それを実現するにはモジュール装薬に起因する課題（モジュール間の連続燃焼にタイムラグが出
やすい、発生する燃焼残留物の処理など）を解決しなければならないとしている。

老舰守香江！我驻港部队海军074型登陆艇细节图
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71702.html#p=1
中国軍の本校駐留部隊で一般公開が行われ、その際に撮影された074型戦車揚陸艇の写真

同艦は2018年に建造された改良型であり、兵装が25mm連装機関砲からH/PJ-14型30mmRWSに、14.5mm連装機関砲×2から12.7mm
単装機関砲×2に変更されている。最近になって074型の建造が再開されたというのは興味深い報である。

以前のタイプの写真
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E6%B5%B7%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%87#/media/File:%E9%A7%90%E6%B8%AF%E9%83%A8%E9%9A%8A%E8%89%A6%E8%89%87%E5%A4%A7%E9%9A%8A_-_7593%E7%99%BB%E9%99%B8%E8%89%87.JPG



我军飞豹战机加强低空突防训练 高难动作已直逼美军
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-01/doc-ihvhiqax6100983.shtml
JH-7Aによる超低空進行訓練に関する記事

ステルス性能を持たないJH-7Aにとっては、超低空進行により敵防空網を突破する方法は現在でも有効な方法である。
ただ、超低空進行が難易度の高いものであるのは言うまでもなく、アメリカでもここ30年間で超低空からの防空網突
破訓練中に数十機を失っているとのこと

JH-7Aは元来超低空進行に向いた機体ではないとの指摘もなされている。設計上、対応できる気流の変化の幅が少なく
比較的失速が発生しやすい事、機体が大きいわりにエンジン推力が小さいので、加速や上昇率でSu-27などには及ばず
操縦手の負担もそれだけ大きくなる。また中国空軍では実戦における状態再現のため、超低空飛行の際に外部兵装が
非対称で搭載される状態での飛行も行うことになっており、さらに操縦を困難にさせる要因である

786：名無し三等兵：2019/05/02(木) 20:28:10 ID:iVdSfJU60
辽宁舰菜肴有多好吃：鲜美鱼头就着油花打滚
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiewr8408072.shtml
CCTVのドキュメント番組『国家记忆（国家記憶）』で「人民海军逐梦70载：重温首艘航母“辽宁舰”的前世今生」というタイトルの遼寧
特集番組が放送。この記事は、その中で紹介された遼寧の食に関する部分をピックアップしたもの

映像では、遼寧の食事は中国料理をメインとして、各員がバイキング形式で好みのメニューと量を取って食べる形式。
これは乗員が個人の好きなものを選べるだけでなく、配膳の手間を省くための措置でもある

料理は遼寧の数千人の将兵を支える重要な後方支援能力の一つであり、彼らにとっては日々の楽しみでもある。遼寧
の調理スタッフは海軍の中でも精鋭中の精鋭が選りすぐられている。ワリヤーグはもともとロシア人向けの調理機材
を備えていたが、中国海軍での再就役に当たって中国人の好みに合う調理が出来るように厨房を大改造し、中華調理
の基本となる4つの調理方法「煎炒炸煮」をはじめとする80種類の調理方法をこなし得る、18種類の炊事設備が整えら
れてる。

外洋化を目指す中国海軍では、将来の艦艇での食事について様々な議論が重ねられていた。その中では、全面的な
西欧海軍化を主張する声も少数ではなかった。西欧式のコールドディッシュは簡単で迅速に配膳が出来、調理の負担
を大幅に省くことが可能となる。しかし、最終的には中国伝統の食文化を取捨選択し、現代に見合ったものにすると
いう結論に落ち着いた。食での行き過ぎた省略化は本末転倒になると判断されたわけである

中華料理の調理用語はこちらを参照されたし

知っておくと便利！漢字で分かる中華料理の調理法！
http://renkacorp.co.jp/column09/

なお、中国はご存知の通り多民族国家であり、食文化にもさまざまな違いがあります。
遼寧についてもムスリムや少数民族の食への配慮がみられるという報道があります

揭秘辽宁舰内部:有专门少数民族餐厅提供清真食物
http://www.muslimwww.com/html/2017/qwys_0321/32087.html
2017年の段階だと、二千人以上の乗員は19民族で構成され、漢族以外に30名以上のグループを構成する民族として
ウイグル、カザフ、タジク、回族などがいるそうです。

遼寧には10ケ所の食堂があり、食に配慮が必要な民族の部分は、厨房と食堂を用意する形で対応しているとのこと
です。ハラールメニューは食材の選定から専門知識が必要なので、漢族の調理人からイスラーム食堂の管理者に転
任した担当者はそれについて一から知識を学ぶ必要があったとのことです。また、民族によって好みの味が異なり
同じイスラーム教徒でも、ウイグル人は辛いのが好きで、回族の多くは薄めの味を好むなどの相違があり、それぞれ
配慮が求められるとのこと
----
中国の大学でもそうですが、各大学にイスラーム食堂「清真餐亭」があります。地域によっても違うと思いますが
基本的にラードを使わないのは共通です。イスラーム教徒以外も利用でき（酒や豚肉などの持ち込みは禁止）、私
の経験あるところは比較的薄味で美味しかったので、脂っこいメニューに疲れた人に人気でした。（漢族の料理も
日常食にはそれほど油を使わないのもあるので、選び方に工夫すれば脂っこいものを避けるのも出来ます）

787：名無し三等兵：2019/05/02(木) 21:28:01 ID:iVdSfJU60
国产航母下水两周年：线型微调 球鼻艏变化最为明显
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-28/doc-ihvhiqax5491973.shtml
遼寧は、既知の通り旧ソ連海軍の1143.6Kもしくは1143.8型空母（クズネツォフ級の改良型）として建造された空母である
大連で建造された中国最初の国産空母002型は、001A型空母「遼寧」をタイプシップとして設計されたので、基本的な配置
の多くを踏襲しているが、アイライドのコンパクト化や格納庫の面積拡大など相違点も少なくない。これは遼寧/ワリヤーグ
の調査や運用によって得られた教訓を中国なりに反映させたものとしている

クズネツォフ/ワリヤーグの水線下の設計の基本は、その前級キエフ級に遡るものであるとしている。むろん、キエフ級と
クズネツォフ級は排水量や船体サイズが大きく変化しているが、基本的な構成は引き継がれているとのこと。キエフ級の設
計はA・B・マリニチ主任設計士に委ねられた

キエフ級は、全長273m、基準排水量30,500tと前のモスクワ級の倍になる大型艦となった。モスクワ級で問題となった船体の
動揺を解決するため艦の全長/艦幅比はモスクワ級よりも長い8.19とより細身の船体とすることになった。しかし、ソ連艦艇
で始めてアングルドデッキを設けたことからそれを支える強度も必要となり、船体幅は33m近くなったので比率は7.61にまで
低下し、船舶の太り具合を図る方形係数は0.503から0.575になったが、流体設計の工夫により洋上航行性能は明らかに改善し
た。キエフ級はモスクワ級の倍の排水量となり搭載燃料も倍になったが、機関出力も二倍となり設計の工夫もあって速度低下
は避けられた。キエフ級の設計速力は30.7ノット（軽荷状態だと31.5ノット）、巡航速力はモスクワ級より45%増しとなった。

ただし、問題がなかったわけではない。舷側エレベーターを設けないということで、舷側高が比較的低い12mに抑えられたが
これは北大西洋での運用時に、荒天下で大波が甲板にまで達っしたり、船体の動揺をカバーするためスタビライザーの作動
を要する事態となった。船体のローリング角度が25%に達すると、甲板を大波が洗い多くの武器が使用できなくなるネックが
あった。

この問題の解決に当たったのはキエフ級三番艦ノヴォローシスク。同艦は甲板を一段追加して舷側高を上げることでこの問題
の解決を図った。また、この設計作業の中から後の1143.5型空母（クズネツォフ級）につながるプランが出てくることになる。
キエフ級4番艦バクー（1143.4型）は、船体サイズに大きな差は無いが、アイランドと兵装に大きな変更を加え、搭載燃料を増
加したことで航続距離を大きく延伸させている

788：名無し三等兵：2019/05/02(木) 21:28:55 ID:iVdSfJU60
（書き込みエラーが出たので分割しました。）
（続き）1143.5型（クズネツォフ級）は、1143.4型（バクー）の排水量を一万トン増やして、必要な装備を搭載するという内容で建造の
承認を得た。1143.5型の設計作業に使えた時間は短く、その船体設計は1143シリーズをベースとして、30mの船体ブロックを追
加、両舷に魚雷攻撃に備えた防御隔壁を備えたことで、水線下の長さ/幅の比率は7.56となった。排水量の増加と艦幅が増えて
安定性が改善されたことでスタビライザーは廃止。キエフ級で問題となった舷側高は16mとなった。これは米スーパーキャリアー
の20mと比べると低いが、相応の高さを確保したといえる。ただし、キエフ級の設計の問題であった甲板面積に占める格納庫面積
の相対的な低さは完全には解消されなかった。これは、防御力強化のため格納庫側面に区画が取られて格納庫面積が減少した事
に加え、格納庫面積の確保が設計上最優先されなかったことも原因。スキージャンプ甲板を設置したことで艦首重量の占める割
合がキエフ級よりも増大したにもかかわらず、細身の船体設計は維持され、さらに1143型のバルバスバウの設計はそのままとさ
れたため、クズネツォフ級は高速航行時に艦首部直後で大きな水の抵抗を生じることになった。これは艦首直後の飛行甲板に波
浪の影響が及ぶことに繋がった。キエフ級では艦首部は兵装搭載区画なので艦載機の駐機は行っていなかったが、全通甲板で艦
首スキージャンプ甲板直前まで艦載機を駐機させる1143.5型（クズネツォフ級）ではこの問題は軽視し得ないものだった。

バルバス・バウの設計が最適化されなかったことは1143.5型の高速性能に悪影響を与え、クズネツォフは試験航行の際に軽荷状
態で30ノットを発揮するのが限度であった。これは1143.6型（ワリヤーグ/遼寧)も同じ問題を抱えている

002型空母の設計では、高速性能を安定して発揮することが追及され、蒸気タービン機関の出力強化に加え、バルバス・バウをは
じめとする水線下の設計も再検討が加えられた。その結果、002型のバルバス・バウの形状は遼寧とは異なるものになった。これ
らの設計変更の効果を確認することは、002型の洋上公試の重要項目であったとみている

002型空母に続く、中国初のCATOBAR式空母となる003型は、船体のさらなる大型化、甲板面積の拡大、カタパルトの搭載、舷側
高さの増加などが加えられることになるだろうとしている。

中国はソ連式空母（キエフ級＆ワリヤーグ）を入手、改造、運用した経験をもとに、さらに改良を加えたソ連式空母を国産化す
るという過程を経て、ソ連式空母の利点と問題点を深く認識する事が出来、それは自らの空母開発に生かせる貴重なノウハウの
蓄積となったと纏めている。
----
貴重な内容が収められているとみて、かなりの部分を紹介しました。
ロシア語が分からないので、キエフ級からクズネツォフ級開発についての記述の当否については判断が出来ないですが
参考までに出来るだけ紹介いたします。

789：名無し三等兵：2019/05/02(木) 21:37:30 ID:iVdSfJU60
央视披露辽宁舰返厂维修细节:进行了加改装和升级
http://news.sina.com.cn/o/2019-04-21/doc-ihvhiqax4268026.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_china&loc=1&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
辽宁舰大好消息：甩掉一个旧名字 要做真正战斗舰
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-24/doc-ihvhiqax4724270.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_china&loc=8&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
空母のノウハウの蓄積を行うための試験艦から、実践能力を備えた戦闘艦へと進化を続ける空母遼寧について
実地訓練とそのフィードバックを重ねることで、作戦能力の向上を図っているとのこと


特別リポート：中国が海軍力増強、崩れる太平洋の軍事均衡
https://jp.reuters.com/article/china-navy-special-report-idJPKCN1S61S2?feedType=RSS&feedName=special20
かなり力の入った記事です


利比亚国民军疑用中国无人机轰炸首都 发射多枚导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-28/doc-ihvhiqax5511937.shtml
对地打击好手！中国造蓝箭-7导弹疑似现身利比亚
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_61342_71684.html#p=1
リビア内戦にUAE空軍のYL-2 UAVと同機が搭載する「藍箭7」小型空対地ミサイルが投入されている可能性が高いという記事

「藍箭7」の残骸らしい物体がリビアの首都トリポリで確認され、さらにリビア東部のal-Khadim空軍基地にUAE空軍のYL-2
とみられるUAVが展開し、武装組織「リビア国民軍(LNA)」に目標指示と空中支援を提供しているとのこと。UAEは2018年4月
23日にYL-2を取得し、すでにイエメンのフーシ派との戦闘に投入されており、フーシ派の指導者の暗殺に成功する戦果を
収めているとのこと。YL-2は作戦行動半径1500km、連続20時間の飛行が可能で、長時間にわたって滞空して目標の探知と攻
撃を行い得る非対称戦に向いた機体。センサーの能力も強化されており、衛星通信によるデータリンクを用いて遠距離で
の作戦も可能。

790：名無し三等兵：2019/05/02(木) 21:52:12 ID:iVdSfJU60
>>786
＞揭秘辽宁舰内部:有专门少数民族餐厅提供清真食物
＞http://www.muslimwww.com/html/2017/qwys_0321/32087.html

の記事について補足

ウイグル人の「辛いもの好き」（原文だと维族舰员口味偏重喜辣）は、クミンなど各種のスパイスを利かせた刺激のある
味というニュアンスが強く、例えば四川料理の唐辛子や山椒が利いた「辛さ」とは異なるものです。

また、四川料理と湖南料理も「辛い」といってもかなり相違があるので、「辛い」の表現は難しいものがあると
いつも感じています

791：名無し三等兵：2019/05/02(木) 22:14:32 ID:iVdSfJU60
中国が多民族国家である事を示す事例だと思うのは、普通のレストランに行ったときにも注文の最後に
「有没有忌口？」(発音はyou1 mei2 you1 ji4 kou1。数字はアクセント記号の四声です)といわれるの
が多いことです。

これは「食べられないものがありますか？」という意味なのですが、これにはアレルギー食品だけで
なく、宗教上の理由で食べる事が出来ないものも含まれた問いかけになるそうです。
無理な場合はそれを除去、代替品を用いて調理してもらえます。（無論、最初から心配のない回族や
ウイグル人向けのレストランがあればそこを使えば問題ない訳です）

792：名無し三等兵：2019/05/03(金) 12:26:51 ID:iVdSfJU60

003航母是核动力还是常规动力 看这个小细节就知道
http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-19/doc-ihvhiqax3847460.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_china&loc=14&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
003型空母の動力は通常型か原子力かに関する考察記事

この記事では、003型の公開情報ではアイランドのサイズが大きめであることから、まだ煙突が入っている
可能性が高いとみている
（米原子力空母はアイランドに煙突を入れずに済むのでアイランドがコンパクトになっている）

次は原子力機関の搭載の是非について考察

原子力機関の搭載は003型に長大な航続距離を与えるだろう。しかし、中国は原潜の動力についてはノウハウが
あるが、水上大型艦艇への原子力機関の搭載経験はない。もし、単純に原潜の機関を空母に応用した場合は、フ
ランスの原子力空母シャルル・ド・ゴールが搭載した原潜由来の機関の出力の制約から最高速力が25〜27ノット
止まりになってしまったようなことが起こらないとも限らない。アメリカでも最初の原子力空母エンタープライ
ズは8基もの原子炉を搭載してその運用コストが高いものになってしまった事例がある。

中国は原子力空母を急いで建造する必要性は無いので、これらの教訓を踏まえて焦らず段階を踏んだ方が良いだ
ろうと提言して記事を終えている


China’s Type 901 Large Supply Vessel Alongside 2nd Aircraft Carrier Type 002
https://www.navalnews.com/naval-news/2019/04/chinas-type-901-large-supply-vessel-alongside-2nd-aircraft-carrier-type-001a/
901型補給艦と002型空母の並列停泊に関する記事

901型補給艦の公式スペックが紹介されています

・全長…241m
・水線長…225m
・艦幅…32m
・深さ…17.5m
・満載時喫水…10.8m
・満載排水量…48000t
・正常排水量…46000t

793：名無し三等兵：2019/05/03(金) 12:27:36 ID:iVdSfJU60
中俄重型直升机开动 运载能力为米26一半何以获青睐
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-20/doc-ihvhiewr7230209.shtml
中露共同開発の重輸送ヘリコプターについて

視線や雲南で先月発生した大規模な山林火災では、消火作業にロシアから購入したKa-32やMi-26が投入された
Mi-26は最大ペイロード26tという、米C-130並の搭載能力を有する実用型ヘリとしては世界最高の輸送能力を備えている
近年、ロシアでは操縦系統の自動化を進めパイロットの負担を軽減した改良型のMi-26T2Bが開発されている

近年、ロシアと中国の間では新型の重輸送ヘリの共同開発について合意が結ばれ、両国で2040年までに200機を調達
することが計画されている。

この新型ヘリAHLの輸送能力はMi-26の半分に抑えられている。この理由についてはMi-26の性能はオーバースペックで
中国はそこまで強力な輸送能力を有するへりは必要としていないからであると説明。AHLはMi-26より大幅に小型化され
最大離陸重量は38tとMi-26の50tから1/4近く減少し、輸送ペイロードは機内10t、吊り下げで15t。前者はMi-26の半分、
後者もMi-26より5t少ない。しかし、実用上昇限度はMi-26の4600mから5700mにアップされている。これは青蔵高原での
運用を中国が求めたことに起因する

両国のワークシェアを見ると、中国が機体製造の大部分を担当、ロシアはエンジンの減速機、テイルローターなど駆動系
を担当。エンジンについては、中国で使用される機体はウクライナ製D136ターボシャフトエンジンを搭載するとのこと。
機体とローター、アビオニクスは全て中国で開発生産される。中国としてはまだ技術的蓄積に乏しい大型ヘリの減速機や
駆動系についてロシアからの技術提供を受けられるのは重要なポイント。最大離陸重量38tというのは中国がこれまで開
発した最も大型のへりと比べても倍の規模。

中国はMi-26の使用経験から、機体が大型にすぎ、中国で求められる需要にはオーバースペックであることを認識。より小
型の機体にしたほうが、運用コストが低減でき、大半の需要はそれで賄えると判断し、AHLのスペックを決めた。

共同開発のパートナーであるロシアにとっては、ローター設計、機体製造、アビオニクス分野での中国との提携には意義
があり、なおかつ中国の資金提供によりこれまでの技術的蓄積を生かす事が出来るので、お互いにWin-Winの関係となる訳
であるとしている


国产“五对轮”坦克型号多，分不清？别急，快速入门的识别方法在这里！
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720811&idx=2&sn=9c6832e73e8cefecd088f7de085e6fe3&chksm=8b8eb8cebcf931d81bc61689fce425f94fce82003176bf466f7ed6090a76c2bf49bfedbf2fc0&scene=0&xtrack=1#rd
59式〜79式戦車の早見分け方法をまとめた記事です

794：名無し三等兵：2019/05/03(金) 13:03:01 ID:iF3R0VAo0
中国、「一帯一路」で世界中に軍事基地建設へ 米国防総省報告書
ttps://www.afpbb.com/articles/-/3223469?cx_part=top_category&cx_position=1

795：名無し三等兵：2019/05/04(土) 22:26:02 ID:lr9kT7Oo0
特別リポート：中国が高める核報復力、南シナ海に潜む戦略原潜
ttps://jp.reuters.com/article/china-nuclear-special-report-idJPKCN1S902A

796：名無し三等兵：2019/05/08(水) 15:01:17 ID:wUyFxlNc0
近距感受中国海军五指山舰有多大 有十几层楼高
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-06/doc-ihvhiews0082006.shtml
蓝色突击-2019中泰海军联训记者登上五指山舰 近距离感受“海上巨无霸”
https://v.qq.com/x/page/k08679vio9r.html
CCTVで071型LPD「五指山」の乗艦取材が放送されました

満載排水量は29000tに達し、軽空母なみであるとの情報も示されました


改进版052D舰抬高红旗10导弹发射位 仍装备米波雷达
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-06/doc-ihvhiews0132916.shtml
江南造船廠を上空から撮影した写真に写っていた052D型駆逐艦の改良型について

これまでの情報で、船体延長、八木アンテナの換装等の設計変更が明らかになっていますが
今回の写真で、HQ-10近接SAMの設置場所も一段高いものになっていることもわかりました

この設計変更はHQ-10の射界を広げるためのものではないかと推測されています

また、H/LJQ-517B型対空警戒レーダーについての情報も。517B型は構造が単純で、操作要員
も一名で済む。信頼性が高く、寿命も長く、24時間の連続使用もOK。調達費用、運用コスト
ともに安く、調達価格は600万ドルと346型フェイズド・アレイ・レーダーの百分の一という
値段であることが示されています


涡扇19航发对我军意义有多大：将令FC31战机比肩F35
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-17/doc-ihvhiqax3430282.shtml
中国涡扇19航发一年完成设计 或推动隐身舰载机研发
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-17/doc-ihvhiewr6629963.shtml
中国最新涡扇19航发亮相：女总师出镜 喷口锯齿曝光
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-17/doc-ihvhiewr6611870.shtml
代表中国航发最高水平！疑似中国中等推力发动机研发进入新阶段
https://k.sina.cn/article_6978373790_19ff1889e00100eqs2.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
乱红飞过秋千去：中推涡扇19能否送FC31战机早日上舰？
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_62085_71509.html#p=1
中国涡扇19研发速度创纪录 但距离实用至少还需5年
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-19/doc-ihvhiewr7039840.shtml
中国四代涡扇中推疑亮相 FC31有望在6年内投产
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-16/doc-ihvhiqax3118727.shtml
国产高性能发动机再获大突破 ！四代舰载机、枭龙B3有望装机
https://k.sina.cn/article_7029665303_1a3002e1700100igq5.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp

少し前の記事になりますが、WS-19らしいエンジンの写真と文書がネットにアップされ、それに関する記事がかなり出ました
今は色んな意見が飛び交っている段階で、その見通しも様々です
適宜紹介はしませんが、見かけたものを並べておきます

797：名無し三等兵：2019/05/08(水) 21:38:07 ID:UNpKNMpc0
新旧潜水艦の話題を紹介

人民海军组建第一支潜艇部队的趣事，官兵竟没一个人知道阿基米德原理
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720904&idx=2&sn=4595f464553bec9b00a20733692fa9ee&chksm=8b8eb86dbcf9317bea5f5aed4aa763be79b0e105c857cc03d791ec58cc202afca73c581a0157&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
中国海軍最初の潜水艦部隊の編制に関する記事

1951年、建設後間もない人民解放軍海軍は、275名の将兵を選抜し、潜水艦要員を育成するための潜艇学習隊に配属。
4隻の潜水艦から編制されていた。これに先だち、すでに秘密裏にソ連太平洋艦隊の旅順基地にあった潜水艦125支隊
での学習を開始していた

選抜メンバーにとって。潜水艦との出会いは初めてであり、彼らの教育水準も高いものではなかった。なので、最初
の講義でソ連教官が「諸君はまずアルキメデスに感謝しなければならない。潜水艦はみなアルキメデスの原理に基づ
いて設計されているのだから」といったところ、生徒から「教官殿、質問です。アルキメデスの原理とは何でしょう
か？」「初耳です」と質問が出た。教官が確認したところ、参加していた生徒の半分がアルキメデスの原理を知らな
かったので、ソ連の教官も呆れた、という笑い話があったとのこと

教官の懸念も杞憂ではなかった。彼ら学生は、潜水艦に対する知識がゼロの状態からわずか3年間で潜水艦の運用に
必要な100近い課程をクリアしなければならず、しかも異なる文化・言語の教官からそれを学ばないといけない訳だ
った。潜水艦の操作ではちょっとしたミスが致命的な結果を招くリスクのあるもので、個人個人が応急措置を臨機
応変に行う意識が必要。最初の訓練では、一番魚雷発射管に入ってチェックをしていた副艦長が急に意識を失い、
急ぎ応急処置が行われ事なきを得たという危険な一幕もあった

これらの困難を乗り越えて、予定通り3年後に中国海軍の最初の潜水艦部隊の編制にまでこぎつけることが出来た


埃及海军参谋长到访中国造船厂 或有意购4艘AIP潜艇
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-04/doc-ihvhiqax6565476.shtml
最近、エジプト海軍の参謀総長が中国船舶重工集団（CSIC）を訪問し、商談を行ったとのこと。エジプトはその席で
「(エジプトは)最初に中国から潜水艦の引き渡しを受けた国」であると発言。（その潜水艦（033型）は現在も同国で
運用中。）この発言から、エジプト海軍の目的は中国から潜水艦を輸入するための交渉なのではないかと推測。記事
ではエジプトは2〜4隻のAIP潜水艦を中国から輸入する可能性があり、それはパキスタンが導入するS-20潜水艦計画に
相乗りする可能性もあると推測している。

エジプトは1980年代に中国から033型潜水艦4隻を輸入。033型は構造が単純で操作容易、価格も安く、当時の同国海軍
のニーズを満たす艦であった。アメリカ海軍との演習で、護衛艦隊の探知を振り切り、空母の近くに浮上して空母の
撃沈判定を得たことは、今でもエジプト海軍の誇りになっているとのこと

エジプトはアメリカのタコマ造船所の支援の下で033型の近代化改修を行っており、ソナーをCSU-87に換装、FCSのア
ップグレード、Mk37魚雷やUGM-84対艦ミサイルの運用能力の付与といった改良が実施されている。しかし、1950年代
の設計に由来する033型の能力向上には限度があり、エジプトは2016年から18年にかけてドイツから4隻のHDW209/1400
潜水艦を調達して、水中戦力の強化を行っている

エジプト海軍が調達したHDW209/1400はAIP機関を搭載していないため潜航可能時間には限度がある。エジプトではこれ
を不満としており、AIP潜水艦の調達を希望しているが、西側のAIP潜水艦の価格は高く（独214型や仏バラクーダ級の
単価は6億ドル以上）、調達後の後方支援体制の構築にも資金が必要で重い財政負担を要する。それが、比較的コストの
安い中国AIP潜水艦に着目した理由であろうと推測している。

タイが中国から購入したS-26T型AIP潜水艦の単価は3億ドルと西側艦の半額。さらにS-20潜水艦の大量調達と国産体制
の確立を目指すパキスタンと連携すれば、パキスタンでの整備や訓練も可能となり取得・運用コストを節約することも
可能となる。

中国ではAIP潜水艦の成熟とともに、国際市場でのシェア拡大も目指していく方針。近年試作された単殻AIP潜水艦につ
いても、小型化・高性能を両立させ、国際シェア拡大に有利な新型輸出向けAIP潜水艦として開発されている可能性を
指摘して文を終えている

798：名無し三等兵：2019/05/08(水) 21:39:50 ID:UNpKNMpc0
052D舰改进细节曝光：除甲板拉长外还有一明显变化
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-28/doc-ihvhiqax5464391.shtml
052D型が搭載していた517B型対空警戒レーダーの性能について

517B型の前身は1960年代に空軍の対空警戒レーダーとして装備が開始された「警-17」にさかのぼる。もちろん
長い就役期間の間に改良がされているとはいえ、世間で言われるほどステルス機の探知能力に優れているとは言
いにくい。517B型の対ステルス機探知能力は不明だが、「警-17」の輸出型であるSUR-17では、RCS値0.1㎡の目標
の有効探知能力は100kmまでであり、近年普及が進む本格的なステルス機を探知するには十分ではないとみている

052D型の改良型が搭載する新型八木アンテナレーダーは、ステルス機の探知能力を強化しつつ、艦の発電能力に
負担をかけないという二つの目的を満たす必要があった。そのため、軍迷が希望したような回転式フェイズド・ア
レイ・レーダーの搭載はできなかったのだとしている



122模块化远火开喷！中部战区数字化炮兵快速闪击演练
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71714.html#p=1
演習に参加するPHL-11 履帯式多連装122mm自走ロケット砲

中部戦区のデジタル化部隊の砲兵団の訓練風景。デジタル化された砲兵は、ネットワーク化された指揮管制を受けて
迅速かつ正確に、統合作戦を行う能力を発揮したとのこと

後ろの写真では、まだまだ現役の81式122mm装輪多連装ロケット砲の射撃シーンも収められている

799：名無し三等兵：2019/05/08(水) 21:46:41 ID:UNpKNMpc0
>797 訂正
＞4隻の潜水艦から編制されていた。

＞部隊の定数は潜水艦4隻になる予定だった。
に修正します

800：名無し三等兵：2019/05/08(水) 22:23:36 ID:wUyFxlNc0
中国"炮射无人机"战车曝光 一次可连发12架
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-06/doc-ihvhiews0159229.shtml
今日まで開催されていた2019北京国際軍民両用装備展覧会に出展されていた「燕京衛士」4輪駆動車ファミリーを紹介する記事
（今回、運良く展示会を見る事が出来ましたので、入手したパンフレットで記事を補います）

「燕京衛士」は燕京汽車公司がロシアのGAZ-233014装輪装甲車のライセンスを得て改良を加えて開発した多用途装輪装甲車。
「衛士」と「猛虎」の二種類の名称がある。

展覧会では、基本型となる防護性突撃車（装甲兵員輸送車型）コマンドポスト型、偵察指揮車型、装甲多用途巡航飛行器発射
車、多用途自走ミサイル車輛、索敵/打撃一体型UAV輸送車等の実車が展示された

装甲多用途巡航飛行器発射車は、UAVを搭載した12連装発射機を車内に搭載しており、射出する際には発射機を傾斜させて打
ち出す方式を取っている。二分以内に発射が可能。プラットフォームである装輪装甲車による高い機動性能、UAVによる偵察
打撃能力を兼ね備え、ネットワーク化された指揮管制の元で運用。主に、山地や森林で、移動中のAPC、野戦陣地、隠れた兵
員などへの高い打撃能力を備えているとのこと。一輌に12機のUAVが搭載されており、複数車輛による同時発射でUAVによる
スウォームアタックを行うことも出来るとみている。自爆式UAVの突入により、通常の野砲では打撃が難しい反射面陣地への
攻撃も容易としている


これとは別に3機の旋回翼式AUVを車内に搭載した「索敵/打撃一体型UAV輸送車」も展示されていました。パンフレットを見
ると、このUAVは行動半径8km、命中精度CEP1mの擲弾発射機を備え、偵察と打撃の両任務をこなし得る機体。

多用途自走ミサイル車輛は、車内に8連装のミサイル発射機を内蔵。搭載ミサイルは打ちっ放し可能なSaber-ER対戦車ミサイ
ル（射程300〜4500m）

装甲兵員輸送車型は12.7mm重機関銃と擲弾発射機を備えたRWSを搭載。


燕京汽車の公式サイトでの紹介
http://www.yanjingauto.com/

振奋人心！中国首次亮相车载巡飞弹武器：美军没搞成的我们搞成了
http://www.yanjingauto.com/NewsView.aspx?ClassID=1&ID=50

宋楠:评“巴铁”购燕京猛虎反装甲系统
https://chejiahao.autohome.com.cn/info/1543540
「衛士」「猛虎」装輪APCの詳しい紹介です

801：名無し三等兵：2019/05/09(木) 21:55:36 ID:dy06S11Y0

辽宁舰航母编队战力强大 为何还要带一艘056护卫舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-07/doc-ihvhiqax7161192.shtml
現状の遼寧を中核とする中国空母任務部隊の「戦力」予想

米海軍の空母戦闘群は、一度に8〜12機の作戦機を投入、空対空、空対地、空対艦の各任務に従事。一度の攻撃で
30〜45の目標を打撃可能。二個空母戦闘群で、最初の4日間のハイペース出撃で、昼夜で250ソーティの出撃を行い
以降の3日間はペースを落として一日150ソーティの出撃を行い得る。一週間の合計ソーティは1450回に上り、3500
〜7000箇所の地上目標を攻撃し得る。もちろん、空母のほかに戦闘群の巡洋艦や駆逐艦も1000発のトマホークを投
射することが可能

中国は2012年から空母「遼寧」による外洋での訓練に着手。模索を続けながらその能力を段階的に向上させて
いる情況。空母戦闘群の参加艦艇の種類はまだ一定しておらず、2016年には近海での護衛役として空母戦闘群
に排水量1300tの056A型コルベットが参加したこともあった。この時は、056A型は宮古水道付近で艦隊と分離し
た。これは、この海域に潜伏している可能性のある日本やアメリカの潜水艦への警戒から、先進的な曳航ソナー
を搭載した056A型が加わったものと推測されている

遼寧を中心とする艦隊は、DDG×3、054A型×2、攻撃原潜から構成される。ASW任務には空母及び水上戦闘艦艇のヘ
リコプターも投入。攻撃戦力の中核となるJ-15は、500〜1000kmまでの目標へのミサイル攻撃が可能。甲板上に駐
機可能な機数は13機で、うち二機は即時発艦機としてスキージャンプ甲板前方の発艦コースに駐機。艦橋側面の5
機は（エンジンが海側に向いていないので移動は牽引車頼みで）即応性に劣る。対空任務では、即応機2機とエ
ンジンを海側に向けて駐機する6機を合わせた合計8機が現実的な投入機数。

空母戦闘群の規模でいえば米海軍と大きな差は無いが、その作戦能力にはまだまだ大差がある。アメリカの空母打
撃群は、対空、対艦、対地の各分野で高い能力を有し、縦深性・多層性を備えた統合作戦能力と高い生存性を備え
た一つの有機的統一体。その任務も多用であり、有事・平時を問わずさまざまな任務に投入可能。

中国の空母打撃群は、2018年に入るとその編成に変化が生じた。新たに901型補給艦が加わり、水上戦闘艦は052D型
と051C型が各一隻、052C型×3、054A型×2、そしておそらく原潜が1〜2隻。

中国の空母打撃群はまだまだ発展途上であり、今後は対空、対艦、対地能力を兼ね備えた055型駆逐艦が加わり、そ
の打撃力と防御能力を大きく増加させることになろう。フリゲートや052C/051C型駆逐艦は、大量建造中の052D型に
より更新され、空母打撃群の水上戦闘艦艇は全て駆逐艦になるとみられる。さらに新型の095型攻撃原潜も加わること
になろう

802：名無し三等兵：2019/05/09(木) 21:56:42 ID:dy06S11Y0
我军071登陆舰内部曝光：能带4架直8 预留舰空导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-09/doc-ihvhiews0759487.shtml
071登陆舰内部公开，机库宽敞堪比轻型航母，网友一大疑惑得解
http://k.sina.com.cn/article_1449381461_5663ce5501900i0g1.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=1&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
满载排水量29000吨？中国海军又一型巨舰公开，内部空间十分巨大
http://k.sina.com.cn/article_6065107695_1698232ef01900g2xs.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=3&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
昨日も紹介したCCTVによる071型LPD「五指山」の取材報道に関する記事

同艦は今年1月に就役したばかりの新鋭艦であり、タイ海軍との合同軍事演習「藍色突撃-2019」に参加し、300名以上
のタイ海軍の将兵が「五指山」で参観・交流活動を行った

071型の排水量は20000t前後だとされていたが、今回29000tと予想よりはるかに大きな数字が出て、これまでの071型の
搭載能力についても見直しが迫られている

今回の取材では、ヘリコプター格納庫の内部映像が初公開され、格納庫内には4機のZ-8J大型輸送ヘリを搭載可能な
スペースが確保されていることが確認された。格納庫は真ん中に支え柱のない広々とした空間で、「軽空母」を彷彿
とさせるとしている。格納庫内には、Z-8Jを牽引するための小型艦載牽引車も搭載されていた。これは空母向けのもの
よりも小型の電気駆動式で、乗車して前進、後退、転回の各操作をこなす

また071型は、就役前の模型ではHQ-7を搭載していたが、実際にはSAMは搭載していなかったため、防空能力に問題がある
との指摘もあった。しかし、取材中に艦の将兵が、艦首の02甲板は「ミサイルプラットフォーム」であると発言。さらに
「いくつかの原因でSAMは実装されなかったが、SAM用の予備スペースとして確保されおり、将来的にはHQ-10を搭載し防空
能力を強化することも可能」とのこと


中国海军第20艘052D舰即将下水 未来3年或再服役9艘
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-06/doc-ihvhiews0077254.shtml
052D型駆逐艦は累計19、20番艦がまもなく進水の見通し。今年進水した052D型は4隻以上に達し、これは異例のペース
といえるとしている。

052D型は1〜13番艦までが基本型、14番艦以降が船体延長型であり、様々なアップグレードが施されている模様。
052D型は大体二年で就役に漕ぎつけている。

2025年の駆逐艦戦力予想として、055型×8、052D型×24、052C型×6、052B型×2、052型×2、051B型×1、051C型
×2、ソブレメンヌイ級×4と、合計49隻に達するとみている。

803：名無し三等兵：2019/05/09(木) 21:57:28 ID:dy06S11Y0
官方首次披露055大驱参数：亚洲第一名副其实
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-07/doc-ihvhiews0359952.shtml
先日の観艦式に参加した055型駆逐艦に関する公式スペックが明らかに

観艦式の記念切手に関する中文と英文の説明文の記載に055型などの参加艦艇に関する性能紹介が記載されていたとのこと

・全長180m
・艦幅23m
・標準排水量11000余トン
・先進的な対空対艦対潜兵器を装備

記事では基準排水量が11000t前後となっているので、満載排水量は12000t以上〜13000t近くになると見積もっている。



服役之日不远！国产航母甲板划线完毕或将测试舰载机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71824.html#p=1
大連に停泊中の002型空母の近影

甲板の塗装作業は完了した模様で、原寸大の艦載機模型が艦尾近くに駐機している

先日、901型補給艦と補給システムの試験を実施しているのが確認されているが、既に隣のドックは排水済みで901型
の姿は無い。002型の方も、喫水線下が見えるので軽荷状態であるのは間違いないと思われ、今回の補給は本格的な燃
料補給というよりはシステムの実証試験の意味合いが大きかったのではないかと思われる

804：名無し三等兵：2019/05/10(金) 14:11:38 ID:ze0ztUKY0
大連で建造された052D(DL)型19番、20番艦が今日進水した。

805：名無し三等兵：2019/05/11(土) 00:52:48 ID:dy06S11Y0
055大驱数据公开排水量11000吨 比美科幻战舰略小
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-24/doc-ihvhiewr7991656.shtml
055型駆逐艦の「標準排水量」が11000余トンだというデータを受けての記事

今回明らかになった公式データによると、055型のサイズは標準排水量110000余トン、全長 約180m、艦幅 約23m。
以前の情報だと、055型の排水量は12800tという数字が出ていた、これは満載排水量であると思われる。しかし中
国海軍で使われる「正常排水量」もしくは標準排水量については、なお未確定

艦艇の排水量については
①空荷排水量（空载排水量）　竣工時の状態。船体と兵装は装備済みだが、兵員、荷物、食料や弾薬、燃料などは未搭載
②標準排水量　①＋定数の乗員＋食料＋淡水＋弾薬＋液体貨物の総計。ただし、燃料や潤滑油、航空燃料は含まず
③正常排水量　中国海軍が用いる単位。②＋最大航続距離の50%の航行が可能な燃料＋搭載定数通りの潤滑油、水、航空燃
　料を積み込んだ状態
④満載排水量　②＋燃料や潤滑油、航空燃料などを100%搭載
⑤最大排水量　④＋定数以上の燃料、潤滑油、水、弾薬などを搭載した状態

一般に標準排水量と満載排水量は10％前後の差が出る。なので、055型の標準排水量が11000余トンであれば、12800tとい
うのが満載排水量でもおかしくはない。

（外国の事例）
アーレイ・バーク級(標準/満載) 8315t/9800t
タイコンデロガ級　　　　　　　 /9800t
ズムウォルト級　　　　　　　　　　 /14564t
セジョンデワン級　　　　　　　 /10290t
こんごう型　　　　　　　　　　　　 /9485t
あたご型　　　　　　　　　　　　　 /10000t
　
実は、055型の初期の設計だと、その排水量は旧ソ連のキーロフ級原子力巡洋艦に近い20000tに迫るものだったとのこと。
兵装や電子装備、機関のサイズでコンパクト化が進んでいるはずの055型が、キーロフ級並のサイズになったというのは
興味深い情報である

最終的に055型は満載排水量13000tを切るサイズにまでコンパクト化された。しかし、将来の発展に必要なスペースや
機関出力は確保されており、改良型では統合電気推進システムや電磁砲の採用も可能。もし、もともとの設計通りの
20000t近いサイズになっていたら、電磁砲など新世代の兵器を搭載するには機関を原子力化することが必要になった
だろうし、055型自体が失敗に終わっていたかもしれない。

806：名無し三等兵：2019/05/11(土) 00:54:14 ID:dy06S11Y0
>>804関連
大连船厂2艘052D舰挂旗或将下水 还有3艘055在建
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-10/doc-ihvhiews0982771.shtml
唐山号现身？我大连造船厂产能全上猛造055和052D
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71842.html#p=1
大連のドックで並行建造中の052D型（改）駆逐艦二隻が満艦旗状態に。
まもなく進水するのではと推測（今日進水）

両艦の手前には、055型と052D型が並行建造中で、さらにドックの近くには別の055型の船体ブロックが組み立て中。
ドックの近くの岸壁には昨年進水した055型が艤装作業中、艤装作業をほぼ終えた052D型と、大連で急ピッチで進む
駆逐艦建造が伺える


13架运20运输机首次同框 动力系统即将全面升级
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-10/doc-ihvhiqax7793440.shtml
衛星写真で、一枚の写真の中に13機のY-20輸送機が収まっているのが確認される。
分析から、この写真は昨年中頃のものと思われ、Y-20が大量生産段階に入っていることを示すものとしている

Y-20は2016年7月に引き渡し式典を行い、西部戦区の輸送機部隊への配備が開始された。それから三年を経て、現在
では試験配備と高いレベルでの訓練の模索を経て、技術的に成熟し、全面的な戦力化に漕ぎつけたとみている

今後の焦点は、Y-20のフル性能を発揮するカギとなるWS-20ターボファンエンジンの搭載がいつになるかという点。
なお、Y-20の飛行制御系統には機械式系統はなく、完全にフライ・バイ・ワイヤのみとなっている。

Y-20の派生型としては、D-30KP2/WS-18搭載の基本型、WS-20搭載のY-20A、そして特殊任務機の母機となるべく機体
の空気抵抗減少など「ダイエット」を施したY-20G(仮称)の情報もネットで取りざたされている。これは空中給油機
やAEW&C機、さらにレーザー兵器のテストベッド機などに発展する可能性を有する

807：名無し三等兵：2019/05/11(土) 00:55:38 ID:dy06S11Y0
我军直20机身已涂上战术编号 疑似正式列装部队
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-10/doc-ihvhiews0955777.shtml
陸軍航空隊の機体ナンバーを記載したZ-20汎用ヘリが撮影される。
これは、Z-20が正式に部隊配備に漕ぎつけた証拠ではないかとみられている

試作型と今回の機体には大きな差は見受けられず、量産型になったからと言って(Z-10のような）軽量化は施されて
居ない模様。記事では、量産化に当たってスペックダウンは無かったのだと、外野も安心したと記述

その装備を見ると、気象/地上測図レーダー、光学電子センサー、ミサイル警報装置、赤外線妨害装置、チャフ/フレア
発射装置が確認される。これはZ-20が全天候性能を有し、携行SAMの危険性のある低空突破任務に当たる機体であること
を表しているとしている。これらの装備は当然コスト高を齎すが、Z-20はそのような過酷な任務を前提としたヘリである
事の現れだとみている

Z-20は、まず　陸軍空中突撃旅の輸送ヘリ営に配備されるだろう。現状では、Mi-17やZ-8Bを使用しているが、これらの
機体は歩兵小隊の輸送も可能な大型機であるが、実際のヘリボーンでは輸送されるの分隊であるので輸送力の無駄が目
立つ。機体サイズの大きさは、機動性には不利で、降着装置の高さがあるのでドアから降りる際に地上とのあいだがか
なり空いてしまい、歩兵にとっては降りにくい。また、ドアガンもないので、展開した歩兵を火力支援するのも不利。

Z-20は、これらの問題を解消し得る存在。輸送兵員は分隊を基準としており、その分機体サイズを抑えることが可能となり
強力なエンジンを搭載することで、高い機動性と搭載能力を両立させている。高原の運用でも十分なペイロードをそなえて
いることも陸軍航空隊にとっては重要。胴体側面には大きなドアが設けられており、着陸時に地上との高さが（上記の機体
よりも）接近しているので、歩兵の展開がし易い。ドアには火力支援用の機関銃の装備が可能で、必要に応じて歩兵への
火力支援任務にも就く。

Z-20は今後様々な任務に就くとみられ、その生産数は1000機以上に達するだろうとみている

Z-20の実用化に伴い、陸軍航空隊のヘリ部隊に残る問題は「重輸送ヘリの不足」。アメリカ陸軍航空隊のCH-47Fのような
10t級のペイロードを持つ輸送ヘリは中国軍にはない。今使っているMi-17やZ-8のペイロードは4tと大きな差がある。現在
ロシアと共同開発している新型重輸送ヘリは実用化にはまだ時間を要するので、当面は試作機の飛行にこぎつけているZ-8
胴体幅拡大型が重輸送ヘリの需要をある程度賄い得る「繋ぎ」の役割を果たすのだろうとみている

808：名無し三等兵：2019/05/11(土) 01:55:52 ID:wUyFxlNc0
坦克也得绕着走！陆军某部大八轮发威1.5km外一发入魂
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71851.html#p=3
直射訓練を実施する第75集団軍所属の某砲兵分隊の09式122mm装輪自走榴弾砲（PLL-09）。
射撃時の車内の様子も確認できる

キャプションによると、PLL-09は停止状態で1500m先の標的に射撃を実施したが、山地の靄により命中精度に少なからぬ
影響が生じた。しかし、1000m先の目標に対する移動-短時間停車-射撃では正確な射撃を実施したとのこと


039B潜艇有5项改进升级 装备新一代消声瓦静音获突破
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-10/doc-ihvhiews1042459.shtml
中国海軍の主力通常動力潜水艦039シリーズについて

シリーズの開祖となる039型の開発は1980年代中頃に開始。90年代初めに建造を開始、96年に就役するも
設計や建造技術になお多くの問題を抱えていたため、「小步快跑（少数建造-改良の繰り返しにより段階
的に問題を解決し性能を向上させる）」方法が採られる。

改良型の039G型は1999年に一番艦が就役。プラットフォームの技術水準は成熟し信頼性も確保できたので
量産を開始。

039G型の就役と並行して、関係機関ではAIP機関の搭載に着目し、039G型をベースにAIP技術を導入する事で
039シリーズの技術水準を世界の先進潜水艦に伍するものにする構想を立てる。2004年、AIP基幹を搭載した
039A型が進水、その性能は039G型を大きく上回り、NATOでは039G「Song Class」とは別クラスとして「Yuan
Class」のコードネームが付与された。

039A型に続き、2010年代にはさらなる改良を加え、キロ改型、214型潜水艦など各国のライバルに対抗し得る
世界水準の性能を備えた039B型が登場。039B型の主な改良点は以下の通り。
　①船体を延長し、乗員の生活環境改善や装備増強のため艦内スペースを確保。
　（ただし潜水艦にとって大型化はいいことばかりではなく、水中抵抗増加や機動性への悪影響も無視できない）
　②セイルの設計変更（流体設計の洗練化）…水中抵抗の減少や騒音発生低減に有効
　③動力システムのさらなる改良…039A型で搭載を実現したスターリング機関の改良により出力と信頼性を向上
　　動力系統の静粛性も改善ん
　④ソナーシステムのアップグレード…船体側面にフランク・アレイ・ソナーを装備。艦首ソナーも大型化。
　　　これらの改良は新型のYu-6長魚雷の運用とセットで導入された。パッシブソナーの性能向上も重要。
　⑤静粛性のさらなる改善…船体やセイル設計、艦内装備、ソナーなど各種の静音対策、新型の静音タイルの
　　装備、減振台、パイプ、スクリューなど総合的な対策。

809：名無し三等兵：2019/05/11(土) 03:36:41 ID:dy06S11Y0
中国"飞行迫击炮"成功出口 土耳其想连技术都买走了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-10/doc-ihvhiews0988993.shtml
妙な人気のある回転翼UAV「河豚-2」について

トルコで開催されたIDEF-2019国際兵器ショーに、メーカーの「紫燕無人機公司」が「河豚-2」多用途AUVを出展
同機は胴体中央部に60mm迫撃砲弾を搭載することから、ネットでは「飛行迫撃砲」のあだ名がついている

IDEF-2019でも各国企業や軍人たちの注目を浴びた河豚-2。今回、トルコのBMCディフェンスグループ傘下のASIS社
と紫燕無人機公司が戦略的共同事業に関する協議にサインしたことで、河豚-2の技術移転も行われるのではという
観測も出ている

記事では河豚-2の性能についても詳しく紹介されている。同機は60mm迫撃砲弾×4発以外に、湖南兵器集団が開発した
手榴弾サイズのコンパクトなJZ50UAV用ミサイルの搭載も可能。JZ50はコンパクトなため十数発を搭載出来る。

中国ではこの手のマイクロ誘導ミサイルの開発が活発に行われている。JZ50以外にも、「天雷シリーズ」ミサイルの
メーカーである中天公司は重量1kgの40mmマイクロミサイルを開発。これは射程2kmで打ちっ放し可能なミサイル。深
圳に拠点がある華意隆公司もセミアクティブレーザー誘導方式のHYL008型40mmマイクロミサイルを開発している。こ
れは射程2.5km。独自に極超音速対艦ミサイルを開発した事で知られる広東の宏大爆破公司も射程2kmの「JKシリー
ズ」マイクロミサイルを開発。射程2kmのJK-1は河豚-2への搭載に向いている。誘導方式は、セミアクティブレーザー
や赤外線画像誘導など三種類が用意されており、弾頭はHEAT/対人兼用で軽装甲車の打撃も可能。他にも各社が開発中

河豚-2は、迫撃砲弾やミサイルのほか、35mmもしくは40mm擲弾発射機を搭載し、目標を直接射撃することも出来る。
IDEF-2019では、複数の河豚-2によるスウォームアタックのデモンストレーションも公開された。映像では10機の河豚-2
が自律飛行を行い、AIネットワークにより、離陸後に編隊を組んで、目標を発見し自主的にスウォームアタックを実施
した後、帰投するまでの流れが示された。これは紫燕無人機公司の飛行制御システムとAI方面の実力の高さを物語って
いる

IDEF-2019では、河豚-2の発展型である「河豚-3」の模型概念図も公開された。河豚-3は、河豚-2独特の「∩」型の胴体
形状から、より通常のヘリコプターに近い形になっている。ネットワークや搭載能力は河豚-2と遜色なく、胴体はより洗
練された形状となり飛行性能を向上させている。兵装は、胴体側面に空対地マイクロミサイル、胴体下部には機関銃を
搭載と、複数兵器を同時に積めるようになっている

无人机集群攻击！紫燕无人飞行器成土耳其国际防务展中国最大亮点
http://k.sina.com.cn/article_2381872931_8df87f2302000gh3g.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=1&r=9&rfunc=51&tj=none&tr=9
こちらも「河豚シリーズ」の紹介記事

昨年11月に開催された珠海航空ショーでは「河豚-2」の改良型である「河豚-2A」が公開されていた
同機は光学電子センサーとAI火器管制ステムを追加、索敵/攻撃一体型UAVとしての能力を強化。
最高速度130km/h、最大離陸重量38kg、行動半径30km。河豚-2Aは、敵の防空網をやすやすと突破可能。
200m以下の低空飛行でもそのエンジン音はほとんどしないので見つかりにくい。小火器などの反撃を
避ける際には高度500m以上に上昇して回避する
----
なお、先日見に行った軍民共用技術展示会でも紫燕無人機公司がブースを出していました。
河豚シリーズは、胴体に擲弾発射機を内蔵した「河豚-A1」、河豚-2に似た「河豚-A2」、そして今回の「河豚-2A」のCG図が展示。
そして「河豚シリーズ」より小型の「山雀S2」回転翼UAVのCG図もありました。「山雀S2」は集団による自殺式攻撃を行うとのことです

810：名無し三等兵：2019/05/11(土) 21:51:22 ID:UNpKNMpc0
疑似国产075两栖攻击舰真身初露 美国有的我们全有了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-11/doc-ihvhiews1198267.shtml
上海滬東中華造船廠のドックを撮影した写真に、建造中の071型LPDの八番艦と、それよりも一回り大きめの正体不明の
船体ブロックが写っていたのが話題になっています。

記事の分析だと、これは常々その存在が噂されていた全通甲板式大型揚陸艦075型ではないかと推測しています。
071型が8隻で建造を終えた後は、075型強襲揚陸艦の建造に移行することも考えられるとみています

船体ブロックの幅は、隣の071型LPDよりも一回り大きく、ウェルドックとみられる大きな空間も確保されています。
サイズから推測すると、全長は250m近く、艦幅は33m程度になるだろうとしています。全長210m、艦幅28m、満載排水量
29000tの071型よりも大型となれば、その満載排水量は40000tを超えるものになることも十分考えられます、40000tを
超える排水量を有する揚陸艦は米海軍のアメリカ級とワスプ級のみで、075型は少なくともワスプ級に近いサイズの大
型揚陸艦になるのは間違いないだろうとの見通しを示しています

4万トン級の強襲揚陸艦を建造する中国海軍の意図を類推すると、海軍は既存の071型を大きく上回る高い総合能力を
求めており、それは米海軍のワスプ級を目標としていることが窺えるとしている。
----
次に気になるのは、これだけの大型艦の艦載機が回転翼機だけに留まるのか？というところでしょうね
噂が出ては消える「垂直離着陸戦闘機」がどうなるのか？
075型の行方と合わせて、今後の注目点だと思います


下饺子！两艘052D盾舰在大连齐下水 总数已达20艘
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71860.html#p=1
昨日、そろって進水式を執り行った大連の052D型駆逐艦（改良型）二隻

色んな方向から写真を撮っているので、船尾の延長、HQ-10の搭載場所のかさ上げなどの改良箇所が確認できます
格納庫は一機搭載のままであることもわかります
船体幅が増えたわけではないので、二機並列搭載の格納庫にするのは無理があったのでしょう


期待海军版！直20涂上战术编号 疑似正式列装部队
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71863.html#p=1
陸軍航空隊の戦術ナンバーを付けたZ-20汎用輸送ヘリの写真

811：名無し三等兵：2019/05/11(土) 23:48:51 ID:MdzIpipY0
>>805
２万トン級だともはや巡洋艦ですら大きめのサイズですね
戦前に戦艦が大型化していったようにミサイル駆逐艦も大型化するのでしょうか

812：名無し三等兵：2019/05/12(日) 12:52:18 ID:4NOrKqss0
>>724
>「耕战台」とは、軍事報道や軍事記実などの軍事番組を放送するチャネル----
『中央電視台軍事·農業頻道（ＣＣＴＶ－７チャネル）』のニックネームですよ。
https://twitter.com/K3V1N_ZHU/status/1127222185406476288?s=19

813：名無し三等兵：2019/05/12(日) 14:09:54 ID:UNpKNMpc0
>>812
ご教授いただき誠にありがとうございます。

814：名無し三等兵：2019/05/12(日) 14:14:23 ID:UNpKNMpc0
094潜艇排水孔减少为1排 水下阻力降低静音性能提高
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-26/doc-ihvhiqax5123117.shtml
海軍創設70周年観艦式に登場した094A型戦略原潜のさらなる改良型「長征10号」に関する記事

094A型と比較すると、タートルバック基部にあった三列のフリーフラッドホールが一列に減少しているのが見て取れる
フリーフラッドホールの減少は、水中抵抗と騒音の双方を減らすのに効果的で静粛性改善の措置とみられている

094シリーズはこれまでに6隻が建造されており、北海艦隊と南海艦隊の二ケ所の基地に配属されている
艦名は長征9、3、10、11、12号の５つが確認済み
基本型、セイルの水中抵抗を減らす設計変更を施した改良型、そして今回の長征10号と3つのタイプが確認されている

基本型は、設計時の技術的制約からいくつかの問題を抱えていた。戦略原潜としては船体が小さく、出力不足から30
ノット以上の高速航行が困難。一万トン近い船体を迅速に浮上・潜航させるため船体には多数のフリーフラッドホール
を用意していたが、これは水中抵抗の増大（海外の研究ではフリーフラッドホールが有ると、無い状態と比較して水中
抵抗が3〜5倍増してしまうとのこと）と騒音発生源となる。094型の後期建造間では、フリーフラッドホールを減らし
その代わりに機械設備を利用して注排水速度の改善を図っている。

中国の戦略原潜は、戦略原潜を保有する国連常任理事国五か国の中でも最小の排水量に留まっている。この原因として
中国が大直径の潜水艦耐圧殻の技術で遜色があることによるものだとしている。原潜の大型化にはこの分野での技術的
ブレークスルーが不可欠



中国改进型094战略核潜艇亮相 少了两条排水孔
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-24/doc-ihvhiewr7944105.shtml
094シリーズの変遷について記述

094型は1990年代初めに研究に着手、21世紀初頭に配備を開始。全長130m、水中排水量12000t。JL-2 SLBM×12を搭載。
JL-2は射程7000km、ミサイル一基ごとに3〜6発の弾頭を搭載。当時最新のソナー、作戦指揮システム、新型魚雷を装備
し、比較的強力な目標探知能力と自衛能力を備えていた。静粛性についての改善として、吸音タイル、艦内機器を減振
台の上に配置、艦内パイプに吸音塗料を塗布、原子力機関の自然循環方式の採用、7枚プロペラのハイスキュードスクリ
ューの採用といった対策が施されている

しかし、当時の経済状況や技術、工業基盤上の制約から、094型の静粛性についてはなお改善の余地が大きかった。中国
海軍では、同国の艦艇改良の常套手段である「小步快跑（少量建造の繰り返しで、少しずつ改良）」を094シリーズにも
適応

094型の第一次改良型っは、まずセイル形状を変更。セイルの先端を斜めにすることで水中抵抗と騒音低減を図った。これ
に続く第二次改良型（今回の「長征10号」）は、セイル形状は第一次改良型を踏襲し、フリーフラッドホールの減少により
さらなる静粛性改善と水中抵抗低減を図っている。

094シリーズは、他国の戦略原潜と比べると、潜水艦自体や搭載するSLBMの性能や弾数など、まだまだ技術的格差は大きい。
そのため、中国海軍はさらなる先進的な戦略原潜を開発し、戦略原潜による報復能力の改善に勤める必要性がある

815：名無し三等兵：2019/05/12(日) 14:15:43 ID:UNpKNMpc0
中国核潜艇与俄军还有多大差距 这个细节说明问题
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-25/doc-ihvhiqax5016584.shtml
ロシア海軍と中国海軍の戦略原潜を比較して、まだまだ技術的な格差があることを指摘する記事

「長征10号」はフリーフラッドホールを減少させ、セイルの流体設計改善を施すなどの改良がみられるが
タートルバック天井のVLS蓋部は滑らかになっておらず繋ぎ目がはっきり見えており、水中抵抗を生じや
すい状態

ロシア海軍の新型戦略原潜ボレイ型では、船体側面にずらりと並んだフリーフラッドホールは無くなっており
排水量に比べて数少ない注排水口によって置き換えられている。タートルバックはあるものの高さは低く、SLBM
のVLSについても船体と一体になっており水中抵抗を抑えた設計が施されている。ボレイ型の初期設計ではフリー
フラッドホールがまだついていたが、設計作業が進む過程で見直しが行われ、現状の姿となっている

094型の設計上の問題については、同級が092型戦略原潜の発展型として設計され、一から新規設計された艦では
なかったため、抜本的な技術的飛躍が出来なかったことにあると指摘している。


代数相差一代！歼8如何力压枭龙战机，靠的竟是这一关键技术
https://k.sina.cn/article_6434032839_17f7f8cc700100fjvs.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
2016年の国際演習で、J-8DFがパキスタン空軍のJF-17に勝利した件に関する考察
J-8Fが新世代戦闘機であるJF-17になぜ勝利できたのか。

演習では、4機のJ-8DFと2機のJF-17 Block1が対峙。J-8DFはBVRミサイルであるPL-12を使ってJF-17の撃墜判定を得る
事に成功。JF-17が優位に立つ近接格闘戦性能を発揮させなかった

この演習でのJ-8DFの勝利には一つの種明かしがある。それは、パキスタン側のJF-17 Block1は、この時点ではSD-10
（PL-12の輸出名）の運用能力を有しておらずBVR戦闘が出来なかったため、J-8DFの先制攻撃を一方的に受けること
になったのである。

JF-17がBVR戦闘能力を獲得するのは2017年に就役を開始するJF-17 Block2以降。さらにパキスタンのJF-17がSD-10 BVR
-AAMを用いて実際に標的を撃墜するのは2018年2月2日を待たなければならない。

記事では、J-8ⅡシリーズはアップグレードによりBVR戦能力を獲得したことで、その戦力価値を大きく向上させるのに
成功したと評価している。

816：名無し三等兵：2019/05/12(日) 15:07:02 ID:UNpKNMpc0
我军又一经典武器被缅甸山寨，曾因射程近威力不够而被嫌弃
https://k.sina.cn/article_6878025754_199f6581a00100hvs8.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
ミャンマー軍のMA-14　81mm無反動砲。これは中国軍が1990年代に大量装備していた78B式82mm無反動砲（PW-82B）
の口径変更型をコピー生産したもの。

78式82mm無反動砲は、65式82mm無反動砲の後継として開発され、1981年に制式化。開発では射程と威力の向上に主
眼が置かれ、有効射程は300→500mに延長。、貫徹力は65度傾斜の120mm均質圧延装甲板を貫通から、68度傾斜の150
mm装甲板を貫通できる様になり、後期に登場するⅡ型HEAT弾では68度傾斜の180mm装甲板を貫通できるまで強化され
た。これは垂直装甲だと400〜480mm程度に換算され、M60やT-62など戦後第二世代戦車を正面から撃破できる能力で
ある。

歩兵攻撃用の榴弾の威力向上も図られ、榴弾の砲口発射速度は65式よりも25m/秒早くなり、最大射程は1750mから2000m
にまで延伸。榴弾は数百粒の5mm鉄球を内蔵しており、爆発時の殺傷力を高めている。このほか、65式にはなかった、焼
夷榴弾も開発された。これは先程の榴弾に合金燃焼剤を加えたもので、焼夷能力を強化している。

なお、重量軽減は重視されなかったので重量は65式と大差なく、砲の重さは4kg前後、三脚を加えると総重量は34kgに達
する。

1990年代には、改良型の78A式、78B式が相次いで登場する。主な設計変更は砲架と閉鎖機の操作の省力化。78B式では移
動目標に対する砲の発射の際に、拉縄による発射を可能とする機能が加えられた。


78式は65式と比べると威力と射程の向上を実現したが、1990年代以降になると仮想敵の戦車の防御力の向上は著しく
複合装甲と爆発反応装甲の普及により、HEAT弾に対する抗湛性は特に強化されていた。65式も78式もタンデム弾頭の
HEAT弾は無かったので、爆発反応装甲を装着した戦後第一世代戦車の撃破も覚束ない状況に陥ってしまった。一方で
中国南方の山地や森林地帯での戦闘において、歩兵部隊の陣地攻撃や火力支援を行う上では78式はまだまだ有効であ
った。

21世紀に入り、後継となるPF98/PF98A 120mmロケット砲の量産が開始されると、78式は急速に第一線装備から退いて
行くことになった。現在では、武装警察と予備役、民兵の装備として使われている。中国本土ではその使命を終えた
が、ミャンマーではまだまだ運用が続いている。（この辺りは、山地戦に向いているという特性が功を奏したとみる
のが良いのでしょう）

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