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相撲スレ

1NAGATO:2003/05/02(金) 01:24
どすこい!

2NAGATO:2003/05/02(金) 01:25
5月5日両国で横審による稽古総見があるんだって。
7時から11時まで。無料。
誰か見に行く人いる?

3なお:2003/05/02(金) 01:32
行ってみたいです。でも仕事…(T_T)

4勝と大祐でつ。:2003/05/02(金) 02:13
秋も深り、あんなに暑かった夏の面影すらどこにも見当たらなくなってしまった晩秋の霧雨が降る夜。ある大柄の人影が杉並の豪華マンションの前に立っていた。

「ふぅ、今日は久し振りに仕事も休み。美恵子と子供は世田谷の実家へ泊まりに行った事だしこんな日もたまにはいいよな。」
ここの住民でありながら過密スケジュールで普段はくつろぐ暇も無い藤島親方(元若乃花)ことマサルにしては珍しく一人で相撲を感じさせない広々とした部屋でつかの間の休日を過ごしていたのである。
「しかし・・・いざとなって見ると一人で自宅に過ごすのって案外寂しいな。いつも家族はうるさいし、マスコミにも追われてうんざりしてるのに・・・。」
そう言いながらふと少し伸びた自分の髪を軽く引っ張ると、
「思えば髷を切ってもう1ヶ月たつんだな・・・。断髪式の時は頭が軽くなってほっとしたけど何か物足りない。今の気持ちだろう・・・。」
マサルは少し悲しげに笑いながらそうつぶやいた。だが少し小さめのソファーの上で寝返りを打つとある事にふと気付いた。
「・・・そう言えば、ダイスケ断髪式にこれなかったんだなぁ。九州も全休だしな・・・。」
実は日頃自分の弟以上にかわいがり、更に平成12年春場所5日目くしくも最後の相手になった栃東ことダイスケが秋場所中右肩を傷め、途中休場した為に断髪式に参加出来なかったのである。
「でもダイスケに髷切られたらきっと光司以上に泣いちゃってたんだろうな・・・。」
自分の冗談にマサルはゆっくり起き上がると久し振り見る自分の前髪を指で軽く捩りながら少し笑った。
 ―ピ〜ンポ〜ン

5NoHandleName:2003/05/02(金) 02:14
突然、柔らかではあるがそんな生ぬるい時間を引き裂くかのようなインターホンの音が部屋中にこだました。
「またマスコミかよ〜。いいじゃねぇか!たまには家に一人でいたって!」
マサルは憮然とした表情でソファーから立ち上がり、インターホンの受話器を上げた。それと同時にモニター画面の人物が少しづつ浮かび上がった瞬間、
「ダ、ダイスケ・・・?」
映し出されたのはうざいマスコミではなく久し振り見るダイスケの姿であった。しかも霧雨に打たれたのか浴衣とセカンドバックは多少湿り気を帯び、顔は多少俯き加減。だが不審者と思われたのか管理人が現れ「誰ですか?」と訪ねている様子である。それを見たマサルはすぐに、
「おい、ダイスケ!とにかく上がれ!」
そう言って出入り口の自動ロックを解除した。

「ダイスケどうしたんだよ?濡れながらやってきてさぁ。」
「・・・・・・。」
すぐにマサルはダイスケの顔や肩をタオルで拭いた。
「それと怪我は雨に大敵なんだぞ!悪化したらどうする!?・・・まぁ、とにかくこれに着替えろ。」
マサルは俯いたまま無言のダイスケをたしなめると大きめのバスタオルと自分が普段着てるトレーナーを手渡した。どうやらダイスケは一人で足立区にある部屋から電車を何本も乗り継ぎ途中霧雨が降る中、最寄り駅から杉並のマンションへ歩いて来たらしい。
「ったく、コンビニとかあっただろ?傘でも買えば良かったのに。」
「・・・・・・・。」
マサルは半分呆れながら風呂場の脱衣所に連れて行かせたが依然ダイスケは無言だった。
「着替えたらソファーにでも座ってろよ。」
脱衣所に付くとマサルはその場から立ち去った。

6NoHandleName:2003/05/02(金) 02:14
「こんな時間に訪ねてごめんです・・・。」
しばらくして着替え終わったダイスケは居間のソファーにゆっくり座るとようやく
口を開き始めた。
「出来れば来る時僕の携帯にかけて欲しいな。特に僕の場合必要以上にマスコミに
追われてる身だし・・・。」
マサルは真向かいのキッチンで背中を向き何かをしてようとしていた。
「所でどうしたんだ?」
首を少しだけ向いたマサルは少し心配そうに尋ねるとダイスケは唇だけ動かしながら、
「僕・・・親の勧めで中学からずっと相撲一筋でやってきて高校横綱になったり、
プロに入ってからも26連勝したり、格段優勝して順調だった。けど・・・ここ2〜3年
はいい所まで行ってもその後うまく行かなくていつもそれの繰り返し・・・。特に今回は
右肩怪我しちゃって思ったより重症だったから九州にも出られない・・・。」
「ふぅ〜ん。」
切々と語るダイスケにマサルは背中を向けたまま生返事で聞いている。
「・・・・。」
いつものお兄ちゃん(マサル)と違う雰囲気を察したダイスケは突然来てしまった
気まずさと緊張感で口をつぐんでしまった。しかしカチャカチャ何かをしてるマサルは、
「それで?」

7NoHandleName:2003/05/02(金) 02:15
と少し素っ気ない口調で話の続きを促すとダイスケは再び口を開き、
「・・・20歳で幕内に上がった頃は誰にも負けない自信があったし強気だったけど
気が付いたらもう24歳・・・。僕より年下や入門が遅かった力士がどんどん上がって
来て上位で活躍してるのに僕は大関候補と言われながら未だ平行線。入幕した頃は
都民栄誉章まで貰ったのに・・・。」
「それでどうなんだよ?」
冷蔵庫から何かを取り出しそれを鍋に入れ火にかけながらマサルは多少いらだった
口調で更に促すと、
「確かに・・・僕には相撲だけしかない。けど・・・こんな事がずっと続くとどうし
ても相撲を取るのがとても怖くなってしまうんだ・・・。」
組んだ指を強く握り締めながらダイスケは全ての言葉を出し切ったかの様に
「ハァーッ」とため息をついた。だが、徐々に温まるのを待つマサルは逆に腕を組み、
上を向きながら「あぁー。」とうんざりした声を出しながら溜め息を付くと、
「僕の最後の相手がこんな奴だったとはなぁ・・・。」
予想もしないマサルの言葉にダイスケは戸惑った。だが上を向いたままマサルは、
「それって・・・単におまえが今まで『天狗』になってただけじゃないか?勝負って
そんなに甘くないぞ。」
「え?」

8NoHandleName:2003/05/02(金) 02:16
痛い位的を得たマサルの発言にダイスケはドキッとして顔が徐々に赤くなり俯いてしまった。すると、
「でも・・・」
両手を上に上げ「ンン〜ッ」と伸ばしながらマサルが何か言おうとした時、
「でも?」
ダイスケは少し顔を上げて訪ねると鍋の中が沸騰し吹きこぼれそうになった。
マサルはすぐに火を消し大きめのマグカップを二つ揃えると温めたミルクを均等に
注いだ。そしてそれをダイスケのいるソファーへ持って行くと、
「・・・でも、僕も同じだよ。僕の場合出来の良過ぎる光司がいたからよく比較
されてたけど・・・。」
マサルは低めのテーブルにホットミルクを置くなりダイスケに飛びっ切りの
『お兄ちゃんスマイル』を見せた。「お兄ちゃん・・。」
ダイスケはゆっくりと顔を上げてそうつぶやくとマサルはダイスケの頭を手荒に
撫でながら、
「きっとダイスケは今とっても焦ってるんだよ。わかるよ僕も何度か横綱挑戦する
度に怪我に泣かされたし、一度は引退まで囁かれたしね。けど怪我を繰り返して
学習する場合だってある。だからたやすく腐るんじゃないよ。な、ダイスケ!」
更にマサルがダイスケの頬をつまんで「ニパッ」と口を開けて笑うと、
「お、お兄・・ちゃん・・・。」
ダイスケは凍り付いた気持ちが溶けだしたのか目からドッと涙が溢れ出た。
「おっと、ホットミルクは体が暖まるから飲んで。」
マサルはダイスケの背中を軽くたたき、もう片方の手でダイスケに少し熱めのホット
ミルクを手渡すと、
「それにこんな時は泣けばいい、すっきりするぞ。」
マサルの暖かい手の平で涙が止まらないダイスケは涙を拭いながらマグカップを受け取った。
「こ、こんな僕の為に・・ありがとう・・・。」
涙で声を詰まらせながらダイスケは両手で抱えるようにふーふーしながら飲むと
目から再び熱い涙が幾粒も溢れた。

9NoHandleName:2003/05/02(金) 02:17
 ・・・晩秋の夕暮れ、12歳になったダイスケ少年は学校の帰り道ボロくなった
ランドセルを背負いながらトボトボ歩いてた。
 ―相撲やったらきっとお父さん喜ぶかもよ。
自分の影が遠くの方まで延びて行くのを見詰めながらダイスケ少年は誕生日に言われ
た母の言葉を思い出し父が昔やってた相撲を取るか、または自分の好きな野球を取る
か悩んでた。
「僕、原選手みたいな投手になりたいのにな・・・。でもお父さん大好きだし・・・。」
その時、背後から「おーい」と誰かが呼んでる声が聞こえた。顔を上げたダイスケ少年は
「誰?」と振り向いた。そこには豚のしっぽ程の短い髷を結った優しそうな顔の
若い力士が彼に手を振っていた。それは年の離れた怖い顔の兄を持つダイスケ少年に
とって何だかとても親近感を感じたのか思わず、
「お兄ちゃ〜ん。」
と叫び手を振った。しかし、
「いつか僕と相撲を取ろう、その日まで待ってる。」
そう言ってその力士は後ろへ後ろへフェイドアウトしてしまったのである。
「お兄ちゃん、お兄ちゃ〜ん。」
ダイスケ少年は手を伸ばしながら泣きそうな顔でその力士を追った。しかし距離は
縮まらない。だが走っていくうちにダイスケ少年の足が縺れて転んでしまった・・・。

10NoHandleName:2003/05/02(金) 02:18
 「はっ!」
手を伸ばしながら目覚めたダイスケの目の前にいたのはマサルだった。しかもマサル
のベッド寝かされていておでこにはマサル愛用の『冷えピタ』。右肩には張り替え
られた大きめの『パテックス』とその上に『アイスノン』が固定されていた。
「うわ〜びっくりしたなぁ。誰かに追われた夢でも見たのかよ〜?それよりおまえ
運ぶ時重かったぞ!あっ力士だから仕方ないか・・・。」
呆れながらも自分の「一人ぼけ突っ込み」に笑うマサルを見てダイスケは夢だって事
に気付いた。
(もしや、さっきのは・・・。)
夢の中の力士がお兄ちゃんことマサルだった気がしたダイスケはふとマサルの方を
向いた。すると、
「ダイスケ、熱と腫れは引いた様だな。」
マサルはダイスケのおでこや右肩に手を当て「ニコッ」と微笑んだ。
「ご、ごめんなさい・・。僕、どうしたんですか?」
ダイスケは申し訳なさそうにマサルに尋ねると、マサルは少し困った顔をして、
「おまえ、泣きながらホットミルクを飲んだかと思ったらいつの間にか僕に寄り掛か
って眠ってたんだよ。そしたら結構熱があってさ、更に右肩も凄く腫れてたから急いで
おでこに『冷えピタ』張ってベッドまで運んで右肩に『パテックス』張って『アイス
ノン』巻いたんだよ。でも熱も肩も大事に至らなくて良かったな。」
ほっとした表情でマサルは軽くダイスケのおでこにデコピンするともう片方の手は
握り拳で自分の腰をトントンたたいてた。
「お兄ちゃん、大丈夫ですか?」
それを見たダイスケは起き上がろうとしたが、
「おいおい、それを言うのは僕の方だろ?心配しなくていいよ、とにかくしばらく寝てろ。」
そう言ってマサルは掛け布団を優しく肩の上まで掛けると「これ持ってくぞ」と
『パテックス』持って寝室から出て行った。

11NoHandleName:2003/05/02(金) 02:18
(僕はなにやってるんだろう・・・。)
ベッドの上に残されたダイスケは過去の栄光ばかりを追ってる割にはすぐに挫折して腐って、かわいがってくれる先輩に泣きついて結局迷惑かけてしまう自分に自己嫌悪を感じた。
(でも、僕はもしかしたらお兄ちゃんに出会う為に相撲を選んだのだろうか・・・?)
右肩を庇う様に寝返りを打ちながらさっきの夢の事を思い出すと少年時代、苦渋の末相撲を選択したのにいつしかマサルを慕い、彼の相撲を目標や手本にしていた巡り合わせがとても不思議でならなかった。
(・・・・けど相撲を取るのはお兄ちゃんの為じゃなく僕以外誰でもないんだ。その為には駄目な自分も克服しなきゃ・・・。)
その考えにハッとしたダイスケはこのままではいけないと思ったのか突然ベッドから起き上がった

12NoHandleName:2003/05/02(金) 02:19
 ソファーで腰に『パテックス』を張ったマサルはジャージを「よいっしょ!」っと
上げると目の前には既に乾いた浴衣に着替えたダイスケがいた。
「おいダイスケ!もう大丈夫なのかよ?」
心配そうにマサルはダイスケに尋ねると、ダイスケは申し訳なさそうにお辞儀をして、
「お兄ちゃん迷惑かけてしまってごめんなさい。冷静に考えると確かに僕の体は他の
力士と比べると小さめだしスタミナも切れやすいからいつもいい所で駄目になって
しまう。でもせっかく僕には相撲があるんだし素質もある。けどここで腐ったら絶対に
一生後悔するだろうからまずは初心に帰って短所も受け入れた上で改善したいと思うんだ。」
「ダイスケ・・・。」
さっきまでの弱気な発言と打って変わったダイスケの言葉にマサルはいつしか腰の痛み
も忘れ彼に駆け寄った。
「だから九州はゆっくり休んで次の相撲に向けて自分の力で頑張ります。お兄ちゃん
励ましてくれてありがとう。」
笑みを見せながらで礼を言うダイスケにマサルは思わずガシッと抱き締め、
「最後の相手がダイスケで本当に良かったよ。」
そう言ってダイスケの背中を軽くたたいた。
「う、嬉しいです。」
そんなマサルにダイスケは一瞬泣きそうになった。だが、
「ほらほらこれからはそう簡単に泣くんじゃないぞ。泣いたら承知しないぞ〜!!」
マサルは冗談混じりにセンチになりかけたダイスケの頭を揺さぶる様に撫でた。
そんなおどけたマサルにダイスケは「やめてくださいよ〜。」と言いつつもいつしか
「微笑」が「笑い」に変わって言った。

13NoHandleName:2003/05/02(金) 02:19
 「それじゃ僕帰ります。本当に今日はありがとうございました。」
玄関前で雪駄を履いたダイスケは改めてお辞儀をすると、
「ごめんな、玄関までしか送れなくて。けどその変わりタクシー呼んだから・・・。あっ、そうだ!忘れ物忘れ物・・・。」
突然マサルはスリッパの音を廊下に響かせ部屋の奥へ何かを探しに行った。ダイスケ
はセカンドバックを脇に抱えながら「何だろう?」と立ちすくんでると何やらマサルは
紫の風呂敷に包まれたある物を持って来た。
「ダイスケ、開けてみなよ。」
マサルは包みを渡すなりダイスケにそう促すと風呂敷をほどいた中には平成5年春場所に
マサルが初優勝を決めた時に付けてた深緑色の締め込みが入ってた。
「こ、こんな大切な物を貰っていいんですか?」
相撲を感じさせない自宅にあった締め込みだけに思い入れがあっただろうと感じた
ダイスケは申し訳なさそうに締め込みを返そうとすると、
「もう僕には必要ないからあげるよ。その分僕も21世紀のダイスケの相撲を大いに
期待したいしさ。」
そう風呂敷の包みを結びながらダイスケに渡し返した。そしてマサルは頭を少しかき
ながら、
「その変わり、おまえも知ってると思うけど来年美恵子が子供を生むんだ。もし男の子が
生まれたら絶対にダイスケにあやかった名前を付けるつもりだからくれぐれも僕の子供
を泣かす相撲だけは取るなよ。」
そう言って笑いながらダイスケの左肩をポンッとたたいた。ダイスケはマサルの長男で
ある『将希クン』の名前が某プロゴルファーにあやかって付けられたエピソードを
知ってるだけに想像以上のマサルからの期待に一瞬ビックリしたがその分頑張らねば
って思いで貰った深緑の締め込みをギュッ!っと抱き締めて、
「はい!恥じない相撲を取れる様に頑張ります!!」
と目尻をクリンとさせた笑みを見せながらダイスケは元気な口調で答えた

14NoHandleName:2003/05/02(金) 02:19
「じゃ、本当に頑張れよな。約束だぞ!」
マサルも笑顔で手を振ると名残惜しそうにダイスケは扉を開け、締め込みを大事そうに
抱えて何度もお辞儀をしながら、
「おじゃましました。ありがとう。」
と言って手を振って静かに扉を閉めた。そしてマンションから出ると既に雨は止み、
少し肌寒い晩秋の澄んだ夜空の月はダイスケを照らしてた。
「お兄ちゃんがいてくれて本当に良かった。」
月と一緒にマンションをも見上げるとダイスケはそうつぶやきながら待機していた
タクシーに乗り込んだ。そしてそれをカーテン越しで見ていたマサルも、
「ダイスケが来てくれて良かったよ。」
とつぶやいたのだった。

 季節は冬に向かっていても二人の心は温かいミルクの様に温かい気持ちになっていた。

おわり

15NoHandleName:2003/05/02(金) 02:22
大関(横綱)武春くん〜『挟まれた舌』〜

 ある21世紀が訪れた少し先の年の夏場所。その頃はもう既に若乃花は引退してし
まってたが武春はこの場所晴れて新横綱に昇進した。だが同時に大関に昇進した栃東
への愛の行為はライバルがいなくなった事をいい事に
過激にエスカレートして行った。

 ある日断髪式が行われた時の事。
「横綱やめてください!」
土俵入りの後、仕度部屋で武春は自分の乳房を栃東の手に押し合てさせながら彼に
迫った。
「天下の横綱に何を言う!!美乳を触らせてあげてるんだから有り難く思え!!」
そんな武春に栃東は目を潤ませながら、
「しかし僕はお兄ちゃ‥あっ…。」
引退しても未だ若を慕い続けてる栃東の唇は言う術もなく武春によって塞がれ激しく
吸われてしまった。でも舌まで絡められたくない思いで栃東は口腔への侵入だけは必
死で歯をくいしばり阻止するが栃東の前歯は多少隙
間が空いてる。お陰でその隙っ歯を武春に舌で挿入したり、ほじったりして弄ばれる
のである。さすがに彼の隙っ歯では口腔への侵入にまで及ばなかったが、
「あっ!イヤ!ダメ!!でもあ〜〜っ!!」
抵抗も空しく結局それだけで栃東は不覚にもイッてしまった。武春にとって完全な深
いキスは出来なくともそんな彼への”隙っ歯責め”での乱れぶりを見るだけでも充分
満足してしまうのである。‥‥そんな行為が言い寄
る武春と拒む栃東の間で何故か日常化して行った。

16NoHandleName:2003/05/02(金) 02:22
 夏場所後はヨーロッパ方面への海外巡業が行われる事になっていた。新横綱の武春
にとってその巡業での任務は重要でかつ過密スケジュールであったが、そんな事より
異国の地でどうやって栃東を落とすか土俵入りの練
習よりも考えに考えてた。
「よし!まずは行きの飛行機でいつもの事をするか!!どうせ夜間飛行だしみんな
だって寝てるんだから大丈夫だろう。そして現地に付いたらムフフ‥‥。」
想像する余り武春の胸が更に膨らむ思いだったがやはり彼も男なのか股間にあるモノ
がが既にムチムチしたふくらはぎを押し退けてまで膨らんでた。

17NoHandleName:2003/05/02(金) 02:22
 そして海外巡業への出発の日が来た。力士団はたいてい2班に分かれて飛行機に乗
るのだが幸い武春は栃東と同じ飛行機に乗る事になった。しかも大関横綱以上は
ファーストクラスでの搭乗となる。成田空港に着いた武
春はマスコミから逃れた後、搭乗前のトイレの中で、
「今日の夜は楽しみだな〜。あ〜考えただけでも立ってきちゃった。ちょっくら抜こ
うかな…。」
何とそう言ってトイレの中で武春は一人Hをし、スッキリした表情でトイレを後にし
て飛行機に乗った。

18NoHandleName:2003/05/02(金) 02:23
 空が明るい頃の機内では力士達が飲めや歌えやで騒ぎ、同乗したテレビ局の人も撮
影等していたが長時間の搭乗だけに空が暗くなると辺りは寝静まり、殆どの力士がア
イマスクをして就寝していた。そんな中、一人アイマスクを外した武春は
「ふ〜みんな寝静まったか…。さて、実行に移しますか…。」
そう言って抜き足差し足で栃東の座るシートの方へ向かった。だが機内が薄暗くなっ
てるお陰かアイマスクして寝てる姿しか認識出来なかったが、栃東が座ってる筈の席
で口を半開きにし隙っ歯を覗かしてる姿を見つけた武春は
「あれ?この前歯はもしや大祐…?確か座席もここだった筈だしえ〜いやるか!!」
すぐさま武春はその唇を激しく吸い、隙っ歯に舌を差し込んだ。が、
「ん、あれ?いつもと違う。大祐の隙っ歯こんなに広くないぞ。それに舌が、舌が…。」
人違いと気付いた武春は唇をほどき、その舌を抜こうとした。だがいつも栃東の隙っ
歯にしてるように力強く差し込んでしまったお陰で深く挟まれたのか舌がなかなか抜
けないのである。
「えぇ〜ろうひよう…。抜けなひぃよ〜。れもここで抜かなひゃ恥るかひぃひ…よ〜
ひヘヒィ!」
力づくで武春は自分の舌を抜いた。幸い舌はちぎれずにしかも無傷で済んだが、その
反動でドスーンと尻もちを付いてしまった。そんな時、
「大丈夫ですか?」
突然その席にいた力士は目を覚ましたのかアイマスクを外し、電気を付け尻もちつい
た武春に訊ねた。その瞬間!!
「はっ!?」

19NoHandleName:2003/05/02(金) 02:23
武春は目をむいた!機内のちいさな照明によって浮き彫りにされた彼は何と栃東では
なく、2場所前の初場所後に大関になった魁皇の姿だったのだ!!しかも栃東は魁皇
の隣りの奥の席で同じく口を半開きにしながらアイ
マスクを付けて寝ている。武春は内心(ちくしょう魁皇め…いつ席を変えやがったん
だ…)等と思いつつ、
「うわっ!申し訳ないッス!!」
多少狼狽えた表情を見せながらも謝った。が、
「えっ?横綱どうかしました?」
魁皇は不思議そうな顔で見てた。気付いてないのを察した武春はすぐに、
「あ…寝ぼけてトイレ行こうとして転んだからびっくりしたかなぁ〜と思って…。」
「そうですか、気をつけてくださいね。」
武春は魁皇にそう言いくるめてそそくさとトイレに向かった。…そして武春は自分の
大失態にトイレの中で大号泣した。
「えぐっ!えぐっっ!!よりによって大隙っ歯の魁皇にしてしまうなんて…それに大
祐以外の男とはキスした事なかったのに〜〜!!」
大量に溢れる涙と鼻水、そして魁皇にキスしてしまった唇や舌を何とトイレットペー
パーを3ロール分も腫れる程拭きまくり、そしてその腫れが引くまでうがいと洗顔し
結局武春は2時間もトイレにこもってた。

20NoHandleName:2003/05/02(金) 02:24
 だがその後、機内の過ちを思い出す余地もなく現地での新横綱としてのスケジュー
ルが過密に執り行われた。そして巡業の日程が全て無事終わた最後の夜、武春はぐっ
たりとした表情でホテルのベッドに半裸で横たわった。
「あ〜忙しかった〜。けど何か空しいな…。結局大祐と会うチャンスなかった
し…。」
ため息をつきながら天井を見つめると武春は
「…しかし…大祐もな〜若関の事なんか忘れて僕に話かけてくればいいのに…。」
そう呟きながら枕で顔を包む様に挟み目を閉じた時、
コンコン!!
突然ノックの音が部屋中をこだました。
(まさか大祐では?)
ハッとした武春は多少疲れが残ってた物のすぐさまベッドから飛び起き半裸姿のまま
ドアを開けた。しかし!
「横綱、俺の事忘れてないですよね?」
何とノックしてきたのは魁皇だった!!

21NoHandleName:2003/05/02(金) 02:24
「はぁっ!?」
意外な来訪者に戸惑った武春。だが、
「ほら飛行機の中で俺にキスしたでしょ?」
(ギクッ!!)
武春は飛行機での出来事を全て思い出し、血の気が引いた。その姿を見て魁皇は意地
悪っぽく微笑みながら、
「忘れたとは言わせないよ。俺の隙っ歯に舌が挟まれて抜けなかったのも覚えてるし
ね。まぁあの時は栃東関がゆっくり休養したい要望で席を変えたけどまさかあんな事
になるとはねぇ〜。まさか横綱、栃東関の事好きな
んだろ?」
武春がやった事を魁皇は全て覚えてたのである。更に栃東への想いさえ見破られ、武
春は冷汗を流した。だが魁皇の発言は更に続き、
「横綱って変わったキスするんですね…。だけどそれ…凄く気持良くて不覚にも俺の
モノも暴れたんだよ。それに巡業中日本にいるカミさんから国際電話が来たけど久し
ぶり聞く声さえも上の空だったし…。ねぇ、この気
持どうしてくれるんだよ!」
脅迫混じりに魁皇はそう言いながら部屋にズカズカ入るなり半裸の武春を電車道の如
くベッドの上に押し倒した。そして、
「ほら、機内でしたようにしてみろよ。」
魁皇は隙っ歯を覗かせながら出島の唇に口を寄せた。
(イヤ!僕には大祐が…。)
目に涙を浮かべながら武春は顔を背けた。だが、
「ふ〜ん横綱も可愛いですね。いつも栃東関に同じ事してた癖に…。」
「えっ!?魁皇…お前もしや…。」
そう言いかけると、魁皇はリンゴを握り潰す程の握力を持つ手で武春の両ほほを抑え
つけ、
「判ってるんだよ。横綱が栃東にこうしたかった事もなぁ!」
そう言って魁皇は武春の口にむしゃぶりついた。

22NoHandleName:2003/05/02(金) 02:25
「イヤーッ!!」
武春は抵抗を試みるが破壊力のある握力に顔を取り押さえられた恐怖に為す術もなく
されるがまま、魁皇の唾液まみれの舌にいやらしく舌を絡められてしまった。静寂の
中クチュクチュと唾液が唇と舌に絡む音だけ響く室
内。
(何で…何でだよぅ…)
初めて舌を絡めあった相手が愛する栃東でなく、よりにもよって脅迫紛いに迫ってき
た魁皇だと思うと武春は声も出ず静かに口から溢れる唾液と共に目から涙が溢れた。
だがそんな時、力強く両ほほを取り押さえた魁皇の
手が胸の方に降り、静かに白くて豊かな武春の乳房に触れると、魁皇は切なそうに
粘っこい唾液の糸を引きながら口を離し、
「俺…いつもお前の事を遠くから見てたのにお前は未だ若乃花関を慕い続けてる栃東
ばかり追っ掛けているんだもんな。悔しいのにそんなお前見てると自分見てるみたい
で切なくなるんだよ。だからわざと席を変えさせた
んだ。」
そう言ってピンク色の乳首を吸った。その時、
「か…魁…皇…あっ、あふっ!…ん…。」
それを聞いた武春は同情心に駆られたのか魁皇の愛撫に感じてしまった。確かに魁皇
は眼中ない存在であったが結局魁皇も自分と同じ一方通行の想いを寄せてたと感じ複
雑な心境になったのである。だが、

23NoHandleName:2003/05/02(金) 02:26
「けど俺、カミさんの事世界で一番愛してる。でもカミさん昔女子プロやってたから
筋肉質で抱いてもゴツゴツしてるんだよ。だから場所でお前の体見てるうちに抱きた
くなってなぁ。」
(何だって!?)
乳首を吸い、乳房を揉みしだきながら真意を告げる魁皇に一瞬でも同情の念に駆られ
た武春は情けない気持と怒りが込みあげてきた。
(ちくしょ〜!罠にはめやがって〜〜!!結局僕に興味持ったのは奥さんの代理だっ
たの?僕の気持はどうなんだよ!?僕はいつも純粋に大祐の事を想ってただけだった
のに一緒にすんじゃねぇよ!!)
武春は再び抵抗を試みた。だが怒りとは裏腹に体の方はドンドン反応して行き白い肌
が真紅に染まり、やがてパンツの中のモノもパンパンに膨らみ硬くなった。そしてそ
れを魁皇は優しく撫でながら
「あ〜ら栃東の事好きな癖に反応しちゃって淫乱だね、よ・こ・づ・な。でも俺こう
言うのも好きだよ。何せ俺は婚約中に力士運動会で旭鷲山にキスされてからこっちに
も目覚めちゃったしなぁ…。」
そう言うと剥ぐ様に武春のパンツを下ろし、ビンビンにたったモノを乱暴にほうばり
ねぶりまくった。もうここまで来ると魁皇の為すがまま身動きも取れず、武春の目か
ら大粒の涙が底知れない怒りの変わりに大量に流れ
た。しかし、
「痛っ、痛い!イヤ、イヤ、イヤーーーー!!」
はちきれんばかりの武春のモノの先がむさぼってる魁皇の隙っ歯に引っかかったお陰
かその痛気持良さに傍若無人な魁皇の口の中で大量に果ててしまったのである。
(ぼ…僕とした事がこんな事になるなんて…。大祐…ごめんよ…。)
体中のありとあらゆる水分を罠にはめた魁皇によって全て放出されてしまった武春は
もはや流す涙さえ出なかった。だが、
「ほ〜らこんなにミルクを出しちゃって…溜まってたんじゃねぇの?栃東のた・め・
に。」
そう言って魁皇は口の中に放出された武春のそれを美乳の上にそーっと垂らした。だ
がそれは汚されながらも武春の白い肌に相応しくも美しく映えていた

終り


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