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3120/78:2013/08/28(水) 07:36:37 ID:D15qh95o0
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( ゚∀゚)o「おいおい良いのか、ただ見逃したりして」

('、`*川「だって、追おうとしても貴方がそれを許さないでしょ?」
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( ゚∀゚)o「まぁな」


ペニサスは手の上でくるくると画戟を回した。

刃の煌きが宵闇を踊り、複雑な軌道を残す。


('、`*川「だから――貴方を倒してから、ゆっくり仕留めるわッ!」
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(;゚∀゚)o「っと!」


目の前に迫る三日月の刃を、ジョルジュは左腕で受け止めた。
鍛え上げられた鋼の筋肉を裂いて、鋭い刃が微かにめり込む  _
(;-∀゚)o「ったく、一日に二人も俺の身体に傷を……今日は厄日だ」

('、`*川「あら、私以外にも居たの?」


ジョルジュは大剣を捨て、ペニサスの画戟に手を伸ばした。

もともと彼の大剣は、巨大な樹海の生物を斬り倒し、大群を凪ぎ払う為の装備だ。
こうしてテクニカルな動きを見せる冒険者との一対一の戦闘には、向いていない。
彼の膂力の前では小枝同然とはいえ、小回りの利いた立ち回りが出来ないのは、流石にマイナスだ。

ペニサスの反応は素早かった。
阻まれた刃が進まない事を知ると直ちに身を引き、武器もろとも彼の手の届く範囲を抜け出す。

  _
( ゚∀゚)o「っち、チョロチョロと……そんな逃げ腰で、本気で俺を倒せると思ったのか?」
('、`*川「……自信が無い、わね。でも、頑張るしかないと思わない?」


引き戻した戟を、ペニサスは再び鋭く突きだす。


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