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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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琴線に触れたか、憎悪に一瞬男の顔が歪んだ。かと思えば、次の瞬間には
跨るフォックスの顔を目掛けて、何かが吹きかけられた。血の飛沫だ。
自ら歯で口の中を切り、貯めた血を目潰しに使ったのだ。
爪;ー)「ぐぁッ!?」
(#'A`)「フゥゥゥッ!!」
左手で顔を庇った一瞬、フォックスによる男への四肢の拘束が緩んだ隙を突き、
上体を起こしながらすぐさま左の拳で顎を上方へと打ち抜かれた。
衝撃に後方へと倒れこんだフォックスを、男は流れるような動作で地面へとそのまま組み伏せる。
脚を使い、足裏と膝で両腕の自由を封じられたフォックス。先ほどまでとはまるで逆───
気づいた時には、頬に冷たい金属が押し当てられていた。
爪;ー)y-(あ……やっべぇなぁ……これ)
( A )「──俺に取って、金は命よりも尊いもんさ」
( A )「本当に、お前を殺すつもりはなかった」
(#'A`)「だがなぁ……相手の命と自分の命、そして、金とプライド」
(#'A`)「天秤にかけてみて、臨機応変に対応させて頂く場合もあるんだぜ」
無機質で冷たいククリナイフの刃先が、つん、と首元の皮膚に触れた。
このままあと少し刃を押し込み、少し横に動かされただけで自分の心臓は止まるだろう。
こうなってしまっては、さすがに諦める事しか出来ない状況だった。
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