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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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川;゚ -゚)「………お前、どうして………」
クーの脚にがっしりと食い込んだトラバサミ。
その口をこじ開けようと、真っ赤な顔で立ち膝しているツンの姿が、そこにはあった。
小鼻を膨らせながら一心に全力を込めているその指先からは、既に手首を伝う程に血が滲んでいた。
修道服の袖を紅に染めながらも、それでもその手を緩めようとはしない。
ξ;゚⊿゚)ξ「私が神に仕える信徒であろうが、今はそんな事はどうでもいいわ……」
川;゚ -゚)「馬鹿者め、早く逃げるんだ!」
困惑するクーの視界に、いよいよ三体ほどの人面樹の姿が見えた。
だが、ツンはそちらには目もくれず、クーの脚にかかるトラップを解こうとしている。
事の次第に気づいた彼女達の前方に座り込むワタナベも、ようやく正気に立ち返り叫んだ。
从;'ー'从「あ……ツンさん! 後ろ、逃げて下さぁいッ!!」
その言葉にも、ツンが動じる様子はなかった。
ただがむしゃらに、自身の指に食い込む鋭利な鉄の痛みに時折顔をしかめながらも、その場を動こうとしない。
ξ;゚⊿゚)ξ「私の目の前で助けられるかも知れない人をよ……」
川;゚ -゚)「もう……いい」
ξ;゚⊿゚)ξ「ふぅッ……この私が、諦められる訳……ないじゃない!」
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