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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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(………うん)
互いに無言の中、ローブの女性はこくりと小さく頷くと、
【 聖ラウンジの名において 】
口にした────救いの力をもたらす、その聖なる御名を。
【 ヤルオ=ダパートの名において 】
彼女の身体の周囲からは、純白に包まれた粒状の光が漂い始め───やがて、
【 神の庇護の元 彼の者の身を あらゆる外敵から護り賜わん!】
ローブの女性がそう唱えて手を組んだその瞬間、やがてそこから閃光が生まれた。
舞い降りるようにして瞬く粒状の光は、苦戦を強いられる剣士に助太刀する機を
今か今かと待ち望む、小剣を携えた女性の身へと降りかかると、纏わりつく。
まるで、力を付与するようにして。
「はぁッ!」
それを受けて、依然として暴れ続けていた獣の懐へと彼女は飛び出した。
辛うじて見えるのは片目だけ、その憎悪に身を任せ、まるで目の前にある
全てをなぎ払おうとするかのように鋭い爪を尚も振るい続ける。
だが、俊敏な身のこなしの彼女には、そのどれもが当たらない。
「……助かったお!」
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