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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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ブーンの背後から迫る木の化け物の存在に気付き、ラッツが狼狽する。
これらが相手では、フォックス達の手持ちの武器では厳しいだろう。
対抗できる手段があるとすれば、厚みのあるブーンの剣だけ。
枝一本叩き斬るだけならば難しい事ではないが、それも、太い樹木に大してはさして効果は望めない。
今では、空が赤くなっているかのようにすら錯覚してしまっている。
それはこの森を覆う周囲全体が、人間に敵意を向ける化け物だらけである事への危機感によるものだ。
全てでは無いにせよ、この森に生える樹木の大半が目の前に居る化け物と同じならば、
そしてその一つ一つが人一人を軽々と圧殺してしまう程の力を持っているとしたら────絶望的状況だ。
(;`ω´)「ふぅ、ふぅ……」
爪;'ー`)「いいか、落ち着いて…まずはツン達を助けるんだ。1、2の3で行くぞ」
… ケタケタケタケタッ …
目の前の、窪んだ眼窩の奥に不気味な眼光を光らせる一本、いや、一体に視線を走らせる。
器用に足元の根を這いずらせ、こちらへと近づいてきている。
こいつの左右を抜ければ、この場を走り抜けられる。
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