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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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ちらりと背中越しにのぞき込むショボンは、少しばかり苦しい表情を浮かべている。
彼もまたブーンと同様の心中なのだろう。
かと言って、ここで詠唱を止めてはこれまでの奮戦が水泡に帰す。
一つ派手にかます事さえ出来れば、最悪、夜明けまでを凌ぐ事も出来る。
爪;'ー`)「どうするよ?」
素手でショボンの前に立ち、四方八方へと目を光らせるフォックス。
一応は身構えているが、並の拳撃が不死者に通用するなどと、露ほども思っていなかった。
そのフォックスの更に前に立ち前方へと剣を突き出すブーンも、もはや肩で息をしていた。
矢継ぎ早に群がってくる不死者達を堰き止めるのも、限界だった。
(; °ω°)「……フゥッ! ……フゥッ!」
右方から伸びた手に、もはやまともに取れていない型で斬りかかる。
斬って落としたかと思えば、続く左方から出てきた一体には、すぐには近寄る事が出来ない。
そのまま、ブーンの見せた隙を縫って、数体の群れはフォックスの元へと近づいた。
武器を持たぬ彼にその状況を打破しろというのは、あまりにも酷だ。
(; °ω°)「! ……フォ……フォック───」
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