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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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「解ってるさ……毎晩、毎晩……聞こえるよ。墓に入ってるはずの息子が、あたしを呼ぶ声がね……」
ξ゚⊿゚)ξ「───でもそれは、本当のコトおばあさんの息子じゃない」
「それも、わかっとる……でもね、お嬢ちゃん……?」
ξ゚⊿゚)ξ「……うん」
とても───優しい瞳をしている老婦人だった。
一面だけしか知らない人間にとっては頑固なだけの人物に見えるかも知れないが、
今こうしてツンと面と向かって話すその瞳には、他者をいたわれる優しさが見て取れる。
「あたしゃ、ずぅ〜っと長く生きてきた。色々な事も経験したさね……
息子がいなくなってから、喪失感ばかりがあたしを苛んだりもしたけれど」
人生の酸いも甘いもを知っている、婦人の言葉を真剣に聞いていた。
その最中、村人達の心配に対して「放っておいてくれ」と言わんばかりの態度の理由も、なんとなくは解ってしまった。
だが────だからこそ。
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