レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)ヴィップワースのようです
-
「なぁ、いい考えがあるんだけどさ……」
「……聞こうか」
「俺らの内誰か一人ずつをニ交代にして、もう一人はこいつに全部やってもらうってのはどうだ?」
頭を押さえてうずくまる男を尻目に、銀髪の男はそんな冗談めかした事を言った。
「……フッ、それもいいな」
長髪の女性が含み笑いを漏らした後、その場に小さな笑いが巻き起こった。
だが、そんな和やかな仲間内での談笑も束の間。
─────「”ウオォォォォォンッ”」─────
「!?」
直後、全員の身に戦慄が走った。
全員がすぐさまそれぞれの武器を手に取り、その場から飛び跳ねるようにして立ち上がる。
そう遠くない場所から確かに聞こえたのだ。
声からして獰猛極まり無い事を連想させる”獣”の、尋常ならざる咆哮が。
ローブの男は、すぐに声の聞こえた暗闇の方を注視する。
「今のは……近い───ここから、4半里も無いだろう」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板