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( ^ω^)ヴィップワースのようです

58以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/06/08(水) 19:41:58 ID:8708vJ0A0

(´・ω・`)(確かに、魔法なんて懲り懲りになる程の痛みだ。
       ……下手にもう一度魔法を使えば、本当に死ぬかもな)

この呪いを解呪出来る魔術師が一体賢者の塔に何人いるだろうか、そんな事を考えながら、
少しだけ距離の開いた場所から、賢者の塔の正門入り口へと歩を進める。

荘厳なまでにうず高くそびえる石壁、片手でそれを伝い、逆の手では胸を庇いながら、
やがて正門の前にまで辿り着いた。

日が暮れた今では門は閉ざされ、外部から入るには本来ならば立ち入り許可の羊皮紙が必要だ。
だが、扉の向こうの門兵と言えど自分の顔は覚えている筈だ、それが許可証の代わりになる。

それよりも、この組織の内部に死者の魂を冒涜する輩がいる。
その事実だけは、研究を他の者に任せて普段から日和っているであろうアークメイジを
はじめとしたこの場所の重鎮達に、何が何でも伝えなければならないのだ。

(´・ω・`)「開けて頂けませんか! ……私です、ショボン=アーリータイムズです!」

しばしの沈黙の後、扉の向こうで多数の人間がざわつく気配。
ややあって、扉は開け放たれる。まず自分の前に出てきたのは、法衣に身を包む一人の僧兵。

( ▲)「本当に…ショボン=アーリータイムズだぞ…!」

「本当か!」そう言いながら、彼の背後の僧兵達が浮き足立つのが解る。
怪訝な表情を浮かべながら、疑問を解消するためにショボンは僧兵に尋ねる。

(´・ω・`)「何です?…僕がショボン=アーリータイムズなら、何か問題でも?」




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