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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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ひそひそと囁きあうような、評議員同士の話し声が飛び交う。
物見櫓の高みから、見下したように意見されたりするのは好きではない。ましてや、顔も見せない相手は。
こうして臆病な連中が、偏見的でない評定を下せるなどとは到底思えない為、あえて傲岸不遜を気取る。
どこに真実があろうとも、一人歩きする”罪”しか見ていない連中に媚びへつらうのだけは、我慢がならないのだ。
「今この場では……ショボン=ストレートバーボン。それで、でよいか?」
もう捨てた名を、どこかに座る評議員の一人が言った。
(´・ω・`)「はい」
「おぬしの罪状はな………”禁術使役”、さらに細かく言えば”死霊術使役”だ」
「死霊術において主として扱う媒介は、人の肉体や、血肉に至るまで様々な物があるらしいな」
「───私は余罪は重いと見ている。真実が明るみになれば、ボロボロと剥がれ落ちてくるさ」
聞こえる話し声に混じって、幾人もの口から自分に対しての糾弾の声も聞こえてくる。
やはり、この評議員達も御堂聖騎士団の連中のやり口と、何も変わりはしないのだ。
真実を叫ぶ声など力で捻じ伏せ、ありもしない事柄を認めさせてしまう───
かつて異端弾圧に血眼になっていた派閥、すなわち今の”旧ラウンジ聖教”とは離反した彼らだが、
根本的な部分での体質は何も変わっていないのかと、内心ため息をついた。
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