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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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( ・∀・)「所で……君は、実に良い素体となってくれそうだね」
( ・∀・)「ほんの少しでいいんだ、一度見せてくれないか?
君の……その優秀な頭脳を司る、脳髄をさ」
(;´-ω-`)(……間に合ってくれよ)
ナイフを手に、モララーの足音がゆっくりとこちらへと近づいてくるのが解る。
だが、今は必死に外界からの音を遮断して、目を閉じて集中する事が必要だ。
イメージする、ここではないどこか。人目があれば尚いいが、この術は
一度自分が立ち寄り、しっかりとその風景を心の中で形作れるようなものでなければならない。
どうにかして今この場から、モララーの元から離れる為なら、どこでも良い。
この賢者の塔へと招き入れられる以前に、下界からその高みを見上げていたあの場所を選んだ。
モララーは、恐らく既に自分の目の前に立っている。それも、刃物を手にして。
だが、決してイメージに乱れが生じてはならない。しっかりと平静を保ち続ける。
( ・∀・)「……おや?一体、どこへ行こうとしているんだい?」
(;´-ω-`)(………ッ)
そのモララーの無感情な声に。透き通るような冷たい声に、一瞬ゾクリとさせられた。
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