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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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「あ、そんな!お代は結構でぇ……」
そう行って両手を小刻みに振る店主をの言葉を遮ると、飲み代分として100枚程が入った銀貨袋を、卓へと放る。
言葉を言いかけていた店主もその額にたまげて、去り行くドクオの背中を、目を見開いて見送っていた。
('A`)「あ、そうそう……」
外へ出ようと扉へ手をかけたドクオがはた、と何かを思い出したように店主の方へ振り向くと、尋ねた。
('A`)「俺の飲んでた酒、なんていう名前なんだ?」
「あ、アワモリっちゅう酒です……たまにしか買い付けられねぇですけど、遠い東の島国の酒で……」
('A`)「ふぅん……”アワモリ”ね……」
強い酒だが、どうやらそれが癖になってしまったようだ。
東の島国と言ったが、恐らくそれが故郷ヒノモトの酒なのだろうという事に思い当たると、一人頷く。
('A`)「美味い酒だったな……」
('∀`)「───また、来るぜ」
深く頭を下げていた店主に向け、背中越しにそういい残して。
───ドクオは、決意と共に酒場を後にした。
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