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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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('∀`)「でぃちゃんのおとうさんは、うみのむこうにいるんだね」
(#゚;-゚)「……お父さんに会いたいから」
少しずつ深まっていく新しい友人との絆に、この時のドクオは寂しさを忘れつつあった。
「ふねって、たのしいかも」
これから海の向こうに行けば、もっと楽しい事が待っているのかも知れないと、
小さな胸には少しずつ、期待が膨らんでいった。
だが、そんな子供の幻想は────ある日突然船を襲った大嵐により、打ち砕かれる事となる。
(;'∀`)「おなか……すいたね」
(# ;- )「………おにぎり、食べたい」
大陸への航路を目指した奴隷船がヒノモトを出て、7日目を過ぎた所だった。
波を避けるため、大幅な迂回を余儀なくされる船。航行に数日もの遅れを及ぼす事となり、
必然として全員の食料は、切り詰めなければならなかった。
だが、舵を取る船員達に”商品”としてしか見られていなかった彼らに、
自分達が生きるための貴重な食料を分け与えられる事など、なかったのだ。
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