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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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( ・∀・)「………」
そうこうしている内、執務室の扉からゆっくりと姿を現したのは、小さな背中を向けた老人。
黒いローブの所々を走る金色の線が、深く皺の刻まれた顔に威厳をたたえさせる。
/ ,' 3 「………ちと、待たせてしまったようじゃの」
( ・∀・)「いえ、そんな事はありません」
この男だ。
数々の結果を出し続け、大陸初となる魔法をも編み出してきた自分。
その自分の遥か高み、最上位の位に位置するのがこの、”アラマキ=スカルティノフ”
彼が相当の歳を重ねているという噂は、モララーの耳にも届いていた。
モララーが彼に対する自分の印象を言ってしまえば───”過去の遺物”としか断ずる事が出来ないが。
確かに魔術師の世界において、多大な功績をもたらしてきたという過去はあるだろう。
だが、老いた今となっては、所詮その輝かしい過去の上にあぐらをかいている、ただの老骨。
老獪さも持ち合わせてはいるだろうが、それがこの自分に指図できる立場にあるという事実は、
実際に顔を合わせる度に腹立たしさを禁じえない。
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