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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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〈 (℃_) 〉「【チカラ…カタチ ナシ…マヲモッテ ウチ、ツラヌケ】」
刹那、ゴブリンの手の中で収束してゆく光は、瞬く間に凝縮し、形を為した。
それがやがて一本の矢のような姿を形作ると、その先端は、ブーンへと向けられていた。
(;`ω´)「まッ………」
急速に時間の流れが遅く感ぜられ、様々な考えが頭を巡る。
実際に見たことはないが、これこそ”魔法”というものなのだろうという事に、合点がいった。
魔術師といえば悪の代名詞。幼馴染達と、役柄を決めてそんなごっこ遊びをしていた。
無から有を生み出し、武器を持った人間であろうとも、いとも簡単に倒せてしまう術。
その術を───まさか、ゴブリンのような下級妖魔が使いこなすというのか。
故郷での憧憬が一瞬頭の中に過ぎると、走馬灯のようにまとわりついてきそうになった。
だが、それごと振り払おうと、左方へと全身を投げ出した。
飛んだ先は岩場だが、光の矢の軌道上を逃れるためだ、一も二も無く飛び込む。
(; ω )「────だおぉぉっ!」
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