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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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(;"ゞ)「だぁぁーっ!……わっかんねぇ奴だな、情報料だよ、情報料!」
卓を囲む男達の服装をよくよく見てみれば、胸元にナイフを忍ばせる者、
また腰元には様々な開錠鍵や、小道具をぶら下げている者などもいる。
皆一様に細身の身体つきだが、かと言って無駄な脂肪も感じさせない。
ぴっちりとした黒のベストに身を包み、様々な小道具を隠し持っているであろう
その雰囲気から、彼らがかの”盗賊”という人種か、という事にようやく思い至った。
( "ゞ)「見てわかんねーか?俺らは、盗賊ギルドのもんだ」
(;^ω^)「……盗賊ってのは、そんな事ぐらいでお金取るのかお?」
( "ゞ)「あぁ、慈善事業なんてやんねーぞ。こちとら情報は命なんだぜ?
対価も払わない奴にゃあ、知ってる事も教えられんね」
確かに正論かも知れない、とブーンは思う。
ここまでの旅をしてくるにあたり、正しい情報というものの重要さは、
山道で幾度も道を間違え、極限状態に近い状態にまで追い込まれた自分にしてみれば、
やはり重要なものだという事が、骨身にしみて感じていた。
通常、盗賊ギルドのネットワークを生かした収入源の一つとして、
情報というものは冒険者達などに向けて売り買いされてもいるのだ。
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